公開日:2026-04-19 

【4人家族向け】80平米(㎡)マンションは狭い?数字以上の広さをつくるリノベーション術と間取り事例

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80㎡マンションは狭いのか?4人家族のリノベーション事例

 

中古マンションを購入してリノベーションを検討している方にとって、どんな広さ(専有面積)の住戸を選ぶかはとても重要ですよね。

 

都市部では、ファミリー層向けに65~80㎡前後のマンションが多く流通していますが、「80㎡マンションに3人家族や4人家族で十分にゆとりをもって暮らせるのか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

 

70㎡台と80㎡台で迷っている方は、まずこちらの比較記事をご覧ください。

 

このコラムでは、既に4人家族で80㎡前後を検討中、あるいは購入済みの方へ向けて、後悔しないための間取り事例を紹介します。

 

3LDKや4LDKでも数字以上の広さを感じられる住まいを実現する方法を実際の施工事例付きで詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね♪

 

この記事のポイント
  • ・専有面積80㎡前後のマンションは、4人家族にとって工夫次第で理想の住まいを実現できる、絶妙なサイズ感と言えます。

  • ・80㎡前後のマンションで家族みんなが快適に暮らせる住まいを実現するには、既存の間取りに自分たちの生活を合わせるのではなく、リノベーションで「ライフスタイルに合わせて住まいを最適化する」のがおすすめです。

SHUKEN Re 編集部


SHUKEN Re 編集部

SHUKEN Re 編集部

住宅リノベーション専門家集団が、単に情報をまとめただけの簡易的な記事ではなく、真剣にリノベーションを検討している読者に役立つ、価値ある中身の濃い情報をお届けしています。

 

 

 

 

■80㎡のマンションはどんな間取りが多いか

 

80㎡のマンションはどんな間取りが多いか

 

はじめに、80㎡のマンションはどれくらいのサイズ感で、どんな間取りが多くなっているのか、統計データも使いながら解説します。

 

例として、世田谷区の直近1年間(※国土交通省不動産情報ライブラリ、2026年3月確認時点)の中古マンション取引データから、80㎡マンションの間取り別取引件数を紹介します。

 

 

間取り

取引件数

1LDK+S

3件

2DK

1件

2LDK

33件

2LDK+S

10件

3LDK

103件

3LDK+S

1件

4LDK

1件

 

(参考)国土交通省ウェブサイト「不動産情報ライブラリ」を参考に弊社で作成

 

世田谷区の例で見ると、上記のように、3LDKが最も多く、次に2LDKとなっています。

 

代表的な80㎡の2LDK・3LDKのマンション間取り図と、適した家族構成や暮らし方のイメージを紹介します。

 

 

80㎡・2LDKの間取りの特徴

80㎡・2LDKのマンション間取り図

 

80㎡・2LDKの間取りは、部屋数が少ない分、1つひとつの空間にゆとりがあるのが特徴で、2人暮らしのDINKsご夫婦+お子さま1人の3人家族におすすめです。

 

3LDKをリノベーションで2LDKに変える場合、LDKは20畳以上で開放的な大空間を実現しやすく、主寝室には大型のベッド書斎コーナーを設置したり、本格的なホームオフィスを作るなど、ゆとりを活かして各部屋にさまざまな機能を充実させられます。

 

〈各スペースの広さの目安〉

  • ・LDK:20〜25畳前後
  • ・主寝室:8〜10畳
  • ・個室(2部屋目):6〜7畳

 

 

80㎡・3LDKの間取りの特徴

 

80㎡・3LDKのマンション間取り図

 

80㎡・3LDKは、ファミリー層にとって最もスタンダードな間取りで、各部屋の独立性と共有スペースの広さをバランス良く両立できるのが特徴です。

 

LDKは16~18畳程度が目安で、ソファとダイニングテーブルを置いてもゆとりのある動線が確保できます。

 

個室は一般的な5~6畳の広さで、ベッドや学習机、チェストなど暮らしに必要なものがきちんと収まります。

 

3LDKの間取りは、ご夫婦+お子さま2人の4人家族に向いています。

 

