公開日:2022-12-24 更新日:2024-07-04
設計力のあるリノベーション会社の選び方|費用相場も解説
リノベーションでおしゃれなマイホームを目指すなら、まず設計力のある会社に相談したいですよね。
しかし最近はリノベーション人気で多くのリフォーム店や設計事務所が参入しているため、どこに頼んだら良いか迷う方も多いです。
そこで今回は、設計力のあるリノベーション会社を見極めるため、特徴や選び方を具体的に解説します。
・リノベーション会社や設計事務所の設計力を裏付けするチェックポイントを一つずつ掘り下げます。
■リノベーションにおける良い設計とは?
リノベーションにおける良い設計とは、お客様が持つ理想のイメージやライフスタイル、好みなどを100%に近い状態で形にすることです。
どんなに機能的で効率良く暮らせる間取りでも、お客様の好みに合わないデザインだったら意味がありませんよね。
またライフスタイルも人それぞれですから、他の人が暮らしやすい間取りが、あなたにとって良い設計とは限りません。
設計と聞くと、建築士さんが机の前でアイデアを出すイメージがあるかもしれません。
もちろん建築士やプランナーからのアドバイス・提案も大切ですが、お客様としっかりコミュニケーションを取り、ご要望に応えることが良い設計につながるのです。
こちらのコラムで、設計力が光るリノベーション事例もチェックしてみてください♪
・インテリアデザインの種類や特徴・リノベ事例を徹底解説
・デザインリノベーションとは?メリット・デメリットを知ろう
・リノベーションに役立つおすすめ本・雑誌10選
■こだわりリノベは設計事務所・リノベ会社どっち?
デザイナーズハウスのようにリノベーションするなら、建築家や設計事務所が思い浮かぶ方も多いでしょう。
建築家や設計事務所は設計業務のみに特化している分、オリジナリティのある住まいを作りやすいのが特徴です。
しかし外注の設計事務所はプラン作成の時点で費用が発生するので、自分に合った会社やプランナーの見極めが難しいです。
また詳しくは後述しますが、設計料も高めなので資金計画の余裕も求められます。
リノベーション専門の会社にも設計力が高いところはたくさんあるので、この後ご紹介するポイントに注目して比較検討してみてください。
■設計力のあるリノベーション会社の選び方
リフォームよりリノベーションの実績が多い
リノベーションの施工実績が多い会社はプランナーが経験をたくさん積んでいるので、高い設計力やアドバイスが期待できます。
同じ住宅改修でも、設備の入れ替え交換や内装貼り替えがメインのリフォームだと、設計力は育ちません。
もちろんただ数が多ければ良いわけではありませんが、設計も経験をたくさん積んだ方が成長するのは間違いないでしょう。
リフォーム店やリノベ会社の施工事例を見るときは、リノベーションの比率が高く、数も多いところを選ぶのがおすすめです。
施工事例のバリエーションが豊富
デザインや間取りのバリエーションが豊富なことも、リノベーション会社の設計力を裏付けする特徴の一つです。
たくさん施工事例があっても、どの家も似たようなデザイン・間取りばかりの会社は、プランナー側の押しが強い可能性があります。
逆に一軒ごとに違うデザイン・間取りでバリエーション豊富な会社は、お客様の要望や好みを引き出してリノベプランに反映できているということです。
施工事例をチェックするときは、ご自身の好みにマッチするかと言う視点に加えて、全体のバリエーションにも注目してみてください。
・リビングダイニング照明のおしゃれなリノベ実例|2つ以上を組み合わせる選び方
・玄関入ってすぐリビングの家|おしゃれなリノベ実例
リノベ関連の有資格者が多い
リノベーションに関する専門資格を持ったスタッフが多数在籍している会社も、設計力が期待できます。
- 一級・二級建築士
- マンションリノベーションアドバイザー
- インテリアコーディネーター
- ライティングプランナー
- 住空間収納プランナー
- リビングスタイリスト
資格は「一定水準以上の知識や提案力」を持っていることの証明です。
例えばマンションリノベーションアドバイザーは、内装だけでなくマンションの構造や法規制まで網羅する資格で、適切なアドバイスやサポートが期待できます。
