公開日:2020-09-03 更新日:2024-07-04
室内窓で自然光たっぷりのおしゃれなリノベーション実例|マンションリフォームもOK
おしゃれなお店やホテルなどで見かけることが多い室内窓。
おしゃれなだけじゃなく、明るく機能的な間取りづくりにもとっても役立つ便利なデザインテクニックなんです。
今回はデザインの参考になる室内窓の施工事例を中心に、メリットや選ぶ際のポイントを解説します。
リフォーム・リノベーションで素敵なお部屋作りを考えている方は、おしゃれなテクニックとしてぜひ採り入れてみてくださいね。
目次
■ 室内窓はリノベならではのおしゃれな間取り
とってもおしゃれな室内窓ですが、戸建て・マンションどちらも新築で見かけることはあまりありませんよね?
ハウスメーカーや不動産会社は、新築販売時の価格が上がってしまうと売りづらくなるため、基本的に余計な設備はつけません。
室内窓は、材料一つから細かく選べるリノベーションならではのデザイン。
普段見かけることが少ない分、よりこだわり感が出ておしゃれに感じる人も多いです。
リフォームやリノベーションは室内窓をつける貴重なチャンスですから、ぜひおしゃれなデザインアイデアを採り入れてみてください。
■ おしゃれな室内窓写真実例集
東京・千葉エリアでSHUKEN Reがお手伝いした、おしゃれな室内窓の写真をピックアップしました。
各事例の詳細ページもご用意していますので、気になった物件はそちらもどうぞ♪
リビングと子供部屋の間につけた室内窓は、たっぷりの自然光と風をそれぞれのお部屋にもたらしてくれます。
リビングやキッチンからお子さんを見守ることができ、子供部屋の開放感もアップして一石二鳥♪
お子さんが寝る時間は室内窓を閉めて、ブラインドを下ろせば問題ありません。
窓のない寝室の採光・換気問題を解決する室内窓は、リビングのおしゃれなアクセントにもなっています。
ご夫婦二人暮らしなどプライバシーが気にならないライフスタイルなら、寝室とリビングがつながるメリットも大きいですね。
玄関とリビングの間に設けた大きな室内窓は、暗くなりがちなマンションの玄関スペースにたっぷりの光を届けてくれます。
圧迫感が出やすい玄関スペースに開放感もプラスされて、とってもおしゃれに仕上がっています。
室内窓よりパーテーションに近い形ですが、煙やニオイをリビングに広げずキッチンに開放感もプラスしています。
独立キッチンとオープンキッチンのメリットを良いとこ取りした間取りのアイデアは、小さなお子さんが居るご家庭におすすめ。
窓のない子供部屋に、リビングの明かりを届けてくれる室内窓活用例です。
高い位置に設置することで目線が気にならず、採光効率も確保することができます。窓の配置が決まっているマンションのリノベーションで、配置に悩む有効な間取りテクニックです。
細かく空間を仕切りながら室内窓を多用することで、圧迫感なく仕上げた間取りです。
壁面が増えるほど暗くなりがちですが、冷暖房効率や使い勝手を確保しつつ、解放感と明るさのあるおしゃれな空間も維持しています。
■ 室内窓のメリット
間取りの中に室内窓を採用するメリットについて見ていきましょう。
それぞれのメリットをうまく活用することで、間取りの悩みや不満解決にもつながりますよ♪
・自然光を取り込める
本来壁だった場所を室内窓にすると、隣の部屋の自然光を届けてくれるのは大きなメリットです。
特に窓の数が限られているマンションの間取りでは、リビングの大きな窓から離れるほどお部屋が暗くなりがちです。
室内窓をうまく使えば、リビングから入る明かりを奥の部屋まで届けて、明るくおしゃれな空間にすることができます。
窓のない居室や暗くなりがちな洗面所などで不満を感じている方は、ぜひ採り入れてみてください。
・風通しが良くなる
開閉できるタイプの室内窓を付ければ、お部屋同士をつないで空気の流れをつくり、全体の風通しを良くすることもできます。
お部屋の窓が一か所しかないとなかなか風が抜けてくれませんが、隣の部屋とつなげば出入り口ができて空気が流れやすくなります。
風通しが良くなると結露やカビを防ぐことにもつながりますし、アレルギーの原因となるホコリやダニも溜まりません。
・お部屋が広く感じる
