公開日:2025-11-02
リフォーム業者の選び方【完全ガイド】種類、探し方、後悔しないポイント

「そろそろ家をリフォームしたい」と考えたとき、多くの方が悩むのがリフォーム業者の選び方です。
いざ探し始めると選択肢がたくさんあって、何を基準に選んだらよいのか分からなくなってしまいますよね。
この記事では、8,000件超のリノベーション実績があるSHUKEN Re(シュウケン・アールイー)が、リフォーム業者の種類や探し方から、選び方のポイント、よくある失敗例と対策、相談前の準備まで、徹底解説します。
後半では、おしゃれなリノベーション事例も紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね♪
- ・自分の希望に合うリフォーム業者の種類がわかります。
- ・後悔しないための具体的な探し方と7つの比較ポイントがわかります。
- ・よくある失敗例と対策を知り、安心して計画を進められるようになります。
目次
■そもそもどこに頼める?リフォーム業者の主な種類と特徴

リノベーション事例を見る:Case219「Enjoy Interiors」
ひとくちにリフォーム業者といっても、実はさまざまな種類があります。
まずは、どのような選択肢があるのか、それぞれの特徴から見ていきましょう。
設計事務所
建築家ならではの自由な発想で空間をデザインし、工事が設計図どおりに進んでいるかを監理します。
| メリット |
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| デメリット |
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| こんな方におすすめ |
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工務店
地域に根ざした活動をしている会社が多く、設計から現場の施工管理までを一貫して請け負うのが一般的です。
| メリット |
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| デメリット |
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| こんな方におすすめ |
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ハウスメーカー
全国規模で新築住宅を手掛ける大手企業のリフォーム部門で、ブランド力や総合力に強みがあります。
| メリット |
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| デメリット |
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| こんな方におすすめ |
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リフォーム・リノベーション専門会社
リフォームやリノベーションを専門に手掛けており、SHUKEN Reもこのタイプにあたります。
| メリット |
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| デメリット |
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| こんな方におすすめ |
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設備メーカー・専門業者
キッチン、バスルームといった住宅設備メーカーや、その商品を専門に取り扱う販売施工店のことです。
| メリット |
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| デメリット |
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| こんな方におすすめ |
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〈関連コラム〉
リノベーションは工務店orリフォーム会社orリノベ専門店どこに頼むべき?
■リフォーム業者の探し方・後悔しない選び方

