公開日:2023-11-12 更新日:2024-07-04
【千葉県の住みたい&住みやすい街】ランキング常連の“浦安”|魅力や中古物件の価格相場は?
「街の住みここちランキング2022(千葉県版)」と「住みたい街ランキング2022(千葉県版)」の自治体ランキングで第1位をダブル受賞した“浦安市”。
人気のベイエリアを含み、交通の利便性が高く、公共サービスが充実していることから、近年高い人気を集めています。
そこで今回は「浦安市」の特徴や不動産市場の傾向、さらに市内で特に注目度の高い「新浦安エリア」について、詳しく解説します。
浦安のリノベーション施工事例も紹介しますので、これから浦安市でマイホーム計画を始める方は、参考にしてください。
・浦安で中古マンションを購入して住むなら「リノベーション向き中古物件の購入+リノベーション」がおすすめです。
目次
■ 住みたい街・街の住みここちランキング常連の「浦安市」ってどんな街?
“いい部屋ネット”が発表した「街の住みここちランキング2022(千葉県版)」と「住みたい街ランキング2022(千葉県版)」の自治体ランキングの両方で、なんと第1位をダブル受賞した“浦安市”。
住みここちランキングは「3年連続1位」、住みたい街ランキングは「4年連続1位」と、不動の地位を確立しています。
千葉県北西部に位置し、江戸川をはさんで東京都江戸川区と、市の北東部は千葉県船橋市と隣接しています。
近年は同じくベイエリアである東京都の江東区や江戸川区から浦安市へ転入してくる方も増えており、注目の街です。
【浦安市への転入者の従前居住地】
2010(平成 22)年から 2015(平成 27)年にかけて、本市への転入者の従前居住地では、市川市をはじめ、江戸川区、船橋市、江東区という近隣自治体からの転入が多くなっています。
市内には「舞浜駅」「新浦安駅」「浦安駅」と3つの駅があり、JR京葉線と東京メトロ東西線が走っていて、東京駅や大手町エリアまで20分程度でアクセスでき、首都高速湾岸線も通っているため、近年は通勤通学をする若い世帯が多く住んでいます。
利便性の高さから、浦安市の人口は1996年より増加を続けており、2012〜2016年・2020〜2022年は一時減少したものの、2023年8月末には「170,961人」にまで到達しました。
(出所:浦安市|浦安市常住人口・世帯数の推移に基づき弊社作成)
上のグラフを見ても、ここ30年以内で市内人口は40%程度増加していることが分かります。
これほどまでに人気が高まっている理由には、以下の点が挙げられます。
・整った都市計画によって、閑静な住宅地が広がり、公園も充実している。
・都心へアクセスしやすいだけではなく、バス路線も豊富なので、マイカーがなくても生活しやすい。
・財政が安定しているため、行政サービスが充実している。
2012年には、浦安市の財政力指数は全国1位になり、2022年のランキングでも全国7位と上位をキープしています。
財政力指数が高いほど、財源に余裕があることを示すため、安定した行政サービスが整っていると言うことです。(参考:総務省|指標の説明)
そのため、子育て世帯から高齢者世帯の方まで、安心して暮らし続けられると言えるでしょう。
また、ディズニーリゾートを含め、観光資源も潤沢なので、今後も大型ショッピングモールなどの誘致が期待されており、まだまだ“発展途上”の街なのです。
千葉県内でも高齢者率が低い点も特徴で、千葉県内高齢者率は「27.5%」、全国高齢者率「28.4%」に対して、2020年の市内高齢者率は「17.5%」と、明らかに若い人が多いことが分かります。(参考:浦安市|県内の市町村別高齢者の割合を教えてください。・内閣府|地域別にみた高齢化)
2021年には、市内の待機児童数が0人になった点も注目ポイントです。
■ 浦安市の不動産市場|傾向は?