また、お子さまが1人の3人家族でも、子ども部屋に加えて、1部屋を独立した書斎や趣味部屋などに活用できるのでおすすめですよ。

 

〈各スペースの広さの目安〉

  • ・LDK:16〜18畳

  • ・主寝室:6〜7畳

  • ・個室(2・3部屋目):各5〜5.5畳

 

 

■「4人家族で80㎡マンション」は狭いのか

 

「4人家族で80㎡マンション」は狭いのか

 

国交省の「誘導居住面積水準(都市居住型)」および「最低居住面積水準」では、以下のように、4人家族の床面積は最低50㎡で、95㎡が理想とされています。

 

家族人数別に推奨される延床面積:誘導居住面積水準(都市居住型)

 

家族構成

誘導居住面積水準(都市居住型)

最低居住面積水準

単身

40㎡

25㎡

2人家族

55㎡

30㎡

3人家族

75㎡

40㎡

4人家族

95㎡

50㎡

 

(参考)国土交通省ウェブサイト「住生活基本計画(全国計画)

 

マンションで80㎡という広さは、4人家族の最低基準を大きく上回っており、フルリノベーションでさらに快適性を高めたり、ライフスタイルに合った間取りを実現したりと、さまざまな選択肢に対応できる広さと言えます。

 

 

80㎡・4LDKのマンション間取り事例

80㎡・4LDKのマンション間取り事例

上記は80㎡の4LDKに多い間取りで、洋室3部屋+リビングに隣接した和室1部屋で4LDKというパターンです。

 

この場合は、各個室の広さは5~6畳あるためゆとりがありますが、LDがやや狭めなので、ソファやダイニングテーブルなどの家具を置いても使いやすいかどうかをしっかり検討する必要があると言えます。

 

フルリノベーションなら、ご希望の部屋数や個室の広さを確保しながら、ご家族それぞれの生活スタイルにあった、動線や家事効率の良い間取りに変えられます。

 

ご家族の人数や個室の用途によっても変わってきますが、4人家族で80㎡前後のマンションをフルリノベーションする場合は、「3LDK+大型収納(ファミリークローゼット)や多目的スペース」などのプランにする方が、体感で広いと感じやすくなります。

 

もちろん、スペースを無駄なく使い、個室をコンパクトにしてリビングを最大限に広げるなど、ご家族に合わせた暮らしやすい間取りにアレンジすれば、4LDKでも快適に暮らせる住まいは十分に実現可能です。

 

SHUKEN Reでは、お客さま1人ひとりのご希望や、かなえたい暮らしにフィットする、オーダーメイドのフルリノベーションのプランをご提案します。

 

 

■【間取り図付き】80㎡マンションの3~4人家族リノベーション事例4選

 

SHUKEN Reが東京・千葉・神奈川で設計・施工した、専有面積80㎡前後のマンションを3~4人家族で暮らしやすいようにリノベーションした事例を紹介します。

 

お施主さまの家族構成や理想の暮らし方の希望を踏まえ、さらに現在のお住まいでの悩みも解決した、間取りの工夫が満載ですのでぜひ参考にしてくださいね。

 

 

【82㎡・2LDK】お子さまの成長に寄り添う工夫が満載の家

 

82㎡マンションリノベーション事例

 

ご主人の転勤で千葉県に引っ越すことになり、マイホームを検討されていたお施主さま。

 

一度は新築を検討したものの、以前から「いい箱=マンションを見つけて、中身を思い切り好みにしたい!」という思いがあったこともあり、希望エリアで「4人家族で暮らせる80㎡前後」という条件に合うマンションを購入し、リノベーションに取り組まれました。

 

物件項目

内容

築年数

18年

リノベーション後の間取り

2LDK + WTC + パントリー + ワークスペース

専有面積

82㎡

 

リノベーション前間取り図

リノベーション前の82㎡3LDKマンション間取り図

リノベーション後間取り図

リノベーション後の82㎡2LDKマンション間取り図

2部屋をリノベーションでつなげた開放的なリビングダイニング

 

こちらの物件はバルコニーに面した南側が3室に分かれていましたが、そのうち2室をつなげて、開放感あふれる明るいリビングダイニングにしました。

 

