西千葉駅のマンションリノベーション費用相場｜中古マンションの狙い目エリアも解説

 

千葉県の中心地である千葉駅の隣に位置する西千葉駅周辺は、利便性と暮らしやすさのバランスが魅力的なエリア。

 

中古マンションの間取りや広さもバリエーションが豊富で、比較的リーズナブルな物件も見つけやすく、リノベーションの狙い目エリアと言えるでしょう。

 

今回は、西千葉駅周辺の中古マンション価格、リノベーション費用の相場を解説し、どれくらいの予算が必要なのか分かりやすくまとめます。

 

 

■西千葉駅はマンションリノベーションの狙い目エリア？

 

 

ターミナル駅である千葉駅の隣に位置する西千葉駅は、総武線・中央線が乗り入れ、京成千葉線のみどり台・西登戸も徒歩圏内という利便性に優れるエリアです。

 

駅の北側に千葉大学のキャンパスがあり、学生街として駅周辺には飲食店が充実しています。

 

駅前を離れると閑静な住宅街が広がっていて、治安が良く暮らしやすいという意見も多いようです。

 

総武線で千葉駅まで約2分、東京駅・新宿駅など都心へも1時間以内という好アクセスで、利便性も良好。

 

しかし、比較的リーズナブルな中古マンションも見つけやすく、お得にリノベーションできる狙い目エリアでもあります。

 

次の章から、西千葉駅周辺の中古マンション価格の動向や狙い目エリアを詳しく見ていきましょう。

 

 

■西千葉駅周辺の中古マンション相場と狙い目物件の傾向

 

リノベーション費用は、ベースとなる中古マンションの物件価格で大きく変動します。

 

2022～2023年に西千葉駅周辺で取引された中古マンション価格のデータを見て、間取りや延床面積、相場をチェックしてみましょう。

 

間取り	平均延床面積	平均価格（千円以下切捨て）
1LDK（1件）	60㎡	2,300万円
2LDK（10件）	50.5㎡	1,154万円
3LDK（17件）	69.41㎡	2,132万円
4LDK（2件）	100㎡	4,050万円

※国土交通省　土地総合情報システムをもとに弊社計算

 

西千葉駅周辺の中古マンションは、2～3LDKのファミリー向け物件が中心のようです。

 

1LDK・4LDKの中古マンションは1～2件しか見られず、価格も相場より高めなのであまり狙い目ではなさそうです。

 

2～3LDKのリーズナブルな物件が多いのは、埋立地として開発され多くの団地が建ち並ぶ幸町エリア。

 

地区	価格	間取り	延床面積	築年数	構造
幸町	7,300,000円	2LDK	45㎡	昭和45年	RC
幸町	9,800,000円	2LDK	45㎡	昭和45年	RC
幸町	11,000,000円	2LDK	45㎡	昭和45年	RC
幸町	9,700,000円	3LDK	70㎡	昭和48年	SRC
幸町	19,000,000円	3LDK	70㎡	昭和49年	SRC
幸町	14,000,000円	3LDK	70㎡	昭和50年	SRC
幸町	20,000,000円	3LDK	70㎡	昭和49年	SRC

※出典：国土交通省　土地総合情報システム

 

2LDKの物件は45～50㎡と1～2人暮らしにピッタリな広さで、1,000万円前後とリノベーションのベースにちょうど良い価格帯です。

 

3LDKの物件は70㎡とファミリーにちょうど良い広さで、価格帯も1,000～2,000万円と選びやすいです。

 

築年数が少し古いものの、日本住宅公団（現在の都市再生機構）が供給した団地はしっかりつくられている傾向があるため、狙い目のエリアと言えるでしょう。

 

地区	価格	間取り	延床面積	築年数	構造
轟町	8,800,000円	3LDK	65㎡	昭和49年	RC
轟町	16,000,000円	3LDK	65㎡	昭和49年	RC
黒砂台	4,400,000円	2LDK	55㎡	昭和48年	SRC
黒砂台	14,000,000円	2LDK	55㎡	平成7年	RC
春日	40,000,000円	3LDK	75㎡	平成15年	RC

※出典：国土交通省　土地総合情報システム

 

ほかの地区も、2～3LDKのファミリー向け中古マンションが中心です。

 

西千葉駅から千葉大学を超えた轟町地区には、平均価格より安い狙い目物件が見受けられました。

 

文教通り周辺の黒砂台地区にも、相場より安めの2LDK中古マンションの取引実績があります。

 

西千葉駅前の春日地区は、やや相場が高めで2,000～4,000万円の中古マンションが中心となるようです。

 

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■千葉県のマンションリノベーション費用を実例でチェック

 

マンションリノベーションの費用は、ベースとなる中古マンションの延床面積や間取り、仕様によって大きく変わります。

 

しかし、目安がないと予算を立てられないので困りますよね。

 

SHUKEN Reがお手伝いした千葉県のマンションリノベーション実例をいくつかご紹介しますので、費用相場と仕上がりの雰囲気をつかんでみましょう。

 

 

約800万円　101㎡

 

間取りやキッチンレイアウトの変更も含め、予算1,000万円以内に抑えたリノベーション実例です。

 

千葉県のリノベーション事例を見る：Case171「Colorful Wall」

 

セミクローズドのL型キッチンを対面レイアウトに変更し、開放感たっぷりで動線効率に優れるLDKに。

 

千葉県のリノベーション事例を見る：Case171「Colorful Wall」

 

使い勝手が悪かった和室は洋室に変更して、3枚引き戸で個室化できるお子さまのスタディスペースに。

 

