公開日:2023-09-17 更新日:2024-07-04
ワンストップリノベーションの相見積もりでどこを見る?ポイントを解説
最近、物件探しから始める「ワンストップリノベーション」を選ぶ方が増えています。
リノベーション前提で不動産物件を探す場合は、どのような会社に相談すればいいか情報収集をしている方も多いでしょう。
しかし、ほとんどの方はリノベーション会社をすぐ一社へ絞ることは難しいですよね。
そこで、今回は「ワンストップリノベーション」で相見積もりを取る際のポイントや会社選びのポイントを紹介します。
後悔のないリノベーションを成功させたい方は、ぜひ参考にしてください。
・約20年で8,000件超の実績があるリノベのプロが、ワンストップリノベーションの相見積もりで比較検討すべきポイントを解説します。
・ワンストップリノベーションは、希望エリアのリノベ向き物件探しが得意で、好みのデザインの施工実績が豊富な会社を選ぶのがおすすめです。
・“SHUKEN Re”は、東京・千葉・神奈川で、不動産物件探し・資金計画・設計施工・アフターメンテナンスまでを、それぞれのプロがサポートする「ワンストップリノベーション」サービスをご用意しています。
■ 物件探しからリノベーションまでトータルで相談できる“ワンストップリノベ”
「ワンストップリノベーション」とは、中古物件探しから資金計画、リノベーションの設計・施工までをトータルでサポートしてもらえるサービス。
メリットは、リノベーション前提の物件探しができるほか、トータル予算を把握しやすく、打ち合わせ手間を凝縮でき、入居までの期間を短くできる点です。
初めての住宅購入で不安な方や、物件探しに十分な時間が取れない多忙な方、予算をより効果的に活用したい方から注目されています。
- 〈物件探し相談〉= 不動産会社
- 〈住宅ローンなどの資金計画〉= ファイナンシャルプランナーや金融機関
- 〈リノベーションの設計・施工〉= リノベーション会社(場合によっては、設計事務所と施工会社)
- 〈施工後のアフターメンテナンス〉= リノベーション会社や施工会社
〈物件探し相談〉+〈住宅ローンなどの資金計画〉+〈リノベーションの設計・施工〉+〈アフターメンテナンス〉= “1つの会社にまとめて相談”
ワンストップリノベーションは、会社間で調整をしたり、要望を何度も伝えたりする必要がありません。
様々なジャンルの異なる専門業者とのやりとりを、リノベーション会社の窓口へ一本化できる点が最大の魅力です。
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■ ワンストップリノベーションで“相見積もり”を取る際のチェックポイント
事例を見る:Case143「光あふれ、風に寄り添うワンルーム」
住宅リノベーション市場は、総事業高約7.5兆円とも言われており、地場工務店やリノベーション専業会社だけではなく、大手ハウスメーカーや建材メーカー、不動産会社など、様々な業態が手掛けています。(参考:経済産業省|住宅・リフォーム業界を巡る 現状と社会環境の変化 )
その中で、ワンストップリノベーションを展開している会社も増えてきました。
そのため、すぐに一社へ決めることが難しく、「相見積もり」を取ることもあるでしょう。
相見積もりとは、複数社に並行して相談することで、じっくり比較できる点がメリットです。
ただし、相見積もりを取る際には、どこをチェックするかがポイントとなります。
【会社の体制やどこまで相談できるか比較する】
ワンストップリノベーションを行っている会社には、いくつかの種類があります。
相談している会社がどのタイプに該当するのか確認しましょう。
・不動産会社が母体で設計施工は他社に委託するタイプ
不動産会社が窓口となり、設計施工は委託を受けた他社が行います。
物件探しや売買仲介が主な業務で、全てをまとめて請け負うように見えますが、施工会社への紹介料やマージンが費用に含まれている可能性があります。
・リノベーション会社が物件探しを不動産会社へ委託するタイプ
リノベーション会社が窓口となり、物件探しや売買の仲介は不動産会社へ委託します。
こちらも、不動産会社への紹介料やマージンが費用に含まれている可能性があります。