コンサバトリー風のワークスペース

 

バルコニー横に張り出していたスペースはあえて仕切り、コンサバトリー風のワークスペースに。

 

眺めのいい窓に沿って長いカウンターを造作して、ご主人がテレワークをしたり、奥さまが資格取得のための勉強をしたり、お子さまたちが宿題をしたりと、フレキシブルに使えるスペースになりました。

 

LDを見渡せる対面式キッチン

 

キッチンは以前のコンロが壁に向いたL字型から、LD全体を見渡せる対面式に変更しました。

 

パントリー

 

背面にできたスペースに、食品のストックや大きな調理器具などがたくさん収納できるパントリーを併設できたのもうれしいポイントです。

 

リビング直結の子ども部屋

 

リビングに並ぶ2つのドアの中は、2人のお子さまのための広いワンルームの子ども部屋になっています。

 

今はワンルームで一緒に遊んだり勉強したりしているそうですが、いずれそれぞれに個室が必要になったら、家具などで仕切る予定になっています。

 

子ども部屋がリビングに直結していることで、お互いの気配が伝わりやすく、行き来もスムーズになった一方で、きちんとした個室にすることでプライバシーを守ることもでき、親子でほどよい距離感を保てそうですね。

 

ファミリークローゼット

 

リビングには左右にバーと引き出しを設けた、収納力バツグンのファミリークローゼットも隣接しています。

 

ファミリークローゼット直結の洗面脱衣室

 

ファミリークローゼットはウォークスルー型で、通り抜けた先は洗面・脱衣室になっています。

 

家族全員の衣類を集約できて、朝やお風呂前の着替えも最短距離で取りに行けるようになり、賃貸住宅で感じていた不便が一気に解消したそうです。

 

寝室

 

北側のお部屋はLDから離れた距離にあり、明るすぎず落ち着いて休める寝室にしました。

 

お子さまが小さな今は、夜中でもお世話しやすいように、家族みんなで寝られるベッド4台を置ける広さを確保しました。

 

それぞれの家族の希望や子育て事情に合わせた間取りを実現できるのも、リノベーションの大きな魅力ですね♪

 

〈お施主さまの声〉

「キッチンがすっきり片付くので、やっぱりパントリーは作ってよかった!提案してくれたプランナーさんに感謝です」

「家族全員の衣類を集約できて、最短距離で取りに行けるのが、とにかく便利。脱衣室につながっているから、朝の着替えやお風呂前の準備もここだけで完結します。これまでずっと賃貸住宅で感じていた不満を解消できました」

 

 

【80㎡・1LDK】縦空間を最大限活用したロフトのある家

 

4人家族で住むマンションの将来を考えたロフトのある間取り

 

物件項目

内容

築年数

11年

リノベーション後の間取り

1LDK + WTC + SIC + ワークスペース + ロフト

専有面積

80㎡

 

リノベーション前間取り図

リノベーション前80㎡2LDKマンション間取り図

リノベーション後間取り図

リノベーション後80㎡1LDKマンション間取り図

ご夫婦+お子さま2人の4人家族のお施主さま。

 

お子さまが小さいうちは家族みんなで過ごせるようにリビングを開放的に大きく使うことを重視し、隣接した部屋を取り込んでゆったりとした1LDKに変更しました。

 

リビング内には、あらかじめ将来子ども部屋を作る時の機能性も想定して、ロフトを2か所にプランニング。

 

ロフトのあるリビング

 

間仕切った後も、ベッドと学習スペース、収納をしっかりと備えた子ども部屋になります。

 

隠れ家のような寝室にもなるロフトが便利

 

こちらはロフトの上部。大人でも余裕で寝られる広さがあります。

 

ロフト下はワークスペースに活用

 

ロフト下部は、現在はリビングの一部になっているので、パソコン作業やお子さまの学習、エレクトーン演奏など、多目的に使えるスペースになっています。

 

キッチンまわりの回遊性がよく開放感のあるレイアウト

 

キッチンはリビングやロフトにいるお子さまの様子が見守りやすいように、広いワンフロアLDKの中心にアイランドタイプを配置。

 

