公開日:2023-10-08  更新日:2024-12-19

〈中古マンションを買う際の注意点〉“50”のチェックポイントを紹介

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中古住宅選びチェックリスト

 

いざ中古マンションを買おうとしても、多くの物件から一体どれを選べばいいのか分からない方も多いでしょう。

 

また、何から始めればいいか分からない方も少なくないはずです。

 

そこで、東京・千葉・神奈川で8,000件超の中古マンションリノベーションの実績があるSHUKEN Reだからこそ分かる50のチェックポイントを紹介します。

 

住み替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

このコラムのポイント

・中古マンションを買う際には、「資金計画」「不動産会社選び」「物件選び」「契約」全てにおいて、チェックしなくてはいけないポイントがあります。

・幅広い知識と経験のある会社へ相談することで、あなたのマイホーム計画を総合的にサポートしてもらえます。

・中古物件探しから資金計画、リノベーションの設計施工までをそれぞれのプロがお手伝いするSHUKEN Reの「ワンストップリノベーション」がおすすめです。

 


 

資金計画・予算立てをする際の注意点

 

中古物件を地図で探すポイント

 

中古マンションを買う際にまず始めなくてはいけないのが、「資金計画」「予算立て」です。

 

最初から銀行など特定の金融機関へ相談する方法もありますが、ローンプランを比較したり、返済目安の概略を把握したりする際には、まずご自身で必要な情報を集めてみてください。

 

 

〈“資金計画・予算立て”チェックリスト〉

□ 「年収倍率」5倍以内はいくらか。
□ 「住宅購入」に充てられる貯蓄額はどのくらいか。
□ 「毎月の住宅費」は20〜25%以内に収められるか。
□ 「リノベーション費用」は想定できているか。

 

 

年収倍率を踏まえた予算上限

 

年収倍率とは、年収に対する住宅購入価格の倍率です。

 

例えば、年収1,000万円の方が4,000万円の中古マンションを買うと、年収倍率は4倍になります。

 

住宅ローン申し込みの審査においては、4倍程度が望ましいとされていますが、金利の低い時期では5倍程度を上限に設定する金融機関は少なくありません。

 

まずは、ご自身の年収を踏まえて、年収倍率4〜5倍となる住宅購入価格上限を設定しましょう。

 

 

住宅購入に使える貯蓄額

 

中古マンションを購入する際に、住宅ローンなどの借入金を利用する方が大半ですが、前提として“頭金”、つまり自己資金を用意しておくことが必須です。

 

頭金の最低額は、金融機関やローン商品、契約する方の年収などによって異なりますが、物件価格の10〜20%程度が最低ラインとされています。

 

ちなみに、国土交通省の行った調査によると、中古マンション購入者の平均「自己資金比率(頭金の割合)」は43.5%です。

 

中古マンション購入者の自己資金比率

(参考:国土交通省|令和元年度 住宅市場動向調査報告 P.45

 

 

毎月の住宅費上限

 

中古マンションを購入すると、毎月の住宅費として、以下のコストを支払わなくてはいけません。

 

  • ・住宅ローン返済金
  • ・マンションの管理費と修繕積立金
  • ・固定資産税と都市計画税の積立

 

マンションの管理費・修繕積立金の平均額は、合計で「月額23,130円」、毎年納める固定資産税・都市計画税の年額は、「購入価格の2%程度」が目安です。(参考:国土交通省|平成30年度マンション総合調査結果

 

総務省統計局の調査によると、2022年の消費支出(二人以上の世帯)は、  1世帯当たり「290,865円」なので、住宅費以外に約30万円程度の生活費が必要になります。(参考:総務省統計局|家計調査2022年(令和4年)平均

 

マンション購入の予算を決める際には、「実質収入  – 30万円程度の生活費 = 住宅費として使える費用」が成り立つかどうかを必ず確認しましょう。

 

 

リノベーション費用の想定

 

