公開日:2022-04-19  更新日:2023-04-06

全面リフォーム・リノベは仮住まいでスムーズに|探し方のポイントも解説

全面リノベーションの解体中の様子

 

住まいの全面リフォームやリノベーションでは、仮住まいを検討する方も多いと思います。

 

リノベ費用と別にお金がかかるのはマイナスに感じるかもしれませんが、住みながらの全面工事はかなり厳しいものがあります。

 

今回はリノベ中の仮住まいについて、必要性やメリット、候補となる選択肢などを詳しく紹介します。

 

仮住まい探しのチェックポイントも紹介しますので、リノベ計画の参考にしてください。

 

■どれくらいの工事から仮住まいは必要?

 

内装解体中のマンション

 

仮住まいの必要性はリフォーム・リノベ工事期間の長さによって変わります。

 

数日~1週間前後の部分リフォームなら、仮住まいせず工事を進めるのは難しくないでしょう。

 

しかし1か月以上かかることが多い全面リフォームやリノベーションの場合、仮住まいしたほうが良いでしょう。

 

実際に体験してみないと分かりにくいのですが、工事中の生活はさまざまな制限があるためストレスがかかります。

 

電動工具を使っている間はテレビの音が聞こえませんし、会話や電話も難しいです。

 

トイレやキッチンを使えない日も出てきますから、普段通りの生活もできません。

 

目安としては2週間以上かかる工事の場合、仮住まいを検討するのがおすすめです。

 

 

■全面リフォーム・リノベで仮住まいするメリット

 

全面リノベーション後のLDK

 

・工事中も快適に過ごせる

 

作業の音や振動、ホコリの影響を受けず日常生活を送れるのは、仮住まい最大のメリットと言えるでしょう。

 

空き家状態にして管理を任せてしまえば、外出時に気を使うこともありません。

 

 

・期間短縮/コストダウンにつながる

 

住みながらのリノベーションより、仮住まいしたほうが工事の期間短縮とコストダウンできるのもメリットの一つです。

 

荷物がある状態で居住空間も確保しながらの工事は、空き家状態より効率が悪くなってしまいます。

 

空っぽ状態なら一気に解体して複数の部屋を同時に進められるため、結果的に工事日数が短くなり費用も安くなるんです♪

 

 

・気分転換にもなる

 

ちょっと意外かもしれませんが、仮住まいで普段と違う景色や生活を楽しめるのもメリットと言えるかもしれません。

 

近くの仮住まいでも、普段と違う道で素敵なお店を見つけたり、知らない人と交流があったり。

 

リノベで生まれ変わるマイホームにワクワクしつつ、仮住まいライフ自体を楽しんでしまうのも一つのアイデアですね♪

 

 

■仮住まいの選択肢

 

 

・ホテル

 

高級感のあるホテル寝室

 

ホテルは予約するだけで手軽に仮住まいでき、ライフラインやインターネットなど面倒な手続きを回避できるのがメリット。

 

ただし家具の持ち込みは難しいため、荷物についてはレンタルボックスなどを活用する必要があります。

 

また部屋数が多いホテルは料金も高くなりますので、家族全員で長期仮住まいするのにはあまり向いていないかもしれません。

 

比較的短期間の仮住まいとして検討するのが良いでしょう。

 

 

・賃貸

 

賃貸住宅のキッチン

 

普通の賃貸住宅は物件数が豊富ですが、契約のハードルと費用が高い点はデメリットと言えます。

 

仮住まいとはいえ敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用が発生しますし、入居までに時間がかかる物件もあります。

 

また最低入居期間を設けている賃貸物件も多いため、1~2か月で退去すると違約金が発生するケースも。

 

仮住まい目的を隠して入居すると契約違反になってしまう可能性もあるので、仮住まい可能な物件を紹介してもらうようにしましょう。

 

 

・ウィークリーマンション

 

家具付きのウィークリーマンション

 

短期利用に特化したウィークリーマンションは仮住まいに向いています。

 

週・月単位での料金プランが充実していて、電気や水道、インターネットなどのライフライン手続きが不要なのも魅力的。

 

賃貸ほど初期費用が掛からない物件も多く、自宅のように使えるのでホテルより仮住まいとしての使い勝手も良好です。

 

ただしウィークリーマンションは単身赴任や学生の方がメインターゲットなので、ファミリー向けの物件は少ないのがデメリット。

 

ご夫婦二人、お子さんが小さいなど、ワンルームでも問題ない方に向いている仮住まいと言えるでしょう。

 

 

・UR賃貸住宅

 

