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"SHUKEN Re"

INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

アメリカンヴィンテージ

 

 

この日おじゃましたのは、市川市の一戸建てに暮らすAさまファミリーのお宅。リビングのシェルフにはCDやライブDVDがいっぱい。一角にはレコードプレイヤーもあって、ひと目で音楽好きのご一家とわかってしまいました♪

 

ご家族構成は、ご夫妻と息子さん(22歳)、2人の娘さん(20歳、15歳)の5人家族です。息子さんは遠方の大学に在学中で今は離れて暮らしていますが、この春、就職のためこちらに戻って来るそうで、再び5人での暮らしがスタートします。

 

 

以前は同じ市内の別の戸建てのお住まいに、奥さまのご両親も含めた7人で暮らしていたとか。ダイニングの特大のテーブルは、7人暮らし当時の愛用品です。もともとこちらは奥さまの叔母さまの家でしたが、叔母さまがマンションに移ることになり、交通アクセスがよく、以前の住まいより築浅のこちらに、家族5人で住み替えることにしたそうです。

 

 

プランナーの印象が依頼の決め手に

 

ハウスメーカーの関連会社に依頼した外装リフォームが終了し、そのまま同じ会社に室内のリノベも依頼する予定でしたが、ふと、ほかにどんな会社があるのだろうとネットで検索してみた奥さま。そこで当社を見つけてくださったとか(ありがとうございます!)。

 

「ほかにも数社にコンタクトをとってみたのですが、SHUKEN Reさんに決めたのは、プランナーさんがお話しやすくて、いろいろと相談できそうと感じたことが大きかったです。工事費の見積もり金額が、他より低めだったことも決め手になりました(笑)」

 

 

リビングやキッチンの壁の一部には、本物のレンガのように見えるクロスを採用しています。このクロス使いは、リビングに取り入れたいとご主人がずっとイメージされていたもの。

 

「リノベ会社によっては、“それはできないです”と言われたり、イメージと違ったものになってしまったりすることもあると思いますが、SHUKEN Reさんは最初の相談の段階で、“ここならわかってくれる”と感じました」とご主人。

 

 

もともとお持ちだったメンズライクな家具が映えるAさま邸のリビング。レンガのクロスがとてもよくマッチしていますよね。

 

エルビス・プレスリーのオブジェやレトロな扇風機も、レンガのクロスの背景にぴったり。プレスリーは、ご主人が洋楽好きになったきっかけの人だそう。今回のリノベは「アメリカンヴィンテージ」がテーマだったとうかがい、まさに!と納得してしまいました。

 

 

既存のキッチンは壁付けで閉塞感があり、見た目も“昭和”という感じだったそう。LDとの一体感が欲しいと思い、対面式のオープンキッチンを希望されました。

 

LDの床は無垢のアカシア材、キッチンは石目調のフロアタイル。「アカシア材は少し赤味があってヴィンテージの品にも合いそうだなと思って選びました。実際に張ってみないとわからない部分もあるのでドキドキしましたが、これにしてよかったですね。暗すぎず、汚れはあまり目立ちません」と奥さま。

 

 

キッチンもアメリカンな雑貨で楽しい雰囲気♪ 対面式にしたことで、背面側を丸々収納スペースにできたこともうれしいポイントだったとか。

 

 

吊り戸棚は、軽い力で内部のラックごと下ろせるハンドムーブ機能つきで、「とてもラクで重宝しています」と奥さま。勝手口に「EXIT」のサインが飾られているのもいいですね! アメリカンな雑貨類は、最近になってネット経由で購入したものもあるそうですが、20年以上前から持っているものも多いそう。ご夫妻の好みが一貫しているんですね!

 

 

キッチンの面材は、ヴィンテージ感のある木目調のものをチョイス。取っ手もアンティーク加工が施されたものを選びました。「壁面のタイルは白と黒で迷ったのですが、プランナーさんに相談して白に。明るい印象になったので、白にしてよかったです」と奥さま。

 

 

こちらは玄関からつながる1階の廊下。左手のネイビーのドアの奥にリビング広がっています。そして、右手の白い引き戸の奥は床の間もある本格的な和室があった場所。リビングからも出入りができましたが、リノベで壁を立てて完全な個室に。ここは今、どんなお部屋になっているかというと……

 

 

2人の娘さんが仲よく使っている子ども部屋でした。パステル調のグリーンのクロスがガーリーな雰囲気いっぱい♡ ベッドを2つ並べるとぎゅうぎゅうになってしまいそうと、2段ベッドを造作しました。

 

