公開日:2020-11-19  更新日:2023-04-06

キッチンリノベで人気のエル型レイアウト|おしゃれで便利な間取り事例

 

効率良くお料理できておしゃれなエル型キッチンは、リノベーションで人気のレイアウトです。

 

収納を作りやすくお料理好きの方にはとてもおすすめな間取りですが、価格や必要なスペースなど設置のハードルも気になるところ。

 

今回はエル型キッチンレイアウトにスポットをあてて、メリットやデメリットをそれぞれ詳しく解説します。

 

後半でおしゃれなエル型キッチンのリノベーション実例もご紹介しますので、デザインや収納づくりの参考にもどうぞ♪

 

 

■リノベならではのL型キッチンはどんな間取り?

 

おしゃれなL型キッチン

 

L型キッチンは文字通り90度に曲がった形で、シンクとコンロを左右に振り分けたレイアウトです。

 

2面とも壁に沿って配置したり、片面だけ対面レイアウトにしたりと使い方に合わせてカスタマイズできるのもL型キッチンの魅力♪

 

L型キッチンの対面レイアウト

 

上のような対面レイアウトは、コンロは壁に沿って煙と油跳ねを防ぎ、シンクは開放感を確保できます。

 

L型キッチンの壁付けレイアウト

 

上のような壁付けレイアウトはお料理と動線の効率が良く、収納量もたっぷり確保しやすいのが特徴。

 

広いスペースが必要になるので新築では珍しいL型キッチンですが、リフォーム・リノベーションなら積極的に検討してみましょう。

 

 

■L型キッチンのメリット

 

ほかのレイアウトにはない、L型キッチンならではのメリットについて見ていきましょう。

 

 

・作業効率が良い

コンロとシンクが近いL型キッチン

 

コンロとシンクの移動距離が短くなるL型キッチンレイアウトは、直線的なI型キッチンより効率良くお料理をこなせるのがメリット。

 

90度向きを変えるだけでサッとシンクとコンロを切り替えられるため、炒め物と材料の準備などを同時進行でこなしやすいです。

 

間に大きなワークスペースがあるため、下ごしらえの工程や材料が多いお料理もスムーズにこなせます。

 

趣味でいろいろなお料理を作る方や、家族が多くたくさんの食事を作る方にもおすすめのレイアウトです。

 

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・収納量が多い

収納たっぷりのL型キッチン

 

一般的なサイズのL型キッチンはキャビネットの数が多くなるため、全体的な収納量が増えるのも魅力的なポイントです。

 

キャビネットの収納が多いと必要な調理器具をサッと手に取れて、お料理効率がアップします。

 

たっぷり収納があると余計なものが露出しないため、いつでもスッキリお掃除しやすいキッチンをキープできるのもいいですね。

 

市販のキャビネットを置かずに済めば、キッチン全体のスペースとコスト節約にもつながります。

 

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・親子で一緒に料理しやすい

 

作業スペースが大きいL型キッチンは複数人でお料理しやすく、お子さんと一緒に楽しくキッチンに立つことも可能です。

 

左右にワークスペースが分かれているため、別の材料を下ごしらえするときも手元を広く使えて効率的。

 

楽しくお手伝いできるため、お子さんに自然にお料理を教えてあげることができます。

 

 

・レイアウトパターンが豊富

 

2方向のカウンターを壁付けにするか、対面にするかなど使い勝手に合わせてレイアウトをカスタマイズできるのもL型キッチンの長所です。

 

壁付けレイアウトと対面レイアウトの長所を程よく調整できるため、お料理スタイルやLDK全体の間取りとマッチさせることができます。

 

シンクとコンロを左右どちらに配置するかによっても使い勝手が大きく変わるため、冷蔵庫やダイニングテーブルに合わせて使いやすく仕上げましょう。

 

 

■L型キッチンのデメリット

 

タイル床のL型キッチン

 

