公開日:2020-12-19 更新日:2024-07-04
令和の書斎はリビングにつくる|東京・千葉のおしゃれなリノベーション実例
働き方改革の一環としてテレワーク化が進む令和時代、急な在宅勤務で苦労した方も多いのではないでしょうか?
自宅に書斎やデスクスペースを検討する人も増えていますが、日本の住宅事情だと難しいケースが少なくありません。
そこでおすすめしたいのが、リビング内につくるオープンタイプの書斎レイアウト。
個室の書斎より設置のハードルが低く、工夫次第でしっかり集中できるスペースに仕上がります。
今回はおしゃれなリビング書斎のリノベーション事例を見ながら、メリットや間取りづくりの注意点をご紹介します。
目次
■ リビング書斎なら無理なくつくりやすい
土地に限りがある日本の住宅事情では、個室の書斎をつくるのはかなりハードルが高いですよね。
こうした背景から「書斎は高嶺の花」というイメージが強かったですが、最近はリビング書斎をつくる人が増えています。
リビングの一角につくる書斎は個室ほど床面積を必要としないため、増築など大掛かりな工事が必要ありません。
ダイニングテーブルや簡易的な市販ワークスペースでの在宅ワークはなかなか大変ですが、専用スペースなら快適に効率良く仕事をこなせます。
専用の書斎が欲しいけれどスペースの関係であきらめていた方、ぜひリビング書斎を検討してみてください。
■ リビング書斎をリノベでつくるメリット
ダイニングテーブルや市販デスクの代用スペースではなく、リビングに専用の書斎スペースを作るメリットをご紹介します。
・集中しやすい
専用の書斎スペースは、ダイニングテーブルや簡易デスクより集中できる環境を作りやすいのがメリット。
視界に生活感や余計なモノが入らないように工夫すれば、気が散ることを防いで効率良い仕事ができるでしょう。
デスクの高さや奥行なども体に合わせられるため、余計な負担をかけずオフィス環境と同じように集中することができます。
・働き方に合わせカスタマイズできる
プランが自由なリノベーションなら、仕事スタイルに合わせた使いやすいリビング書斎を作ることができます。
買ってきたデスクをリビングに置く場合レイアウトが限られますが、リノベーションで壁の位置を変更できればベストな配置を考えられます。
収納サイズやコンセントの位置も細かくカスタマイズできるので、市販品の組み合わせではできないフィット感のある書斎に。
使い勝手の良い書斎スペースは、快適に効率良い仕事をサポートしてくれます。
・ほかの用途に転用しやすい
会社の方針が変わって在宅ワークが無くなっても、リビング書斎ならほかの用途に使えるので無駄になりません。
リビングなら家族みんなが使える共有デスクになりますし、仕事道具の代わりにお花や絵画などを飾るのも良いですね。
リビング内にソファと別のパーソナルスペースがあると、自然と家族が集まってコミュニケーションが生まれるのもメリットです。
個室書斎だと仕事で使わないと無駄になってしまいますが、リビング書斎なら活用方法がたくさんあります。
・費用を抑えやすい
リビング書斎は、個室レイアウトよりリノベ費用を抑えられる点も大きなメリット。
壁・扉が必要ないので、材料費と工賃を大幅に節約することができます。
浮いた分の費用をカウンターのグレードアップに回したり、視認性の良い照明を選んだりすれば、さらに使いやすい書斎になりますね。
・リビングがおしゃれに見える
デスクの素材やレイアウトにこだわれば、おしゃれなアクセントとしてリビングを華やかに見せることができます。
造作デスクは市販品だと難しいデザインや形状も作れますので、リビング全体でトータルコーディネートするととてもおしゃれに仕上がります。
照明にこだわって、昼は仕事、夜は趣味やお酒を楽しむスペースにするのも素敵ですね♪
■ おしゃれなリビング書斎のリノベーション実例
実際のおしゃれなリビング書斎の写真を見ながら、間取りづくりのテクニックを採り入れましょう。
それぞれの詳細ページに全体の間取り図や他の写真もありますので、気に入ったデザインがあったらぜひチェックしてください。
・実例①
正面の幅いっぱいを使ったシンプルなワークスペースは、豊富な収納力で仕事関連のアイテムを取り出しやすい配置。
大きな窓から自然光が差し込むので、日中も気分よく仕事をこなせそう♪
縦長リビングのテレビ・ソファと反対に配置することで、余計なモノが視線に入らず集中しやすいレイアウトです。
・実例②
もともとあった階段とキッチンの間を利用し、コストと手間を抑えたシンプルなリビング書斎です。
3方向を壁に囲まれているので、リビング内にありながら作業に没頭しやすい環境に仕上がりました。
キャットウォークをお散歩中のネコちゃんが、仕事中の癒しになってくれそうですね♪
・実例③
ナチュラルテイストのリビングダイニングに溶け込む、圧迫感の無いおしゃれなデスクスペースです。