リノベーション事例を見る:Case216「Beyond Ordinary」
リフォーム業者の種類が分かったら、次はいよいよ実践編です。
ここからは、自分にぴったりのパートナーを見つけるための「探し方」と「選び方」のポイントを、順番に見ていきましょう。
自分に合ったリフォーム業者の探し方
まずは、どんな探し方があるのかご紹介しますね。
・インターネットやSNSで施工事例を見る
施工事例をチェックして、デザインの好みを確認しましょう。
・知人や友人から紹介してもらう
信頼できる方から紹介してもらうのもよいですが、自分に合うかをしっかり見極めることが大切です。
・イベントや相談会に参加してみる
会社の雰囲気や担当者の人柄を直接確かめるために、イベントや相談会に参加してみましょう。
まずは自分に合った方法で、気になる会社をいくつか見つけてみましょう。
〈関連コラム〉
失敗しないマンションリノベーション業者の選び方|マンションに強い会社の見分け方
リノベーション相談会とは?探し方や相談内容、コースの選び方を解説
後悔しない!リフォーム業者を選ぶ7つのポイント
候補がいくつか見つかったら、次のポイントで比較検討してみましょう。
1. 施工実績が自分の好みと合っているか
施工事例を見て「こんな家に住みたい!」と心から思えるかを確認しましょう。
公式サイトの完成写真だけでなく、Instagramなどで最新の事例や工事中の様子もチェックすると、リアルな雰囲気がつかめておすすめですよ♪
2. 担当者との相性や提案力は信頼できるか
こちらの想いや不安を親身になって聞いてくれる「傾聴力」があるかは、とても大切です。
その上で、収納の工夫や家事が楽になる動線など、プロの視点で暮らしをより良くするアイデアを提案してくれるかどうかも見極めましょう。
3. 見積もりの内容が適正で分かりやすいか
複数社で相見積もりを取り、総額だけでなく「何にいくらかかるか」という工事の内訳が、具体的に分かりやすく書かれているかをしっかり比較検討しましょう。
4. 保証やアフターサービスは充実しているか
住み始めてからの安心感につながります。
工事部分の保証期間はもちろんのこと、住み始めてから困ったことが起きたときに、電話やメールだけでなくLINEなどで写真も送りながら気軽に相談できるかなど、ご自身のライフスタイルに合ったサポート体制が整っているかもチェックしておくと安心ですよ。
5. 必要な許認可や資格を保有しているか
会社の技術力や信頼性を測るために、資格の有無も確認しましょう。
例えば、500万円以上の工事には「建設業許可」が必要です。
また、建築士や施工管理技士が在籍していれば、設計や現場の品質管理の面でも安心ですね。
6. 会社の口コミや評判を確認する
インターネットの口コミや過去の施主の声など、利用者のリアルな評判を参考にしましょう。
良い内容だけでなく、もしネガティブな口コミがあった場合に、会社がどのように対応しているかもチェックすると、誠実さが見えてきます。
7. 会社の得意分野を理解する
デザイン性や性能、コスト調整など会社の得意分野を理解し、自分の優先順位と合うかを確認しましょう。
チェック項目が多くて少し大変に感じるかもしれませんが、じっくり時間をかけることが後悔しないパートナー選びにつながります。
〈関連コラム〉
口コミが良いリノベーション会社を見つける方法|評判の悪い業者を回避しよう
「センスの良いリフォーム会社を見つけたい!」会社選びのポイントを解説
■SHUKEN Reのおしゃれなリノベーション事例

リノベーション事例を見る:Case196「Partnership」
選び方のポイントでもお伝えしたように、住まいづくりで大切なポイントの一つは「施工実績が好みと合うか」です。
ここでは、SHUKEN Reが実際に手掛けた、リノベーション事例を5つご紹介します。
【上質な空間】夫婦のこだわりを叶えた、ホテルのように洗練されたLDK
リビングから水回りまで、白や木目を使わずにグレーと黒で統一し、ホテルのように洗練された空間に仕上げました。
既存の配管位置を活かしたオープンな対面キッチンが、LDK全体に一体感と広がりをもたらしています。

リノベーション事例を見る:Case186「gray tone」
| 築年数 | 10年 |
| 間取り | 2LDK |
| 広さ | 81㎡ |
| リノベーション費用 | 約1,200万円 |
【ナチュラル】無垢材と光に包まれる、カフェのようなナチュラル空間
チーク材の無垢床や織物風のクロスが、お気に入りのヴィンテージ家具と調和し、カフェのような空間を演出しています。
柔らかなアーチ壁が「額縁」の役割となり、大きな窓から見える公園の緑が印象的です。

リノベーション事例を見る:Case191「Planner’s Home」
| 築年数 | 22年 |
| 間取り | 2LDK + WTC |
| 広さ | 65㎡ |
| リノベーション費用 | 約1,700万円 |
【間取りの工夫】収納不足を解消、家事ラク&子育てラクの動線設計
お子さまを見守れる対面式キッチンに加え、ランドリールームとファミリークローゼットを直結させ、洗濯から収納までがその場で完結する動線を実現しました。
さらに、玄関から洗面室・お風呂へ直行できる動線も確保し、帰宅後の手洗いや着替えもスムーズに行えます。