メリットいっぱいのL型キッチンですが、注意すべきデメリットもいくつかあります。

 

あらかじめ把握して対策することで、失敗や後悔を回避して理想のキッチンに仕上げましょう。

 

・コーナーが使いにくい

 

L型キッチンのコーナー部分は物理的に物を出し入れしにくく、デッドスペースになりがちな点も弱点と言えます。

 

専用のキャビネットや吊戸棚もありますが、収納の大きさに対して入り口が狭くなってしまうためどうしても使いがっては悪くなります。

 

カウンタートップも奥行がかなり深くなりますので、手が届かず使いにくいケースが多いです。

 

メーカーによっては引き出しタイプのワゴンを設定したり、コンロスペースにしたりいろいろな対策を用意しています。

 

せっかくの新しいキッチンにデッドスペースが生まれるのはもったいないですから、お料理スタイルに合わせた対策で隅々まで使えるようにしましょう。

 

・リビングが狭くなる

 

シンプルなI型キッチンとくらべると、L型キッチンは奥行が大きくなるため、リビングダイニングが狭くなってしまう点はデメリットの一つ。

 

キッチン自体の収納力や作業効率がアップするのはメリットですが、居住空間とのバランス調整は難しいポイントです。

 

大きすぎるL型キッチンはコンロとシンクの距離が離れるため、かえって使いにくくなってしまうケースもあります。

 

使い勝手とリビングの居住性を考え、ちょうど良いキッチンサイズをじっくり検討しましょう。

 

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・価格が高くなる

 

ベースとなるI型キッチンとくらべると、L型キッチンはキャビネットやワークトップなどの材料費が高くなります。

 

また現場での組み立て設置も複雑になるため、施工費も若干高くなる点は注意が必要です。

 

ただし収納力がアップするため、食器や調理器具を収納する市販のキャビネット購入費が安くなるかもしれません。

 

L型キッチンリノベの総額費用は少し高くなる点を把握して、後購入の家具や棚なども含めてトータル費用を検討してみましょう。

 

造作キッチン

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■おしゃれなL型キッチンリノベ事例集

 

 

キッチンに立つ人に合わせてピッタリつくった、使いやすくおしゃれなL型キッチンのリノベーション事例をピックアップしました。

 

デザイン・使いやすさ・収納量など、いろいろなポイントに注目してみましょう。

 

 


事例① 壁付けレイアウト

L型キッチンの間取り図1

L型キッチンの回遊動線

事例を見る:Case130「グレイッシュROOM」

 

広々としたL型キッチンを壁付けで配置し、ダイニングテーブル・キャビネットをぐるりと回れる回遊動線のレイアウトに。

 

事例を見る:Case130「グレイッシュROOM」

 

吊戸棚やゴミ箱置き場など、収納力をしっかり確保できるのも壁付けレイアウトの魅力です。

 

 


事例② 対面レイアウト

L型キッチンの間取り図2

L型キッチン奥のパントリー

事例を見る:Case115「ほっこり古民家リノベ」

 

対面レイアウトのL型キッチンにたっぷり収納スペースを組み合わせ、開放感とお料理効率を両立したお住まいです。

 

吊戸棚のないL型キッチンからの眺め

事例を見る:Case115「ほっこり古民家リノベ」

 

吊戸棚のないL型キッチンからはリビングがひろびろ見渡せて、家族とコミュニケーションを取りながら楽しくお料理できそうです♪

 

 


事例③ 対面レイアウト

L型キッチンの間取り図3

L型キッチンの内側

事例を見る:Case73「待ち望んだ、その一言」

 

壁付けと対面の良いところ取りの、使い勝手ばっちりなL型レイアウトです。

 

対面カウンター側はシンクを配置して食器を下げやすくして、コンロは部屋の奥にすることでニオイの拡散を抑えています。

 

対面キッチンのカウンター

事例を見る:Case73「待ち望んだ、その一言」

 

