公開日:2021-03-18 更新日:2024-07-04
I型キッチンをおしゃれに仕上げるコツ♪キッチンリノベ実例を紹介
スタンダードでローコストなイメージのあるI型キッチンですが、実はちょっとした工夫でとってもおしゃれに仕上がります。
壁付け・対面・アイランド風など配置バリエーションも豊富で、使い勝手も決して悪くありません。
今回はリノベーションでつくった、おしゃれで使いやすいI型キッチンの間取り実例をご紹介します。
目次
■ バリエーション豊かなI型キッチンの魅力♪
シンプルなI型キッチンは、ローコストな建売住宅や団地で使われることが多いため、デザイン面は不利なイメージを持つ方も居るようです。
しかしそれは昔のはなしで、最近はキッチンメーカーのデザインバリエーションが増えおしゃれなI型キッチンの事例も少なくありません。
サイズやレイアウトのバリエーションも豊富な万能選手なので、ライフスタイルに合わせて理想の間取りをつくりやすいのも特徴です。
■ I型キッチンの配置バリエーション
・壁付け
I型キッチンを壁に沿って配置するスタンダードなパターンです。
少ない床面積で配置することができ、ダイニングやリビングを広く使うことができる点がメリット。
一つなぎのLDKの場合キッチンが直接見えて目立つため、意外とデザインにもこだわることができるレイアウトです。
キッチンとダイニングの間にカウンターや収納をつくり、二列型キッチンのような使い勝手にすることも可能です。
壁に沿って吊戸棚を配置しやすいため、収納量を確保できるのも壁付けキッチンならではの特徴。
壁付けキッチンと聞くと古臭いイメージを持つ方も多いですが、工夫次第でおしゃれに仕上げることもできるのでぜひ検討してみてください。
・対面
リビング・ダイニングを見渡せる対面レイアウトは、開放感とコミュニケーションの取りやすさから近年主流の間取りです。
壁の高さを調整して生活感を隠したり、カウンターをつくって軽食をとったり、使い方のバリエーションが多いレイアウトです。
LDKに対するキッチンの方向、ダイニングテーブルの位置によって印象が変わるため、好みのデザインに仕上げやすいのも魅力的♪
カップボードやオープン棚で収納力をアップするなど、使い勝手面でもいろいろ工夫してみましょう。
⇒ペニンシュラキッチンとの違い
I型キッチンの対面レイアウトと似ているのが、ペニンシュラタイプのキッチン。
左右どちらかだけ壁に接地する対面レイアウトという点は同じですが、ペニンシュラタイプは正面の壁が不要な点が違います。
立ち上がり壁がないのでキッチンがそのままリビングから見えて、おしゃれなアクセントにできるのがペニンシュラタイプの魅力です。
ただしキッチン内部が丸見えになってしまうので、シンクやコンロをいつもピカピカにキープしなければいけない点はデメリット。
I型キッチンの対面レイアウトとペニンシュラキッチンは、それぞれのメリット・デメリットをよく考えて選びましょう。
・アイランド風
I型キッチンの3方向に壁を造作すれば、ぐるりと一周できるアイランド風のレイアウトもつくれます。
アイランドキッチンよりコストを抑えることができ、シンクやコンロをさりげなく隠せるのがこのレイアウトの特徴です。
お料理や配膳の動線が増えるので効率良く家事をこなすことができ、お子さんやパートナーと一緒にお料理しやすいのも魅力的なポイント♪
少し設置スペースが必要になりますが、お料理にこだわるならぜひ検討したいレイアウトの一つです。
■ おしゃれなI型キッチンリノベ実例
リノベーションでつくったおしゃれなI型キッチンの写真を集めました♪
それぞれの詳細ページにはほかの間取りや詳しいデータもありますので、気に入ったデザインがあったらぜひチェックしてみてくださいね。
スタイリッシュで清掃性も抜群のステンレスキッチンを、対面配置したリノベ事例です。
正面の立ち上がりはラフなブロック壁にして、LDK全体のおしゃれなアクセントに仕上げました。
キッチンの生活感が見えず、来客があってもあわてることがありません♪
キッチンの機能性やお料理効率を考えるなら、独立キッチンを選ぶのも一つの手です。
高級感のあるキッチン空間で、お料理を思い切り楽しめるレイアウトですね。
独立レイアウトながらダイニングとの距離も近いので、配膳効率も悪くありません。
リビングからキッチンが見えないので、心からくつろげる空間になっているのもgood♪
天井の梁や段差を活かし、半個室のような印象のおしゃれなキッチンに。
壁付けキッチンの後ろにキャビネットを配置し、収納たっぷりで使いやすくスッキリ♪
二列型キッチンのようにワークトップをひろびろ使えて、たくさんお料理をつくるときも便利です。
対面レイアウトの壁面をアクセントカラーにして、マガジンラックでおしゃれな雰囲気をプラス。
リビングから見えない位置にコンパクトなパントリースペースをつくり、冷蔵庫も隠して生活感のないおしゃれなキッチンに仕上げました。
余計なモノが散らかるのも防げて、使い勝手面でも優秀なレイアウトです。
■ 便利でおしゃれなI型キッチンをつくるコツ
・カウンターでカフェ風に
対面レイアウトのI型キッチンでは、ダイニングテーブルの代わりにもなるカウンターを造作するのもおしゃれです♪
可愛い木製カウンターでカフェ風に仕上げれば、リビングから見たときのアクセントにもなります。
忙しい朝はカウンターでサッと食事をとるといった使い方もできるので、使い勝手面でもメリットがあるアイデアです。
・冷蔵庫の配置
直線的なI型キッチンのレイアウトで難しいのが、冷蔵庫を設置する場所。
お料理効率を考えると冷蔵庫はシンクやまな板の近くに配置したいところですが、デザインを考えると目立たない場所が良いですよね。
冷蔵庫の存在感を抑えておしゃれに仕上げるなら、パントリースペースを活用する方法もあります。
上の写真のようにパントリースペースに冷蔵庫を入れてしまえば、ダイニングやリビングから見えずスッキリ仕上がります。
最近はおしゃれな冷蔵庫も増えていますが、デザイン性を求めるならうまく活用してみてくださいね。
・オープン棚で使いやすくおしゃれに
扉付きのキャビネットでスッキリ仕上げるのも良いですが、あえて見せるオープン棚も定番のおしゃれテクニックです。
可愛い調味料のビンや調理器具などをディスプレイすれば、キッチン全体をおしゃれに演出できます。
気分に合わせてキッチンの雰囲気を変えられるのも素敵です♪
収納量アップで使いやすいキッチンづくりにもつながりますので、うまく空きスペースにオープン棚を配置してみましょう。
■ まとめ:こだわりのI型キッチンをおしゃれに仕上げましょう♪
シンプルな印象のI型キッチンも、工夫次第でおしゃれ&便利に仕上げることができます。
キッチンの交換を考えるときはただ新しくするだけでなく、いろいろなこだわりを盛り込んでみましょう♪
わたしたしSHUKEN Reはたくさんのキッチンリノベをお手伝いした経験をもとに、理想のレイアウト&デザインをご提案します。
ここではご紹介しきれないたくさんのキッチン事例も公開していますので、ぜひこちらもチェックしてくださいね♪
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