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コラム

戸建てのリノベーションにかかる費用│メリット・デメリットも紹介

公開日:2021/05/31  更新日:2023/02/07

中古一戸建てリノベーションの費用相場

 

新築よりリーズナブルに理想のマイホームが手に入るのが、中古一戸建てリノベーションの魅力です。

 

さらに近年は環境保全の観点から、国や自治体も古い家を有効活用できるリノベーションを推進しています。

 

しかし施工事例やリフォーム・リノベ会社のホームページを見ても、「いくらでリノベーションできるのか?」分からないことも多いです。

 

また中古一戸建ての構造や状態、リノベプランによっても費用は変動します。

 

今回は戸建てリノベーションの基本的な費用相場、実際にかかった費用事例を詳しく紹介します。

 

このコラムのポイント

・中古一戸建てリノベーションの費用相場と内容を解説します。

・リノベーション費用を抑えるポイントも覚えておきましょう。

 

フルリノベーションにかかる費用相場

 

中古一戸建てリノベーションの外観

 

戸建てリノベーションにかかる費用は施工内容によっても異なりますが、下記の金額がおおまかな相場です。

 

  • ・水回りリノベーション 500万円~1,000万円
  • ・フルリノベーション 1,000万円~2,000万円

 

費用相場の幅が広い理由は、建物の状態やリノベーションの内容によって変動するためです。

 

一戸建てのキッチンリノベーション

 

例えばキッチン・ユニットバス・洗面・トイレなど設備交換が中心の水回りリノベーションなら、1,000万円以下に抑えるのも難しくないでしょう。

 

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一戸建ての内装リノベ事例

 

間取り変更を最小限にして、クロスやフローリングの張り替え中心にすればフルリノベーションでも費用は抑えられます。

 

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一戸建てのスケルトンリノベーション

 

しかしスケルトンリノベーションによる大規模な間取り変更など、こだわりを反映すると、2,000万円前後かかるケースもあります。

 

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また耐震補強や建物の外観や外構のリノベーションなど、中古物件の状態によって発生する費用も多いです。

 

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次の章から、実際のリノベーション費用事例や安く抑えるポイントなどをチェックしていきましょう。

 

 

中古一戸建てリノベーションの費用事例

 

実際の中古一戸建てリノベーション事例をピックアップし、かかった費用と仕上がりのバランスをチェックしてみましょう。

 

 

戸建てリノベ事例:約1,500万円

 

BEFORE

中古戸建てリノベーション事例の間取り図Before

AFTER

中古戸建てリノベーション事例の間取り図After

事例を見る:Case111「ほっこりレトロStyle」

 

築47年、延べ床面積30坪弱の中古一戸建てを購入し、約1,500万円でフルリノベーションした事例です。

 

増築や大規模な間取り変更はせず、コストを抑えながら暮らしやすい住まいに生まれ変わっています。

 

1500万円の戸建てリノベーション事例 LDK

事例を見る:Case111「ほっこりレトロStyle」

 

独立していた各間取りをつなげて、開放感のあるLDKに。

 

吹抜けや畳小上がりスペースも、デザイン性と使い勝手を高めてくれます♪

 

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18畳〜30畳のリビングダイニングリノベーション実例

 

事例を見る:Case111「ほっこりレトロStyle」

 

家族とコミュニケーションできる対面キッチン、動線効率の良いリビング階段などトレンド間取りもしっかり採り入れています。

 

こちらのコラムでほかの戸建てリノベ費用事例も紹介していますので、ぜひチェックしてください♪

 

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中古一戸建てリノベーションの費用を抑える方法

 

状態の良い中古一戸建てリノベーション

 

中古物件選びや補助金活用など、一戸建てリノベーションの費用を抑える方法も覚えておきましょう。

 

 

状態の良い中古物件を選ぶ

 

雨漏りやシロアリ被害などのトラブルがない、状態の良い中古物件を選ぶとムダな費用の発生を抑えられます。

 

特に一戸建ては建物の状態が一軒ごとに異なるため、リノベーションに適した物件を選ぶ事が重要です。

 

こちらのコラムで状態の良い中古物件の見極め方を紹介しています。

 

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補助金を活用する

 

国や自治体が用意している補助金制度を活用するのも、一戸建てリノベーション費用を抑える方法の一つです。

 

補助金の対象は断熱・バリアフリー・使い勝手の良い設備など幅広く、上手に使えば費用を抑えてリノベーション内容もグレードアップできます。

 

リノベーションで使える補助金はこちらのコラムで解説しています。

 

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金利の安い住宅ローンを組む

 

中古住宅を購入してリノベーションする場合、金利の安い住宅ローンを組むのも費用節約につながります。

 

リノベーション費用もまとめて住宅ローンに含めることができれば、支払利息を抑えられてオトクになる可能性が高いです。

 

また住宅ローン控除という仕組みを使えば、毎年の所得税を節税できるケースも♪

 

中古住宅リノベーションで住宅ローンを活用する方法は、こちらのコラムもご覧ください。

 

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中古一戸建てのリノベーションのデメリット

 

中古一戸建てのリノベーションは、新築よりも安くこだわりの家を手に入れることができるのが大きなメリット。

 

しかし、安いからと安易に業者を決めてしまったり、それぞれにかかる費用や流れを理解していないと思わぬ失敗をしてしまう可能性があります。

 

ここでは注意すべき戸建てリノベーションのデメリットを紹介していきます。

 

 

中古一戸建て選びが難しい

 

木造の中古一戸建ては一軒ごとに状態が異なり、物件選びのハードルは少し高めです。

 