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約1,000万円　85㎡

4LDK⇒2LDKへの間取り変更で、おしゃれかつ開放的な空間を実現したリノベーション実例です。

 

千葉県のリノベーション事例を見る：Case161「BOOKSHELF」

 

2つの和室をつなげて生まれたひろびろLDKには、デザイン性・利便性を両立した壁いっぱいの本棚を設置。

 

千葉県のリノベーション事例を見る：Case161「BOOKSHELF」

 

ダイニング・キッチンの位置も変更し、LDKのどこにいてもコミュニケーションを取れる間取りになっています。

 

 

約1,200万円　55㎡

 

ベースとなる間取りは活かしつつ、間取りや水回りを細かくカスタマイズしてご夫婦2人暮らしにマッチさせたリノベーション実例です。

 

千葉県のリノベーション事例を見る：Case177「Full Life」

 

LDKは南側の大きな2つの窓からたっぷり自然光が入り、天井高アップで開放感のある素敵な空間に。

 

千葉県のリノベーション事例を見る：Case177「Full Life」

 

リビングに隣接する小上がりスペースは、程よいプライベート感で見た目にもワクワクする間取りアイデアです。

 

 

約1,200万円　82㎡

 

中古マンションを購入し、間取り変更によって4人家族でのびのび暮らせるマイホームにリノベーション。

 

千葉県のリノベーション事例を見る：Case169「Growing」

 

間取り変更でLDKを住まいの中心に置き、水回りや子供部屋などに効率的にアクセスできる動線をつくりました。

 

千葉県のリノベーション事例を見る：Case169「Growing」

 

リビングの一角に設けたワークスペースは、開放感たっぷりで仕事や勉強などさまざまな目的に使えます。

 

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約1,600万円　63㎡

 

3LDKのマンションを、1人暮らしにピッタリな1LDKにフルリノベーションした実例です。

 

千葉県のリノベーション事例を見る：Case151「favorites」

 

和室をつなげて拡張したLDKは、動線効率の良い対面キッチンで現代のライフスタイルにピッタリな間取りに。

 

千葉県のリノベーション事例を見る：Case151「favorites」

 

北側の部屋を丸ごとウォークインクローゼットに変更して、効率的に衣類を管理できるようになっています。

 

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SHUKEN Reのリノベーション事例

 

 

■西千葉のマンションリノベーション費用総額はいくら？

 

 

西千葉駅周辺で中古マンションをリノベーションするときの費用総額について、先ほどのデータをもとに考えてみましょう。

 

リノベーション費用の目安、1～2人暮らしの費用総額、ファミリー向けの費用総額の順番にまとめていきます。

 

 

西千葉のリノベーション費用の目安

 

まずは、リノベーション費用の目安について、先ほどご紹介した実例をもとに考えてみましょう。

 

	費用	延床面積	1㎡あたりの単価
	800万円	101㎡	7.920792万円
	1,000万円	85㎡	11.76471万円
	1,200万円	55㎡	21.81818万円
	1,200万円	82㎡	14.63415万円
	1,600万円	63㎡	25.39683万円
合計	5,800万円	386㎡	15.02591万円

 

上にまとめたように、マンションリノベーションの費用はベースとなる物件の延床面積や仕様によってまちまちです。

 

100㎡の広いマンションで1,000万円以下のケースもあれば、60㎡前後で1,000万円以上になることもあります。

 

5つのリノベーション実例の1㎡あたり単価を平均すると、約15万円となりました。

 

今回は1㎡あたりのリノベーション費用を15万円と仮定して、費用総額の目安を計算してみましょう。

 

 

1～2人暮らし向けマンションリノベーション費用総額

 

 

西千葉駅周辺で、1～2人暮らしにピッタリな2LDKマンションをリノベーションする費用総額を計算してみましょう。

 

2LDKマンション取得費用 （平均延床面積50.5㎡）	1,154万円
リノベーション費用 （50.5㎡×15万円）	757.5万円
合計	1,911.5万円

 

平均価格で計算すると、中古マンション価格＋リノベーション費用の総額は1,911.5万円となりました。

 

西千葉駅周辺で1～2人暮らしのリノベーションを検討する場合、2,000万円～が予算の目安になりそうです。

 

 

ファミリー向けマンションリノベーション費用総額

 

 

西千葉駅周辺で、3～4人のファミリー向け3LDK中古マンションをリノベーションする場合の総額費用を計算してみましょう。

 

3LDKマンション取得費用 （平均延床面積69.41㎡）	2,132万円
リノベーション費用 （69.41㎡×15万円）	1,041.15万円
合計	3,173.15万円

 

平均価格で考えると、リノベーション総額は3,173.15万円となりました。

 

西千葉駅のファミリー向けリノベーション費用は、3,000万円～が1つの目安になりそうです。

 

 

■まとめ

 

西千葉駅は比較的リーズナブルな中古マンションを見つけやすく、お得にリノベーションできる可能性が高い狙い目エリアです。

 

各方面へのアクセスや住環境も良好なので、コストパフォーマンスが高いマイホームを求める方におすすめと言えるでしょう。

 

予算内で理想のマイホームを取得するためには、物件価格とリノベーション費用のバランスを上手に取ることが大切です。

 

これから中古マンションを探す方は、リノベーション会社に物件探しから相談するワンストップリノベーションを検討してみてください。

 

SHUKEN Reは、リノベーション専門店として千葉エリアの物件探しから住まいづくりまでワンストップでお手伝いしています。

 

ぜひお気軽にご相談ください。