また、物件探しは不動産会社が主導となるため、建築的知見をもとにしたアドバイスを受けられないかもしれません。
・物件探しからリノベーションまで全て自社で行うタイプ
物件探し、資金計画、リノベーションの設計・施工まで、全て自社スタッフで対応します。
会社間の紹介料などが発生しない点がメリットですが、どれほど専門的な知識を持ったスタッフがいるかによって、サービスの質が変わる可能性があります。
相見積もりを取る際は、同じタイプの会社へ相談するのがおすすめです。
タイプの異なる複数社へ相談しても、公平に比較検討できません。
【価格ではなく“コスパ”を比較する】
相見積もりは価格を比較するためと思われがちですが、単純に「安い・高い」で判断するのはリスクが伴います。
なぜなら、プランによって価格は大きく変動するからです。
見積もりが揃ったら、必ず間取りや仕様などと照らし合わせて“コスパ”を確認しましょう。
一見高く見える見積もりでも、詳細を確認するとお得かもしれません。
【得意分野を比較する】
事例を見る:Case165「INDUSTRIAL + PLANTS」
会社によって、得意分野は異なります。
例えば、賃貸や転売向きの物件探しやリノベーションが得意な会社や、デザイン力が高い会社、プランニングから施工までが早い会社など、コンセプトや特色を比較しましょう。
あなたが何を重要視しているかによって、選ぶべき会社が変わってきます。
【プランのレパートリーやデザインテイストを比較する】
リノベーション会社を選ぶ際に最も重要なのが、豊富な実績があるかどうかです。
提案されるプランがパターン化していると、あなたの思うような住まいが実現できない可能性があります。
見積もりやプランだけではなく、その会社の施工事例も必ず確認しましょう。
【間取りや仕様に制限がないか確認する】
ワンストップリノベーションを行う会社の中には、効率性を重視するために間取りや設備機器の仕様、インテリアデザインをパターン化しているところもあり、全て自由にできない可能性があります。
また、デザインテイストも様々です。
相見積もりで会社を選ぶ際には、どのような間取り・デザインの提案なのか、じっくり確認してください。
【資料の量や内容を比較する】
リノベーション会社によって、提案時に用意してくれる資料は様々です。
- ・工事見積書
- ・プラン図(平面図、展開図、仕様書、イメージパースなど)
- ・メーカープラン図(システムキッチン、システムバス、洗面化粧台、システム収納など)
- ・仮の工程表やスケジュール表
相見積もりの段階は上記のいずれかのケースもありますが、詳細が分かる資料を揃えてくれる会社ほど、誠実にあなたのリノベーション計画と向き合ってくれる可能性が高いでしょう。
【“諸経費”を比較する】
工事費の妥当性を詳細に比較するのは少々難しい作業になるため、価格を比べたい場合には、まず「諸経費」を見てみましょう。
相場は「10〜20%」程度で、総工事費が高くなればなるほど、パーセンテージが小さくなります。
極端に諸経費が高いところには注意しましょう。
ただし、諸経費は決して無駄な費用ではありませんし、利益を上乗せしている訳でもないので、無理な値切り交渉はおすすめできません。
■ リノベーションで“相見積もり”を取る際にはここに注意
リノベーションで相見積もりを取る際には、知っておくべき注意点やマナーがあります。
会社の担当者と良好な人間関係を築くためにも重要なので、ぜひ把握しておいてください。
【相見積もりをとっていることを最初に伝える】
建築業界において、相見積もりはごく当たり前のことなので、隠す必要はありません。
早い段階で相見積もりを取る旨を伝えておくと良いでしょう。
リノベーション会社にとっても、すぐに工事を手配する案件でないことが分かるため、効率的です。
【見積書やプラン図は他社に見せない】
見積書やプラン図は、担当者が時間をかけて作り上げたものなので、他社へ見せないようにしましょう。
また、資料には作成者の会社名や担当者名が記載されているため、個人情報保護の観点からもそのまま見せるのはリスクがあります。
どうしても見せなくてはいけない場合は、必ず確認をとってからにしましょう。
ただし、条件交渉のために総額や概略を口頭で伝えることは差し支えありません。
【相談するのは2〜3社までにする】