シンクとコンロの配置、作業スペースの広さ、冷蔵庫やパントリーの配置など、数センチ単位で効率的な動線を考えて造作しました。

 

リビングと一体化したクローゼット

 

LDKと一体化させた元の洋室は、ウォークスルー型のファミリークローゼットのある空間に。

 

子ども部屋が必要になったら、壁を立てるリフォームをすれば個室に戻せます。

 

玄関土間を広げて収納力をアップ

 

主寝室をコンパクトにする代わりに玄関を拡張し、土間空間を広げて収納力をアップしました。

 

お子さまの自転車を置いても余裕があり、靴も全て収納できるのですっきりとした玄関が実現できています。

 

 

【82㎡・2LDK】暮らしやすさとインテリアにこだわった住まい

 

暮らしやすさとインテリアにこだわった住まい

 

お子さまの誕生を機に、好きなインテリアにこだわった住まいを求めて中古マンションを購入してリノベーションに取り組まれた、3人家族のお施主さまの事例です。

 

物件項目

内容

築年数

18年

リノベーション後の間取り

2LDK

専有面積

82㎡

リノベーション費用

約1,400万円
※上記は施工当時の価格です。

 

リノベーション前間取り図

 

リノベーション前の82㎡3LDKの中古マンション間取り図

 

リノベーション後間取り図

リノベーション後の82㎡2LDKの中古マンション間取り図

和室を撤去して広いLDKに一新

 

リノベーション前、バルコニーに面した部分は和室とLDの2部屋に分かれていましたが、和室を撤去して広々としたLDKに一新しました。

 

間仕切り壁がなくなったことで、1階の部屋でも十分な明るさが得られ、室内の観葉植物も相まって、リゾートのような心地良さを感じるLDKになっていますね。

 

造作の収納付きベンチ

 

リビングの壁面には、「隠す収納」がお好みの奥さまに合わせて、下部が収納になったベンチを造り付けました。

 

機能性だけでなく意匠性にもこだわって、角の部分をアールに仕上げたのがポイントです。

 

お子さまが成長したら、おもちゃや絵本などの収納場所として重宝しそうですね。

 

さらに、ベンチのおかげでテレビ台が不要になり、テレビまわりがすっきりしました。

 

夜は間接照明がおしゃれにリビングを演出

 

賃貸ではなかなか自由にできなかった、インテリアにもとことんこだわりました。

 

リビング上部の天井は木目の素材を取り入れ、さらに一段下げて間接照明を仕込んでいます。

 

夜になると照明や落ち着いたインテリア、観葉植物が相まって、リゾート感がさらにアップ。大人っぽく落ち着ける雰囲気になります。

 

観葉植物のために窓際の床はフロアタイルに

 

LDKの床は窓辺だけ水や汚れに強いフロアタイルにして、観葉植物を飾りやすくしました。

 

フロアタイルとフローリング材の境目は、LDK空間にマッチした、洗練された印象の真ちゅうの見切り材を選択しています。

 

動線にゆとりがあるアイランドキッチン

 

セミクローズド型だったキッチンはオープンキッチンに変更。

 

キッチンの向きを90度回転させてアイランド式に配置したことで、通路を広く取れて、おふたりで作業しやすいキッチンになりました。

 

内部がLD側から見えないよう、モールテックスの腰壁を立てておしゃれに目隠ししています。

 

引き戸のついたキッチン背面収納

 

リビングのベンチ同様に、キッチンの背面側には引き戸で丸ごと隠せる大容量の収納スペースを作りました。

 

調理道具から家電、食器、食材、ゴミ箱など、キッチン回りのものを何でも収納でき、扉を閉めておけばいつもすっきりとしたLDKを保てます。

 

〈お施主さまの声〉

「賃貸の住まいの時にキッチンですれ違うのが大変だったんです。壁付け用の奥行きが浅めのキッチンをアイランド式に配置したことで、通路を広く取ることができました」

ご主人は、ダイニングのベンチに座って見るリビングの光景が一番のお気に入り。「朝の気持ちよさも格別で、植物に囲まれてコーヒーを飲むのが至福の時間です」

奥さまは、「キッチンの背面側の収納が一番気に入っています。忙しい時でも、扉を閉めればなんとかなるのがいいですね」とにっこり。

 