購入する中古マンションの状態にもよりますが、フルリノベーションを想定すると、「15〜20万円/㎡」程度の改修費用が必要です。

 

そのため、総予算・住宅ローン借入額・頭金を決める際には、住宅購入価格以外に、リノベーション費用を確保しておかなくてはいけません。

 

「住宅購入費とリノベーション費用を合わせて○○万円以内に抑えたい」という方は、物件探しからリノベーションのプロにサポートしてもらえる「ワンストップリノベーション」サービスを展開している会社がおすすめです。

 

▶︎中古マンションの物件探しからリノベーションまでトータルで相談したい方はこちらから

 

 

不動産会社選びの注意点

 

中古マンションの探し方・コツは

 

ある程度の予算が把握できたら、いよいよ物件探しをサポートしてくれる不動産会社を選びましょう。

 

 

〈“不動産会社選び”チェックリスト〉

□ 「住みたいエリア」で仲介実績が豊富か。
□ 「仲介手数料」は高すぎないか。
□ 「サービスの特徴・強み」はあるか。
□ 「資金計画・リノベーション」まで相談できるか。

 

 

希望エリアでの仲介実績

 

まず、住みたいエリアでの仲介実績が豊富かどうかを確認しましょう。

 

希望エリアでの実績がある会社ですと、物件相場や地域のリアルな情報を教えてもらえます。

 

また、気になる物件を内覧したい際、速やかに案内してもらえる点もメリットです。

 

物件探しからリノベーションまでのトータルサポート「ワンストップリノベーション」を提供する会社であれば、リノベ向きの未公開物件を持っている可能性もあるため、チェックしてみましょう。

 

▶︎中古マンションの未公開物件をお探しの方はこちらから

 

 

仲介手数料の金額

 

不動産会社の仲介手数料は、宅地建物取引業法 第46条(宅建業法)で定められている額は“上限”のみです。

 

そのため、金額は会社によって異なります。(参考:国土交通省|宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額

 

会社を選ぶ際には、高すぎないか・安すぎないか確認しましょう。

 

「安ければ安いほどいいのでは?」と思うかもしれませんが、極端に安い場合は、紹介してくれる物件数が制限される、オンラインでの相談しかできないなどのデメリットがあるかもしれません。

 

 

サービスの特徴

 

今や、不動産会社の数はコンビニの倍以上とも言われています。

 

その中からあなたの理想を叶えてくれる会社を探す際には、特色やコンセプトを比較するのがおすすめです。

 

  • ・ワンルームや狭小物件仲介を得意とする会社
  • ・デザイナーズマンションを主に取り扱う会社
  • ・投資物件の仲介や資金計画のサポートを得意とする会社
  • ・購入から売却までサポート可能な会社
  • ・リノベーションの設計施工まで自社でサポートできる会社

 

ご自身がどのような物件を購入したいのか、どのようなサービスを受けたいのかを十分イメージして、それに適した会社を選びましょう。

 

 

相談できる範囲

 

一般的な不動産会社は、「中古マンションの物件紹介・内覧案内・契約サポート」が主な業務内容です。

 

しかし、近年は他社との差別化を図るため、サービスの幅を広げている会社は少なくありません。

 

  • ・中古マンション購入に伴う住宅ローンや家計相談などの「資金計画」サポート
  • ・スタイリッシュなデザインリノベーションの「設計施工」
  • ・空間の魅力をより際立たせる「造作家具のコーディネイト」
  • ・住み始めてからの不具合にも対応してもらえる「アフターメンテナンスサービス」

 

どこまでをその会社に任せたいのかによって、適した不動産会社が異なります。

 

 

▶︎中古マンション購入に伴う資金計画のご相談はこちらから

▶︎デザインリノベーションの施工事例はこちらから

▶︎物件探しからリノベーション・アフターメンテナンスまで安心して相談したい方はこちらから

 

 

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howzlifeの中古住宅検索システム

 

 

中古マンション選びの注意点

 

中古マンション探しの失敗例

 

