公開日:2025-10-05
グレー系の壁紙で上品&落ち着きのあるリビングを実現|おしゃれなコーディネート事例や合う床の色も紹介
リビングを上品&落ち着きのある雰囲気に仕上げられる「グレー系の壁紙」。
「傷や汚れが目立ちにくい」「デザインテイストを選ばずに取り入れやすい」といった魅力もあり、壁紙のなかでもグレー系は人気カラーの1つです。
そんなグレー系の壁紙を検討しながら、「リビングにどうやって取り入れればいいかわからない」とお悩みの方も多いでしょう。
この記事では、グレー系の壁紙を取り入れたリビングのおしゃれなコーディネート事例をご紹介。
グレー系の壁紙をリビングに使うメリットや合う床の色も解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
- ・グレー系の壁紙をリビングに使うと「上品さ・モダン・落ち着きを感じられる空間にまとめられる」などのメリットがある反面、「場合によっては暗い印象になる」といったデメリットがあります。
- ・SHUKEN Reが手がけたリノベーション事例から、グレー系の壁紙を取り入れたリビングのおしゃれなコーディネート事例をご紹介します。
- ・「リビングが暗くなった」「圧迫感を感じる」などの後悔を回避するためにも、グレー系の壁紙を取り入れた施工実績が豊富なリノベーション業者に依頼しましょう。
目次
■グレー系の壁紙をリビングに使うメリット・デメリット
「グレー系の壁紙をリビングに使うと、どんなメリット・デメリットがある?」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、グレー系の壁紙をリビングに使うメリット・デメリットを解説します。
メリット
グレー系の壁紙をリビングに使うと、以下のようなメリットがあります。
●上品さ・モダン・落ち着きを感じられる空間にまとめられる
●日本人の感性に合う落ち着いた色合いで、馴染みやすい
●さまざまなデザインテイストやインテリアと調和しやすい
●傷や汚れが目立ちにくく、掃除が楽に済む
●飽きのこない色合いで、長く愛用できる
●視覚的に遠くにあるように見える「後退色」で、奥行きを演出しやすい
グレーの壁紙には多くのメリットがあり、「リビングを上品&モダンに演出したい」「空間を広く見せたい」「おしゃれで掃除の楽な壁紙にしたい」とお考えの方におすすめ。
最近は、ピンクやブルーなどの有彩色にグレーが混じった落ち着いた色合いの「グレイッシュカラー」が人気です。
また、グレーとベージュをかけわせた「グレージュ」も押さえておきたいグレー系の1つ。グレーのモダンな雰囲気とベージュの柔らかさをあわせ持ち、リビングをおしゃれに演出できます。
デメリット
万能な印象がある「グレー系の壁紙」にも、以下のようなデメリットが考えられます。
●色の明度や使用面積によっては暗い印象になることも
●光の当たり方で印象が変わるケースがある
●濃いグレー系の場合は壁紙の境目が目立つ場合がある
「明度」とは色の明るさのことで、明度が高ければ白に近い色になり、明度が低ければ黒に近い色になります。
上記のデメリットは、グレー系の壁紙を使う面積や明度に注意することで回避できます。「グレー系の壁紙のリビングで後悔を回避するポイント」の章で対策をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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■グレー系の壁紙のリビングに合う床の色
リビングにグレー系の壁紙を使う場合、以下のような床の色がおすすめです。
グレー系の壁紙のリビングに合う床の色
- ・ホワイトベージュ:ナチュラルモダンや大人っぽい雰囲気になる
- ・アイボリー:モノトーン調でミニマムな印象に仕上がる
- ・ブラウン:木目の美しさが際立ち、ナチュラルなテイストにまとめられる
床の色によってリビングの雰囲気が左右されるので、ご自身が目指すデザインテイストと照らし合わせながら、検討しましょう。
また、一口に「グレー系」といっても明度や色合いによって合う床の色に違いがあるため、リノベーション業者と相談しながら決めていくことをおすすめします。