室内窓で空間同士をつないであげると視覚的な広がりが出るため、実際の床面積よりお部屋を広く感じるのも大きなメリットです。
洗面所やキッチンなどの圧迫感を解消することもできますし、もともと広いリビングに解放感をプラスすることもできます。
ガラスやパネルの透明度を調整することで、プライバシーを確保しながら解放感を得られるのもgoodポイント。
お部屋同士を実際につなげて広くすると、冷暖房効率やプライバシーの確保の問題がありますが、室内窓ならお部屋を区切ったまま広さを感じる間取りにできます。
■ 室内窓を選ぶポイント
たくさんのメーカーから販売されている室内窓は、既製品だけでなく職人の手作りオーダーも可能です。
お部屋のテイストや使い勝手に合わせて選ぶ際のポイントをまとめました。
・材質(鉄・アルミ・樹脂・木材)
配置によっては大きな存在感が出る室内窓は、材質のチョイスも大切な要素。
間取りやインテリアと統一感を出したり、あえて目立たせてアクセントにしたりとデザインを楽しめます。
雨風にさらされる屋外窓と違い、室内窓は素材によるデメリットはありませんので、好みに合わせて選んでみましょう。
・開閉構造(FIX・上げ下げ・引き違い)
室内窓は一般的な窓と同じように複数の開閉構造が選べるため、設置する場所や目的に合わせて選びましょう。
明かり取りが目的ならFIX窓を選べば製品代を安く抑えられますし、シンプルな構造と見た目でスタイリッシュに仕上がります。
風通しもよくしたいなら上げ下げや引き違い窓がおすすめ。リビングから窓を開けて家族を呼ぶといった使い方もできます。
・寝室に室内窓をつける場合は要注意
窓ガラスは壁と比べて薄く音を通しやすいため、寝室とリビングの間に室内窓を設ける場合注意が必要です。
特に家族のライフスタイルが異なる場合、リビングのテレビがうるさくて眠れないことが多いです。
このような場所に室内窓を設ける場合は、ペアガラスや二重サッシなど防音効果の高いタイプを選ぶと良いでしょう。
■ マンションでも室内窓にできるの?
室内壁の開口や加工が比較的簡単な戸建て住宅は問題ありませんが、鉄筋コンクリート造のマンションだと室内窓にできるかどうか不安ですよね。
結論としては、マンションの既存壁に穴をあけて室内窓をつける工事は、構造上の問題がなければ難しくありません。
RC造のマンションの壁は、建物を支える耐力壁になっている場合と、ただの間仕切り壁の場合があります。
間仕切り壁は木材(または軽量金属柱)と石こうボードでできているため、加工するのは問題ありません。
一方、壁自体が構造の一部となっていてマンション全体を支えている場合は、基本的に穴を開けたり移動したりすることは不可能です。
室内窓を設置できるかどうかの判断は設計図面などをお持ちいただければ判断できますので、ご自宅がどちらのタイプか知りたい方はお気軽にご相談ください。
・これから物件を探すならワンストップリノベ
最近は中古のマンションや戸建て住宅を購入してリノベーションする方も増えています。
もしこれから物件を探すのであれば、私たち施工店が物件探しをサポートする「ワンストップリノベ」がおすすめ。
室内窓の設置や水回りの移動、間取り変更ができるかどうかをチェックし、理想の間取りが実現できる物件探しをお手伝いします。
物件探しの失敗を防ぐことができ、比較検討にかかる時間や手間も軽減できますので、ぜひ活用してください。
SHUKEN Reのワンストップサービスは、東京・千葉エリアで本命物件の内見に同行することも可能です。
リノベーションのプロとして、物件の良い部分や注意すべきポイントもアドバイスさせていただきます。
■ まとめ:室内窓は自由なリノベーションでおしゃれに♪
機能的でおしゃれ度が高い室内窓は、リフォームやリノベーションでも人気のデザインです。
細かいカスタマイズでお部屋の雰囲気に合わせれば、世界に一つだけの素敵なマイホームを目指せますよ♪
SHUKEN Reはたくさんのリノベーションをお手伝いしてきた経験から、室内窓も含めてお客様にピッタリの間取りをご提案します。
より使いやすく、デザインにもこだわるマイホームを目指すなら、ぜひご相談ください。
千葉県の浦安本店と東京の世田谷店を中心に理想の住まいづくりをサポートさせていただきますので、お近くの方はお気軽にどうぞ。