対面カウンターはリビング側にチェアを置いて食事もこなせるようになっています。

 

サッと配膳して洗い物を下げられるため、忙しい朝の時間短縮につながりますね。

 

 

 


事例④ 対面レイアウト

L型キッチンの間取り図4

L型キッチンの内部

事例を見る:Case69「北欧ブルーのやさしさ」

 

対面方向には吊戸棚をつけず、個室レイアウトながら解放感のある印象のL型キッチンです。

 

奥行があってデッドスペースになりやすいコーナー部はトースターなどを置くスペースとして活用。

 

キャビネットもコーナーワゴンでしっかり使い切る工夫を盛り込んでいます。

 

対面キッチンの外側

事例を見る:Case69「北欧ブルーのやさしさ」

 

背面には調理家電も収納できるカップボードを配置して、効率良くお料理をこなせるキッチンに仕上げました。

 

 

 

施工事例のバナー

 

 

■L型キッチン検討時のポイント

 

L型キッチンのあるリビング

 

L型キッチンの検討時は本体の仕様だけでなく、全体的な使い勝手をしっかり考えるようにしましょう。

 

使い勝手に直結するため、特に良く検討すべきポイントをまとめました。

 

 

・冷蔵庫の配置

 

L型キッチンの間取りで意外と難しいのが、冷蔵庫の置き場所です。

 

I型よりスペースを使うため、今まで置いていた場所に冷蔵庫を置けなくなってしまうことも少なくありません。

 

食材を取り出してシンクで洗うまでの動線を考え、効率的な場所に置けるよう工夫してみましょう。

 

・食器と調理家電を置くスペース

 

お皿やスプーン・フォークなどの食器類や、電子レンジ・ポットなどの調理家電を置くスペースの確保も大切なポイント。

 

食器はキャビネットにしまうのか、カップボードを設けるのか、盛り付けから配膳までの作業をシミュレーションして考えてみましょう。

 

調理家電はキッチン本体に収納するのが難しいですから、カップボードやワゴンなどを置くスペースが必要です。

 

レンジで解凍した食材をワークトップに運ぶ動線など、効率良くお料理をこなせる場所を考えてみてください。

 

・壁付けレイアウトor対面レイアウト

 

L型キッチンは2つの面を壁付けにするレイアウトと、1面だけリビングに向ける対面レイアウトがあり、使い方に合わせて選ぶことが大切です。

 

壁付けレイアウトは比較的省スペースで設置しやすく、リビングを圧迫しないのがメリットです。

 

反面壁に向いて作業するため、リビングのテレビを見たり家族と会話したりするのはちょっと苦手です。

 

対面レイアウトはリビング側に立つとコミュニケーションを取りやすく、カウンター越しに料理を渡すこともできます。

 

ただし広いスペースが必要になり、吊戸棚をつけると圧迫感が出てしまうのがデメリット。

 

それぞれ特徴がありますので、小さなお子さんが居るなら対面、リビングを広く見せたいなら壁付けといったようにライフスタイルに合わせて選びましょう。

 

■まとめ:使い勝手にもこだわって理想のL型キッチンに♪

 

作業効率が良くおしゃれなL型キッチンですが、バリエーションが豊富な分しっかりプランを作り込む必要があります。

 

キッチン本体のサイズや仕様、リビングダイニングとの位置関係など、細かい部分までこだわって使いやすく仕上げましょう。

 

SHUKEN Reはここでご紹介した以外にもたくさんのキッチンリノベをお手伝いした経験をもとに、理想のキッチンプランをご提案します。

 

ダイニング・リビングとの連携も考え、おしゃれで使いやすいL型キッチンを作りましょう♪

 

千葉県浦安市の本店と、東京都世田谷区のリノベショップでは、本物の造作キッチンを見ながらご相談いただけます。

 

デザインやレイアウトのヒントにもなりますので、ぜひ遊びに来てみてくださいね♪

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