公開日:2023-02-23 更新日:2024-07-04
800万円でおしゃれにリノベーションできる?どこまでできるか実例でチェック
最近はおしゃれにリノベーションしたお住まいが増えていますが、デザイナーズハウスのように仕上げるには結構お金がかかりそうですよね。
確かにプランの自由度が高いリノベーションは、間取りやデザインにこだわると1,000万円以上かかることが多いです。
しかし今あるものを上手に活かしてリノベーションすれば、800万円でおしゃれなマイホームに仕上げるのも難しくありません。
今回は予算800万円のリノベーションでできること・できないことを解説し、実際のおしゃれな実例も紹介します。
・中古住宅をリノベーションする場合は、物件選びの工夫で工事費用を抑えることができます。
■800万円でもおしゃれにリノベーションできる
リノベーションはプラン内容によって費用が大きく変動しますが、800万円前後の予算でもおしゃれなマイホームをつくることは可能です。
ただし費用を安く抑えることだけを優先してしまうと、原状回復の「リフォーム」になってしまい、あまり代わり映えしないかもしれません。
今の間取りやデザインに満足しているならリフォームでも問題ありませんが、「もっとおしゃれにしたい!」と感じているなら不満が残ってしまうでしょう。
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高価な建材や設備を使わなくても、ちょっとした間取りやコーディネートの工夫など、マイホームの価値を高める方法はたくさんあります。
例えば廊下の壁面収納は、収納力・デザイン性をアップできるコストパフォーマンスの良いアイデアです。
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逆に廊下を無くして玄関とリビングを直結すれば、最小限の間取り変更で広い居住空間をつくることができます。
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シンプルなモダンテイストにトータルコーディネートすれば、標準グレードの壁紙やフローリングでも十分おしゃれになります♪
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このようにコストパフォーマンスの良いリノベアイデアを使えば、800万円でもおしゃれなマイホームをつくるのは不可能ではありません。
こちらで紹介している100件以上のリノベ施工事例にもおしゃれでハイコスパなアイデアがたくさんあるので、ぜひ上手に採り入れてみてください。
■800万円でどこまでリノベーションできる?
予算800万円のリノベーションでできること・できないことをチェックしていきましょう。
800万円でできるリノベーション
800万円の予算内でできるリノベーションは、内装の張り替えと水回り設備交換が中心になります。
※800万円でできるリノベーション
- 壁紙・フローリングの張り替え
- キッチン・ユニットバス・洗面・トイレの交換
- 建具の交換
- ドア位置や壁の軽微な変更
- 壁付けキッチンを対面に変更
上記のように基本的な内容でも、新築同様にリノベーションすることができます。
高価な設備・建材を選ばなければ、予算800万円でも実現できるでしょう。
ドアや壁の位置変更、壁付けを対面にするなど軽微な間取り変更も視野に入ります。
具体的な事例は次の章で紹介しますが、基本的なリノベーション内容でも工夫次第でおしゃれなマイホームをつくれます。
800万円でできないリノベーション
次のようなリノベーション工事は、予算800万円におさまらない可能性が高いです。
※800万円でできないリノベーション
- スケルトンリノベーションや大規模な間取り変更
- 設備や収納の造作オーダー
- 外壁・屋根など外回りの工事
- 耐震補強・断熱改修
間取りを1からつくりなおすスケルトンリノベーションは、1,000万円以上かかることが多いので難しいです。
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スケルトンリノベーションのおしゃれな間取り&費用事例
造作キッチンやオリジナル収納のオーダーなども、材料費・工賃がアップするので800万円だとおさまらない可能性が高いでしょう。
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キッチンカウンターの造作で叶えるデザインリノベーション
【施工事例】造作洗面台のおしゃれリノベーション
また戸建てリノベーションでは、外壁屋根などの外回りメンテナス、耐震補強や断熱改修も800万円の予算だと厳しいです。
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外観リノベーションの種類と費用相場
このようにリノベーションの内容によっては、800万円におさまらないケースもたくさんあります。
そこで考えたいのは、800万円でおしゃれな間取りをつくるための、コストパフォーマンスの良いアイデアです。
次にご紹介する800万円以下のリノベーション事例から、おしゃれでリーズナブルな間取りアイデアをたくさん吸収してみましょう。
■800万円以下のおしゃれなリノベーション事例
事例①コスパの良い間取り変更
BEFORE
AFTER
3LDKの持ち家マンションを、ライフスタイルの変化に合わせて間取り変更。
隣接する子供部屋は重なりを活かした二段ベッド風の間取りで、個室を省スペースに確保しています。
ご夫婦の寝室もベッド下や階段を収納に活用し、コストを抑えて使いやすく仕上げました。
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各部屋をコンパクトにして生み出したスペースで、おしゃれで使いやすい大容量のシューズインクロークを設置。
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事例②4LDK⇒3LDKで暮らしやすく
BEFORE
AFTER
80㎡オーバーの中古マンションリノベですが、既存間取りをなるべく活かすことで800万円以下に抑えています。
リビング横の和室を一体化する間取り変更は、コストを抑えて大きな効果を得られるアイデアです。
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対面キッチンはそのままのレイアウトでコストを抑え、オープン棚でデザイン性や使い勝手を向上♪
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対面キッチンリノベで必ず検討したい「フラット」or「造作対面」
事例③リーズナブルな戸建てリノベーション
BEFORE
AFTER
90㎡の中古戸建てリノベーションですが、工夫次第で800万円でも十分おしゃれに仕上がります。
キッチンダイニングとリビングが独立した間取りでしたが、間仕切りを撤去するだけで広々LDKに変身♪
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インパクトのあるヘリンボーン床とネイビーのアクセントクロスも、コストパフォーマンスの良いコーディネートです。
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■800万円リノベーションは物件選びが重要
これから中古住宅を購入してリノベーションする方は、物件選びにこだわることが費用を抑えるポイントになります。
中古住宅によってリノベプランと工事費用は変わるので、上手に物件を選べばリーズナブルにおしゃれな住まいをつくれるのです。
※リノベーション費用を抑えやすい中古住宅の特徴
- 雨漏り・漏水などのトラブルがない
- 耐震補強の必要がない
- 理想の間取りに近い
- 駐車場・作業スペースが確保できる
マンション・戸建てともに、まず雨漏りや漏水といったトラブルがないことは第一条件です。
戸建ての耐震補強もコスト増の原因になるので、物件選びの段階で必ずチェックしましょう。
理想の間取りに近い状態の物件も、工事の規模を抑えられるのでコストダウンにつながります。
意外なポイントとしては、工事中の駐車場や作業スペースの有無もリノベーション費用に影響します。
駐車場代がかからず、広いスペースで効率的に作業できる物件だと、ムダな諸経費が発生しないのです。
物件選びでリノベーション費用が大きく変わりますので、こちらのコラムも参考にしてみてください。
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■まとめ
予算800万円だと基本的なリノベーション内容になりますが、プランの工夫次第で十分おしゃれなマイホームはつくれます。
今回ご紹介した以外にもコストパフォーマンスの良い間取りアイデアをたくさん紹介していますので、こちらも参考にどうぞ♪
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