公開日:2021-07-14 更新日:2024-07-04
迷ったらシンプルな白いキッチンがおすすめ｜おしゃれなキッチンリノベ実例
カラーや材質のバリエーションが多いキッチンですが、迷ったら思い切ってシンプルな白いキッチンにしてみるのもおすすめ。
ムダな装飾のないホワイトキッチンは、上手にコーディネートすれば上品で大人っぽい素敵な空間に仕上がります♪
今回は白いキッチンを主役にしたおしゃれなリノベ事例をたくさんご紹介します。
白キッチンをおしゃれに仕上げるこだわりポイントや、よくあるギモンもまとめました。
目次
■シンプルイズベスト！白キッチンの魅力♪
シンプルで清潔感のある白いキッチンは根強い人気を持っています。
お洋服と同じように白キッチンはコーディネートの難易度が高そうですが、少し工夫してあげるだけで他のカラーにはない魅力が見えるんです♪
インダストリアル・モダン・ナチュラルなど、どんな内装テイストにも合わせやすい点もホワイトキッチンならでは。
キッチン自体の主張がマイルドだからこそ、雑貨や食器のデザインを引き立てることもできます。
「白はつまらないかも」と思っていた方も一度白いキッチンを見直してみて、素敵な選択肢の一つとして検討してみてくださいね♪
■おしゃれな白いキッチンリノベ実例集
さっそく、実際のリノベーションでつくった白いキッチン実例を見ていきましょう。
各詳細ページにはお家全体の写真や間取り図もありますので、気になったお家があったら要チェックです。
事例①：白キッチンで狭さ解消
壁を移動できないキッチンの狭さを、清潔感のある白キッチンで解消したおしゃれな事例です。
面積の広い壁やレンジフードもホワイトにまとめ、ブラックの床タイルで引き締まった印象に♪
事例②：統一感のある白キッチン
ペニンシュラキッチンと天井・壁をホワイト、ダクト・レンジフード・冷蔵庫・照明をグレーに統一しスッキリまとめました。
ボード下地を撤去したコンクリートあらわしデザインですが、ホワイトに塗装しているのがキレイに見せるコツです。
コンロ周りには立ち上がり壁を配置し、細かなアイテムや生活感がリビングから見えないようにしています。
白いキッチンは上手に生活感を隠すと、スッキリおしゃれに仕上がります。
事例③：白い壁付けキッチン
シンプルな壁付けキッチンをホワイトで統一し、圧迫感なく広いお部屋に見せたLDKです。
遠くから見るとさりげなくお部屋になじんでいますが、近くで見ると立体感のあるタイル模様が高級感を演出してくれます。
吊戸棚とキャビネットは鏡面仕上げなので、汚れがついてもサッとお手軽にふき取れます。
事例④：木目調の白いL型キッチン
壁付けレイアウトの大きなL型キッチンですが、本体と壁のタイルをホワイトにすることでスッキリした印象になりました。
凹凸のついた扉デザインや木製のカウンターの組み合わせで、程よい存在感に調整しています。
ただ白くして存在感を隠すだけでなく、空間のおしゃれなアクセントにもなっている素敵なキッチンですね。
事例⑤：ホワイト×ブラックのモノトーンコーデ
真っ白のキッチンも素敵ですが、吊り戸とキャビネットでカラーを変えてモノトーンにするのもおしゃれですね。
人工大理石のカウンタートップやフローリングまでホワイトに揃え、ブラックキャビネットがキッチンを引き締めてくれています。
■白いキッチンでこだわるべきポイント
・お部屋全体のテイストを決める
白いキッチンを安っぽく見せないために、LDK全体のテイストを決めて統一するところから始めましょう。
テイストが定まらないまま白いキッチンと内装を適当に決めてしまうと、どんなに良い建材を組み合わせてもセンス良く見えません。
お部屋全体を真っ白にするのか、バランスよく木目と組み合わせてナチュラルに仕上げるのか、テイストを統一するとグッと魅力的に仕上がります。
インテリアやデザインに詳しくなくても大丈夫、たくさんの事例を見て気に入ったテイストをマネすればOKです。
難しく考えず、「キッチン単体ではなくお部屋全体でコーディネートする」と覚えておきましょう。
お部屋全体のコーディネートについてはこちらもご覧ください。
・壁の仕上げ
全体のテイストが決まったら、キッチンと組み合わせる壁の材質やカラーを選びましょう。
最近はツルツルのキッチンパネルが主流ですが、目地のあるタイルやレンガなど素材を変えると印象も大きく変化します。
