公開日:2021-05-19 更新日:2024-07-04
おしゃれで可愛い家事室のつくり方|マンションの家事ラクリノベ実例
床面積事情が厳しい日本であまりなじみのない家事室ですが、住まいに一つあると家事ラク&素敵な生活を送りやすくなります。
特にこれから子育てに取り組むご家庭では、家事効率がアップするメリットも大きいのでぜひ検討したいところです。
今回はおしゃれな家事室リノベ実例を見ながら、一般家庭にムリなく家事室をつくる間取りアイデアなども解説します。
目次
■ おしゃれな家事室で素敵な時間を♪
家事室はユーティリティと呼ばれることもあり、洗濯物の整理や編み物、家計簿などさまざまな家事をこなせる間取りです。
専用スペースで家事効率が良い点が大きな魅力ですが、実は貴重なプライベートスペースとしても活躍してくれます。
夫婦一緒の寝室だと自分一人の部屋を確保するのは難しいですが、家事室は「主婦の書斎」として自由に使えるお部屋にもなります♪
静かに読書をしたり、好きな音楽を聴いたり、自分色に仕上げた空間で素敵な時間を過ごせるのはとても魅力的ですね。
基本的に人目に触れる場所ではありませんから、思い切り自分好みの内装デザインにできるのも家事室ならでは。
効率的な家事と優雅な時間づくりにつながる理想の家事室、作ってみませんか?
■ おしゃれな家事室のあるリノベーション実例
実際におしゃれで便利な家事室をつくったリノベーション実例をご紹介します。
リビングから寝室につながるウォークスルークローゼットの入り口付近を、オープンタイプの家事室にしました。
部屋の形を活かしたわずかなスペースですが、備え付けのパイプでアイロンがけも楽ちん♪
キレイにした洗濯物はすぐクローゼットにしまえるので、整理整頓しやすいのも良いですね。
お子さんが生まれる前の夫婦2人暮らしなら、一部屋丸ごと家事室として活用することもできます。
寝室やリビングでは選びにくいビビッドなカラーも、自分だけの家事室なら自由にチョイスできますね♪
LDKの壁を活かし、個室とオープンスペースの良いとこ取りをした家事室ができあがりました。
書き物や家計簿などのデスク作業に集中しやすく、広いスペースもあるのでアイロンがけや洗濯物の整理も効率的。
リビングから直接見えないので、急な来客があっても慌てて片付ける必要なし。
家事や在宅ワーク中もお子さんの様子が分かり、家事と子育てを両立するのも便利です。
■ 家事室をつくるメリット
・家事効率が良い
家事室がない一般的な間取りでは、リビングで洗濯物を畳んだり、ダイニングテーブルで家計簿をつけたり、作業スペースがバラバラです。
複数の作業を一つの間取りでこなせる家事室があると、移動や道具の出し入れが少なくなって効率的♪
専用スペースなら家事に集中しやすいので、時短につながるのも大きな魅力です。
・生活感を隠せる
急な来客でリビングに散らかっている洗濯物や書類を慌てて片付けたことはありませんか?
家事室があると家の中に生活感が散らからないため、いつでもスッキリおしゃれな状態をキープできます。
家事室で洗濯物を畳めばリビングにホコリが舞わないなど、お掃除がラクになるのも意外なメリットです。
・好きなデザインを作れる
お客さんを通すこともあるリビングや落ち着きたい寝室だと選びにくいカラーやデザインも、家事室なら選びやすいです。
家族全員の意見を採り入れる必要もないので、思い切り自分好みに仕上げられるのは家事室の意外なメリットといえます。
思わず長居したくなる理想の家事室をつくって、毎日の家事を楽しくこなしちゃいましょう♪
■ ムリなく家事室をつくる間取りアイデア
お子さんが居る3~4人家族だと、空き部屋を確保して家事室をつくるのは簡単ではありません。
1部屋消費せず家事室をつくる間取りアイデアをいくつか紹介します。
・ウォークインクローゼットと兼用する
体ごと入れるウォークインクローゼットにデスクスペースを設ければ、家事室として兼用することができます。
畳んでアイロンをかけた洗濯物をそのまま整理整頓できるので、家事の時短にもつながる便利な間取りアイデアです。
扉を二つ作ってウォークスルークローゼットにすれば、住まい全体の回遊性もアップしてさらに家事ラク間取りになりますよ♪
ウォークインクローゼットのスペースをムダにせず、有効活用できるおすすめの間取りです。
・パントリーの一部を家事室に
お料理効率アップに効果的なキッチンパントリーを設け、デスクとチェアを置いて家事もこなせるスペースにするのもおすすめの間取り。
キッチンと洗面の間に作れば、お料理・お洗濯両方を気にしつつ読み書きもできる効率的なお部屋になります。
キッチンが近いので、お茶を入れて編み物をしたり、軽食をとりながら読書をしたりできるのもgood♪
・昼間だけ寝室を家事室として活用
夫婦の主寝室を大きくつくったものの昼間は全く使わないという方、多いのではないでしょうか?
広い寝室にちょっと工夫すれば、家事とプライベートタイムを両立できる素敵なスペースになります。
プライバシー性が高い寝室なら、家計簿や日記付けなどお客さんに見せたくないものも気兼ねなく置いておけます。
読み書きやアイロンをかけられるデスクスペースを確保したり、家事グッズ用の収納をつくったり、上手に寝室と家事室を兼用してみましょう。
■ 家事室をムダにしないために
実際に家事室をつくったものの、気付いたら使わなくなって物置に…という感想も少なくありません。
せっかくの家事室をムダにせず、有効活用するための取り組み方を紹介します。
・動線を考慮した場所につくる
さまざまな作業に使う家事室は、それぞれの家事をこなしやすい動線の途中につくるとムダがありません。
洗濯物を例に挙げると、バルコニーやクローゼットから遠い場所に家事室があると、かえって移動距離が増えて面倒ですよね。
効率が悪い場所につくると使わなくなってしまう可能性が高いため、家事動線との連携をしっかり考えましょう。
・スペースを分けるのもアリ
すべての家事を一部屋でこなすのではなく、家事種目ごとに別のスペースをつくるのも一つの手です。
キッチン関連はパントリー、洗濯関連はウォークインクローゼットといったように、それぞれ場所を分けた方が使いやすくなるケースも多いです。
大きな家事室をつくれない場合にも効果的な考え方ですね。
・室内干しに必要なスペースを考える
洗濯物を雨風や花粉から守るため家事室で干す場合、どれくらいのスペースが必要なのかシミュレーションしましょう。
洗濯物で家事室がいっぱいになってしまうと、ほどんどの時間ほかの家事に使うことができません。
室内干しは廊下や踊り場などほかのスペースを使うなど、家事室と分けることも検討してみましょう。
■ まとめ:おしゃれな家事室で理想の家事ラクライフを♪
家事を効率的にこなせて、自分だけの優雅な時間も過ごせるおしゃれな家事室の間取り。
日本では見かけることが少ないお部屋ですが、上手に取り入れて理想の家事ラクハウスに仕上げてみましょう♪
ほかにもたくさんの家事ラク間取りアイデアをご紹介していますので、お時間のある方はこちらもぜひチェックしてみてください。
おしゃれで可愛い家事室をつくるなら、わたしたちSHUKEN Reにもぜひご相談下さい。
たくさんのリノベーションをお手伝いしてきた経験をもとに、イメージ通りの素敵な家事ラク間取りをご提案します。
おうちづくりが大好きなスタッフと一緒に、ワイワイおしゃべりしながら理想のお住まいを考えてみましょう♪
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