2022年の間に首都圏で売り出された中古マンションは、なんと「170,388件」。(参考:公益財団法人東日本不動産流通機構|首都圏不動産流通市場の動向(2022年)

 

この数値は、特段多い訳ではなく、2012年以降ではむしろ少なめです。

 

この中から希望通りの物件を探すには、以下の観点でポイントをチェックしなくてはいけません。

 

  • ・立地条件
  • ・築年数
  • ・価格
  • ・建物の性能
  • ・管理規約、管理体制、共用部のルール

 

ここで紹介するのはあくまでも“最低限”チェックしなくてはいけないポイントです。

 

そのため、重要視する点に合わせて、さらに詳細を確認することをおすすめします。

 

 

立地

 

〈“中古マンション(立地)選び”チェックリスト〉

□ 「通勤・通学」に不便はないか。
□  学校や病院、商業施設などの「必要な施設」は周辺に揃っているか。
□ 「治安」はいいか。
□ 「前面道路」の交通量は多すぎないか、歩道はあるか。
□  周囲に「日当たり・風通し」を妨げる建物はないか。
□ 「育児サポート・福祉サポート」などの行政サービスは充実しているか。
□  床上・床下浸水や液状化などの「災害リスク」は高くないか。
□ 「定期借地」に建てられていないか。借地権設定されていないか。

 

 

築年数

 

〈“中古マンション(築年数)選び”チェックリスト〉

□ 「旧耐震基準(1981年6月以前建設)」ではないか。
□  旧耐震基準建物の場合は、今まで「耐震改修」がされているか。
□  専有部は今まで「リノベーション」されているか。
□  共用部は適切な周期(10〜15年)で「大規模修繕」されているか。

 

 

価格

 

〈“中古マンション(価格)選び”チェックリスト〉

□ 「相場」とかけ離れていないか。
□ 「管理費・修繕積立金」は高すぎないか。

 

 

建物の性能

 

〈“中古マンション(建物の性能)選び”チェックリスト〉

□ 「戸数」は少なすぎないか。(少ないと管理費・修繕積立費が高くなりがち)
□ 「エレベーター」はあるか。足りているか。
□ 「断熱性」は十分か。結露の跡はないか。
□ 「電気容量」は十分か。契約可能な容量上限はどのくらいか。
□ 「インターネット光回線」は引き込まれているか。

 

 

管理規約・管理体制・共用部のルール

 

〈“中古マンション(管理規約・管理体制)選び”チェックリスト〉

□ 「住宅以外」の利用は可能か。「民泊」が許されているか。(不特定多数が入ってくる可能性があるか)
□ 「ペット」は飼育可能か。種類・大きさ・頭数に制限はないか。
□ 「リノベーション」に関する規定はないか。(水回りの移動禁止、内装材の制限など)
□ 「管理費・修繕積立金」はきちんと各戸から改修できているか。
□ 「管理スタッフ」の勤務体制はどのようになっているか。
□ 「駐輪場・駐車場」は各戸に割り当てられるのか。費用はどのくらいか。
□ 「来客用・一時停車用」の駐車スペースはあるか。
□ 「管理組合役員」の持ち回りペースや仕事量はどのくらいか。

 

ポイント

一般の方が、全てのチェックポイントを漏れなく確認することはとても大変です。

そのため、どのような点を確認したいのかをリストアップしておき、不動産会社へ協力してもらいましょう。

 

 

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見学・内覧をする際の注意点

 

マンションは中古・新築・賃貸どれがいい?