 

【84㎡・3LDK】収納たっぷりでも空間を広く使える4人家族の住まい

 

収納たっぷりでも空間を広く使える4人家族の住まい

 

お施主さまはご夫妻と小学1年生の息子さん、1歳の娘さんの4人家族。お子さまが2人になったタイミングでマイホームを検討し、中古マンション購入+リノベーションを選択されました。

 

物件項目

内容

築年数

39年

リノベーション後の間取り

3LDK + SIC + パントリー

専有面積

84㎡

リノベーション費用

約1,000万円
※上記は施工当時の価格です。

 

リノベーション前間取り図

リノベーション前の84㎡4LDKのマンション間取り図

リノベーション後間取り図

リノベーション後の84㎡3LDKのマンション間取り図

廊下を取り込んで広くなったLDK

 

元々のバルコニー側のLDと2つの個室を1つの空間にして、正面に3つも窓が並ぶ広々としたLDKにしました。

 

また、玄関ホールから各部屋へ移動するための廊下をなくしてLDK側に取り込むことで、4人家族でもゆったりと過ごせる広々とした空間に。

 

個室や水回りへは全てLDKからアクセスできるようになり、暗くて窮屈な廊下がない、開放的な住まいに生まれ変わりました。

 

LDに目が届きやすいオープンキッチン

 

クローズドだったキッチンは、ダイニングもリビングにも目が届きやすい位置でフルオープンタイプに変更しました。

 

お子さまを見守りながらのお料理もしやすく、作業スペースも今までの住まいよりも広くなって、とても使い勝手が良くなりました。

 

カウンターつきの腰壁で、シンクまわりが目隠しできるのもいいですね!

 

コンロ脇のパントリー

 

キッチンの隣には、コンパクトながら絶妙な位置で家事をサポートしてくれるパントリーを設けることができました。

 

LD側からは死角になるので、見た目を気にせずいろいろしまえて、ゴミ箱もスマートに置いておけます。

 

引き戸で仕切れるリビングのプレイスペース

 

LDKの一角は、引き戸を閉めると独立した個室としても使えるスペースにしました。

 

現在はお子さまたちのプレイルームになっていますが、下のお子さまに個室を与える時期になったら、現在の主寝室を明け渡して、こちらをご夫婦の寝室にする予定なのだそうです。

 

将来個室にリフォームしたときも安心なリビングクローゼット

 

将来、寝室にした時のために、クローゼットもしっかりと設けてあります。

 

ご主人のアイディアを活かしてハンガーパイプや棚板のレイアウトを工夫し、天井から床まで無駄なく使えるクローゼットになっていますよね♪

 

寝室のオープンクローゼット

 

共用廊下に面した玄関横の個室の1つは現在、ご家族みんなの寝室として使っていますが、将来子ども部屋にする予定のため、扉なしのオープンクローゼットを設けています。

 

将来子ども部屋のクローゼットとして使う時のために、目隠し用のカーテンが吊るせるポールも付けてあるなど、ここでも工夫が満載です。

 

収納が多い洗面脱衣所

 

約2畳と狭かった洗面脱衣所は、LDK側のスペースを少し削って約3畳に広げ、収納スペースを充実させました。

 

背面側にはオープン棚を設置して、下着やパジャマなど、洗面室に収納したい衣類をしまうことができるようになり、お子さまの入浴時の準備もとてもラクになったそうです。

 

シューズクローク

 

玄関は、隣接する部屋の押し入れだったスペースを取り込んで、シューズクローゼットを新たに設けています。

 

ベビーカーやゴルフバッグもラクラク収まり片付けがラクになっただけでなく、むき出しだった分電盤も扉の内部に収めることができ、スッキリとした玄関になりました。

 

〈お施主さまの声〉

「今までの住まいとは全然違って、めちゃくちゃ過ごしやすいです!」

「息子が自分の部屋で好きなだけ遊んでいる姿を見られるのもうれしいし、買い物に行って生活用品などを少し多めに買ってきてもしまう場所があるのがとても助かっています」

 

