公開日:2021-04-20 更新日:2024-07-04
【間取り図アリ】理想のLDK間取りをつくる♪東京・千葉のおしゃれリノベ事例
食事にリラックスタイム、お客さんをもてなす応接スペースなど、LDKはたくさんの重要な役割を持っています。
家族構成やライフスタイルによって、理想のLDK間取りはさまざま。
今回は自由なリノベーションでつくりあげた、理想的なLDK間取りをたくさんご紹介します。
縦長・横長などLDKの種類別の特徴やよくある失敗例、おしゃれに仕上げるコツなども解説しますので、住まいづくりの参考にしてください♪
目次
■ 理想のLDKをつくるならリノベーション♪
住まいの中心であるLDKは、家族構成やライフスタイルに合わせてつくることが大切です。
しかし建売の一戸建てや分譲マンションでは間取りが最初から決まっているため、理想的なLDKとズレがあることも少なくありません。
自分たちに合わせた理想のLDKを目指すなら、間取りやデザインの自由度が高いリノベーションがおすすめです。
自宅LDKの改装をはじめ、最近は中古戸建てやマンションを購入してリノベーションする方も増えてきています。
新築住宅にはない自由な住まいづくりで、デザイン・住み心地ともに理想のマイホームを手に入れてみませんか?
■ リノベでつくったおしゃれなLDK【間取り図つき】
さっそく、リノベーションで実際につくった理想のLDK実例をご紹介します。
写真下のリンクページには、寝室や水回りなどLDK以外の写真もたくさんご用意していますので、気になったおうちはぜひチェックしてください♪
・1LDK:57㎡
夫婦2人暮らしなら、部屋数を減らして1LDKをつくるのも一つのアイデアです。
1部屋減らして広くなったLDKは、窓の数も増えて明るく開放的な間取りになりました。
ソファと別にチェアを置くスペースも生まれ、リビング内でそれぞれの過ごし方をすることもできます。
キッチンとリビングがL型配置になり、同じ空間ながら生活感の見えないおしゃれなお部屋になっています。
キッチンの床は玄関から続く土間仕上げで、靴のまま荷物を冷蔵庫に運ぶことができます。
夫婦二人暮らしに向いているLDKづくりは、こちらのコラムもどうぞ。
・2LDK:88㎡
2~3人家族なら、お部屋の広さに余裕がある2LDKがおすすめ。
大きな窓に面した明るいLDKは、元の和室をつなげて解放感を大幅にアップ♪
作業中もリビングの様子が見える対面キッチンですが、コンロ前と立ち上がりの壁で上手に生活感を隠しています。
LDKから廊下と寝室どちらにも行ける回遊性の高い間取りで、効率的な動線を描けるのも便利です。
2LDKの間取りアイデアはこちらでもまとめています。
・3LDK:86㎡
お子さん2人の4人家族なら、「夫婦の寝室+子供部屋×2」の3LDKがピッタリ。
ご夫婦の寝室はあえて壁を設けず、横長リビングの解放感をアップさせています。
間接照明の落ち着く雰囲気で、おやすみ前のひとときを過ごすスペースにピッタリ♪
対面キッチンも間接照明でおしゃれに演出し、ホテルライクに仕上げています。
3LDKの間取り事例はこちらも要チェックです。
・4LDK:75㎡
4人家族でも1部屋余裕がある4LDKは、ライフスタイルの変化に柔軟に対応しやすいのが魅力。
LDKの床面積は確保しにくくなってしまいますが、内装をホワイトに統一して圧迫感なくおしゃれに仕上げました。
天井と壁だけでなく、建具やテーブル、テレビボードまでホワイトでトータルコーディネート。
奥まったリビングデスクは、お子さん2人の勉強スペース。
子供部屋に勉強机を置かずコンパクトにまとめて、広いリビングをつくる間取りアイデアです。
■ LDKレイアウトの種類
一般的な住宅で多いLDKレイアウト4パターンの特徴を解説します。
・縦長(I字)
キッチン・ダイニング・リビングを一直線に並べる縦長LDKは、奥行感が出てそれぞれゾーニングしやすいレイアウトです。
壁の量が多いので家具を配置しやすいのも縦長LDKのメリット。
ただし奥行きがある分移動距離が長くなるため、効率の良い動線を心がける必要があります。
・横長
キッチンに対してリビングとダイニングが横並びのレイアウトは、広い間口と大きな窓による開放感が魅力♪
キッチンからリビング・ダイニングへの動線効率が良く、窓からの距離も近いので奥まで明るいお部屋をつくりやすい点もメリットです。
一方壁の量が少なくなるので、ソファやテレビ、ダイニングテーブルの配置には工夫が求められます。
・正方形
縦長と横長の中間的な正方形LDKは、それぞれのメリットを併せ持っている間取りといえます。
広い窓と適度な奥行感があり、家具のレイアウト自由度が高いため模様替えしやすい点も魅力的。
ただし床面積によっては中途半端な印象になってしまう場合があり、壁との距離が近いと逆に家具配置が難しいケースも。
・L型
リビング・キッチン・ダイニングをL型に並べたレイアウトは、それぞれのスペースの独立性を確保しやすいのが特徴です。
リビングから直接キッチンが見えにくいので、生活感なくリラックスできる空間を作れます。
間口が狭いと圧迫感が出やすく、窓配置によっては奥に光が届きにくい点は対策が必要です。
■ LDKの間取りで失敗しやすいポイント
・キッチンの生活感が見えて落ち着かない
アイランド型やペニンシュラ型などオープンキッチンレイアウトでは、リビングからキッチンの生活感が丸見えになってしまうケースも多いです。
