公開日:2022-11-09 更新日:2024-07-04
リノベーション成功のカギはイメージを正確に伝えること
みなさんは、リノベーションを検討する時に、頭の中で“夢のお部屋”をイメージしませんか?
多くの人が、理想の完成形を思い描くはずです。
しかし、リノベーションは分譲住宅やモデルルームのような完成した見本はありません。
ですから、後悔や失敗をしないためには「イメージを正確に伝える」ことが重要です。
そこで、今回はリノベーションの際にイメージを伝える方法や注意点について解説します。
デザインにこだわりがある方や、絶対にリノベーションを後悔したくないという方は、是非参考にしてください。
・思い描く理想の完成イメージを、しっかりと伝えておくことで、後悔や失敗するリスクが軽減できます。
・SHUKEN Reでは、お客様一人一人に寄り添った丁寧なプランニングを徹底しています。
目次
■ 失敗の理由に「イメージと違った」を挙げる人も
リノベーションは、既存住宅の間取りや構造、状態に合わせて現場ごとにプランニングするため、建売住宅や分譲マンションのように完成した部屋を事前に確認することはできません。
だからこそ、リノベーションを後悔した人の中には「イメージと違った」という理由を挙げる人は少なくありません。
では、「イメージと違う」仕上がりになる原因はどのような点にあるのでしょうか?
それは、ずばり「コミュニケーション」です。
頭の中に思い描いているイメージをしっかりと汲み取って、それをビジュアル化してくれる会社を選ぶことこそが、リノベーションを成功に導く最も重要なポイントと言っても過言ではありません。
■ 理想のイメージを伝える方法は?会社選びのポイントや注意点はある?
デザインのイメージを的確に相手に伝えるためには、押さえなくてはいけないポイントがいくつかあります。
その① コンセプトをしっかり固める
まず、最初にやらなくてはいけないことが、理想形のイメージをしっかりと固めることです。
雑誌やインターネットを見ているとたくさんの素敵な事例を見られますが、「あれもいいこれもいい」となってしまうと、いつまで経ってもプランがまとまりません。
心変わりしやすい方は、まず好みに合うデザインテイストを見つけ、それを軸にコンセプトを決めてイメージを膨らませてみましょう。
その② イメージに合う事例を見つける
大体のイメージが固まったら、たくさんの事例を見て、できるだけ理想に近いものを見つけてください。
リノベーション会社の施工事例はもちろん、雑誌の切り抜きやInstagram(インスタグラム)・Pinterest(ピンタレスト)などのSNSの写真も参考になります。
また、設備メーカーや建材メーカー、ハウスメーカーのカタログも貴重な資料です。
その③ サイトサービスやアプリを活用してみる
最近は、写真データから壁紙の張り替えイメージが作れる無料アプリや、パソコン上でセミオーダーのキッチンやシステム収納のイメージ図を作れるサイトもあります。
これらをうまく活用すると、完成予想図をイメージする手助けになります。
ただし、「質感や色味が本物と同じ」という訳ではありませんので、実際の部材を選ぶ時には必ず現物を確認しましょう。
理想通りの空間が見つかったら、「あのメーカーのショールームのあの空間」とイメージを伝えやすいです。
〈参考ページ〉
Panasonic|カラーコーディネイション
WOOD ONE|シミュレーション
外壁塗装・壁紙張り替えシミュレーション「なぞってリフォーム」
SANGETSU|フロアタイル着せ替えシミュレーション
その④ ショールームに出向く
システムキッチンやバスルーム、フローリングなど、設備機器メーカーや建材メーカーもイメージ作りの参考になります。
気になる商品のショールームを訪れると、イメージとぴったりの空間が再現されている場合も少なくありません。
「どんな部屋にすればいいか分からない」という方も、実物を見るとイメージが湧いてくることも多いため、ショールームへ足を運んでみるのも良いかもしれません。
その⑤ ライフスタイルや人生設計も伝える
デザインのイメージを伝えたとしても、それが生活にフィットするとは限りません。
例えば、小さいお子さんがいるご家庭で床を石材やタイル張りにすれば、家庭内事故の原因になる可能性もあります。
ですから、イメージと合わせて、ライフスタイルや今後の人生設計についても設計者に伝えましょう。
