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"SHUKEN Re"

2023.01.22

【撮影blog】Black & Airy

 

 

ここはパリに暮らすアーティストの住まい?――そんな錯覚におちいってしまうのが、この日訪ねた浦安市のNさま邸です。キッチン、収納扉、家具、照明の「黒」がとってもカッコいいですよね。

 

Nさまご一家は、ご夫妻と17歳の娘さんとの3人家族。チワワのニコちゃん、チャコちゃん、ココちゃん(みんな女の子)も一緒です。

 

もともとは関西ご出身のご夫妻ですが、十数年前に家業の関係で、ご主人のご両親とともに関東へ引っ越していらしたそう。ひと足早く浦安の戸建て住宅で新生活を始めたご両親の影響で浦安のよさを知り、海が眺められる浦安の新築マンションを購入されました。

 

 

それからおよそ16年が経過し、リノベーションを考えるようになったというNさま。「購入当時は妊娠中だったこともあって、いろいろ選べたはずの水回り設備をあまり吟味せずに決めてしまったんです。16年たって劣化も気になるようになり、さらに犬を飼い始めたことで、床や壁のクロスの傷みも気になるようになりました」

 

奥さまは当初、水回り設備と内装の交換程度のリフォームを考えていたそうですが、ご主人からは「この際だから全面的に変えてしまおう!」という提案が! 奥さまも一気にテンションが上がったそうで、Nさま邸のフルリノベ計画が動き出しました。

 

 

プランニング中はピンタレストなどで画像を探し、理想のイメージを固めていったという奥さま。キッチンは「黒」と「背面いっぱいの収納」にこだわりました。キッチン本体は「クリナップ」の製品。水栓やガスコンロ、レンジフードなどもすべて黒という徹底ぶりです!

 

 

キッチンの背面側の収納は4枚引き戸の大型サイズ! 扉のフレームももちろん黒を選び、パネル部分はクリア素材だと中が見えすぎてしまうため、グレースモークに。Nさま邸のキッチンのカッコよさが、この扉で倍増していますよね♪

 

扉の内部をチラリと見せていただくと、右側の扉3枚分には食器や家電がすっきりと収められていました。足元から天井までの大容量なので、収納力は相当なもの。出番の少ない来客用アイテムは上段に、書類やペット用品、洗濯グッズなどはバルコニー側の扉1枚分にと、上手にゾーニングして使っていらっしゃいました。

 

 

ここでチワワのココちゃん登場です。キッチンの床は石目調のフロアタイル張りに。じょうろが置いてある窓辺のチェアは奥さまの特等席。海岸線から昇る朝日を眺めながら、ここで朝食をとっているそうです。素敵ですね~♡

 

 

ダイニングの家具は入居当時から長く愛用しているものです。「ホームパーティをしたり、子どもが生まれたら宿題をさせたり。大は小を兼ねるではないですが、大きなテーブルを置きたかったんです。当時、横幅が2メートルほどあるテーブルはなかなかなくて、目黒通りの家具屋さんで作ってもらいました」

 

あまりに空間にマッチしているので想像がつきませんが、テーブルのもとの色は「白」。奥さまは家具の塗り替えに対応してくれる業者を調べたりもしたそうですが、「自宅から業者へ配送しなくてはならず、手間がかかりそうだったんです。SHUKEN Reさんに相談したら、リノベ工事の中で塗り替えをしていただけることに。きれいに仕上がってうれしいです」

 

 

コロンとしたフォルムが印象的なペンダント照明は、担当プランナーがおすすめしたもの。「黒」がカッコいいNさま邸のキッチンは、トータルコーディネートの大切さを教えてくれますよね。

 

もともと奥さまは、鎌倉などにある観光地仕様の「スターバックス」の雰囲気が好みだったとか。「黒、グレー、木目にちょっとグリーンが入る感じが好き」という言葉どおりの空間に仕上がっていて、びっくりです!