ソファでくつろいでいるときにシンクの洗い物が目に入ると、せっかくのおしゃれ空間が台無しに…。
お客さんをリビングに招く際も、慌ててキッチンを片付けることになりかねません。
【対策】⇒パントリーやカップボードで生活感を見せない
オープンキッチンの生活感を上手に隠すには、パントリースペースやカップボードで収納力を確保するのが効果的です。
吊戸棚のないオープンキッチンは収納力が不足しがちなので、間取りの工夫で補って余計なモノが出ていない状態をキープしましょう。
収納たっぷりのキッチンはスッキリ片付くだけでなく、使いやすくお料理効率がアップするのもメリットです。
・収納がなくて物が散らかる
寝室や居室のクローゼットは確保しても、LDKに収納がなくて困った…というのもよくある失敗パターン。
家族みんなが過ごすLDKはいろいろなアイテムが集まりやすく、収納がないとすぐにモノが散らかってしまいます。
【対策】⇒間取りのアイデアでリビング収納をつくる
収納でリビングの居住スペースに圧迫感が出ないよう、いろいろな間取りアイデアを駆使してみましょう。
- ・壁面収納でスッキリおしゃれに仕上げる
- ・畳小上がりの床下を収納にする
- ・壁厚を利用して小物入れや本棚をつくる
- ・窓やドア上などデッドスペースを棚にする
アイテムごとに収納する場所が決まっている状況をつくれれば、モノが散乱するのを効率的に防げます。
リビングの床面積を削らずに収納をつくるテクニックもたくさんありますので、上手に採り入れてみてください。
・ソファとダイニングテーブル以外に座る場所がない
一般的なLDKでは食事はダイニングテーブル、家族の団らんはソファというレイアウトが多いですよね。
こうしたレイアウトはお子さんが小さいうちは問題ありませんが、思春期を迎えると座る場所がなく居心地が悪くなる可能性が高いです。
【対策】⇒LDK内のパーソナルスペースを確保する
家族みんなが快適に過ごせるコミュニケーションLDKを目指すなら、ソファ以外のパーソナルスペースも確保しましょう。
リビングの一角に設ける畳小上がりは、チェアなしで気軽に座れるおすすめの間取りです。
集中したいときに個室化できるリビング間仕切りも、快適なパーソナルになります。
LDKのレイアウトに工夫して、ほどよい距離感にソファやチェアを分散できるようにするのも効果的です。
・冷暖房が効きにくい
一つなぎの広いLDKは空気の体積が増えるので、冷暖房効率が悪化しやすいのも要注意ポイントです。
広い間取りは窓の数が増えるため、外気の影響を受けやすくなることも原因の一つ。
【対策】⇒窓の断熱性をアップ
暑さや寒さは熱伝導性が高いガラス窓から侵入する割合が大きいので、窓の断熱性をアップすると冷暖房が効きやすくなります。
いまのお住まいがシングルガラスの場合、LDK全体をペアガラスにするだけでもかなり冷暖房効率に効果的です。
大きな窓や北側で冷気が気になる窓は、さらに断熱性能の高い二重サッシを選ぶのもおすすめ。
夏のエアコン、冬の暖房両方効きやすくなり、窓が結露しにくくなるうれしい効果も期待できます。
■ LDKをおしゃれに仕上げるコツ
・カラーと材質を統一する
住まいの中で一番広いLDKはついいろいろなデザインを盛り込みたくなりますが、なるべく統一感を持たせるようにしましょう。
フローリングはダーク、窓枠はナチュラル、ドアはパステルカラー、といったように統一感がないと雑多な印象になってしまいます。
材質やカラーを変えてアクセントにするのはおしゃれですが、統一したテイストに「チョイ足し」するのがおしゃれに魅せるコツです。
まずはベースとなるテイストをしっかりと決め、材質やカラーを統一するところから始めましょう。
・ライティングにこだわる
おしゃれに仕上げた内装は、ライティングプランでさらに素敵な印象に魅せることができます。
ただ必要な明るさを確保するだけでなく、こだわりのライティングでおしゃれなイメージを目指してみましょう。
間接照明やスポットライトで明暗を付けたLDKは、豪華なホテルや高級レストランのようになりますよ♪
・家具の配置も同時に考える
素敵なお部屋は、組み合わせるソファやテーブルとのトータルコーディネートでさらに輝きます♪
間取りや内装デザインを考えるのと同時に、そこに置く家具も考えてみましょう。
ご自身でピッタリなインテリアを見つけるのが難しい場合は、私たちプランナーにぜひご相談ください。
お部屋作りのプロ目線で、素敵なインテリアコーディネートをお手伝いさせていただきます♪
■ まとめ:リノベーションで理想のLDKを作ってみましょう♪
いまのお住まいやこれから探している物件の間取りがしっくりこないときは、自由なリノベーションで理想のLDKを考えてみませんか?
住まいの主役であるLDKにこだわると、グッと満足度の高いマイホームになりますよ♪
理想のLDKで効率良く、おしゃれなライフスタイルを実現して、家族みんなで楽しく過ごしましょう。
私たちSHUKEN Reは、東京・千葉エリアを中心に理想の住まいづくりリノベをお手伝いしています。
ここではご紹介しきれないたくさんのLDK間取りも公開していますので、こちらもぜひご覧ください。
東京世田谷のショップと千葉浦安の本店、さらにオンラインでのご相談も受け付けています。
住まいづくりだからとあまり構えすぎず、お家づくりが大好きなスタッフと一緒にワイワイ理想の間取りを考えてみましょう♪
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