事例を見る:Case167「Quality of Life」
国土交通省の公表しているデータによると、分譲住宅と分譲マンションはどちらも年に100戸以上安定して増えています。
それぞれの割合を見ると、戸建住宅が41%、マンションが59%と、マンションの方がやや多めです。(参考:国土交通省|建築着工統計調査)
街としての人気の高さから、戸建住宅・マンションともに価格は上昇傾向にあり、転入者が増えていることから、新築物件の競争率はかなり高まっています。
地価も上がり続けており、浦安市の2022年平均公示地価は「39万/㎡」程度で、2021年から10%近く値上がりしたエリアもあるほどです。(参考:国土交通省|国土交通省地価公示)
そこで近年注目されているのが、「中古物件」です。
特に、中古マンションの市場は活発で、1981〜2010年に建てられたマンションが多く売り出されており、人気のエリアではすぐに入れている状況が続いています。
実際、市内の持ち家世帯のうち、24.5%(2018年時点)が中古住宅・中古マンションを購入して住んでおり、2008年と比べると、その数は1.5倍まで増えているというデータもあるほどです。(引用:浦安市|第2次浦安市住生活基本計画策定基礎調査報告書 P.53)
2022年には、中古住宅と中古マンション合わせて、260件以上の物件が取引されています。(国土交通省土地総合情報システムへ登録された物件のみ)
■ 浦安市の新築&中古マンション価格の相場は?
事例を見る:Case163「Smile Kitchen House」
生活利便性が高い浦安市に住みたい方も多いでしょう。
では、新築マンション・中古マンションの費用相場を見てみましょう。
【浦安市のマンション家賃相場】
【2022年・浦安市のマンション平均家賃】
- 1K:7.11万円
- 1LDK:11.77万円
- 2LDK:17.53万円
※複数情報ポータルサイトのデータを基に弊社で算出
※築年数・立地によって平均価格より乖離する可能性があります
利便性の高い浦安駅・新浦安駅周辺は、大学生や単身者用の1K〜1LDKの物件から、ファミリー向けの2LDKなどの広めな物件まで、レパートリーが豊富です。
同じく東京駅から20分程度の東京都新宿区の家賃と比べると、30%程度安いため、好条件の物件をリーズナブルに借りられます。
【浦安市の新築マンション価格相場】
- 平均㎡単価:110〜130万円程度
※複数情報ポータルサイトのデータを基に弊社で算出
※築年数・立地によって平均価格より乖離する可能性があります
千葉県全域の平均㎡単価は65〜70万円程度なので、県内では比較的高めと言えるでしょう。
しかし、賃貸物件同様に、東京23区内と比べるとリーズナブルです。
ただし、専有面積が100㎡を超える物件はほとんどなく、間取りの選択肢はあまりありません。
【浦安市の中古マンション価格相場】
【2022年・新浦安の中古マンション(未改装)平均価格】
- 〜60㎡:3,051万円
- 61〜80㎡:4,369万円
- 81〜100㎡:5,576万円
- 101㎡〜:6,768万円
- 平均床面積 77.2㎡:4,726万円
※国土交通省土地総合情報システムのデータを基に弊社で算出
※築年数・立地によって平均価格より乖離する可能性があります
都内と比べて広々とした物件が多いのが特徴で、2022年に売り出された中古マンションのうち、100㎡超えの物件は12%にも及びます。
同じく人気の高いベイエリアである江東区や江戸川区では、100㎡を超える物件はほとんど売り出されません。
また、浦安市内の新築マンションも、最近は40〜70㎡程度の物件が主流です。
そのため、広めのお部屋をお探しの方には、浦安市内の中古マンションをおすすめします。
家賃と分譲の費用シミュレーションをご紹介しています。
■ 浦安市のマンションリノベーションはどのくらいかかる?
