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コラム

リノベーション済みマンションのデメリットと購入後にする方が良い理由 

公開日:2022/10/27  更新日:2023/07/07

リノベーション済みマンションのデメリットと購入後にする方が良い理由 

 

新築同様で新築より価格が抑えられる上に手間がかからず、良い立地条件で見つけやすいリノベーション済みマンションは、新築マンションと比較すると手が届きやすい住まいです。

 

戸建て住宅に当てはめて考えてみると、建売住宅に近い感覚です。

 

ただ、注文住宅で得られるような100%の満足はありません。

 

一方、購入した中古マンションをリノベーションするという方法では、注文住宅の家づくりと同じように、家族にピッタリ寄り添う暮らしやすい住まいが生まれます。

 

リノベーション済みマンションでは100%の満足を得られない理由は、リノベーション済みマンションが持つデメリットにあります。

 

リノベーション済みマンションに多くの人が魅力を感じる理由と、リノベーション済みマンションが持つデメリットについて考えていきましょう。

 

このコラムのポイント

・リノベーション済みマンションには住宅ローンのシンプルさや入居までの期間の短さなどの良さがある一方、目に見えない部分や共用部分への不確かさというデメリットがあります。

・中古マンションを購入してリノベーションする方法を取るとリノベーション済みマンションより時間がかかりますが、家族の暮らしにぴったりの住まいが実現します。

 

 

リノベーション済みマンションのメリット

 

リノベーション済みマンションのメリット

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リノベーション済みマンションと購入後にリノベーションする中古住宅には、新築マンションと比較した場合、共通して良い立地条件の物件を見つけられる可能性が高い、購入費用を抑えられるという良さがあります。

 

その上で、リノベーション済みマンションだけが持つ良い点を確認しておきましょう。

 

リノベーション済みマンションには完成した部屋が見学できる、購入価格が明確にわかる、時間や期間を短縮できる、住宅ローンがシンプルになるなどの良さがあります。

 

 

完成した部屋を見学できる

 

購入後にリノベーションする中古住宅は、家族構成や家族の暮らし方、価値観や好みに合わせてリノベーション計画を進めていく為、契約する時点では完成した部屋を確認することができません。

 

一方、リノベーション済みマンションは、既に完成している状態を見学できます。

 

実際に動いてみて感じる動線の良し悪し、キッチンや洗面所の使い勝手、日当たりの状態で変化するクロスのカラー、床の踏み心地など暮らし始めてからの生活に影響することを体感できます。

 

 

見学の時点で購入価格が明確にわかる

 

購入後にリノベーションする中古マンションは、見学の時点では中古マンションの価格だけしかわかりません。

 

購入後にかかるリノベーション費用はその時点ではわからないからです。

 

一方、リノベーション済みマンションは、見学時に価格が示されているので、予算に対しての判断がしやすいです。

 

 

打ち合わせ時間も入居までの期間も短縮できる

 

購入後にリノベーションする中古住宅では、購入したマンションの状態と家族の希望に合わせてリノベーション計画が進められていきます。

 

その期間には打ち合わせを重ね様々なことを決めていかなくてはなりません。

 

一方、リノベーション済みマンションには、この時間が必要ありません。

 

また、リノベーションの期間がないので、購入後すぐに入居できるので、賃貸住宅の家賃を倹約できます。

 

 

住宅ローンの手続きがシンプル

 

購入後にリノベーションする中古住宅は住宅ローンの他にリフォームローンを組むなど、手続きが複雑になったり、金利が高いローンが必要になったりすることあります。

 

一方、リノベーション済みマンションは、マンションの購入費にリノベーション費用があらかじめ含まれているので、住宅ローン1本にできます。

 

 

リノベーション済みマンションのデメリット 

 

リノベーション済みマンションのデメリット

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良いこと尽くめのように思えるリノベーション済みマンションですが、リノベーションの方法、それ以前にもともとの中古マンションの状態によっては、暮らしにくさに影響するようなデメリットを持っていることがあります。

 

もちろん、全てのリノベーション済みマンションがそうである訳ではありません。

 

良いこと尽くめの物件もあるはずです。

 

ただ中には深刻なデメリットを持っている物件もあるので慎重に選ぶ必要があります。

 

 

共用部分が適切に管理されていない恐れがある

 

エントランスやエレベーターなどが老朽化したままになっている、手入れが行き届いていないといったことは、見学の際にチェックすることができます。

 

どんなに専有スペースがきれいにリノベーションされていても、そのような状態であれば避けた方が良いでしょう。

 

なぜなら、それは目に見えない部分も老朽化したままであるという可能性が高いからです。

 

給排水管や構造部の耐震などに対して、12年ごとに適切な大規模修繕が行われていない、その原因として、マンション全体の管理費の徴収が滞っているなどの事情があるのかもしれません。

 

 