やんちゃなキッズではなく、ここはお年頃の女子たちのお部屋。白いペイント仕上げで、小さな窓もある、かわいらしい雰囲気に仕上がっています。

 

 

こちらは同じく1階にある洗面室です。洗面台はプランナーからの提案があった既製品を選びました。5人家族なので身支度グッズがたくさんあり、収納スペースが豊富なものに。洗面ボウルは一体成型のつくりで、掃除がササッとできるそうです。

 

 

1階のトイレは、お気に入りのレンガのクロスが全面に使われていました! Aさまのヴィンテージ雑貨のデコレーションが加わり、レトロな建物の中にいるような感覚におちいってしまいます。

 

「すっきりとした形のタンクレストイレのほうが、お掃除がラクだったかな?と思いますが、それほど不便は感じていません」と奥さま。

 

2階の各部屋も内装で個性を表現

 

ここまで1階の様子をご紹介してきました。2階もぜひ見せていただきましょう~!

 

 

階段は既存の場所から移動せずに、床材やクロスを一新してリフレッシュ。壁付けの外灯風の照明が、Aさま邸らしくていいですね!

 

 

こちらは、この春に戻って来る息子さんの部屋です。壁に飾られているのは、もちろんモデルガンなのでご安心を! ディスプレイしたいものがたくさんあったことから、壁の1面を有孔ボードで仕上げました。チャコールグレーのような渋い色味がカッコいいですね。

 

コレクションしている「スターウォーズ」や「ジュラシックパーク」などのフィギュアは、左手のクローゼットにまだまたたくさん詰まっているそう。これからもっとにぎやかな部屋になりそうです。

 

 

ラフな木目調のクロスと有孔ボードの、ツートーンの壁もカッコいい!! 一角にはギターやキーボードもあって、あらためて音楽好きのご一家なのだな~と思いました。春からの息子さんもいらっしゃる暮らしが楽しみですね!

 

 

そして、スタッフ一同がびっくりしてしまったのが、ご主人の「プラモデル部屋」です! コロナの影響でステイホームが続いた時期、ご主人は何か新しいことを始めたいと、プラモデルづくりを始め、すっかりハマってしまったのだとか。

 

その後、息子さんも一緒に楽しむようになり、ここは作業デスクが2つ並んだ、ご主人と息子さんの秘密基地のような空間です。右手のディスプレイ棚には、2年間でつくったとは思えない数の作品が並んでいます。

 

プランニング時から、2階のこの部屋は「プラモ部屋」にと考えていたそう。塗料の汚れが目立たないように、壁にはコンクリート打ち放し風のクロスを採用しています。

 

 

2階のトイレは、レンガのクロスを生かした1階とはガラリと印象をチェンジ。奥さまいわく「こちらは少し明るい雰囲気にしたくて、ハワイのイメージでまとめました」。

 

 

こちらは、洗濯物を干すのに使っている室内テラスです。天井を青空のクロスで仕上げたのがユニーク。日当たりがとてもいい部屋ですが、たとえ雨や曇りの日でも気分が明るくなりそうです♪

 

 

理想どおりの仕上がりに!

 

リノベ終了からおよそ1年。1年暮らしてみたご感想をご主人にうかがうと、「理想どおりです」とうれしいお言葉をいただきました。実はリノベの工事前に、元の持ち主だった叔母さまが残していった家財道具を処分する必要があり、ご友人にも協力してもらいながら家族総出で片づけをおこなったそう。

 

なんとか家の中をからっぽにすると、「リノベはこれからなのに、終わった~!という気持ちになってしまいました(笑)」と奥さま。ご主人は、「荷物がなくなって、古い内装を全部はがして、途中経過を見に来るたびに着々とできあがっていく様子が印象的でした」

 

 

そんな経緯があったからこそ、リノベで見違えるように変身したお住まいを、とても喜んでくださっているご様子。ご主人はレンガのクロスで仕上げたリビングが、奥さまは対面式に変更して収納スペースも増えたキッチンが、いちばん気に入っているとおっしゃってくださいました。

 

2人の娘さんも、ご自分たちのお部屋と、広々としてお手伝いがしやすくなったキッチンがお気に入りとか。ご主人によると、夕食のメニューによってはLDKが焼肉屋さんやお好み焼き屋さんのようなにおいになるそう。リノベでオープンな間取りを検討中のかたは、参考になるのではないでしょうか?

 

 

家族で音楽フェスに出かけるなど、共通の趣味がある仲よしファミリーのAさま一家。ヴィンテージテイストのカッコいいこの家で、これからも暮らしと趣味を楽しんでいただきたいです!

 

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ライター志賀朝子