大きなカウンターの右側は電子機器と収納、左側はシンプルなワークスペースに振り分けて、雑多な印象を抑えています。
シンプルなつくりだから、お子さんの宿題やお絵描きスペース、ギャラリースペースなどライフスタイルの変化に合わせて対応しやすいです。
・実例④
リビング内のわずか0.5畳のスペースで、個室のような集中デスクスペースを実現。
余計なモノの無いシンプルな空間は、目の前の仕事に効率良く向き合う時間にピッタリ。
おしゃれなアーチ開口のおかげで閉塞感もなく、リビング内の良いアクセントにもなっています。
■ リビング書斎の人気レイアウト
リノベーションでつくるリビング書斎のレイアウトを、特徴とともに解説します。
お仕事のスタイルや家事・育児との両立なども考えながら、どんなレイアウトが向いているか考えてみましょう。
・オープンデスクタイプ
シンプルなオープンデスクタイプの書斎は、リビングへの設置ハードルが低い基本のレイアウト。
市販のデスクと違うのは、お部屋全体でコーディネートしておしゃれに仕上げることができる点です。
デスクの木目を合わせて統一感を出したり、アクセントウォールにして集中力を高めたり、おしゃれなデスクなら仕事も楽しくこなせます♪
ただデスクカウンターをつけるだけでなく、さまざまな工夫で仕事をこなしやすい書斎に仕上がりますよ。
・半個室タイプ
個室を作るのは難しいけど、オープンだと集中できないときは、半個室書斎がおすすめ。
完全な個室でなければ、1~2畳のコンパクトなスペースでも、開放感とプライベート感を両立できます。
室内窓を上手に活用すれば、圧迫感のない書斎になりますね♪
・間仕切りタイプ
個室とオープンタイプの良いとこ取りの間取りが、間仕切りレイアウトのリビング書斎です。
間仕切りを閉めれば個室のように使えるため、WEB会議やお客さんとの打ち合わせなどのシーンで使いやすいのが特徴。
オープンにして開放的に仕事をしたり、お子さんの様子を見たりと、さまざまなシーンに対応できる万能書斎です。
間仕切りを設置する費用はかかりますが、使い勝手が良いため費用対効果の高い間取りといえるでしょう。
・畳小上がりタイプ
リビングの中につくる畳の小上がりタイプの書斎は、仕事や読書以外にも多目的に使えるのが魅力。
クッションとローテーブルを置くだけで簡単にワークスペースを作れて、使わないときはサッと片付けることができます。
ただし長時間快適に過ごすには工夫が必要なため、週の何日か限定で在宅ワークがある方に向いているレイアウトです。
洗濯物を畳んだりお子さんの遊び場にしたりできるので、書斎として使わなくなっても無駄にならないのもメリット。
■ リビング書斎の注意点
メリットいっぱいのリビング書斎ですが、プライベートタイムとスペースを共有するためいくつか注意すべきポイントがあります。
・WEB会議のカメラ背景と生活音
最近はビデオ通話を使ったWEB会議や打ち合わせが増えていますので、カメラに映る背景に注意しましょう。
背後にソファやキッチンなどがあると、家族の姿が映り込んでしまう場合があります。
バーチャル背景を使う場合も、家族が近くを通ると映ってしまうので生活動線にも気を配りましょう。
リビングのテレビや料理の音を拾わないよう、壁を挟んだレイアウトにするなど生活音への配慮も必要です。
・照明
リビングの壁面にデスクを配置すると、背中からの照明で手元に影ができてしまいます。
後付けのデスクライトをつけるのも一つの方法ですが、せっかくリノベーションするならデスク用の照明を配置するのがおすすめ。
電源コードがなくスッキリ納まりますし、高い場所から照らすと光源がまぶしくないので目にやさしいのもメリット。
集中しやすく、おしゃれなデスク照明を選んでみましょう。
・収納
最近はペーパーレス化が進み、仕事の書籍や書類が減りつつありますが、ある程度収納を確保したほうがスムーズに仕事をこなせます。
仕事のスタイルに合わせた収納を用意し、必要な物がサッと取り出せて散らからない環境を作りましょう。
■ まとめ:おしゃれなワークスペースで効率的にお仕事♪
令和時代の在宅ワークにぴったりなリビング書斎は、レイアウトやデザインにこだわって集中できる環境に仕上げましょう。
自分好みのおしゃれなワークスペースなら、オフィスにはない雰囲気で楽しく快適に仕事をこなせます♪
わたしたちSHUKEN Reはたくさんの書斎リノベをお手伝いした経験をもとに、ライフスタイルにぴったりのプランを提案します。
ここではご紹介しきれないたくさんの書斎リノベ実例も公開していますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
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