日本住宅公団が前身のUR都市機構の賃貸住宅は、短期仮住まいとしてのメリットが大きく人気の選択肢です。

 

一般的な賃貸と違い仲介手数料が無く、礼金もかからないためムダなコストを抑えられるのはかなり仮住まい向きのポイントです。

 

さらに短期入居もOKで、退去通知は14日前までと普通の賃貸より短いのも特徴。

 

ファミリータイプの広い物件も多いので、お子さんが大きなご家族でも普段通りの生活を続けやすいですね。

 

一方駅近くなどの人気物件はなかなか空きが出ないため、リノベのタイミングでちょうど入居できるか分からない点はデメリットです。

 

 

・実家

 

実家のダイニングキッチン

 

部屋数に余裕のある実家が近くにあるなら、仮住まいのコストをかなり抑えることができるのでぜひ検討したいところです。

 

お子さんが居ないご夫婦なら、それぞれの実家に仮住まいすればお互いに気を使うことも少ないでしょう。

 

お孫さんが居れば三世帯で一緒に過ごす貴重な時間になりますので、ご両親にも楽しんでもらえるのではないでしょうか。

 

 

■仮住まい探しのポイント

 

 

・荷物をどうする?

 

クローゼットの洋服

 

ご自宅の荷物や家具を仮住まいにすべて持っていくのか、どこかに預けるのかはしっかり検討すべきポイントです。

 

例えばレンタルボックスに使わない荷物を預けて、ウィークリーマンションに最低限の物だけ持っていくのも一つの選択肢。

 

工事期間が長い場合は、今の荷物をそのまま持っていける仮住まいの方が生活の負担が少ないかもしれません。

 

 

・ペットは連れていける?

 

窓の外を眺める猫

 

ワンちゃんやネコちゃんなどのペットを連れて行くとなると、物件数が少なくなるので探すハードルが高くなります。

 

ちょうど良い物件が見つかれば良いですが、難しい場合はリノベ期間中預かってもらうことも検討したほうが良いかもしれません。

 

ペット好きの友人や親戚が居れば相談しやすいですし、最近は長期預かりできるペットホテルも増えています。

 

 

・通勤通学は問題ない?

 

仮住まいから職場や学校までの通勤通学ルートも、しっかり検討したいポイントです。

 

距離や時間があまり変わらなくても、混雑や渋滞状況が変わって負担が増えることもあります。

 

特に小さいお子さんが居る場合は、通学中に危険な道や場所が無いか確認しましょう。

 

 

・工事遅延のとき延長できる?

 

基本的にリノベーションは着工前の計画通りに進行しますが、想定外の事態で工事が遅延したときのことも想定しておきましょう。

 

例えば事前挨拶をしておいても、工事中の振動や音のクレームで工事がストップしてしまう可能性はゼロではありません。

 

万が一工期が伸びたときに滞在期間を延長できないと、暮らす場所に困ってしまいます。

 

延長できるかどうか、できない時は延びた分の滞在先などをしっかり準備しておきましょう。

 

 

・初期費用と退去費用は高くない?

 

仮住まい中の滞在費用だけでなく、最初と退去時にかかる別途費用についてももれなく計算しましょう。

 

初期費用は契約時に確認しますが、退去時にかかる費用は漏れが出やすいので要注意。

 

入る時のことだけでなく、退去して新しいマイホームに引っ越すまでの総額を計算して把握しておいてください。

 

 

■仮住まいの手続き

 

仮住まいのLDK

 

仮住まいで生活を送るためには次の手続きが必要になります。

 

  • ・電気・水道・ガスなどの契約
  • ・インターネット回線の移転や契約
  • ・郵便物の転送
  • ・今の住まいのサービス休止
  • ・住民票の移動(1年以上かかる場合)

 

仮住まいとはいえ、基本的には今の家と同じ契約・手続きが必要になると考えましょう。

 

ただしホテルやウィークリーマンションなど、手続きが必要ない仮住まいもあります。

 

またライフラインやインターネット回線など今の家と二重契約になってしまうので、休止できるものがあればなるべく節約しましょう。

 

住民票については、一年以内の仮住まいなら転出・転入手続きは必要ありません。

 

 

■まとめ

 

全面リフォームやリノベーションを検討する際は、仮住まい計画もしっかり同時進行してスムーズに事を進めましょう。

 

直前で探し始めるとちょうど良い物件が見つからず、余計なコストや工事中の負担がかかってしまうこともあります。

 

今回ご紹介したポイントを参考に、早めに着手して理想の仮住まいを見つけましょう。

 

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