公開日:2022-05-22 更新日:2024-07-04
リビングに広くおしゃれな寝室をレイアウト|リゾートライクで優雅な空間デザイン
リゾートホテルのような開放感と自由な動線が叶う「リビング兼寝室」のおしゃれな間取り。
限られた間取りをリノベーションするなら、空間の優先順位を定め、効率的に部屋を振り分けることが大切です。
そこで今回は、リビングとしても寝室としても使える「リビング×寝室」の一体型間取りの魅力と空間デザインのコツをご紹介します。
真似してみたくなる実例や注意すべきポイントもご覧いただけますので、ぜひオリジナリティあふれる間取りづくりの参考にしてみてくださいね♪
・リビング兼寝室の魅力とは?おしゃれな実例で雰囲気やデザインを見てみましょう。
・リビングも寝室も広々と使える間取りのメリットとデメリット、空間づくりのコツを知ることができます。
・「リビング×寝室」間取りの機能性もデザイン性も叶える仕切りアイデア5選の特徴と使い勝手を解説。
目次
■リビング兼用寝室の広々空間【実例】
まずは、さっそく「リビング兼寝室」間取りの実例をご紹介しましょう。
リビング⇔寝室間の動線やそれぞれの空間での過ごし方をイメージしながら、ご覧になってみてくださいね♪
・パーテーションで自由に空間分けできるリビング
リビングとひと続きの洋室を開放的な「リビング兼寝室」にリノベーションして、念願のホテルライクな間取りを実現した実例です。
陽がよく入る、縦長広々空間が贅沢な印象に仕上がっています。
好きな時に開閉できる、間仕切り戸の設置で、ご夫妻の就寝時間が違ってもお互い気兼ねなく過ごせるのも魅力的です。
普段は、1つの大空間として優雅に羽を伸ばしつつ、来客時やそれぞれの時間を楽しみたい場合には、空間を仕切ることができる機能的な間取りがおしゃれです。
・リビング内にある隠れ家寝室
さりげなくリビング脇に配置された寝室は、ウォークスルークローゼットにつながる間取りで、なんと玄関まで続くスマートな動線が確保されています。
個室のように仕上がった隠れ家的な寝室空間でありながら、リビングから寝室・収納・玄関までの動線がつながっているので、機能的な移動と収納を同時にこなすのに嬉しい設計です。
おしゃれな白の室内窓がリビングのインテリアにもなる、かわいらしいスタイルの内装も素敵なポイント。
自分の行動パターンを知り尽くした本人ならではの「生活に沿った住まい」を実現した無駄のない間取りです。
・格子壁がリビングからも寝室からもおしゃれ
築37年のマンション一室を自作の家具×男心をくすぐる趣味をテーマにリノベーションした間取り実例です。
インテリアのこだわりが素材使いに現れた、雰囲気のあるリビング兼寝室の内装になっています。
リビングとは、格子の仕切りでゆるやかに空間を分けて、こじんまりした安心感と透過性のある優雅さの両方が楽しめるデザインに仕上げました。
事例を見る:Case59「Carpenter’s house」
「好きなものを好きなだけ」採用したインテリアで、すっきりと無駄のないセンスのよさが光るCarpenter’s houseです。
・リビングの死角に寝室をレイアウト
倉庫を改修してつくったカフェのような内装デザインが魅力のLDK空間には、デッドスペースを活用した寝室を配置しました。
個室や寝るためだけの部屋をつくらないというご家族の希望のもと、部屋数を減らし、その分広いLDKを確保しています。
せっかく広くとったLDK空間に無駄をつくらないため、柱の死角を有効活用した寝室スペースの配置を実現しました。
完全に向こう側が見えない仕切りを使わなくても、窓のブラインドと同じものを使うことで、視覚的に別の空間として認識できている例です。
空間にぴったりとはまる余裕のないベッドサイズであっても、寝室からの視界が広いので、まるでリビングで過ごしているかのような開放感が得られる間取りが贅沢です。
・リビング兼寝室間取りでどちらも広く
間取りの位置をずらさず、仕切りもつけない完全一体型の間取りも人気です。
無駄な動線や部屋を必要としない2人暮らしの住まいや、ホテルのように広々とした空間を希望するご家族におすすめのスタイルです。
在宅勤務の快適性と生活・家事動線の効率化を再現したスマートで開放的な空間に仕上がりました。
