公開日:2024-12-15
千葉県のリフォーム補助金一覧2024年版|市町村の補助金情報や申請方法ガイド
千葉県でのリフォームには、国が実施している「住宅省エネ2024キャンペーン」をはじめ、県内各市町村が独自に定める助成制度などが利用できる可能性があります。
今回は、2024年に千葉県で利用できるリフォーム補助金の種類や申請の条件、必要書類に関する情報を分かりやすくお伝えします。
補助金の種類によって、対象工事や条件、期限などに違いがあるため、できるだけ早めに準備を整え、快適な省エネ性能向上・バリアフリー化リフォームを進めていきましょう♪
・千葉県内で住宅リフォームをお考えなら、省エネ性能の向上やバリアフリー化、子育て対応改修を条件とした補助金制度を利用できる可能性があります。
・県内の市町村ごとに、異なる補助金・助成制度があるため、対象工事の条件や申請期限などを事前にチェックしておくことが大切です。
・SHUKEN Reでは、補助金申請に必要な情報やお金のプロによる資金計画のサポート体制を整えています。
■千葉県のリフォームで使える補助金制度
千葉県のリノベ・リノベーション事例を見る:Case191「Planner’s Home」
千葉県で2024年に活用できるリフォーム補助金について解説します。
まずは住宅の断熱性や省エネ性を高める、国の補助金制度を見ていきましょう。
住宅省エネ2024キャンペーン
「住宅省エネ2024キャンペーン」は、2050年までのカーボンニュートラル実現に向けて、各家庭の省エネ性能を向上させる目的で、国が支援に力を入れている事業です。
【参加補助事業】
- ・子育てエコホーム支援事業
- ・先進的窓リノベ2024事業
- ・給湯省エネ2024事業
- ・賃貸集合給湯省エネ2024事業
(画像引用元:住宅省エネ2024キャンペーン「キャンペーン概要」)
補助金を活用した断熱・省エネリフォームで、暮らしのエネルギー消費を抑え、光熱費の節約につなげます。
4つの補助事業のうちSHUKEN Reでは、以下2つのキャンペーンが利用できます。
既存住宅の窓改修による光熱費の削減や快適性の向上を目的としたリノベーションを支援する事業です。
一定の基準を満たす製品の採用や登録業者による施工などが条件で、最大200万円の補助が受けられます。
→窓・ドアの断熱改修
既存住宅の断熱リフォーム支援事業
「既存住宅の断熱リフォーム支援事業」は、断熱材や窓、ガラスなどの高性能建材を使用した断熱リフォームにかかる補助金制度です。
対象となる既存住宅は、戸建住宅と集合住宅で、現在、断熱材や窓、ガラスを組み合わせた「トータル断熱」と、窓と居間をメインにした「居間だけ断熱」の2つが実施されています。
なお戸建住宅では、最大120万円の補助金が受けられる可能性があります。
子育て支援型共同住宅推進事業
「子育て支援型共同住宅推進事業」は、共同住宅を対象とした、子育て世帯の新築・リフォーム工事に関する補助金制度です。
共同住宅所有者の承諾を得た場合のみ利用できる制度なので、事前申請が必要になります。
対象工事の内容は「子供を見守れる間取りへの工事」「転倒による事故防止工事」などで、リフォームにかかる補助率は上限30%です。
次世代省エネ建材の実証支援事業
「次世代省エネ建材の実証支援事業」は、外張り断熱や内張り断熱等のリフォームにおける補助事業です。
工期短縮が可能な高性能断熱材や快適性の向上に貢献する蓄熱・調湿建材等の次世代省エネ建材の効果実証を支援するため、上限額を400万円に定めています。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は、住まいを長期間、快適かつ高性能に保つためのリフォームに対する補助金制度です。
構造躯体等の劣化対策や耐震性、省エネ対策を必須項目とし、適用条件を満たすことで最大210万円の補助が受けられます。
「評価基準型」は、交付申請受付を再開しています。(2024年11月時点)
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東京・千葉・神奈川エリアで約20年にわたり、8,000件超のリフォーム・リノベーション施工実績があるSHUKEN Reでは、戸建て・マンションのリフォーム補助金や資金計画に関するご相談を受け付けています。
■千葉県各市町村のリフォーム助成・融資制度一覧
千葉県のリフォーム・リノベーション事例を見る:Case145「Black & Airy」
国の補助金以外にも、各都道府県や市区町村が独自に支援策を実施している場合があります。
千葉県内で住宅リフォームを支援している市町村や制度内容の詳細は、「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」を活用するのもおすすめです。
ここでは、自宅のバリアフリー工事に関する千葉県の助成・融資制度について紹介します。
