〈お風呂のリノベーション〉費用と工事期間・位置変更や広くする場合は？

 

「お風呂タイムは一日の疲れを癒す大切な時間」。

 

そんな風にお考えの方も多いはずです。

 

また、いくら掃除をしても年月が経つと、どうしてもカビや汚れが気になる場所でもあります。

 

そこで気になるのが、“お風呂のリフォーム”ですよね。

 

今回は、マンション・戸建住宅それぞれの場合について、工事費用の目安や工事期間について詳しく解説します。

 

位置や広さを変える際の注意点や、自宅でサウナを楽しむリフォームも紹介しますので、ご自宅のお風呂を見直したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

■  まずはお風呂リノベーションの種類を知ろう

 

事例を見る：Case140「ホテルライク×家事楽」

 

浴室リノベーションと聞くと、みなさんはどのような工事を想像しますか？

 

お風呂の仕様や工事内容は、「システムバス（ユニットバス）」と「在来浴室（タイル浴室）」の2種類に分けられます。

 

この2つは、メリットや工事内容が全く異なります。

 

では、それぞれ見てみましょう。

 

 

システムバス（ユニットバス）

 

（引用：TOTO）

 

システムバス（ユニットバス）は、パーツごとに工場生産され、現場ではそれを組み立てる作業のみ行う工法です。

 

品質が安定し、安価なシリーズからあるのが特徴で、組み立て工事はメーカーの施工店が行うため、材料・工事の両方でメーカー保証が得られます。

 

また、システムバスの床・壁面には断熱材が貼られており、さらに家の壁・床・天井との間に作業用の隙間ができるため、浴室の断熱性が格段に向上する点もポイント。

 

組み立てられたバスルームは箱状になるため、漏水リスクは非常に低く、最近の集合住宅の大半に採用されています。

 

ただし、サイズや仕様はラインナップが限定されているため、設置場所によってはフィットせず、デッドスペースができて浴室が狭くなる可能性がある点は注意しましょう。

 

また、浴室・壁・天井・床がセットになっているため、部分取り替えはできません。

 

 

在来浴室（タイル浴室）

 

（引用：名古屋モザイク）

 

古くから用いられてきた工法であることから在来浴室と呼ばれており、仕上げにタイルを使うのでタイル浴室と表記されることもあります。

 

こちらは、床・壁・天井・浴槽・水洗金具など、全てのパーツを別々に選択するため、組み合わせ次第で完全オリジナルな浴室ができます。

 

また、現場施工の下地にタイルを貼って仕上げるため、サイズや形状も自由自在。

 

デッドスペースがなく、空間をフル活用できますが、全て現場で作業するため、システムバスよりも工期が長くなる点は否めません。

 

そのため、住みながらのリノベーションですと、1週間以上お風呂に入れなくなってしまいます。

 

また、経年劣化したタイル目地やコーキング目地を放置すれば、どうしても水が侵入することは避けられません。

 

ただし、壁・天井・床・浴槽が全て分かれているため、部分メンテナンスをしやすい点はメリットです。

 

ラグジュアリーで個性的な浴室にしたい方や、限られたスペースをフル活用したい方におすすめです。

 

 

 

 

■〈マンション〉お風呂リノベーションの費用目安と工事期間

 

事例を見る：Case112「じぶん価値の家」

 

マンションのお風呂リノベーションには、システムバスと在来浴室の２種類ありますが、既存タイプとの組み合わせによって、工事内容や期間が異なります。

 

では、まず費用の目安から見てみましょう。

 

 

 

シャワー水栓や手すりなどの細かいパーツだけでも、数万円の差が出る場合もあります。

 

そのため、仕様を決める際には、必ずショールームへ出向き、複数グレードでプランを検討して見積もりを取るようにしましょう。

 

 

コンクリートへ直接タイルを貼ることになるため、既存床撤去後に、防水塗装をしなくてはいけないのです。

 

 

「オリジナリティある浴室がいい」「できるだけ空間を無駄なく使いたい」という方は、マンションでも在来浴室施工事例が多い会社へ相談することがポイントです。

 

また、マンションでは管理規約により共用部の養生をしなくてはいけない場合がほとんどですし、古いマンションでエレベーターがなければ、別途荷揚げ費用が発生します。

 

では、工程はどうでしょうか？

 

 

 

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■ 〈戸建住宅〉お風呂リノベーションの費用目安と工事期間

 

事例を見る：Case154「Magical Renovation」

 

戸建住宅のお風呂リノベーションにも、システムバスと在来浴室の2種類あります。

 

では、まず費用の目安から見てみましょう。

 

 

既存が在来浴室の古い戸建住宅ですと、「土台や柱の補修と防蟻工事」の費用がかかる可能性があります。

 

なぜなら、経年劣化したタイル目地から徐々に水が浸透し、タイル下にある土台や柱などの構造木部が腐朽・シロアリ被害を受けているかもしれないからです。

 

一方、既存がシステムバスの場合ですと、下地まで漏水するリスクは低いですが、やはり古いお住まいですと防蟻材の効力が切れて、下地木部に被害が出ているかもしれません。

 

このように、戸建住宅の場合は、単純なお風呂リノベーション費用に加え、何かしらの付帯工事費用が発生するケースは少なくありません。

 

では、工事費用はどのくらいかかるのでしょうか？

 

詳しい工程を見てみましょう。

 

 

 

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■ 位置や広さを変更する場合の注意点は？

 

事例を見る：Case147「Simple×Relaxing」

 