 

買いたいマンションの候補が定まったら、実際にお部屋の中を見て、そこでの暮らしをイメージしてみましょう。

 

ただし、内覧は基本的に“一回だけ”しかできません。

 

そのため、事前にどのような点を知りたいか、ご家族で話し合っておきましょう。

 

限られた時間内で知りたいことを確認するためには、現地でないと分からない「スケール感」や「光や音、匂い」にかかわる点から見るのがおすすめです。

 

〈“見学・内覧”チェックリスト〉

□ 「生活動線」に問題ないか。狭くないか。
□ 「危険な段差」はないか。
□ 「部屋の広さ」は十分か。
□ 「収納量」は足りるか。
□ 「日当たり・風通し」はいいか。
□ 「雨漏り跡」「結露跡」はないか。
□ 「湿気」は高くないか。「結露」は発生していないか。
□ 「暑すぎない」「寒すぎない」か。
□  売却時、不利になる「個性的すぎる」間取りではないか。
□ 「タバコ臭・ペット臭」は気にならないか
□ 「大きな傷・破損」はないか。

 

 

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契約・購入をする際の注意点

 

引越しまでの期間目安

 

気に入った物件が見つかっても、契約条件が不利であれば、購入を思い止まらなくてはいけないかもしれません。

 

 

〈“契約・購入”チェックリスト〉

□ 「支払い条件」は適切か。
□ 「引き渡し時期」に問題ないか。
□ 「契約不適合責任」の範囲や期限は適正か。「重要事項説明書」の内容。
□ 「残置物」に関する特記事項はないか。(前所有者の家財品などが残されないか)

 

 

契約内容の妥当性については、仲介を依頼する不動産会社へ相談するのが一番ですが、ご自身でくまなく内容をチェックすることも重要です。

 

買主が不利になる支払い条件が設定されるケースは少ないですが、極端に引き渡し日が遅かったり、残置物や契約不適合責任の適用外範囲に関する記載がある可能性は十分考えられます。

 

どのような状態で引き渡しを受けられるのか、購入後どこまで保証してもらえるのかは、重要なチェックポイントです。

 

契約日当日に契約書や重要事項説明書に目を通すのではなく、事前にコピーなどをもらって、じっくり慎重に何が書いてあるか確認しましょう。

 

 

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中古マンション購入からリノベまで安心して任せられる“ワンストップリノベ”がおすすめ

 

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中古マンションの購入を成功させるためには、見た目に惑わされずに物件の本質・ポテンシャルを見極めることが重要です。

 

また、リノベーションも視野に入れた予算計画や物件選びが欠かせません。

 

しかし、多くのチェックポイントを押さえて理想に合った好条件の物件を探すことは至難の業です。

 

また、複数の会社に物件相談・住宅ローン相談・リノベーション相談をそれぞれすると、どうしても時間と労力がかかり、引越しまでの期間が長引いてしまいがち。

 

そこでおすすめなのが、建築の知識が豊富な会社に物件探しをサポートしてもらう方法です。

 

一般の方が見ただけでは気づきにくい欠陥や劣化も見つけてもらえますし、どれほどのリノベーションで直せるのかも提案してもらえます。

 

物件購入費用とリノベーション費用を合わせたトータルコストが把握しやすい点もポイントです。

 

私たち“SHUKEN Re”では、中古物件探しから、住宅ローンなどの資金計画、リノベーションの設計・施工、アフターメンテナンスまでを、専門スタッフがお手伝いする「ワンストップリノベーション」サービスをご用意しています。

 

「初めてのマイホーム計画で何から始めたらいいか分からない」「リノベーションで理想の住まいを手に入れたい」という方は、まずSHUKEN Reまでご相談ください。

 

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まとめ:中古マンション探しはリノベのプロにサポートしてもらうのがおすすめ

 

中古マンションを探す際、不動産的知識だけではなく、建築的知識も欠かせません。

 

なぜなら、新築マンションと異なり、多くの場合、リノベーションが必要になるからです。

 

資金計画も含めてトータルサポートできる会社を選べば、精度の高い予算組みや、後悔のない物件選びが実現できます。

 

そこでおすすめなのが、物件探しからリノベーションまで任せられる「ワンストップリノベーション」です。

 

“SHUKEN Re”が、今まで培った知識と経験を踏まえて、リノベーションを前提とした中古物件探しをお手伝いさせていただきます。

 

オンラインでの無料相談も承っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

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