公開日:2021-03-21 更新日:2024-07-04
おしゃれな対面キッチンレイアウト実例♪写真付きリノベ解説
最近は一つなぎのLDKが主流になったこともあり、対面キッチンのレイアウトを見かけることも多いですよね。
今回は実際のおしゃれな対面キッチンの実例を見ながら、基本パターンや注意すべきポイントを解説します。
一口に対面キッチンといってもレイアウトはさまざま、こだわるとグッとおしゃれになりますので、ぜひマネしてみてください♪
目次
■ 対面キッチンは工夫次第でもっとおしゃれに♪
現代の住まいは対面キッチンの間取りが一般的ですが、デザインのバリエーションはどんどん増えています。
最近ではキッチン自体をおしゃれなアクセントとして活用する間取り事例もたくさん♪
ちょっとした間取りの工夫でグッとおしゃれ度がアップしますので、これから対面キッチンをつくるならぜひテクニックを採り入れてみてください。
キッチンは長く使う設備ですから、見た目・使い勝手どちらにもしっかりこだわりましょう♪
■ 対面キッチンの基本⑤パターン
キッチンのキャビネットパターンごとに、対面レイアウトにしたときの特徴を解説していきます。
パターン①:I型キッチン
シンプルなI型キッチンの対面レイアウトは、リビング側に立ち上がり壁を造作するのが基本です。
壁の高さを変えることで目隠しにすることができ、リビングやダイニングから生活感が見えないように調整できるのがメリット♪
左右どちらかを壁に接地する基本レイアウトのほか、両側から出入りできるアイランド風レイアウトにすることも可能です。
コスト、使い勝手、デザインバリエーションともに優秀な万能選手といって良いでしょう。
パターン②:L型キッチン
L型キッチンは、壁付けと対面レイアウト両方の特徴を併せ持つのが特徴です。
コンロとレンジフードは壁付け配置でニオイの拡散を抑え、シンクはリビングに向けて自然に会話しながら家事をこなすことができます。
少し広めの床面積が必要になりますが、その分使い勝手が良く効率的にお料理をこなせるのがL型キッチンの魅力♪
パターン③:ペニンシュラキッチン
左右どちらかだけ壁に接地するペニンシュラキッチンは、壁なしで対面レイアウトがつくれるおしゃれなタイプです。
上の写真のようにカウンターをダイニングテーブルのように使うこともでき、ティータイムや軽食もこなせちゃいます♪
キッチン自体がLDKのアクセントにもなるので、デザイン性を求める方におすすめの対面レイアウトです。
パターン④:アイランドキッチン
回りをぐるりと一周できるアイランドキッチンは、おしゃれな見た目と家事動線効率の良さが魅力の対面レイアウト。
左右どちらからでも出入りできるため複数人でお料理しやすく、友達を集めてのパーティーシーンにも対応できます。
設置スペースを考えると少しハードルが高い対面レイアウトですが、キッチンにこだわるならぜひ検討してみてください。
パターン⑤:二列型キッチン
シンクとコンロを分けた二列のキャビネット配置は、とても使いやすくおしゃれな対面キッチンです。
振り返るだけでコンロとシンクを使い分けできるので、効率良くお料理をこなすことができます。
広いワークトップを確保できるので、いろいろな種類のお料理を同時につくる本格派の方にピッタリ♪
■ リノベでつくったおしゃれな対面キッチン実例
実際にリノベーションでつくった対面キッチンを、LDKのパターン別にピックアップしてご紹介します。
使い勝手・デザインのこだわりに注目してみてください♪
【縦長リビング×対面キッチン】
縦長リビングと並行にキッチンを配置して、ダイニングやリビングへのスムーズな動線を確保。
キッチンとダイニングテーブルを少しずらすことで、回り込む距離を短くした効率的な配置です。
開放感と使い勝手、作業効率を兼ね備えた対面キッチンレイアウトです。
【横長リビング×対面キッチン】
横長リビングに対して、使いやすいL型キッチンを対面レイアウトにしたお住まいです。
レンジフードをL型の奥に配置し、吊戸棚のないスッキリした見た目に仕上がっています。
奥に食器や調理器具を収納できるパントリースペースも備え、収納力もばっちり確保♪
キッチンからソファ・ダイニングテーブル・廊下にサッと移動できる、無理のない家事動線でとっても使いやすそう。
【正方形リビング×対面キッチン】
真四角に近いリビングの中心に二列型キッチンを配置した、おしゃれな対面レイアウトです。
