公開日:2021-03-13 更新日:2024-07-04
L字リビングを活かしたおしゃれな間取り|リノベーション実例【東京・千葉】
ダイニングテーブルやソファの配置が難しいこともあるL字リビングは、ちょっとした工夫でおしゃれ&効率的なお部屋に変わります♪
今回はL字リビングの特徴を活かした、おしゃれで暮らしやすいリノベーション実例を間取り図付きでご紹介します。
L字リビングでよくあるお悩みと対策も詳しく解説しますので、お部屋作りの参考にしてくださいね♪
目次
■ L字型リビングは工夫次第でおしゃれに♪
正方形や縦長とくらべて使いにくい印象もあるL字型リビングですが、動線やデザインに配慮するととっても暮らしやすい間取りになります。
各スペースに独立性を持たせやすいL字型のLDK空間は、家族がそれぞれの時間を過ごすプライベートスペースをつくりやすいのも特徴。
上手に配置すれば、家族が自然と集まるコミュニケーションリビングをつくることも難しくありません。
L字型リビングをマイナスにとらえるのではなく、ライフスタイルに合わせて活用してみましょう。
■ おしゃれなL字リビングのリノベ実例
実際のリノベーションでつくった、おしゃれで暮らしやすいL字リビングの間取りをチェックしましょう。
それぞれ詳細ページにお住まい全体の写真も用意していますので、気になるおうちがあったらそちらも要チェックです。
実例①
元の縦長リビングに1部屋連結し、L字型の暮らしやすいレイアウトに変更したマンションです。
ダイニングキッチンとリビングが程よくゾーニングされ、生活感とくつろぎ空間を両立しています。
実例②
寝室を中心とした、回廊のようなL型レイアウトのLDKです。
同じ空間ながら玄関からリビングが直接見えないので、ゆったりくつろげるスペースに仕上がっています。
L型の中心にキッチンを配置して、玄関にもリビングにもアクセスしやすい家事ラク動線をつくっているのも暮らしやすさのアイデアです。
スタイリッシュなステンレスキッチンはおしゃれなアクセントにもなるのでおすすめ♪こちらのコラムもぜひチェックしてみてください。
実例③
ダイニングテーブルを置かず、床面を広く見せた開放感あふれるL字リビングです。
L字リビングと隣接する壁面は室内窓にすることで、圧迫感がなく見通しの良い間取りに仕上げました。
掃き出し窓からの光が奥のキッチンまでたっぷり届き、狭さや暗さを感じないおしゃれなLDKになっています。
実例③
L字レイアウトを活かし、キッチンの生活感を見せないおしゃれな空間に仕上げた実例です。
ブロック壁のキッチンカウンターは、シンクやコンロの生活感をさりげなく隠してくれます。
お部屋のアクセントにもなって、とってもおしゃれな仕上がりですね♪
その日の気分でカウンターとダイニングテーブルを使い分けられるのもgood。
朝食やコーヒーブレイクはカウンターで、夕食はテーブルでと気分に合わせて過ごせます。
実例④
シンプルなLDKを、クローゼットの配置でL字レイアウトのような印象に。
掃き出し窓からのたっぷり自然光は採り入れつつ、程よい距離感のあるLDKになっています。
ただ壁をつくるのではなく、間口の広いクローゼットをつくることでリビングの収納力もアップ。
収納で生活感を見せないのがおしゃれなリビングづくりのコツ。こちらのコラムもぜひ参考にしてください♪
■ L字リビングの暮らしやすい間取りづくり
・キッチン/ダイニング/リビングの配置
L字LDKのレイアウトをを考えるとき、リビング・ダイニング・キッチンの並べ順は暮らしやすさに大きく関わるポイント。
例えばキッチンを中心にダイニングとリビングを配置するパターンは、お料理をどちらにも運びやすく効率的な動線を描けます。
反面リビングとキッチンが隣接するので、シンクやコンロの生活感がみえやすくなる点はデメリットといえるでしょう。
いつでもきれいな状態をキープできるよう収納を充実させたり、目隠しをしたりといった工夫が必要になります。