人気の湾岸エリアで中古マンションをフルリノベーションする費用は、1㎡あたり「15~20万円」が相場です。
- 60㎡:900〜1,200万円
- 70㎡:1,000〜1,400万円
- 80㎡:1,200〜1,600万円
※一般社団法人リノベーション協議会ポータルサイトを基に弊社で算出
※仕様や間取りによって相場より乖離する可能性があります
築年数によって必要な工事は異なりますが、浦安市内の中古マンションは築30〜35年の物件が多いため、購入する際はフルリノベーション費用を予算へ組み込んでおくことをおすすめします。
できるだけ改修費用を抑えたい方は、理想の間取りへ近づけるための工事が最小限で済む物件を選ぶことがポイントです。
そのためには、物件探しの段階からリノベーション知識が豊富な不動産会社へ相談すると良いでしょう。
新浦安を拠点に、1998年から約20年間で千葉・東京・神奈川にて、8,000件超のリノベーションを手掛けてきた実績があります。
浦安市で住まい探しからリノベーションまでご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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■ 浦安市の中で大注目の“新浦安駅”エリア
浦安市全体でも人口は増加傾向にありますが、特に人気が高まっているのが「新浦安駅」エリアです。
駅前には、イオンスタイル新浦安があるため、日常生活のお買い物には困りません。
「新町地域(日の出・明海・高州)」・「中町地域(海楽・美浜・入船・今川・富岡・東野・弁天・舞浜)」とで、街の雰囲気が異なります。
新浦安駅の南東部に位置し、“都心近郊住居地”として、住宅・文化施設・教育施設・商業施設が融合した、近代的な街並みが広がります。
戸建住宅はほとんどなく、1994年頃に建てられたマンション(築30年以内)が大半です。
市役所のあるシビックセンターから南側のエリアで、戸建住宅・マンション・商業施設が建ち並びます。
学校や図書館、商業施設を取り込んだ計画的な街づくりが行われたため、整った街並みが印象的です。
戸建住宅・マンション共に、中古物件は築30〜35年が多めです。
(引用:浦安市|おいでよ浦安)
中町地域は、住宅が都市計画の中核になっているのに対して、新町地域は、中町地域よりも後から開発され、住宅だけではなく大学や大型商業施設も含まれた都市計画が行われ、現在も開発は進行中です。
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■ 浦安市のマンションリノベーション事例
私たち“SHUKEN Re”では、千葉・東京・神奈川でデザイン豊富なマンションリノベーションを手がけてきた実績があります。
その中でも、イチオシの事例を紹介します。
ぜひ、間取り・インテリアデザインの参考にしてください。
【築18年・118㎡の中古マンションリノベーション】
こちらの施主様は、お子さんが2人に増え、今より広いマンションへの住み替えを検討され、新築マンションを探されていました。
しかし、なかなか理想的な物件が見つからず、ご実家近くに100㎡超えの物件を見つけて、リノベーションされました。
元々は、LDKの一角に押し込まれていた圧迫感のあるキッチンでしたが、回遊性がありご家族皆さんでも料理を楽しめる広々としたレイアウトに変更した点がポイントです。
テレビを壁付けした部分は高級感のあるタイル張りにして、シンプルながらも素材感にこだわりました。
ホワイトを基調としたインテリアデザインの中に、アクセントウォールと内装ドアのグレーが効いていますよね。
床面積が広いため、フローリングはリーズナブルな素材を選び、ご予算内で理想的な間取りを実現できました。
このように、ご予算に応じて、どこにお金をかけるかメリハリをつけながら、バランスの良いプランをご提案します。
【築16年・109㎡の中古マンションリノベーション】
こちらは、新築で購入したマンションの水回り・内装が劣化してきたことを機に、リノベーションした事例です。
新築マンションへの住み替えも検討されていましたが、同じような間取りばかりで魅力を感じなかったため、フルリノベーションを選んだそうです。
こだわった点は、南北の風通し。
玄関からリビングまでの廊下をシンプルにして、それを挟むように収納量抜群の寝室を2部屋配置しました。
空間用途によって床材を張り分け、アイポイントとして各所にバランスよくブラックアイテムを置くなど、奥様のご要望を随所にちりばめました。
ペットフレンドリーでスタイリッシュな仕上がりに、「妥協はゼロですべてが思い通り」と嬉しいご感想をいただきました。
【築39年・75㎡の中古マンションリノベーション】
事例を見る:Case118「帰ってきたくなるリゾートなお家」
元々、新築マンションへの住み替えを検討されていましたが、同じマンション内で開催していた弊社の完成現場見学会へお越しいただき、住んでいるマンションをリノベーションすることをご決断いただきました。
ウォークインクローゼットやリビングの壁面収納などは、全てお部屋に合わせたオリジナルの造作家具です。
限られたスペースを無駄なく活用し、片付けやすいお部屋に仕上がりました。
事例を見る:Case118「帰ってきたくなるリゾートなお家」
海外のホテルをイメージし、ダイニング脇の壁には敢えて外壁用タイルを張り、リゾート感をプラス。
全体的な広さは変わっていないはずなのに、開放的でゆったりとしたマイホームに生まれ変わり、「お家にいたい!と思える家になりました」と嬉しいご感想をいただきました。
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