公開日:2023-01-25 更新日:2024-02-26
70平米マンションリノベーション費用相場｜安く抑えるポイントも
この記事では、70平米(㎡)前後のマンションをリノベーションしたい方に向けて、実際の費用事例を元にいくらで工事できるのか解説します。
物件探しやリノベーション会社選びなど費用を抑えるコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
・3つの価格帯の70平米(㎡)マンションリノベーション事例も紹介します。
■70平米のマンションはどれくらいの広さ？
具体的なリノベーション費用・プランを掘り下げる前に、まずは70平米(㎡)のマンションがどれくらいの広さなのか確認しておきましょう。
上の間取り図は、70平米(㎡)・4LDKのマンションです。
部屋数に余裕があり4～5人家族まで暮らせる間取りですが、リビングや各部屋の広さは最低限で、収納などもちょっと物足りない印象ですね。
70㎡リノベ事例を見る：Case142「設計のプロのお宅拝見！」
この70平米(㎡)マンションを3人家族に合わせて2LDKにリノベーションした間取り図がこちらです。
70㎡リノベ事例を見る：Case142「設計のプロのお宅拝見！」
和室をリビングに一体化することで、70平米(㎡)でも広々としたLDKに仕上がっています。
70㎡リノベ事例を見る：Case142「設計のプロのお宅拝見！」
住まいの中心に設置したファミリークローゼットで、全体の収納不足も解消。
70平米(㎡)のマンションでも、間取りアイデア次第で十分暮らしやすく仕上げることができるでしょう。
■70平米マンションリノベーション費用相場＆事例
マンションリノベーションの費用相場は床面積当たりの単価で、15～20万円/㎡です。
70平米のマンションで単純計算すると、1,050～1,400万円がリノベーションの費用相場ということですね。
ちなみに中古マンション市場で多い60～90平米だと、費用相場は以下のように変化します。
- 60㎡ × 15～20万円/㎡ ＝ 900～1,200万円
- 80㎡ × 15～20万円/㎡ ＝ 1,200～1,600万円
- 90㎡ × 15～20万円/㎡ ＝ 1,350～1,800万円
実際は建物の状態や設備・建材のグレードによっても費用が変動しますが、マンションの床面積で大体の費用相場が分かるということです。
70平米のマンションでも上手にコストを抑えれば1,000万円以内でリノベーションベできるケースもあり、こだわりを盛り込むと1,500万円以上かかるケースもあります。
ここでは予算を1,000万円以内、1,000万円～、1,500万円の3つに分けて、実際のリノベーション事例でどんな仕上がりになるのかチェックしてみましょう。
70平米1,000万円以内のマンションリノベーション事例
70平米(㎡)で1,000万円以内の予算は相場より少なめですが、既存間取りを上手に活かせば実現するのは難しくありません。
BEFORE
AFTER
70㎡リノベ事例を見る：Case128「ふたりで育てる「白い箱」」
上の間取り図は、78㎡の中古マンションを1,000万円以内でリノベーションした事例です。
マンション全体のフルリノベーションですが、水回りの位置はそのまま、間取りも上手に活かしコストを抑えています。
70㎡リノベ事例を見る：Case128「ふたりで育てる「白い箱」」
内装もシンプルなベースですが、パーケットフローリングを使うなどこだわりもしっかり実現しています。
70㎡リノベ事例を見る：Case128「ふたりで育てる「白い箱」」
押し入れを改装して作ったデスクスペースなど、ローコストでもおしゃれな間取りアイデアはたくさん♪
1,000万円以内のリノベーション事例はこちらのコラムでたくさん紹介しています。
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予算1,000万円以内でもできる！マンションのフルリノベーション実例
70平米1,000万円～のマンションリノベーション事例
70平米(㎡)マンションで1,000万円～の予算があると、できることや選べる選択肢が少し広がります。
BEFORE
AFTER
70㎡リノベ事例を見る：Case140「ホテルライク×家事ラク」
こちらは75平米マンションを、約1,300万円でフルリノベーション。
間取り変更に加えてキッチン・洗面・ユニットバスの位置を移動して、効率の良い家事動線を作り上げています。
70㎡リノベ事例を見る：Case140「ホテルライク×家事ラク」
広い土間収納を備える玄関、間接照明とアクセントウォールなど、ワンランク上の間取りやデザインも選べるようになります。
70㎡リノベ事例を見る：Case140「ホテルライク×家事ラク」
家事効率の良いキッチン⇒洗面へのショートカット、オリジナルの造作収納など、暮らしやすさにもしっかりこだわれます。
70㎡リノベ事例を見る：Case140「ホテルライク×家事ラク」