まだまだ紹介しきれなかったマンションリノベーション事例がたくさんありますので、ぜひチェックしてくださいね。

 

 

専有面積ごとのリノベーション事例が見たい方は以下のコラムからどうぞ♪

 

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■リノベーションで数字以上の広さを体感できる間取りづくりのポイント

 

リノベーションで数字以上の広さを体感できる間取りづくりのポイント

 

80㎡前後のマンションで、ゆとりや開放感を高めて、ご家族みんながのびのび暮らせる住まいを実現するための、リノベーションのポイントを紹介します。

 

 

暮らしのメイン空間を充実させる

 

80㎡という広さを活かして暮らしやすい間取りにするには、「家族がどこで一番長く過ごすか」を基準にして、各部屋に必要な空間の広さを考えるのがおすすめです。

 

例えば、子ども部屋を広くしても、お子さまがリビングやダイニングで過ごす生活スタイルだと、LDにゆとりがないと使いにくくなります。

 

個室はほぼ寝る時にしか使わないというライフスタイルなら、個室をコンパクトにする、または減らして、リビングを最大限に広げ、家族みんなでゆったりと過ごせるLDKにするのがおすすめです。

 

廊下をリビングの一部、あるいはワークスペースとして取り込む「廊下ゼロ」の間取りも、LDKを広げる方法として有効です。

 

下記のリノベーション事例では、既存のLDの左側に隣接した廊下をリビングの一部にすることで、物理的にリビングを広くしました。

 

リノベーション前間取り図

リノベーション前の84㎡4LDKのマンション間取り図

リノベーション後間取り図

リノベーション後の84㎡3LDKのマンション間取り図

さらに、リビングから玄関ホールまで視線が一直線に抜けて開放感がアップし、玄関まわりにも光が通って明るい空間になりました。

 

LDKにゆとりがあれば、お子さまの学習コーナーや読書スペースなどを設けやすくなり、家族が思い思いのことをしながら集まって過ごせる、快適なリビングが作れますよ。

 

SHUKEN Reでは、これまでの8,000件を超えるリノベーション経験を基に、家族構成や住まい方の希望に合わせた、お客さま1人ひとりにぴったりのプランをご提案します。

 

 

どのライフステージにも対応可能な間取りを意識する

 

将来的に何人家族になるか」「部屋が余ったらどのように使うか」など、家族の変化を想定して間取りを考えることで、長く快適に住み続けられる住まいになります。

 

おすすめなのは、リビング横に「多目的に使えるフレキシブル空間」を作ることです。

 

リノベーションではリビング横の和室や洋室をなくしてLDKと一体化することが多いですが、将来的にまだ個室に戻しても使えるように、壁を立てるための下地を用意しておいたり、コンセントやスイッチの位置を工夫したりしておくと、ライフスタイルが変わっても柔軟に対応しながら住み続けられますよ。

 

 

開放感を高める工夫を取り入れる

 

住戸の奥まで視界が抜ける工夫や、縦の空間の広がりを意識したプランにすると、数字以上の広さを感じやすくなります。

 

〈マンションリノベーションで開放感を演出する工夫例〉

 

  • ・部屋と部屋の間の壁を抜いて1つの広々とした空間にする
  • ・二重天井の場合は天井材を撤去して「スケルトン天井」にする
  • ・室内窓やオープン棚の間仕切りを設けて視線が抜けるようにする
  • ・壁付けキッチンにしてダイニング&リビングのスペースを広げる
  • ・造作家具でデッドスペースをなくして空間を広く使う
  • ・内装の配色を明るい色中心にしてスペース間の境界線をなくす

 

上記のような工夫を取り入れることで、限られた空間でも広さを感じやすく、快適に生活できる住まいになりますよ。

 

 

家事ラク&回遊できる間取りを取り入れる

 

家事ラク動線を追求することは、廊下という純粋な通路面積を削減することにつながります。

 

水回りを集約して移動距離が短くなる=通路が削減されることで、リビングなどのメインスペースに割ける面積を大きくできます。

 

また、「玄関→リビング→水回り→玄関」のように、各部屋に複数の場所から入れる回遊動線を採用すると、視線が壁で遮られることなくその先の空間へと続いていくため、実際の面積以上の奥行きを感じる効果があります。