 

 

LDKの窓側は、床にフロアタイルを採用してインナーテラス風に仕上げています。ここはペットスペース兼ランドリースペース。海が近く洗濯物が乾きにくいことから、夜に洗濯機を回して、窓辺にずらっと干して就寝するのが習慣になっていたそう。

 

リノベ前は室内干し用のポールを設置して対応していたそうですが、奥さまの念願だった、インテリアになじむ黒のハンガーパイプを実現することができました。洗濯機置き場のある脱衣室をキッチンに隣接させたので、洗濯動線もばっちりです!

 

 

普段はペットケージを置いている、フロアタイル仕上げのインナーテラス。ペットが粗相をしてしまったときのお掃除が、とてもラクになったそうです。

 

 

ここで改めてLDKの床にご注目! 広々としたLDKは、ダイニングスペースが1段高くなっていて、床高によってキッチン、ダイニング、リビングがゆるやかにゾーニングされているんです。

 

当初、マンションデベロッパーの関連会社にリノベを依頼するつもりだったNさま。こちらに十数年暮らして風通しの悪さを感じていたことから、住まいのセンター部分にあった浴室と洗面室を移動して、南北に風の通り道をつくりたいというご希望がありました。

 

ところがその関連会社から、「浴室の移動は無理」と言われてしまったそう。一方、同じタイミングで相談を受けていた当社からは、「LDKに段差ができてOKでしたら、浴室、移動できます!」とご返事。それが決め手になって、Nさまは当社にリノベを依頼してくださったのでした。

 

 

距離の近さも依頼の決め手に

 

ちなみに、ご主人のご両親が戸建て住宅を建てた際に、遠方のハウスメーカーへの行き来が大変だったそう。奥さまいわく、「打ち合わせに通いやすい地域密着型の会社で、施工事例が素敵な会社はないかなと探して、SHUKEN Reさんがヒットしました」(ありがとうございます!)

 

床の段差は、リノベ直後はつまずいたりすることもあったそうですが、踏み台昇降運動(!?)に使うなど、ポジティブにとらえているそう。リノベで天井高を上げることができたため、床高が上がっても圧迫感はありません。

 

 

リビングには、グリーンがセンスよく置かれていました。花より観葉植物が好きという奥さま。奥のウンベラータはご結婚当初に購入した「第1号」で、2倍以上の大きさに育ったそう。

 

グレーのソファはリノベに合わせて新調したもので、ペット対策として「合皮に見えない合皮製」を選んだとか。「床暖房があるので家族はみんな床でゴロゴロして、ソファはあまり使っていないんです(笑)」と奥さま。LDKにできた段差は低めのベンチ風でもあり、床の上で直接過ごすときに重宝しているそうです。

 

 

そしてこちらは、リビングから出入りするご夫妻の寝室です。ちょうどこの場所に、奥さまが移動したいと考えていた浴室がありました。当然ですが、今は影も形もありません!

 

 

寝室の内部はこんな感じです。コンパクトな広さになったのを機に、これまで使っていたベッドは処分して“布団生活”に切り替えたそう。折り畳んで立てておける布団を導入したので、毎日だと負担になる布団の上げ下げは不要。「引き戸を開け放しておけば、リビングの一部として使えるところも気に入っています」

 

そして、部屋の奥に室内窓があるのにお気づきでしょうか? この場所にあった浴室を移動して室内窓を設けたことで、奥さまの希望だった「南北の抜け」が実現したのでした!