ホワイトのキッチンとカラーの違うレンガやタイルを組み合わせ、お互いを引き立てるといったデザインも効果的です。
先に決めた全体のテイストともバランスをとりつつ、壁の材質とカラーにもしっかりこだわりましょう。
こちらのコラムでも、壁仕上げにこだわったキッチンをたくさん紹介しています。
・床材とカラー
壁と同じく目に入る面積が大きい床材も、キッチンとの組み合わせでお部屋のイメージに影響します。
キッチンとホワイトでそろえてスタイリッシュ、木目調フロアでナチュラルなど、好きなイメージに合わせて組み合わせを考えてみましょう。
床を目立たせるのか、キッチンと調和させるのかなど、ここでもトータルコーディネートを心がけてみてください。
床材の選択肢や特徴はこちらのコラムもどうぞ。
・カウンタートップ
白いキッチンのカウンターは同じカラーの人工大理石が人気ですが、木目やステンレスなどあえて素材・カラーを変えるパターンもおしゃれです。
例えばレンジフードやダクトに金属のグレーを見せて、ステンレストップでアクセントを統一すればスタイリッシュな印象に。
ホワイトでまとめたキッチンの中に、ブラックのカウンタートップでモノトーンコーディネートも良いですね。
・照明
おしゃれな照明器具のデザインや光も、白いキッチンの魅力を引き出してくれます。
キッチンと同じようにダウンライトでスッキリまとめるも良し、カラフルなペンダントライトで彩るも良しです♪
夕方以降は電気をつけて使うことが多いですから、光の色温度や配光にもこだわって、キッチンを素敵にライトアップしてみましょう。
・収納
シンプルな白いキッチンは余計なアイテムが出ていると目立ちますので、たっぷり収納で生活感を隠すのも大切です。
キッチンと同じような白いカップボードをつくって、スッキリ仕上げると広くて清潔感のある雰囲気に仕上がります。
中が見えるガラス棚やオープン収納にして、お気に入りの食器や調理器具をディスプレイするのも良いですね♪
どちらの考え方にしても、収納量自体が足りないとごちゃごちゃして残念な印象になってしまいます。
必要な収納量をしっかり計算して、おしゃれなキッチンをキープできるようにしましょう。
キッチン収納の考え方はこちらも参考にしてみてください♪
■白いキッチンでよくあるギモン
・汚れが目立ちませんか？
明るいホワイトは相対的に汚れが目立ちやすくなりますが、ツルツルの鏡面仕上げならサッとふき取れるのでキレイな状態をキープしやすいです。
完全な真っ白ではなく、少しグレーやイエロー寄りのオフホワイト・ベージュ系ならさらに汚れも目立ちにくいはず。
汚れを目立たせたくないなら、表面仕上げとカラー選びにこだわってみてください。
・冷蔵庫のカラーが合わないのですが…
今使っている冷蔵庫がホワイトのキッチンに合わないと少し気になりますよね。
冷蔵庫の扉がホワイトやシルバーなら合わせやすいですが、ブルーやレッドなど他のカラーだと全体とのバランスが難しいケースもあります。
まだ新しくてすぐ買い替えるのが難しいなら、見えにくい設置場所を考えてみましょう。
例えば上の写真のようにミニパントリーに隠してしまえば、リビングやダイニングから見えないのでそれほど気になりません。
パントリーの作り方はこちらで詳しく解説しています。
・安っぽく見えませんか？
せっかくお金をかけるのに、白いパネルが安っぽく見えたらどうしよう･･･と心配する方も多いです。
白いキッチンが安く見えるのを防ぐには、表面のツヤや取っ手にこだわるのが効果的。
上の写真のようにブラックの取っ手で引き締めてあげると、シンプルなホワイト扉も安っぽく見えませんよね。
上の写真のように、框（かまち）扉と呼ばれる凹凸のあるデザインにするのもおすすめです♪
■まとめ：白いキッチンを上手にコーディネートしてみましょう♪
ハードルが高そうな白いキッチンですが、少し工夫するだけでとっても大人っぽく、素敵に仕上がります♪
最近は汚れを落としやすいコーティング扉もありますので、デザイン優先で選んでみるのもおすすめです。
今回ご紹介しきれなかったおしゃれなホワイトキッチンもまだたくさん掲載していますので、こちらもお時間のある時にどうぞ♪
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