 

さらに、壁を減らして開口部を増やす回遊動線は、住まいのさまざまな場所へ光を取り込めるため、住戸全体が明るく、開放的な印象に変わりますよ。

 

 

収納を「ファミリークローゼット」に集約する

 

各居室に分散させることが多いクローゼットを削り、1か所に「ファミリークローゼット」としてまとめることで、居住スペースの有効面積を確実に広げられます。

 

例えば、2LDKで各部屋にクローゼットを2畳ずつ設けるよりも、4畳のファミリークローゼットを1か所にする方が、結果として各部屋を0.5〜1畳程度広く使えるプランを作れる場合があります。

 

個室にクローゼットを作らない場合、壁面の凹凸がなくなることで家具配置の自由度が高まるほか、洗濯物の収納が1か所で済むようになるので、家事動線も大幅に短縮できますよ。

 

ただし、ファミリークローゼットは中に人が入れるスペースを確保する必要があることや、家族の生活スタイルによっては個室に収納が必要なこともある点には注意が必要です。

 

ファミリークローゼットの間取りや内部の収納レイアウトのコツ、採用するかどうかの判断基準などは、以下のコラムで詳しく解説していますので合わせてチェックしてみてください。

 

〈関連コラム〉

ファミリークローゼットを“後悔”する人の理由は? 失敗しないための間取りづくりから事例まで徹底解説

 

 

間取り変更しやすい構造のマンションを選ぶ

 

2つの部屋をつなげて1部屋にしたり、各部屋の広さを変える場合、壁を取り払って移動する必要があります。

 

80㎡で広々とした住空間を実現するためには、物件選びで「壁移動を含む間取り変更」がしやすい構造かどうかをチェックすることも重要です。

 

マンションの主な構造は、「ラーメン構造」と「壁式構造」の2種類があり、ラーメン構造は間取り変更の自由度が高い一方、壁式構造はリノベーションで撤去できない壁(耐力壁)が室内にあるケースが多いです。

 

4人家族向けに部屋を繋げるリノベーションを検討する場合、物件購入前の「構造チェック」が成否を分けます。

 

ラーメン構造と壁式構造、それぞれのマンションをリノベーションする場合のメリットや注意点をまとめました。

 

項目

ラーメン構造

壁式構造

物件の傾向

中高層マンションに多い

低層・築古・団地型マンションに多い

構造の仕組み

柱と梁(はり)で建物を支える

厚い鉄筋コンクリートの「壁」で支える

リノベーションのメリット

住戸内の間仕切り壁をほぼ全て撤去できるため、自由な間取り変更が可能

広いLDKや回遊動線も作りやすく、スケルトンリノベーション向け

室内に柱や梁の出っ張り(柱型・梁型)が出ないため、空間がすっきりして面積を有効活用できる

リノベーションの注意点

四隅の柱や天井を横切る梁が露出するので、デッドスペースを作らない工夫や家具の配置を考慮する必要がある

構造を支える「耐力壁」はリノベーションで撤去することは原則としてできないため、壁を抜いて部屋を広げるなどの間取り変更には制約がある

配管・配線の自由度

床下の空間が確保されていることが多く、水回りの移動も比較的容易

床や壁に直接配管が埋設されているケースがあり、大幅な水回りの移動には制約が伴う傾向

おすすめな方

既存の間取りを1から作り直すスケルトンリノベーションで、理想の住まいをゼロから作りたい方

柱や梁が目立たないすっきりした空間を重視する方

大幅な間取り変更よりも、内装や設備の刷新を重視する方

 

上記のように、ラーメン構造は中高層マンションに多く、間取りの自由度が高いため、フルリノベーション住まいをまるごと自分好みに作り変えたい方に適しています。

 

一方、5階以下の低層マンションや築古の団地型マンションで見られる壁式構造は、住戸内に動かせない壁があることも多く、壁を抜いて部屋を広げるなどの間取り変更が難しくなりますが、柱や梁の凹凸が少なく室内がすっきり見えるというメリットもあります。

 