キッチン・ダイニング・リビングの集約だけでなく、寝室まで取り込んだ「オープンスペース」なら、ふたりで自由な時間を過ごす時も、ひとりで在宅勤務をする時も優雅な気分で楽しむことができそうです。
〈関連コラム〉
■リビング空間にベッドを配置するメリット
リビングに寝室を配置するメリットをまとめてみましょう。
・ホテルライクのリビングベッドが楽しめる
1つの部屋におさまらない広い視界と自由なインテリアが、どちらの空間からも楽しめるデザインです。
自宅に居ながら、ホテルに来たかのような開放感と特別感が味わえるのがこの間取りのメリットではないでしょうか。
・寝室時間の幅が広がる
「リビング兼寝室」なら、夜寝るためだけの寝室から、リビングでくつろぎたい時にいつでも利用できる寝室に用途を広げることができます。
寝転がってテレビや本を観たい時、お昼寝をしたい時など、わざわざ寝室に移動しなくても、リビングに居ながら自分の時間を満喫できるのも魅力です。
・将来のライフスタイルにも便利
部屋や壁で空間を仕切らない開放的な間取りに仕上がるので、日常の生活・家事動線が自由になります。
また、将来の間取り変更やご家族の介護が必要になった場合にも有効で、目の届きやすさ、掃除のしやすさ、家具や車いすの置き場変更のしやすさなど、あらゆる場面で切り替えが利くので便利です。
■リビング一体型寝室のデメリットと空間づくりのコツ
「リビング兼寝室」のデメリットと改善ポイントも押さえておきましょう。
・ベッドの配置が重要
→「壁やコーナーを活用して開放感を演出」
リビングと寝室が一体化した1つの大空間になるため、間取りによってはベッドの配置に迷うこともあるでしょう。
せっかくの開放感を損なわないために、壁やコーナーを利用して、ベッドに圧迫されない余白を残したレイアウトを心がけましょう。
・プライベート空間の確保
→「ゾーニング・パーテーションの検討」
ご家族のライフスタイルや夫婦の睡眠時間が違うなど、リビングと寝室の共有間取りであっても、プライベートな区切りが必要になる状況も考えられます。
来客時の対応やプライベートな時間確保のためにも、フレキシブルに開閉可能なパーテーションなどの仕切りを検討しておくのもおすすめです。
・空調や明るさの心配
→「窓際を避ける・カーテン選び」
寝室専用の部屋とは、窓の配置や大きさが異なる「リビング兼寝室」においては、特に窓際からの冷気や熱気、眩しさに注意が必要です。
窓際を避けたベッドの配置やカーテン・ブラインド選びを慎重に行うことをおすすめします。
■おしゃれな仕切りアイデア4選
ゾーニングや仕切りが必要な場合のおすすめアイデアをご紹介しましょう。
・開放感を損なわない「ガラス扉・パーテーション」
採光や開放感を損なわないガラス扉や、必要に応じて自由自在に空間分けができるパーテーションは、リノベーションにおいても人気のアイテムです。
・ワンルームに1つ部屋をつくる「仕切り壁」
リビング脇に小屋をつくるようなデザインで、仕切り壁をつくるのもおしゃれです。
透過性のある格子壁や収納付き間仕切り壁など、おしゃれで機能的な仕切り壁を配置してみましょう。
・ヴィンテージデザインを楽しむ「格子窓」
インダストリアルな雰囲気で人気の黒格子の室内窓もインテリアのアクセントになっておしゃれです。
開閉可能な窓を設置することでリビングと寝室の換気にも、ご家族のコミュニケーションにも役立ちます。
・ホテルのように無駄のない間取り「死角・収納動線配置」
仕切りや壁をつくらない場合には、リビングの死角となるスペースの利用や収納家具の死角にベッド配置するのもいいでしょう。
リビング一体型の間取りなら、デッドスペースや収納スペースといった既にゾーニングされた空間であっても、ベッドが入りさえすれば成り立つので、狭い空間の有効活用にも役立ちます。
■まとめ:広くておしゃれなリゾートライクリビング×寝室づくり
開放的な空間デザインと限られた間取りの有効活用に役立つ、おしゃれな「リビング兼寝室」のレイアウト。
自由なライフスタイルや効率的な動線づくりの実現に便利なおすすめリノベーション例の1つです。
ぜひ、たくさんの実例やアイデアを参考にして、優雅な新しい間取りづくりを楽しんでくださいね♪
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