公開日:2021-06-12 更新日:2024-07-04
便利な寝室クローゼット間取りアイデア|東京・千葉のリノベーション実例
寝室には1畳前後のクローゼットが定番ですが、ライフスタイルによってはカスタマイズした方が使いやすいこともあります。
クローゼットの大きさや扉の有無など、収納アイテムや趣味・仕事によっても適した収納の形は変わってきます。
今回は間取りリノベーションでつくった寝室クローゼット実例を見ながら、おしゃれで便利な収納の考え方をチェックしていきましょう。
■ 寝室のクローゼットは超重要!
寝室は寝るだけの単純なお部屋と考える方も多いですが、快適な睡眠環境のためにはクローゼットの整備も重要になってきます。
いくら広くてフカフカのベッドがあっても、収納から物があふれてごちゃごちゃしていたら気持ち良く眠れませんよね。
夫婦の主寝室は、お互いのアイテムを効率的に出し入れできる利便性も、ストレスを発生させないために大切です。
使いやすく十分な収納力のある寝室クローゼットがあれば、生活感のない安らげる空間をキープできます。
睡眠と生活の質に大きく影響するポイントですので、寝室のデザインや間取りにしっくりこないときは、クローゼットを見直してみましょう。
■ おしゃれで便利な寝室クローゼット間取り実例
さっそくリノベーションでつくった素敵な寝室クローゼットの間取りをご紹介します。
それぞれの詳細ページに寝室以外の写真もたくさん用意していますので、気に入ったおうちがあったらぜひチェックしてみてください。
事例①
主寝室からLDKに抜けられるウォークスルークローゼットを設置し、たっぷり収納力と利便性を両立させた間取りです。
通路の両側に大容量の収納を確保できるため、必要なアイテムをすぐに見つけられるのがウォークインクローゼットの特徴。
収納・通路の二役こなしてくれるので、床面積がムダにならないのもうれしいですね♪
ウォークスルークローゼットの特徴はこちらでも解説しています。
事例②
それぞれの寝室に2つ以上クローゼットを設け、家族一人ひとりのアイテムを分けて管理できるようにしています。
お部屋に対して収納量が大きいため、モノが散乱しないスッキリ空間をキープできるのもこの間取りの特徴。
大きなクローゼット扉も、お部屋の雰囲気にマッチしたルーバーデザインならマイナスになりません。
扉自体がアクセントになり、外国のお住まいのような上品な寝室に仕上がりました♪
事例③
夫婦の主寝室に大きなウォークインクローゼットを設け、お部屋はベッドを置くだけのシンプルな空間にした事例です。
ベッド+歩くスペースだけのムダがない寝室は、生活感を感じずハイセンスな印象に。
ウォークインクローゼット入り口のアーチデザインのおかげで、無機質になりすぎず暖かみのある素敵なお部屋に仕上がりました。
ウォークインクローゼットの広さや間取りの考え方はこちらもどうぞ♪
事例④
寝室からリビングへの扉左右に、大きなウォークインクローゼットを配置。
ハンガーパイプと棚板だけのシンプルな構成で、ライフスタイルの変化に柔軟な対応ができる収納にしています。
旅行バッグや洋服以外のアイテムもまとめて収納でき、寝室に生活感が出ないのが良いですね♪
事例⑤
プライバシーが気にならない夫婦2人暮らしの、リビングと一つなぎの開放的な寝室&リビングクロークの組み合わせです。
動線の中心となるリビングにクローゼットを置くことで、朝の身支度、帰宅時の着替えなどさまざまなシーンで効率的な使い方ができます。
気兼ねない夫婦2人暮らしなら、リビング寝室&クローゼットもぜひ検討してみたいですね♪
事例⑥
主寝室に大型ウォークインクローゼットの定番間取りですが、デザイン・使い勝手ともにちょっとした工夫をプラス♪
L型レイアウトなら真四角より通路部分がムダになりにくく、夫婦のアイテムを左右に振り分けて効率的に使えます。
ひと手間加えてクローゼットの角をアーチ状にすれば、お部屋の圧迫感が軽減できておしゃれなイメージも生まれますね。