キッチンとリビングの間にダイニングテーブルを挟む場合、リビングから生活感が見えにくく独立性が高まります。
ただし調理中にリビングと会話しにくくなり、ソファから飲み物を取りに行くときの動線が伸びるといったデメリットがあります。
お料理のスタイルや生活リズム、来客の頻度なども踏まえて、リビング・ダイニング・キッチンの並べ順にこだわってみましょう。
LDKの考え方はこちらも参考にしてみて下さい♪
・リビング間仕切りでL型と正方形を切り替える
開け閉めでLDKの使い方を切り替えることができるリビング間仕切りは、L型リビングに組み合わせると使いやすいアイデアです。
扉を閉めればL型リビングのように各スペースの独立性が高まり、オープンで開放的な正方形リビングのようにも使えます。
来客の有無や家族それぞれの過ごし方に合わせて変化できる便利な間取りなので、ライフスタイルの変化が大きい子育て期のご家庭におすすめです。
リビング間仕切りの上手な使い方はこちらでも解説しています。
■ L字リビングでよくある悩みと対策
・冷暖房効率が悪い
L字型のリビングはエアコン位置が難しく、風が届きにくい場所が生まれやすい点は要注意ポイントです。
1台のエアコンでLDK全体をまかなう場合、冷暖房効率が悪く光熱費が高くなるのではと心配する方も多いですね。
【対策】⇒シーリングファンを使う
冷暖房効率の改善には、天井につけてお部屋の空気をかき混ぜてくれるシーリングファンを使うのがおすすめ。
シーリングファンはL字リビング全体の空気を均一に保ってくれるので、少ないパワーで快適な空気で過ごすことができます。
扇風機やサーキュレーターと違い床面設置しないので、お部屋の景観を損ねたり移動の邪魔になったりしないのもシーリングファンのメリット♪
おしゃれなデザイン性で人気が高い設備なので、お部屋のアクセントとしても活躍してくれますよ。
・開放感がなく狭い
90度に曲がるL字リビングは奥行きが短くなるケースもあり、縦長リビングより開放感がなく狭く感じる方も多いようです。
L字型の角が自然光を遮り、お部屋の中に暗い場所ができやすいのも狭い印象の原因です。
【対策①】⇒天井高を上げる
リビングの床面積自体を広げるのが難しい場合、天井高をアップすることで開放感を演出するのも一つの方法です。
鉄筋コンクリート造のマンションでは、スケルトン天井にすることで数十センチ高くなるケースもあります。
天井は視界に入る面積が大きく、開放感効果も大きくなるのでぜひ活用したいテクニック♪
おしゃれな天井デザインはこちらでもたくさんご紹介しています。
【対策②】⇒ダイニングテーブルを無くす
意外と場所を取るダイニングテーブルを省略するレイアウトも、開放感アップで狭さを解消するのに効果的です。
キッチンカウンターをダイニングとして兼用すれば、無理なくテーブルを省略してかなり床面積を節約できます。
最近は少し高めのテーブルでリビングとダイニングを兼用する、「ソファダイニング」レイアウトを選ぶ方も増えています。
ダイニングテーブルのない間取りは開放感のアップだけでなく、効率的な動線づくりができるのも魅力的なポイント♪
暮らしやすいダイニングキッチンの作り方はこちらも要チェックです♪
■ まとめ:リビングをおうちの主役にして素敵な生活♪
住まいの中心であるリビングを快適にすると、家族が集まるコミュニケーションの場になります。
L字リビングは上手にレイアウトすれば、家族みんなが程よい距離感で過ごせる理想の間取りになりますよ♪
SHUKEN Reはライフスタイルに合わせたリノベプランで、理想のリビングづくりをお手伝いします。
ここでご紹介した以外にもたくさんの素敵なリビング事例を公開していますので、こちらもぜひチェックしてみてください♪
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