ホームページのスタッフ情報で、リノベ関連の資格保有者をチェックするのがおすすめです。
完成見学会を開催している
積極的にリノベ物件の完成見学会を開催している会社も、設計力に自信があると見て良いでしょう。
腕の良い建築カメラマンが撮影した事例写真は、実物より広く・おしゃれに見えることも多いです。
一方、実物を見ることができる完成見学会はごまかしが利かないため、自信が無いと開催するのは難しいのです。
また完成見学会はオーナーさんの許可が無いと開催できませんから、デザインや間取りに満足しているということの証明にもなります。
見学会で吸収できる知識やアイデアは家づくりにも大いに役立つので、設計力チェックも兼ねて積極的に参加してみてください。
SHUKEN Reでも東京都内を中心に完成見学会を定期的に開催していますので、ぜひご活用ください。
リノベ勉強会やセミナーがある
設計力の高いリノベ会社は、住まいづくりの勉強会やセミナーなど、情報発信や質問の機会を多く設けているのも特徴です。
家づくりの要望やギモンは一人ひとり違いますから、設計力が無ければ適切に答えることはできません。
お客様の質問に積極的に答える姿勢の会社は、設計力の高いプランナーや建築士が在籍している可能性が高いです。
話をしっかり聞いてくれる
冒頭でもお伝えしましたが、プランナーがお客様の話をしっかり聞いてくれることも、設計力の高い会社の特徴です。
どんなにおしゃれな事例が多い会社でも、デザインを押し売りしてくる感じだと設計力は期待できないでしょう。
逆に上手に話を聞いてくれて、自分でも気づかなかったようなイメージや要望まで引き出してくれる会社やプランナーは信頼できます。
完成見学会やショールームなどで直接話す際は、担当者のスタンスやヒアリング能力に注目してみてください。
受賞歴がある
リノベーション・デザイン関連の受賞歴も、設計力を見極められるポイントの一つです。
理想の設計は人それぞれですが、受賞歴は多くの人が評価するデザインや間取りを作れるということの証明と言えます。
リノベーション・オブ・ザイヤー、住まいのリフォームコンクールなど、コンテストの事例を参考にするのも良いかもしれません。
造作・オーダーが得意
キッチンや洗面台などの設備、カウンターや収納などの造作・オーダーが多いことも、設計力が高い会社の特徴です。
造作やオーダーは、お客様のご要望に合う既製品がない時の解決方法になることが多い手法です。
つまりお客様のご要望をていねいに引き出し、きめ細かな対応で実現しているということですね。
造作・オーダーは自由度が高い一方で提案力が求められることも、アイデアの豊富さや設計力の高さを裏付けるポイントです。
■リノベーションの設計費用はいくらくらい?
リノベーションの設計費用は依頼する会社によって変わります。
設計事務所の設計費用
外注の設計事務所の場合、一般的な設計料の相場は総工事費の10~20%が目安です。1000万円のリノベーションなら、100~200万円かかるということですね。
設計事務所は基本的に「設計契約」を結ぶことが多く、プランを作成する時点で費用が発生します。
設計の途中でリノベーション計画自体を中止するようなケースでは、その時点までにかかった実費を支払うことが多いようです。
リフォーム・リノベーション店の設計費用
リフォーム・リノベーション専門店は、工事費と別に設計費用が掛からないケースが多いです。
例えば私たちSHUKEN Reの場合、現地調査から一回目のプラン提案(レイアウトとお見積もり)は無料です。
ただし会社によって設計料の有無や支払いタイミングは違うので、設計・見積もりを依頼する前に必ず確認しましょう
■まとめ
設計・デザインにこだわって住まいづくりをするなら、設計力やスタンスをしっかりチェックして信頼できる会社を選びましょう。
リノベーション会社を比較検討するとき、今回ご紹介した特徴を一つずつチェックしてみるのがおすすめです♪
東京・神奈川・千葉の住まいづくりは、リノベーション専門店のSHUKEN Reにご相談下さい。
豊富なリノベーション実績で経験を積んだスタッフが、お客様のイメージを引き出してしっかり形にします。
間取りやデザインはもちろん、物件探し、資金計画などどんなご相談も大歓迎♪お気軽にお声かけください。