 

 

寝室の室内窓の向こう側はどうなっているかというと……収納力たっぷりの玄関土間でした! 玄関土間はNさまの要望にはなかったのですが、プランナーから提案。「ファーストプランからすでにこの玄関土間があって、とにかく衝撃的でした。家族全員でテンションが上がってしまって……(笑)」と奥さま。

 

右手前の引き戸の内部はWICで、寝室へ通り抜けが可能。通気性がよく、外出前に玄関土間にある鏡の前で、靴を履いた状態で全身チェックができるのがお気に入りとか。

 

 

こちらがWICの内部の様子です。アパレル関係の自営業のNさま。洋服をたくさんお持ちで、リノベ前は3部屋あった個室のうち1部屋が物置状態になっていたとか。

 

「物を出し入れするために、各個室のクローゼットや物置部屋を行ったり来たりするのがとても負担でした。今はこのWICと玄関土間に物が集約されているので、とても快適に使っています」

 

 

玄関土間の延長線上には、もちろん玄関があります! もともとゆったりしたつくりでしたが、扉つきの靴箱を撤去してオープン棚にしたことで、さらに広々とした印象に。棚板をL字に設置した部分は、家族みんなのスニーカー置き場。奥行きを利用して、ペット用のカートも置けるように設計されています。

 

 

玄関近くの洋室は17歳の娘さんのお部屋です。普段はほどんとLDKで過ごしていて、ご夫妻の寝室で寝ることもあるので、実はあまり使っていないのだとか。キッチンの背面収納とおそろいの大型クローゼットを新設したので、娘さんの持ち物はここにすべて収まっています。

 

 

正面に見える玄関から背面側のLDKをつなぐ廊下の途中には、洗面コーナーがあります。扉のないオープンな造りは、奥さまの希望を反映したもの。朝の混雑時に家族がスムーズに使えるように、ドアの開け閉めが不要な造りにしたかったとか。

 

 

洗面コーナーは、黒いボウルや間接照明で高級旅館のような雰囲気です! こちらも、奥さまがピンタレストなどで見つけたイメージをもとにプランを固めていった場所です。

 

掃除がしやすいように、カウンターは足元部分を空けたフロートデザインに。ヘアケア剤などのボトル類を立てて入れられるように、引き出しを深めにしたのも奥さまのこだわりです。

 

 

こちらは脱衣所兼洗濯機置き場です。「誰かが入浴中でも洗面台を気兼ねなく使えるように、脱衣室と洗面室は分けたかったんです」と奥さま。背面側にはキッチンへつながる引き戸があり、奥に見える木目の引き戸の奥には先ほどの洗面コーナーが。家事効率が上がる回遊動線が実現できました!

 

 

最後に見せていただいたのは、こちらのトイレ。洗面コーナーと同様、旅館やお店のようなイメージを形にしました。空間と一体化した「建築化照明」を採用し、あえて吊り戸棚などの収納は設けずにシンプルに仕上げたのがポイント♪ その代わり、奥さまが選んだ「山崎実業」のtowerシリーズの品々が大活躍しています。

 

 

妥協ゼロの思い通りの住まいに

 

奥さまに「リノベを体験されていかがでしたか?」とうかがうと、「めっちゃ楽しかったです!」とうれしいご返事が。「当初、近くに建った新築マンションに住み替えることも少しだけ考えたのですが、内見に行ってみると私たちがこのマンションを購入した16年前から何も変化がない、ごく普通の間取りでがっかりでした」

 

 

「立地は気に入っていたので、それなら中身を一から作り直すほうがいいんじゃないかとリノベを選びました。楽しかったですし、全部思い通り。住み替えだったら妥協しないとならない部分があったと思いますが、妥協したところはないし、家に帰ってくるのが毎日楽しいです」

 

 

ご主人と娘さんも、リノベ後の住まいをとても気に入ってくださっているよう♡ 「新築マンションの広告を見ながら、夫はよく『うちが一番ええな~』『うちみたいな間取りなら絶対売れるって』と話しています」と、奥さまが教えてくれました♪

 

 

娘さんのお友だちが泊まりに来たり、大きなダイニングテーブルでママ友たちとお茶やお酒を楽しんだり。住まいへのこだわりだけでなく、ご家族や周囲の方々とのいい関係が伝わってきた本日の取材。リノベで生まれ変わったこちらの住まいで、これからも笑い声の絶えない毎日を送っていただきたいです♪

 

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ライター志賀朝子

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