市町村等の助成制度
千葉県内の多くの市町村では、さまざまな住宅リフォームに関する支援を実施しています。
千葉県のホームページでは、以下7つの施策項目別に支援制度の詳細も見られます。
高齢者 | 千葉市高齢者住宅改修費支援サービス事業など |
若年・子育て世帯 | 千葉市子育て世帯住替え支援事業など |
障害者 | 居宅生活動作補助用具の支給など |
3世代同居、隣居・近居 | 千葉市三世代同居・近居支援事業など |
移住・定住 | 千葉市結婚新生活支援事業など |
空き家 | 空き家バンク事業補助金(リフォーム等補助)など |
環境対策 | 千葉市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金など |
具体的な支援内容や方法は市町村ごとに異なるため、対象項目をクリックして実施中の市町村名や事業名、概要、支援方法などを確認してみましょう。
また最新情報や事業の詳細については各自治体の窓口に問い合わせるのがおすすめです。
住宅金融支援機構の「リフォーム融資」
住まいのバリアフリー化・耐震改修工事にかかるリフォーム費用の低金利融資などが受けられる、住宅金融支援機構の制度です。
以下に、リフォーム融資の一例を紹介します。
中古購入・中古住宅取得と一定要件を満たすリフォームがセットの場合の金利引下げ
断熱性向上・省エネ設備の導入など、一定基準を満たす省エネ改修資金に対する融資
満60歳以上の方向けの【グリーンリフォームローン】
耐震改修または耐震補強工事に必要な資金に対する融資
災害で被災した住宅を復旧するためのリフォームローン など
高齢者向け返済特例制度
自宅のバリアフリー化やヒートショック対策、耐震改修では、60歳以上の方向けのリフォーム融資制度もあります。
住宅金融支援機構のリフォームローンを利用する場合、高齢者居住支援センター((一財)高齢者住宅財団)が融資の連帯保証人になることで、毎月の返済額が利息分のみに軽減される制度です。
【リフォーム融資債務保証の特徴】
- ・毎月の支払い負担が大幅に抑えられる
- ・元金は、死亡時に一括返済
- ・金利は、全期間固定金利
(参考)一般財団法人 高齢者住宅財団|リフォーム融資の債務保証
その他融資
住宅改造に利用できる「生活福祉資金」「高齢者及び重度障害者居室等増改築・改造資金」などの低利率資金についても、融資が受けられる可能性があります。
詳しくは、千葉県社会福祉協議会に相談してみましょう。
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■リフォーム補助金の申請方法と注意ポイント
千葉県のリフォーム・リノベーション事例を見る:Case127「子育て後は夫婦ふたりで」
リフォーム補助金を申請する場合、業者に見積りを提出してもらうまでに約1~2か月、申請から支給までに約1か月、工事完了から補助金の受け取りまでに約1か月かかります。
そのため、申請手続きの流れや必要書類を事前によく確認して、早めに準備を進めておくことが大切です。
千葉県リフォーム補助金の申請方法と流れ
補助金の申請は、通常工事前に、工事内容の詳細が分かる工事請負契約書や省エネ基準適合証明書などの書類を申請条件に合わせて揃えて提出する必要があります。
また、住宅省エネ2024キャンペーンのように、登録事業者による申請が必須の補助金制度もあるため、あらかじめ施工業者に相談しておくのもポイントです。
リフォーム計画が決まれば、各市町村の補助金担当窓口に申請書と必要添付書類を提出し、工事完了後に交付申請や実績報告を進めます。
補助金申請時の注意ポイント
補助金制度によっては、予算が上限に達し次第、最終期限を待たずに申請受付を終了する場合があるため、利用する制度の「予算に対する申請済割合」などを確認しておくのもポイントです。
また、一旦受付を終了した場合でも、再度募集を開始する制度もあるため、施工業者と最新情報をチェック&共有することも大切です。
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■まとめ:補助金活用で千葉県でのリフォームを快適に
千葉県内におけるリフォームでは、国のリフォーム補助金の他、各市町村が独自に実施している助成・融資支援制度が適用される可能性があります。
特に、耐震・断熱補強や省エネ設備の導入工事をお考えの場合は、補助金対象になりやすいため、できるだけ早めに施工業者に相談して、スムーズな申請手続きが進められるようにしましょう。
経済的な負担も抑えられる補助金活用で、ご家族の快適な住まいと安全な暮らしを手に入れましょう。
SHUKEN Reでは、リノベーションに関する幅広い知識を持つスタッフが、補助金の活用を視野に入れた資金計画づくりで、快適な住宅リフォームをサポートします。
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