左奥のスペースはエアコンの為に残しつつ、ブルーのアクセントウォールで空間のアクセントにもなっています。
事例⑦
事例を見る:Case107「ホテルライクな新築風」をあえて、リノベで叶える贅沢」
寝室の隣に独立ウォークインクローゼットを設け、収納と寝室を完全に分離させたパターンです。
事例を見る:Case107「ホテルライクな新築風」をあえて、リノベで叶える贅沢」
隣同士ですがあえてつなげないことで完全に生活感をなくし、リゾートホテルのような素敵な寝室空間に仕上げました。
寝室⇒クローゼット⇒リビングの動線もムダがないので、独立したことによるムダもありません。
事例⑧
家族の主寝室に2つのオープンクローゼットを設けた間取りです。
扉を設けないオープンクローゼットは、出し入れの効率性と広く見える効果が魅力的♪
独立寝室ならリビングにお客さんを招いても見られることがないので、扉がなくても大丈夫です。
オープンクローゼットの間取り事例はこちらのコラムでも紹介しています。
■ 寝室クローゼットを考えるときのポイント
・収納アイテムの数とサイズ
クローゼットは大きすぎると寝室のスペースが減ってしまいますから、しまうアイテムに合わせて適切なサイズでつくることが大切です。
収納プランづくりに取り組む前に、まずは今持っている洋服やカバンをリストアップして、必要な収納量を知るところから始めましょう。
少し手間のかかる作業ですが、紙やスマホにリストアップすることで不要なアイテムが見つかり、断捨離の良いきっかけにもなります。
必要ないアイテムを処分してスペースが空けば、良いアイテムと出会って迎え入れる機会も増えます♪
広すぎる収納でスペースをムダにすることも防げますので、必ず必要な収納量を確認しましょう。
・扉の有無
一般的なクローゼットは引き戸や折れ戸を設置することが多いですが、扉を付けないという発想も持っておきましょう。
プライベート性の高い寝室は来客時に見られることがないため、扉を付ける必要性が低いケースも多いです。
扉のないオープンクローゼットはアイテムを出し入れしやすく、リノベーション費用を抑えられるのも魅力的♪
寝室は日中過ごす頻度も低いのでホコリも溜まりにくく、オープンクローゼットと相性の良い間取りです。
整理整頓が得意でお部屋の広さを強調したい方は、オープンクローゼットも検討してみましょう。
・そもそも寝室に必要か
現在の間取りやライフスタイルによっては、寝室の外にクローゼットを付けた方が便利なケースもあります。
上の間取り図のように寝室には収納を設けず、家族共有のファミリークローゼットにするのも一つのアイデアです。
寝室から出てすぐのところにあれば使い勝手は悪くありません。
余計なモノのないスッキリした寝室になりますので、快適な就寝環境を目指したい方におすすめです。
寝室からリビング・洗面所に抜ける動線の途中に、ウォークスルークローゼットをつくるのも効率的♪
色々な間取りアイデアがありますから、柔軟な発想で寝室とクローゼットの位置関係を考えてみましょう。
■ まとめ:クローゼット配置にこだわって、理想の寝室間取りを♪
クローゼットは寝室の利便性だけでなく、デザイン性や快適性にも大きく関わる重要なポイント。
スタンダードなクローゼットのカタチだけでなく、柔軟な発想で使いやすくおしゃれな収納プランを考えてみましょう。
寝室の中だけでなく外にクローゼットをつくるなど、大胆に思える間取りの方がライフスタイルにマッチするケースもあります。
今回ご紹介した以外にもたくさんの間取り実例をご紹介していますので、お時間のある時にこちらもチェックしてみてくださいね♪
寝室を含む理想の間取りを考える際は、リノベーション専門店SHUKEN Reにもぜひご相談ください。
たくさんの間取りリノベをお手伝いしてきた経験をもとに、暮らしやすくおしゃれな間取りアイデアをご提案します♪
東京世田谷のショップ、千葉浦安の本店、オンライン相談会も開催していますので、ぜひお気軽にご相談ください。
おうちづくり大好きな私たちスタッフと一緒に、楽しくワイワイ理想の住まいについて語り合いましょう♪