「何年くらい住みたいのか」「将来を見据えてバリアフリーにしておくべきなのか」…、短期的な視点だけではなく長期的な視点を持って、間取りやインテリアデザインを決めることも大切です。
その⑥ トレンドや建築的知識が豊富な会社を選ぶ
あなたのイメージをしっかりと汲み取り、それらを踏まえて提案をしてもらうには、デザインのトレンドや建築的知識が豊富な会社に相談しましょう。
どちらかが欠けているだけで、リノベーションの満足度に大きく影響します。
なぜなら、リノベーションは新築のようにイチから作りあげるのではなく、既存の状態と擦り合わせながらデザイン要素を盛り込まなくてはいけないからです。
その⑦ イメージと合うデザインが実現できる会社を選ぶ
リノベーション会社と言っても、得意とするデザインのテイストはそれぞれ異なります。
ですから、その会社の施工事例からどのようなデザインの設計を得意としているかを事前に確認してください。
シンプルモダンなデザインを得意としている会社にデコラティブでエレガントなデザインを求めてもうまくいきません。
その⑧ “言葉”を視覚化してくれるデザイナーに相談する
漠然としたイメージを視覚化してくれるデザイナーに頼むのも、リノベーション成功の秘訣です。
例えば、施主の意図を汲み取りイメージパースを作成してくれたり、要望と合う部材を見つけてくれるデザイナーですと、着工後の行き違いが起こりにくいでしょう。
■ “イメージがない”ままリノベーションを進めるのはリスクが高い!?
完成のイメージが固まらないままリノベーションを始めてしまうと、十中八九「こんなはずじゃなかった」という結果をもたらしてしまうでしょう。
一般の方にとっては、平面図などの図面を見ただけでは空間の雰囲気をイメージすることはできません。
例えば、同じ間取りでも壁の色や素材によって圧迫感が全く違ったり、そこでどのような生活ができるか想像することは難しいはずです。
リノベーションは、決して施工者や設計者のためのものではありません。
ですから、図面や部材のカタログだけで完成イメージが湧かない場合は、必ずその旨を施工会社などに相談しましょう。
「イメージできないことをそのままにしない」
それこそ、リノベーションを後悔しないためにも重要なポイントです。
■リノベーションのイメージ作りにはSHUKEN Reの施工事例“140選”を参考に
SHUKEN Reでは、戸建住宅・マンションのフルリノベーションを数多く手がけています。
その中でも、特におすすめのものをホームページで紹介しているため、リノベーションのイメージを膨らませたい方は、ぜひご覧ください。
物件ごとにビフォーアフターのプラン図や、各部の完成写真、施主様の思いや設計者のこだわりなどを掲載しております。
また、事例によってはルームツアー動画もご用意していますので、まるで家の中に入ったかのように、ディテールまでご確認いただけます。
建物種別やリノベーション部位などで事例を絞り込むこともできますので、ピンポイントで見たい物件をチェックすることも可能です。
随時、公開事例は追加されていきますので、ぜひリノベーション計画の参考にしてください。
■まとめ:施工会社とイメージを固めてからリノベーションしましょう
リノベーションには全体の完成見本は存在しません。
物件ごとにお客様のご要望を取り入れ、快適な暮らしを実現するためにカスタマイズできることこそ、リノベーション最大の魅力だからです。
施工者・設計者と施主の方の間で、密にコミュニケーションを取らなければ「イメージの行き違い」が起きてしまいます。
用意してもらった資料で分からないことは、その都度必ず分かるまで打ち合わせを重ねてください。
私たちSHUKEN Reは、中古物件選びからローン相談、設計・施工・アフターメンテナンスまで全てを自社スタッフでサポートさせていただいております。
打ち合わせ段階はもちろん、工事が始まってから完成に至るまでもスタッフ同士が連絡を密に取り、お客様のイメージ通りのリノベーションを実現できます。
東京・神奈川・千葉エリアで素敵な家づくりを目指すなら、リノベーション専門店のSHUKEN Reにご相談ください。
お客様一人ひとりに合わせたオーダーメイドプランで、もっと素敵に暮らしやすいマイホームづくりをお手伝いします。
たくさんのリノベをお手伝いしてきたスタッフがサポートしますので、家づくりのどんなご相談もお気軽にどうぞ♪
恵比寿・世田谷・浦安の店舗での来店相談のほか、オンライン相談もご用意しています。
スタッフ一同お待ちしています♪