次の章以降で、グレー系の壁紙を取り入れたリビングのコーディネート事例をご紹介しますので、壁紙や床の色を検討する際の参考にしてくださいね。
■グレー系の壁紙で上品&落ち着きのあるリビングを実現【おしゃれなコーディネート事例】
続いて、SHUKEN Reが手がけたリノベーション事例から、グレー系の壁紙を取り入れたリビングのおしゃれなコーディネート事例をご紹介していきます。
グレー系の壁紙×無垢フローリングでナチュラルな雰囲気に仕上げた事例
こちらは、グレー系の壁紙×無垢フローリングでナチュラルな雰囲気に仕上げた事例で、シンプルなグレー系の壁紙が無垢材の美しい木目を引き立てています。
また、遠くにあるように見える後退色のグレー系を壁紙として利用することにより、リビングに奥行きが生まれているのもポイント。
比較的背の低いアイテムでインテリアをそろえているので、空間に広がりを感じやすくなっています。
観葉植物とグレー系の壁紙を組み合わせたメリハリのあるリビングの事例
こちらは、鮮やかなグリーンが印象的な「観葉植物」とシックな「グレー系の壁紙」を組み合わせたメリハリのあるリビングの事例。
オーダーメイドで造作したテレビボード・棚を設置し、自転車を飾ることでこだわりの空間に仕上げました。
床→壁→天井の順番で色のトーンを明るくしたことで開放感が生まれており、広々としたリビングでご家族の時間を楽しめます。
グレー系の壁紙&シンプルな家具で北欧モダンにまとめた事例
こちらは、グレー系の壁紙&装飾の少ないシンプルな家具で北欧モダンにまとめた事例で、イエローのクッションがアクセントとなってリビングに表情が生まれています。
また、ブラックの照明器具や建具を使っているので、引き締まった印象に仕上がっているのも特徴。
リビングとダイニング・キッチンとの間にはスキップフロアを設けており、空間をやんわりとゾーニングしています。
黒×グレー系で統一したスタイリッシュなリビングの事例
こちらは、黒×グレー系で配色を統一したスタイリッシュなリビングの事例です。
壁紙はもちろん、キッチン・背面収納・冷蔵庫に至るまで配色のルールを徹底しており、モデルルームのような洗練したLDKを実現しました。
また、間接照明で壁に光を反射させて空間に広がりを生むなど、開放感を演出する工夫を取り入れています。
アクセントクロスにグレー系の壁紙を取り入れて奥行きを演出した事例
こちらは、リビングのアクセントクロスにグレー系の壁紙を取り入れて奥行きを演出した事例です。
シンプルなグレー系の壁紙によって、観葉植物やデザイン性の高いガラス製のペンダントライトが際立って見えるのも◎。
また、リビング・ダイニングのフローリングはワンちゃんがすべりにくいペット対応で、ワンちゃんの暮らしやすさも重視しています。
壁全面にグレー系を使用してモダンなリビングを実現した事例
事例を見る:Case173「once in a lifetime」
こちらは、壁全面にグレー系を使用してモダンなリビングを実現した事例で、カーペットやエキゾチックな雑貨がアクセントになっています。
間接照明を効果的に取り入れており、壁や天井を照らすことで広がりを持たせ、ゆとりのあるリビングを叶えました。
内装の配色にマッチするブラックのエアコンを設置するなど、細かい部分までグレー系の壁紙を活かす工夫を取り入れています。
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■グレー系の壁紙のリビングで後悔を回避するポイント
ここでは、グレー系の壁紙のリビングで後悔を回避するポイントを解説します。
明度と面積効果に注意して使用する色合い・面積を決める
「面積効果」とは同じ色でも面積が変わると見え方が変わることで、面積が大きくなる場合は明るい色はより明るく、暗い色はより暗く感じます。
この面積効果によってリビングの壁紙に濃いグレー系を使用したり、広い面積にグレー系を使ったりすると、暗い印象を受けるケースも。
グレー系の壁紙のリビングにする場合は、以下のような工夫を取り入れましょう。
グレー系の壁紙で「暗い」を回避する工夫
- ・濃い色合いは少ない面積でアクセントカラーとして使う
- ・広い面積で使用する際は、明るめのライトグレー系を選ぶ