二つのキャビネットをずらした特徴的なレイアウトで、キッチン自体が空間のおしゃれなアクセントになっています。
ダイニングテーブルをシンクキャビネットと横並びにして、配膳効率を良くしているのもgood♪
■ 対面キッチンで人気のおしゃれデザイン
・スタイリッシュなステンレスキッチン
金属のスタイリッシュな質感がおしゃれなステンレスキッチンは、対面レイアウトで人気の素材です。
ナチュラルテイストからインダストリアルテイストまで幅広いLDKにマッチする、意外と使い勝手の良いキッチンです。
耐久性や清掃性の面でもメリットが大きく、長くキレイに使えるのも人気の理由となっています。
コンクリートむき出しのスケルトン天井との相性も良いので、組み合わせてみるのもおすすめ♪
・軽食もこなせるカウンター
カウンターキッチンは見た目のオシャレさはもちろん、朝食やおやつなど軽食もこなせる利便性も備えたデザインです。
カフェ風のデザインにしたり、ダイニングバーのように仕上げたり、デザインバリエーションも豊富♪
ご夫婦や友人同士、バー気分でお酒を楽しむといった使い方もおしゃれですね。
・本物のタイル床
水や油はねがあるキッチンの床はビニール製フロアが多いですが、質感・見た目ともに優れる本物のタイル床も人気です。
タイルは色柄のバリエーションが豊富なため、キッチンやカップボードとコーディネートしておしゃれなキッチンをつくりやすいのが魅力♪
耐久性が高く色あせの心配もないので、長くキレイな状態をキープできるのもタイル床のメリットです。
・パントリー
対面キッチンと相性の良いパントリースペースは、デザイン・機能面ともに優秀なレイアウト。
上の写真のようにアーチ開口にすれば、おしゃれな印象に仕上げることができます。
収納力がアップしてキッチンが散らかりにくくなるので、いつでもスッキリおしゃれな状態をキープできるのもパントリーのメリット♪
■ 対面キッチンで注意すべきポイント
・収納量
開放感やデザイン性を重視して対面キッチンの吊戸棚を無くす場合は、全体の収納量をしっかり確保しましょう。
カップボードやパントリースペースなども活用すれば、吊戸棚がなくても十分な収納を確保できます。
高い位置の吊戸棚より出し入れしやすいのでデッドスペースにならず、効率的なお料理にもつながります。
収納が足りないと、調理器具や調味料が散らかり使い勝手の悪いキッチンになってしまうので注意しましょう。
・リビングからの見え方
リビング側に向けて配置する対面キッチンは、生活感が見えやすくなる点にも要注意です。
特に子育て期のお子さんが居ると授乳やおやつで使う食器が増え、どうしてもシンク回りに生活感が出てしまいます。
常にきれいな状態をキープするのが難しい子育て期は、高めのカウンターでリビングからの視線を遮るとおしゃれなLDKになるでしょう。
逆に収納をたっぷりつくっていつでもスッキリをキープできるなら、アイランドやペニンシュラキッチンをおしゃれに見せるのも一つの手です。
・家事動線
対面レイアウトはキッチンを回り込む動線になるため、ダイニングテーブルやリビングへの動線効率はしっかり考えたいところです。
家事動線が長い間取りは移動のロスが多く、お料理や配膳の効率が悪く使いにくいキッチンになってしまいます。
対面キッチンを考えるときはお料理中の移動動線をしっかりシミュレーションし、ダイニングテーブルやリビングから出入りしやすい配置にしましょう。
■ まとめ:対面キッチンでおしゃれな空間づくり♪
現代のライフスタイルにマッチする対面キッチンは、ちょっとした工夫でグッとおしゃれで便利な間取りに仕上がります。
なんとなく対面にするのではなく、お料理や食事のスタイルに合わせたカスタマイズで、理想のキッチン空間を目指しましょう。
わたしたちSHUKEN Reは、オーダーメイドのリノベプランで理想のキッチンづくりを細かくサポート。
ここでご紹介した以外にもたくさんの対面キッチンレイアウトを公開していますので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
千葉県浦安の本店・東京都世田谷のショップでは、実際のキッチンを体感しながら相談して頂くこともできます。
オンライン相談もありますので、キッチンリノベについてどんなご相談もお気軽に話してみてください♪
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