劣化やトラブルが隠れている物件を選んでしまうと、補修・補強に余計な費用がかかる可能性があるのです。

 

※リノベーション費用が高くなる中古住宅の例

  • 雨漏りがある
  • 設備が水漏れしている
  • シロアリ被害がある
  • 耐震性が不足している
  • 外壁/屋根の張り替えが必要

 

例えば築年数が40年以上の家は、1981年以前の「旧耐震基準」で建てられているため、現在の耐震基準を満たしていない可能性があります。

 

耐震補強は100万円以上の費用がかかることも多く、リノベーション費用増加の原因になります。

 

このような中古住宅を回避できるよう、基本的な知識を覚えておきましょう。

 

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追加費用が発生するリスクがある

 

リノベーションを相談する業者によっては、見積もりの内訳や工事内容などがあいまいなこともあります。

 

特に一戸建ては天井や壁を解体してみないと分からない部分も多く、着工後に追加費用が発生するケースも。契約後に見積もり金額が増えてしまうのは困りますよね。

 

しかしリノベーション実績が豊富で良心的な業者なら、精度の高い事前調査で追加費用のリスクを抑えてくれるはずです。

 

仮に追加費用が発生する可能性があっても、大まかな予想金額を事前に伝えてくれるでしょう。

 

追加費用のデメリットを回避するために、一戸建てリノベーションの実績が多い業者を選びましょう。

 

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失敗しないリノベーション会社の選び方

 

 

すぐに住めないことも

 

中古一戸建て全体のリノベーションは、数か月単位の工期がかかるためすぐに住めないのも注意すべきデメリットの一つ。

 

リノベーションの内容や規模にもよりますが、見積もりから工事、引き渡しまではおおよそ3~6か月かかることが多いです。

 

お仕事や学校の都合に合わせて引っ越ししたい場合、早めに計画を立ててスケジュールを調整することが大切です。

 

ゴールとなる引っ越し日から逆算して、いつまでに何を決めれば良いのか一つずつ考えてみましょう。

 

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自分の理想が叶わないことも

 

一戸建ては比較的間取り・デザインの自由度が高いですが、物件によっては理想を実現できないケースもあります。

 

例えば1階から2階までの「通し柱」、建物を支える「筋交い」などの構造体は、撤去や移動が難しいです。

 

構造を確認せず中古物件を先に選ぶと、後で間取り変更できず後悔するケースも・・・。

 

中古一戸建てを購入してリノベーションする場合は、必ず物件選びの段階で理想の間取りを作れるか確認しましょう。

 

不動産会社ではなく、施工会社と一緒に物件を探す「ワンストップリノベーション」は、こうした失敗を回避するのにおすすめです。

 

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ワンストップリノベーションって?メリットを紹介します

 

 

中古一戸建てリノベーションのメリット

 

おしゃれな中古一戸建てリノベーション事例

 

前述したリノベーションのデメリットを回避すれば、メリットを活かして理想のマイホームをつくれる可能性が高くなります。

 

リノベーションの魅力、メリットもチェックしておきましょう。

 

 

新築より費用が安い

 

新築住宅より費用を抑えられるのは、リノベーションの大きなメリットです。

 

新築一戸建て(建売)の平均購入価格は約3,800万円で、注文住宅だと約5,000万円となります。

 

一方、中古の一戸建ての平均購入価格は約2,500万円で、リノベーションにかかる費用は1,000万円~1,500万円が多いです。

 

築年数が20年を超える物件はリーズナブルな価格で購入しやすく、建物の基礎や土台・柱などを活かして材料費や人件費も削減できます。

 

また、予算に応じたプラン調整もできるためコスト面ではかなりメリットがあるといえるでしょう。

 

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自由にリノベーションが可能

 

賃貸やマンションによってはリノベーション自体が不可能であったり条件が設定されていることが多いですが、中古の一戸建ては比較的自由にリノベーションをすることが可能です。

 

自分の思い描く理想の外観や内装に改修することができるため、こだわりをもった理想のマイホームをつくりやすいのが大きなメリット♪

 

最近では築40年以上の古民家を低価格で買い取り、現代モダン風の内装にリノベーションした住宅など、おしゃれで自由度の高いリノベーション物件が人気を集めています。

 

 

物件数が多いので選択肢が広がる

 

中古の一軒家は物件数が多く、居住エリアや周辺環境の選択肢が広がるのもメリットと言えます。

 

新築マンションや注文住宅だと、理想の物件が見つからないケースも多いです。

 

しかし、中古住宅も含めると選択肢が広がり、予算や希望の条件を満たす物件を見つけられる可能性が高くなります。

 

リノベーション前提なら間取りや内装も変えられるので、物件選びのハードルも低くなるでしょう。

 

 

 

まとめ|費用対効果が良いリノベーションという選択

 

中古一戸建てリノベーション事例

 

中古一戸建てのリノベーションは、新築より費用を抑えて理想のマイホームを手に入れられる選択肢です。

 

メリットもデメリットもありますが、信頼できるリノベーション業者に相談すれば、失敗や後悔を防ぐことは可能です。

 

私たちhowzlifeは、中古一戸建て探しからリノベーションプランづくり、実際の施工までワンストップでお手伝いする専門店です。

 

建築のプロが物件探しをサポートしますので、状態の良い一戸建てを見極めてリーズナブルにリノベーションすることができます。

 

店舗・オンライン両方でご相談を受け付けていますので、どんなギモン・お悩みもお気軽にお声掛けください。

 

戸建てのリノベーションにかかる費用│メリット・デメリットも紹介

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SHUKEN Re 編集部

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