リノベーション事例を見る:Case211「Housekeeping」
| 築年数 | 23年 |
| 間取り | 1LDK+WTC |
| 広さ | 66㎡ |
| リノベーション費用 | 約1,300万円 |
【ライフスタイル】ペットは家族、猫と人が快適に暮らすためのアイデア
リビングや寝室に猫専用トンネルを設け、ごはんやトイレ周りはタイル仕上げにするなど、愛猫が快適に暮らせる工夫を随所に凝らしました。
お気に入りの北欧ヴィンテージ家具が映える明るいダイニングは、人と猫が共に心からくつろげる特別な空間です。

| 築年数 | 23年 |
| 間取り | 2LDK + WIC + パントリー + ワークスペース |
| 広さ | 72㎡ |
【素材を楽しむ】コンクリート現しと造作で叶える、ヴィンテージな住まい
天井は躯体現しにすることで、ヴィンテージ感のある無骨な雰囲気を演出しつつ、天井高も上がり開放感のある空間を叶えました。
リビングの壁一面には、お持ちだった「無印良品」の家具と造作家具を組み合わせた大容量の収納を設置し、天井までのスペースを無駄なく活用しています。

リノベーション事例を見る:Case177「Full Life」
| 築年数 | 49年 |
| 間取り | 1LDK + ワークスペース |
| 広さ | 55㎡ |
| リノベーション費用 | 約1,200万円 |
SHUKEN Reには、今回紹介しきれなかったおしゃれなリノベーション事例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください。
■リフォーム業者選びの失敗例と対策

理想の住まいを実現した事例をご覧いただきましたが、一方で、インターネット上には業者選びで後悔したという声があるのも事実です。
同じ失敗をしないために、ここではよくある失敗例とその具体的な対策を確認しておきましょう。
失敗例①:費用だけで決めたら、仕上がりがイメージと異なり、満足のいくものにならなかった
見積もりをチェックするときは、金額だけでなく使われる建材のグレードや工事内容の詳細までしっかり確認しましょう。
「安さ」には理由があることを理解し、納得できる品質を提案してくれる会社を選ぶことが大切です。
失敗例②:担当者とのコミュニケーション不足で、イメージと違う空間になってしまった
理想のイメージを伝えるときは、写真を見せたり、要望を具体的に言葉にしたりすることが大切です。
ただ、「ここにぴったり合う棚がほしい」「お部屋の雰囲気に合う洗面台が見つからない」など、既製品だけでは理想を叶えるのが難しいこともあります。
そんなとき、収納棚や洗面台などをオーダーメイドで造作できる会社なら、好きな素材やデザインで、思い描いたとおりの空間を叶えやすいですよ♪
失敗例③:部分リフォームを繰り返したら、統一感がなく、結果的に割高になってしまった
おしゃれな洗面所にリフォームしたものの「隣の廊下やリビングとのデザインに差がありすぎて落ち着かない」というケースは少なくありません。
また、数年後に追加で別の場所を工事すると、その都度契約することで手数料が余計にかかったり、同じ建材や職人さんが手配できず仕上げのトーンが変わってしまったりすることもあります。
住まい全体の統一感を大切にするなら、結果的にコストを抑えやすく品質も安定するフルリノベーションを最初から検討するのがおすすめです。
■リフォームの進め方と初めての相談ガイド

