公開日:2022-10-29 更新日:2024-07-04
1500万円でリノベーションどこまでできる?マンション間取り事例をチェック
この記事では、1500万円前後でマンションリノベーションを検討している方に向けて、実際の間取り事例を紹介します。
1500万円でどこまでリノベーションできるのか、間取り図や内装写真を見ながら感覚を養いましょう。
・1500万円はリノベーションの基本プランよりちょっと余裕のある価格帯です。
・実際の1500万円前後のリノベーション事例を見て、どこまでできるのかチェックしてみましょう。
■予算1500万円は多い?少ない?
リノベーションは費用相場が幅広いので、1500万円あれば十分なのか、それとも少ないのか分かりにくいですよね。
1100万円・1500万円のリノベーション間取り図を比較して、予算と仕上がりのイメージをつかんでみましょう。
約1100万円の事例
BEFORE
事例を見る:Case131「Living with Cats」
こちらのマンションリノベーションは約80㎡の床面積、約1100万円で13.75万円/㎡の費用です。
- ・水回り4点交換(キッチン・ユニットバス・トイレ・洗面)
- ・全面内装貼り替え(壁紙・フローリング)
- ・建具や収納扉交換
- ・軽微な間取り変更
- ・キッチンレイアウトの変更
1100万円でも内装・設備を一新して新築同様の見た目になり、リノベーションの基本メニューは網羅できるイメージです。
特殊な間取りや高価格帯の設備を選ばなければ、1000万円前後でも十分リノベーションできるでしょう。
約1500万円の事例
BEFORE
こちらのマンションは74㎡、約1500万円の費用で20.27万円/㎡です。
- ・水回り4点交換(キッチン・ユニットバス・トイレ・洗面)
- ・キッチンや洗面のオーダー
- ・全面内装貼り替え(壁紙・フローリング)
- ・建具や収納扉交換
- ・大幅な間取り変更
- ・水回り全体の移動
1500万円の予算だと、基本メニューに加えて間取りや水回りの大幅な変更も検討しやすいです。
またキッチンや洗面をオーダーしたり、床材・内装材をグレードアップしたりデザインや使い勝手のこだわりも反映できます。
- 60㎡×20万円/㎡=1200万円
- 70㎡×20万円/㎡=1400万円
- 80㎡×20万円/㎡=1600万円
- 90㎡×20万円/㎡=1800万円
マンション市場で出回ることが多い60~90㎡前後で同じレベルのリノベプランを組むと、上記のような予算目安になります。
80㎡のマンションなら微調整で1500万円に収まる可能性が高いですが、90㎡以上の広いマンションだともう少し内容を削る必要があるかもしれません。
80㎡以下のマンションなら、1500万円の予算でかなり自由度の高いリノベーションができそうです。
■1500万円のリノベーション事例
事例① 1500万円
96㎡の広い間取りを活かし、マンションとは思えない開放感のリビングを実現した事例です。
2部屋を一体化したLDKは、天井高を活かした大きな吹抜け空間に変身。
ロフトを階段で上り下りできるグルニエに変更し、秘密基地っぽさが楽しいセカンドリビングになりました。
元々使いやすいレイアウトのL型キッチンは移動せず、ガラストップコンロや食洗機などのオプションを充実♪
各部屋の収納もしっかりアップデートして、使いやすくおしゃれな空間になっています。
事例② 約1500万円
比較的スタンダードな4LDKのマンションを、ご夫婦二人暮らしに合わせてカスタマイズ。
独立していたリビング・キッチン・和室を一体化して、掃き出し窓が二つある開放感ばつぐんのLDKに生まれ変わりました。
行き止まりが無い回遊動線は家事効率を大きくアップし、視覚的な広がりも与えてくれます。
寝室からリビングへの動線にもなっているウォークスルークローゼットは、移動しながら身支度を整えられる間取りアイデア。
書斎も兼ねることで、趣味や在宅ワークもこなせる便利な間取りです。
玄関も床面積の余裕を活かし、大容量のオープン棚と広い土間を備えたおしゃれ空間に。
玄関ドアから直接見えないクロークもあるので、生活感が見えずいつでもすっきりお客様をお迎えできますね。
■1500万円リノベーションでどこまでできる?
1500万円台のリノベーションでできること、やりたいことを一つずつチェックしていきましょう。
できることや予算は広さによって変わりますが、冒頭でお伝えした80㎡前後の標準的なマンションをイメージしてみてください。
・間取り変更
1500万円の予算があるなら、間取り変更による暮らしやすいアップデートはぜひ採り入れたいポイントです。
新築当時のマンション間取りは、多くの人にマッチさせるため汎用性の高いレイアウトになっていることがほとんど。
もちろんそのままの間取りでも問題なければOKですが、せっかくリノベーションするならより暮らしやすいレイアウトを追求してみましょう。
例えばリビング横に使わない部屋があるなら、一体化させることで開放感ばつぐんの間取りに変化させられます。
玄関ホールや廊下を無くして、その分リビングを拡張するのもおしゃれな間取り変更アイデアの一つです。
ムリに間取り変更をする必要はありませんが、よりおしゃれで暮らしやすい住まいを目指すならぜひ検討してみましょう。
・水回りの移動
1500万円の価格帯なら、壁やドアの間取り変更と合わせて水回り移動もプランに盛り込みやすいでしょう。
スタンダードなマンションの水回り配置を、ちょっと移動するだけでグッとおしゃれ&便利に仕上がるケースは多いです。
家事効率やリビングからの眺めにも影響するキッチンは、特に移動することが多い設備の一つ。
壁付けの独立キッチンを対面レイアウトにするだけで、開放感や家事効率が大きくアップすることが多いです。
近くに配置されていることが多いトイレ・ユニットバス・洗面も、少しずらしたり入れ替えたりするだけで使いやすくなるケースがあります。
マンションの構造や管理規約をクリアできるなら、水回り移動も一つの選択肢として検討してみてください。
・設備や建材のグレードアップ
予算に余裕があるなら、水回り設備やフローリングなどの建材グレードアップもぜひ検討したいポイントです。
例えばキッチンはグレードアップすると選べる扉やカウンタートップの種類が増えて、グッと魅力的に仕上がることが多いです。
キッチンのレイアウトによってはリビングから良く見えるので、LDKデザイン性アップにもなりますよ♪
フローリングの木目やコーティングにこだわったり、タイル・レンガなどのアクセントを入れたりするのも素敵です。
素材を変えるだけでオリジナリティが増して魅力的なお部屋になることもあるので、ちょっと贅沢な建材も検討してみましょう。
・キッチン・洗面の造作
1500万円前後のリノベーションなら、オリジナルの造作キッチン・洗面も選びやすいでしょう。
造作キッチンや洗面は素材やサイズを自由にカスタマイズできるので、デザイン性・使い勝手両方のメリットがあります。
標準プランだと少し予算が厳しいこともありますが、ワンランク上のリノベプランならぜひ検討したい選択肢です。
オーダー・造作と聞くとかなり高価なイメージがあるかもしれませんが、ちょっとした工夫でローコストに仕上げることもできます。
■まとめ
スタンダードな80㎡前後のマンションなら、1500万円でオリジナリティが高くおしゃれな間取りを検討できるはずです。
もちろんコストを抑える工夫は必要ですが、選択肢が多いのでより理想のマイホームをつくりやすくなるでしょう。
今回ご紹介した以外にも100件以上のリノベーション事例がありますので、こちらも参考にどうぞ。
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マンションの間取り図や管理規約があれば、1500万円でどこまでできるかも大まかにお伝えできます。
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