それぞれのメリット・デメリットや、エリア内のマンション流通状況などを考慮して、希望の住まいが実現しやすい構造のマンションを選択しましょう。

 

〈関連コラム〉

4人家族で快適に暮らせる3LDKマンションのレイアウト実例|リノベーションアイデアも紹介

【東京の狭小マンション】3人家族で40・50・60㎡では狭い?リノベーションの間取り実例と広げる工夫

 

 

■80㎡前後のマンションのリノベーションに関するQ&A

 

80㎡前後のマンションのリノベーションに関するQ&A

 

最後に、東京・千葉・神奈川エリアで約25年にわたり8,000件超のリノベーション設計・施工実績があるSHUKEN Reが、80㎡前後のマンションのリノベーションに関する、よくある疑問にお答えします。

 

 

 

 

■まとめ

 

専有面積80㎡前後のマンションは、4人家族にとって工夫次第で「理想の住まい」を実現できる、絶妙なサイズ感と言えます。

 

80㎡前後のマンションで家族みんなが快適に暮らせる住まいを実現するには、既存の間取りに自分たちの生活を合わせるのではなく、リノベーションで「ライフスタイルに合わせて住まいを最適化する」のがおすすめです。

 

リノベーションでは、今回ご紹介した生活動線や収納の工夫などを取り入れて、構造や住戸の特徴を最大限に活かしたプランニングをすれば、数字以上の広さを感じられる快適なマンション暮らしを実現できます。

 

SHUKEN Reは、これまで東京・千葉・神奈川で8,000件を超えるマンション・戸建てリノベーションをお手伝いしてきました。

 

豊富な経験に基づいて、物件の構造を見極めた最適なプランをご提案しますので、理想の暮らしを形にする第一歩として、ぜひ一度ご相談ください。

Q 70㎡と80㎡のマンションでは、体感的な広さにどれくらいの差が出ますか?

A

10㎡の差は、畳数に換算するとおよそ6畳強(地域や基準によりますが、不動産表示の1畳=1.62㎡換算で約6.17畳)に相当します。

 

10㎡広くなることで、単に部屋が1つ増えるだけでなく、お部屋を広げる、ウォークインクローゼットを設置して収納を増やすなど、さまざまな場所に「ゆとり」を生み出す工夫ができます。

 

例えば、70㎡では独立したワークスペースと広いLDKの両立が難しいという場合も、80㎡なら現実的なプランとして成立しやすくなります。

Q 将来的に子どもが独立した後、80㎡は二人暮らしには広すぎませんか?

A

リノベーションで可変性の高い間取りにしておくことで、ライフステージの変化にも柔軟に対応可能です。

 

お子さまが独立した後は、個室の仕切りを撤去してリビングをさらに拡張する、趣味部屋やゲストルームに転用するなどの選択肢があります。

 

ゆとりある広さは、将来的な暮らしの選択肢を広げることにもつながりますよ。

Q 部屋数を減らすリノベーションをすると、売却時に不利になりませんか?

A

かつては「部屋数が多いほど有利」とされた時期もありましたが、現在は「空間の質」「機能的な間取り」を重視する買い手が増えています。

 

特に80㎡という広さがありながら、開放的なLDKを持つ2LDKや3LDKは、ゆとりある暮らしを求める層から高く評価されやすくなるため、部屋数を減らしたからと言って売却時に不利になるということはありません。

Q 80㎡マンションのフルリノベーション費用はどれくらいですか?

A

80㎡マンションのフルリノベーション費用は、1,200万円〜1,600万円前後(15万円〜20万円/㎡)が一般的な相場です。

 

ただし、水回りの大幅な移設や、ハイグレードな設備の導入、断熱・配管の全面刷新を行う場合などでは、一般的な相場よりも高くなることもあります。

 

また、中古マンションのリノベーションで住宅ローン控除を受ける際、「省エネ基準」への適合状況によって、借入限度額が異なります。

 

特に、買取再販物件でない個人間売買の中古住宅をリノベーションする場合、現行制度での控除額や期間を正しく把握しておくことが重要です。

 

詳細は、施工事例と費用相場をまとめた『80㎡マンションリノベーション』の記事で詳しく解説しています。

 

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