リノベーション事例を見る:Case211「Housekeeping」
選び方のポイントや失敗例を参考に信頼できる会社が見つかったら、いよいよリフォームの計画が具体的にスタートします。
ここでは、最初の相談からお引き渡しまでの全体の流れと、スムーズに進めるためのポイントをご紹介します。
リフォーム相談から引き渡しまでの流れ
まずは、リフォームがどのようなステップで進んでいくのか、全体像を把握しておきましょう。
- STEP1. 情報収集・リフォーム会社への相談
- STEP2. 現地調査・ヒアリング
- STEP3. ファーストプラン提案・お見積もり提示
- STEP4. お申込み・詳細打ち合わせ
- STEP5. 工事のご契約
- STEP6. 工事準備・着工
- STEP7. 完工・引き渡し
これらのSTEPを経て、理想のお住まいが完成するまでには、一般的に半年以上の期間がかかります。
最初の相談でしっかりと想いを共有することが、その後の打ち合わせや工事を円滑に進めるポイントになります。
〈関連コラム〉
リノベーションの流れと見積もりについての基礎知識|実際の事例も
リフォーム相談で押さえておきたい3つのポイント
続いて、大切な最初の相談をより有意義な時間にするために、事前に準備しておくと安心な3つのポイントをご紹介します。
・理想のイメージをまとめておく
好きなインテリアの写真や雑誌の切り抜き、SNSの保存画像などを持参すると、言葉だけでは伝わりにくいニュアンスを共有しやすくなります。
・現状の不満点と要望をリストアップする
「収納が少ない」「キッチンが暗い」といった現在の不満と、「開放的なリビングにしたい」「在宅ワーク用のスペースがほしい」といった要望を事前に書き出しておきましょう。
・大まかな予算を伝える
無理のない範囲で大まかな上限予算を伝えておくと、その中で実現できる最大限のプランを提案してもらいやすくなります。
この3つのポイントを意識しておくだけで、リフォーム会社に想いがぐっと伝わりやすくなり、理想の住まいづくりへ良いスタートを切れますよ♪
■リフォーム業者の選び方に関するQ&A

最後に、リフォームの業者選びに関して、お客様からよくいただくご質問とその回答をQ&A形式でご紹介します。
Q. マンションでもリフォームできますか?
A. はい、マンションでも専有部分はリフォーム可能です。ただし、管理規約で工事内容に制限がある場合があります。
特に窓や玄関ドアといった共有部分に関わる工事はできないケースが多いため、プランニングの前に管理組合へ確認が必要です。
Q. 部分的なリフォームと、家全体のフルリノベーションはどちらがよいですか?
A. 長期的な満足度を重視するなら、家全体の生活動線を見直せるフルリノベーションがおすすめです。
部分的なリフォームでは、その部屋単体は快適になっても家事や生活の根本的な流れは改善されない可能性があります。
Q. 築25年を超える古い家ですが、水回りだけのリフォームで大丈夫ですか?
A. 配管の点検・交換まで含めたリフォームがおすすめです。
築25年を超えると、見えない部分の配管が寿命を迎えている可能性が高いためです。
配管交換には床や壁の解体が必要になるため、その機会に間取り変更も含む、フルリフォームやリノベーションで住まい全体を刷新する方が、長期的に見て満足度もコストパフォーマンスも高くなるケースが多いです。
Q. 相見積もりは何社くらいにお願いするのがベストですか?
A. デザインの好みや信頼性を考慮して絞り込んだ、2〜3社に依頼するのがおすすめです。
あまり多いと比較検討が大変になり、1社だけでは提示された金額やプランが適正か判断しにくくなります。
Q. リフォームにかかる期間はどれくらいですか?
A. 内装全体のフルリノベーションであれば、工事だけで2〜3ヶ月かかるのが一般的です。
ご相談からプラン作成を含めた総期間は7~8ヶ月ほどになるため、余裕を持ったスケジュールで計画しましょう。
■まとめ:理想の住まいは、信頼できるパートナー選びから
この記事では、たくさんの選択肢の中から自分に合ったリフォーム業者を見つけるための、具体的な探し方や比較ポイントを解説しました。
理想の暮らしを叶えるためには、デザイン性はもちろん、担当者との相性や提案力を見極めることが大切です。
たくさんの選択肢の中から、ご家族にぴったりの一社を見つける第一歩として、ぜひお気軽にSHUKEN Reへご相談ください。
SHUKEN Reは、東京・千葉・神奈川で8,000件以上の実績を重ねてきた経験をもとに、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適なプランをご提案します。
浦安本店・世田谷店・青山店にショールームを併設しています。「完成見学会」「セミナー」「相談会」などのイベントも随時開催していますので、最寄りの店舗にお気軽にご相談ください。