リノベーションのポータルサイトでは、「一括見積もり」「一括相談」などのサービスもありますが、ワンストップリノベーションの場合は、相談先を2〜3社程度に厳選することをおすすめします。
なぜなら、物件探しやリノベーション相談の際には、家族構成や生活スタイルなどかなり踏み込んだ内容になりますので、相互理解を深めるために打ち合わせが短時間で済むことはほとんどないからです。
また、比較対象が増えれば増えるほどチェックする資料が増えて、最終的な判断が難しくなる場合もあります。
資料請求後に、ある程度候補を絞ってから相談するとよいでしょう。
【条件やプランを限定しない】
事例を見る:Case163「Smile Kitchen House」
比較検討しやすいように、条件や間取り・仕様を揃えて複数社へ相談する場合でも、ある程度条件に幅を持たせたほうが、その会社の力量に応じて良いプランを提案してもらえる可能性が高まります。
条件を揃えたい場合は、最初からではなくある程度プランが固まった段階からにしましょう。
【“一式”には要注意】
建築工事の見積書では、金額の単位に「一式」が使われることは珍しくありません。
見積書で見かけた場合は、どこからどこまで含まれるのか確認することがポイントです。
また、項目の多くが「一式」表記になっている見積もりには注意してください。
できるだけ明細を記載してもらうようにしましょう。
【見積書には“有効期限”がある】
相見積もりを取る際は、期限を決めて結論を出すのがポイント。
見積書には必ず「有効期限」が記載されています。
なぜなら、資材の価格や人件費は社会情勢によって値上がりする可能性があるからです。
そのため、数年前にもらった見積書が適応できるとは限りませんので注意してください。
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■ ワンストップリノベーションに関する気になるQ&A
初めて中古物件を購入する方・リノベーションを検討する方は、ワンストップリノベーションについて、いくつかの疑問が湧くはずです。
ここでは、多くの方が気になる疑問にお答えします。
Q.「いつまでに結論を出せばいい?」
見積もりに対して最終的な結論を出すリミットは「契約前」です。
ワンストップリノベーションの場合は、物件仲介契約とリノベーション工事請負契約がありますが、ここでの契約は「リノベーション工事請負契約」を指します。
早めの連絡があればリノベーションに係る工事スタッフや資材の手配もスムーズです。
契約内容は会社によって異なりますので、必ず最初に契約内容や約款の詳細を確認してください。
Q.「断った場合に費用は発生する?」
リノベーションのプランや見積もり作成は、契約前であれば無償な会社がほとんどです。
ただし、契約して詳細図面を作成したり、資材を発注した後に断ると、一部費用を請求される可能性があります。
また、ワンストップリノベーションの会社ではなく、設計事務所に相談すると、仮図面の作成でも有償になることが多いため注意しましょう。
Q.「リノベーションの契約はクーリングオフの対象になる?」
リノベーションは、訪問販売や電話販売ではないため、クーリングオフの対象にはなりません。(参考:特定商取引に関する法律|第九条「訪問販売における契約の申込みの撤回等」・独立行政法人 国民生活センター)
そのため、ワンストップリノベーションの会社を決める際は、じっくり検討してからをおすすめします。
途中で計画中止になった場合の違約金についても確認しておくと安心です。
Q.「ずばりワンストップリノベーションにデメリットはないの?」
ワンストップリノベーションのデメリットとしてよく挙げられるのは、それぞれの分野について専門性が低い可能性があるという点です。
しかし、全ての会社がそれに当てはまる訳ではありません。
相見積もりを取る際は、それぞれの会社について、どのような知識・経験を持ったスタッフが携わってくれるのかを確認しましょう。
実績が豊富な会社であれば、安心して任せられます。
現場見学会やセミナーなどに参加して、スタッフの雰囲気を確認するのもおすすめです。
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