断熱性が低いことが多い

 

古いマンションに住む人の悩みの多くには、断熱性が低く冷暖房の効率が悪いというものが挙げられます。

 

もし十分な断熱改修が行われていなかった場合、快適な室内環境の調いにくい部屋である可能性があります。

 

ただ、見学では季節に応じて最小限のエネルギーで室温を調整できるのかということに対する判断は難しいです。

 

 

暮らし始めてから追加工事の必要性が出てくる恐れがある

 

古いマンションではコンセントの数が少なく結果的にタップを多用することになってしまうことがあります。

 

また、電気契約容量が少ないというケースもあります。

 

暮らし始めてから断熱性が低いことが分かれば、断熱の為のリフォーム、コンセントが不足していれば電気工事などをすることになり、その度に費用がかかります。

 

ただ、それらの問題は手痛いとは言え出費で解決できますが、共用部分の問題に関してはどうすることもできません。

 

この部分が最も深刻なリノベーション済みマンションのデメリットです。

 

 

購入した中古マンションをリノベーションする方法をおすすめする理由

 

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リノベーション済みマンションは手軽である一方、間取りや内装などが帯に短し襷に長しという状態であることは否めません。

 

 

家族に寄り添った間取りと内装

 

家族構成やライフスタイルによって暮らしやすい間取りは異なります。

 

100の家族があれば100通りの間取りがあるはずなのです。

 

リノベーション済みのマンションは、平均的な家族構成と一般的なライフスタイルを想定して間取りが決められています。

 

自分たち家族の暮らしにピッタリ寄り添った動線や部屋割ではありません。

 

それどころか、古い間取りのままで内装が一新されただけであってもリノベーション済みマンションとして売り出されていることもあります。

 

その場合には築年数にもよりますが、現在のライフスタイルにはあわない間取りが多いです。

 

内装の色や質感に関しても同じです。

 

万人受けする内装が調えられてはいる場合には、物足りなさを感じるかもしれません。

 

反対に個性的な内装になっている場合には、長年暮らすうちに飽きが来る、売却する際に買い手がつきにくいなどの問題も起こる恐れがあります。

 

 

見えない部分の安心感

 

中古住宅には、耐震や断熱、給排水管など目に見えない部分や、管理組合の運営状態を調べてから購入する方法があります。

 

ただ、見えない部分の確認は家族だけではなかなか難しいです。

 

その為、リノベーションすることを前提にリノベーションと不動産を並行して扱う専門の会社といっしょに中古住宅を探すという方法を取ることが最善です。

 

専門家の手を借りれば、購入前に目に見えない部分や、管理組合の運営状態を確認できます。

 

中古住宅を購入するということはリノベーションの費用も含めて、数十年に渡って住宅ローンを返済していくほどの大金をかけるということです。

 

打ち合わせの手間や住宅ローンをシンプルにすることとは秤にかけられないほど、重要な「暮らし始めてからの生活のしやすさや安全性」を見逃すわけにはいきません。

 

家族構成とライフスタイル、好み、価値観に合わせてリノベーションする方法であれば、中古住宅を家族の理想の住まいにすることができます。

 

そしてそれを成功させるためには、家族だけでは判断の難しい見えない部分を明確に判断することや、中古住宅購入とリノベーション費用を合わせた資金計画へのアドバイスができる会社といっしょに計画を進めることが最適な方法です。

 

 

中古マンション探しから理想の住まいの完成までをトータルしてお手伝いします

 

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howzlifeはリノベを熟知したリノベ会社「SHUKEN Re」の、中古物件探しからスタートするワンストップサービスです。

 

家族だけで中古住宅を探してからさらにリフォームを依頼する会社を見つけるという方法は効率が悪い上に、予算オーバーになってしまったり、理想の間取りや内装にならなかったりする恐れがあります。

 

中古住宅購入とリフォームはセットで依頼するという方法が最も効率が良く失敗のない方法です。

 

中古住宅をリノベーションして家族の住まいにするという計画を効率よく進めるためには、物件探しからリノベーションまでを一括して依頼できる会社を探すことが早道です。

 

専門的な知識がないと判断し難い戸建て住宅の耐震性や、構造部の状態を把握した上での優良物件、家族の希望する間取りに変更可能な中古住宅に関する提案が受けられます。

 

提案された耐震や住宅の劣化状態に不安がなく、なおかつ理想の間取りが実現できる家の中から、家族が選んだ中古住宅を理想の家にする為の計画が作られていきます。

 

この方法であれば、後悔するような中古住宅を購入する心配がない上に、家族の暮らし方や価値観、好みに合った新しい住まいが実現します。

 

私たちhowzlifeは、中古物件探しからリノベーションまで一貫してお役に立ちます。

 

予算立てやローンの組み方などのご相談もお受けしているので、お気軽にお問い合わせください。

 

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