「せっかくお金をかけてリノベーションするのだから、思い切って広くしたい」「リノベーション範囲を広げて、お風呂の位置を変えたい」そう考える方もいるでしょう。

 

その場合、単に間仕切りを変えるだけでは終わらない場合がほとんどです。

 

また、そもそもサイズや位置を変更することができない可能性もあります。

 

では、マンション・戸建住宅それぞれについて、どのような注意点があるのでしょうか？

 

 

マンションの場合の注意点

 

マンションは、排水口を共用部であるPS（パイプスペース・パイプシャフト）へ接続しなくてはならず、位置変更に伴い、接続口までの距離が長くなると、排水のための勾配が確保できず、水がうまく流れていかなくなってしまう恐れがあります。

 

床の高さを上げて排水勾配を確保できる場合もありますが、そうなると、かなり大掛かりなリノベーションが必要です。

 

排水勾配に問題がなくても、まだまだハードルはあります。

 

ラーメン構造の場合は柱や梁が邪魔で、うまく浴室を広げられないかもしれませんし、壁式構造ですと浴室周りの間仕切り壁が構造体であれば、そもそも撤去や移動することができません。

 

 

忘れてはいけないのが、管理規約におけるリノベーションに関するルールです。

 

マンションによっては、漏水トラブルや建物全体の資産価値低下を防止するために、そもそも水回りの移動を禁止しているところもあります。

 

その場合は、フルリノベーションしたとしても既存と同位置に浴室を設置しなくてはいけませんし、大幅にサイズを広げることも認められない可能性もあるため必ず事前に確認しましょう。

 

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ただし、既存から配管位置を動かさずに浴室を広げられる可能性もあります。

 

サイズを細かくカスタマイズできるシステムバスを採用すれば、コンクリート柱が干渉して一回り小さなシステムバスを納めざるを得なかったお宅でも、多少お風呂場を広くできるかもしれません。

 

（引用：タカラスタンダード｜ぴったりサイズシステムバスなら浴室空間を無駄なく今より広い浴室に！）

 

 

戸建住宅の場合の注意点

 

木造戸建住宅の場合ですと、給排水管が動かせないようなケースはほとんどありませんが、1階にある在来浴室の場合には、浴室周りの土台をやりかえる必要があります。

 

２階に浴室があるお宅ですと、位置変更やサイズ変更によって、床下地に補強梁を追加して浴室の荷重に耐えられるようにしなくてはいけません。

 

そのため、リノベーション範囲を広げざるを得ない可能性も想定しておきましょう。

 

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■ お風呂リノベーションで“自宅サウナ”も人気

 

 

最近、人気なのが「家サ活」。

 

ご自宅でプライベートなサウナを楽しむ方が増えています。

 

お風呂リノベーションと併せて、サウナを取り入れるのもおすすめです。

 

お風呂の中でサウナ気分を楽しめる1万円以下の手軽なものから、システムバスルームのサウナオプション、スタイリッシュで本格的なものまで、お好みに合わせてグレードを選べます。

 

自宅で本格的にととのえるサウナを目指すなら、SHUKEN Reのプライベートサウナ「SAUNAGE（サウナージュ）」をご検討ください。

 

サウナの聖地「しきじ」のサウナトータルプロデューサー笹野美紀恵氏を監修に迎え、自宅でしっかりととのえるプレミアムなサウナです。

 

ご自宅で、ゆっくりラグジュアリーな一時を過ごしたい方は、お気軽にと相談ください。

 

 

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■ 東京・千葉・神奈川でお風呂リノベーションするならSHUKEN Reへご相談ください

 

事例を見る：Case85「キレイ目インダストリアル」

 

“SHUKEN Re”は、東京・千葉・神奈川で、住宅や商業施設の物件探しや設計施工、アフターメンテナンス、造作家具の製作、スマートエネルギーの導入に至るまで、全てを手がける「秀建グループ」の住宅リノベーション部門となる専門会社です。

 

1998年から約20年間で8,000件超のリノベーションやリフォーム実績があります。そのため、幅広い視点からあなたのリノベーション計画をサポートできます。

 

お風呂の改修を初めとした部分リノベーションから、スケルトンにして間取りまで一新するフルリノベーションまで、施工事例は多岐に渡ります。

 

東京の恵比寿・世田谷、千葉の浦安の各店舗や、オンライン相談もご用意していますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

スタッフ一同お待ちしております。

 

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■ まとめ：お風呂リノベーションは総合的な建築知識のある会社へ相談しましょう

 

「お風呂だけリノベーションしたい」という場合でも、いざ解体してみると思わぬ不具合が見つかり、工事範囲を広げなくてはいけないケースも少なくありません。

 

また、少しでも快適なお風呂空間に変身させるためには、洗面室など周囲の空間までトータルでプランを検討した方が良い場合もあります。

 

このような場合にも、臨機応変に対応でき、バリエーション豊富なプランを提案できる建築知識のある会社へ相談することが重要です。

 

トータルで安心して相談できる会社は、やはりフルリノベーションを多く手掛けている会社！

 

私たち“SHUKEN Re”は、マンション・戸建住宅問わず、スタイリッシュでデザインレパートリーの多い施工実績があります。

 

自宅でサウナを本格的に楽しみたいならSHUKEN Reのプライベートサウナ「SAUNAGE（サウナージュ）」もおすすめです。

 

「おしゃれなリノベーションを成功させたい」「お気に入りのお風呂にしたい」という方は、ぜひSHUKEN Reへご相談ください。

 

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