70平米(㎡)で1,000万円～の予算があると、ホテルライクな造作洗面台やたっぷり収納など、理想のイメージを形にしやすいでしょう。
1,000万円台のマンションリノベーション事例は、こちらのコラムもご覧ください。
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70平米1,500万円のマンションリノベーション事例
70平米(㎡)マンションで1,500万円の予算があれば、造作やオーダーなどさらにリノベーションの自由度がアップするでしょう。
BEFORE
AFTER
70㎡リノベ事例を見る：Case137「造作で思いどおりに」
こちらは74㎡マンションで約1,500万円の予算、造作を駆使して思いどおりに仕上げたリノベーション事例です。
水回りの位置と間取りを大胆に変更して、中古マンションを暮らしやすくアップデートしています。
70㎡リノベ事例を見る：Case137「造作で思いどおりに」
LDKの中心となるキッチンスペースは、デザイン・機能両方にこだわったオリジナル造作仕様です。
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70㎡リノベ事例を見る：Case137「造作で思いどおりに」
70平米マンションで1,500万円前後の費用を掛けると、こだわり仕様のリノベーションができそうですね♪
1,500万円のリノベーション事例はこちらのコラムでもたくさん紹介しています。
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■70平米マンションリノベーション費用を抑えるコツ
リノベーション向きの中古マンションを選ぶ
リノベーション費用はベースとなる中古マンションでも大きく変動するため、リノベ向き物件を選ぶと安く抑えられる可能性が高くなります。
※リノベーション向き中古マンションの特徴
- 建材の指定や制限が少ない
- 間取り変更しやすい「ラーメン構造」
- 駐車場やエレベーターが使えて工事しやすい
上のような中古マンションはリノベーションの自由度が高く、工事もスムーズに進められるので費用も抑えられます。
同じような間取りの70平米マンションでも費用が変わりますので、リノベ向き物件の特徴を覚えて上手に選びましょう。
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中古マンションを買うなら築何年が狙い目？リノベーション前提の物件選び
「買ってはいけない中古マンション」に要注意！物件選びのチェックポイント14選
リノベ向き物件を見極めるには、建築知識のある施工会社と一緒に取り組むワンストップリノベーションがおすすめです。
中古物件探しからのワンストップリノベーションについて詳しくみる
効率の良い間取りアイデアを採り入れる
70平米という床面積と予算の範囲内で理想のマイホームをつくるには、効率の良い間取りアイデアを採り入れるのも効果的。
例えば廊下をなくしてLDKを回廊のように使う間取りは、壁やドアが減るのでコストダウンしやすいです。
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逆に廊下の壁面を活かした収納やウォークスルークローゼットなど、「通路＋収納」の二役を持つ間取りにするのもコスパの良いアイデア。
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ほかにもデッドスペースを活用したり、シンプルな間取りでムダをなくしたり、コストパフォーマンスの良いアイデアを上手に採り入れましょう♪
マンションリノベーションが得意な業者を選ぶ
リノベーションは一戸建てとマンションでかなり内容が違うため、マンションリノベが得意な業者を選ぶのも費用節約につながります。
一戸建ての実績が多くマンションは不慣れな業者だと、前述したリノベ向き物件の見極めや効率の良い間取りアイデアが期待できません。
一戸建て・マンション両方得意な業者もありますが、必ず施工事例の件数やバランスをチェックしてみましょう。
■まとめ
70平米(㎡)のマンションリノベーションは、予算によってできることや仕上がりが変わってきます。
ご自身がどんなライフスタイルを実現したいのか良く考えて、適正な費用で理想のマイホームを手に入れましょう。
またベースとなる中古マンションや相談する会社選びでも費用が変わりますので、信頼できるお店を見つけることも大切です。
東京・神奈川・千葉エリアのマンションリノベーションは、ワンストップ体制のSHUKEN Reにご相談ください。
不動産・リノベーション部門で連携し、中古物件探しからリノベーションプラン・工事までワンストップでサポートいたします。
リノベ向き中古マンション選び、住宅ローン計画など、デザイン・間取り以外のこともご相談いただけます。ぜひお気軽にお声かけください♪
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