- ・間接照明で壁や天井を照らして広がりを演出する
少しの明度の違いでリビングの印象が変わる可能性もあり、リノベーション業者と相談しながらグレー系の壁紙を決めましょう。
カラーサンプルで光の当たり方の違いをチェックする
グレー系の壁紙は光の当たり方によってリビングの雰囲気がガラリと変わる場合もあるので、カラーサンプルを使って印象の違いを確認することが大切です。
サイズの小さなサンプルやカタログの画像だと実際の印象と異なる可能性があり、なるべく大きなサイズのサンプルを使って光の当たり方による違いをチェックしましょう。
自然光はもちろん、照明の当て方を変えて確認することで、グレー系の壁紙による後悔を回避しやすくなります。
グレー系の壁紙を取り入れた施工実績が豊富な業者に依頼する
面積効果や光の当たり方で「リビングが想像以上に暗い」といった後悔を回避するためにも、グレー系の壁紙を取り入れた施工実績が豊富なリノベーション業者に依頼しましょう。
施工実績が豊富なリノベーション業者に依頼すると、以下のようなメリットがあります。
施工実績が豊富なリノベーション業者に依頼するメリット
- ・デザインテイストや好みに合ったグレー系の色を提案してもらえる
- ・グレー系に合うインテリアについてアドバイスをもらえる
- ・光の当たり方を踏まえてどのようなイメージになるかを教えてもらえる
リノベーション業者の公式サイトやSNSから、グレー系の壁紙を取り入れたリビングをどの程度手がけているか確認しましょう。
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■グレー系の壁紙のリビングに関するQ&A
最後に、SHUKEN Reがグレー系の壁紙のリビングに関するよくある質問にお答えします。
Q.部屋を広く見せたい!どんな方法がある?
A.部屋を広く見せたい場合には、「背の低いインテリアでそろえる」「床から天井に向かって明るい色にする」などの方法が効果的◎。
そのほかにも、「サイズの大きな鏡をレイアウトする」「テレビを壁掛けにする」といった方法があります。
Q.グレー系の壁紙を全面に使うと暗い印象になる?
A.グレー系の壁紙を全面に使うと暗い印象になるかどうかは、色味や明度によって異なります。
グレー系の壁紙を全面に使う場合でもライトグレーをチョイスしたり、天井をホワイト系にしたりすることで、落ち着きがありながらも明るいリビングにできます。
Q.グレーの壁紙はどんなテイストのインテリアに合いますか?
A.グレーの壁紙は、ナチュラルや北欧などの温かみのあるテイストから、モダンやホテルライクといった洗練されたテイストまで幅広いインテリアに合います。
たとえば、ライトグレーや淡いブルーグレーなどは北欧テイストに、グレージュやダークグレーはホテルライクに最適です。
Q.アクセントクロスとしてグレーを使うのはアリですか?
A.アクセントクロスとしてグレーを使うのは「アリ」です。
濃いグレーであれば高級感や重厚感、淡いグレーであれば上品さや落ち着きの感じられる空間に仕上げられます。
Q.グレーは将来的に模様替えしやすい色ですか?
A.グレーは将来的に模様替えしやすい色です。これは、グレーが基本的に主張が少ない色で、さまざまなインテリアテイストに合わせやすいから。
また、グレーは飽きにくく、長い期間にわたって愛用できるのも魅力です。
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■まとめ
SHUKEN Reが手がけたリノベーション事例から、グレー系の壁紙で上品&落ち着きのあるリビングを実現したおしゃれなコーディネート事例をご紹介しました。
場合によっては、グレー系の壁紙のリビングは暗い印象になるおそれがあるため、濃い色合いは少ない面積でアクセントカラーとして使うなど工夫を取り入れましょう。
「リビングをはじめとして住まい全体をグレー系でおしゃれにしたい」「中古マンションを購入してリノベーションでグレー系の住宅にしたい」とお考えの方は、ぜひSHUKEN Reにご相談ください。
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