公開日:2025-04-09 更新日:2025-04-14
愛犬と暮らす家の快適なリビング設計のコツ|間取りやデザインにもこだわったリノベーション実例
これから犬を飼う予定がある方やすでに愛犬のいるご家族が、快適に暮らせる新居をお考えなら、理想の住み心地を叶えるペットリノベーションがおすすめです。
大切な家族である愛犬と暮らす家をつくるためには、安全性の高い間取り設計や床材選び、環境づくりが欠かせません。
そこで今回は、愛犬とご家族が自由にくつろげるリビングのおしゃれなリノベーション実例を見ながら、専用スペースのデザインやレイアウト、動線計画のコツを解説します♪
- ・愛犬専用スペースやご家族と過ごせるリビングを設計する際は、犬種や習性に合わせたプランニングが大切です。
- ・耐久性や安全性の高い内装・設備選びのポイントを押さえて、愛犬もご家族も長く快適に暮らせるおしゃれなリビングを実現させましょう。
- ・リビング以外のエリアは、ペットゲートや間仕切りを活用することで、安心して愛犬を見守れる環境がつくれます。
■愛犬と暮らす家の快適リビング設計ポイント
愛犬と暮らす家をつくるなら、ペットとご家族が集まるリビングの安全性や快適性、居心地を考えることが大切です。
まずは、一緒に暮らす愛犬の犬種による体格の違いや個性に合わせた空間づくりを検討してみましょう。
愛犬の「専用スペース」をつくる
犬と暮らす家のリノベーション事例を見る:Case80「Dogs First」
愛犬と家族は、お互いが見える場所やスキンシップで安心を得るため、一緒に過ごしやすいリビングを改良したり、専用スペースを設けたりして、それぞれがストレスなく暮らせる空間づくりが大切です。
専用スペースがあれば、愛犬の飲み水やトイレシートなどが決まった場所に配置できるため、掃除が必要になった場合も楽に片付けられます。
また、小型犬~大型犬に合わせたサイズの快適な寝床も確保できるため、愛犬が落ち着いて過ごしやすくなります。
なお、犬は人より聴力が鋭いため、リノベーションで愛犬の専用スペースを設ける際は、ストレスの原因となる「苦手な音」対策を検討しておきましょう。
犬が苦手な音
- ・エンジンやクラクションの音
- ・雷の音
- ・掃除機やドライヤーの機械音
- ・チャイムや家電のアラーム
道路の車やバイクからの大きな音に対しては、リビングの防音性を高めることで改善が期待できます。
また、ご家族が使う調理・生活家電の連続音を突発的に怖がる場合もあるため、日常的に電子音が鳴る場所から離れたリビングの一角に、安心できる居場所をつくってあげるのがおすすめです。
快適さと安全性を備えた「床材」選び
犬と暮らす家のリノベーション事例を見る:Case165「INDUSTRIAL+PLANTS」
愛犬と暮らすリビングの床材には、滑りにくく傷みにくい素材を選ぶのがポイントです。
愛犬が滑ってケガをしたり、走り回りにくい環境でストレスを抱えたりしないよう、ペット専用のフローリングやタイルカーペット、犬用コルクシートなどを検討してみましょう。
傷みや汚れが発生したら部分的に交換できるタイルカーペットや、防水性・クッション性の高いシートは、愛犬専用スペースに採用するのもおすすめです。
また、ペット特有のニオイを抑えるために、調湿・消臭効果のある床材や壁材を導入した内装仕上げにもこだわってみましょう。
すっきり片付く「ペット用品収納」の工夫
犬と暮らす家のリノベーション事例を見る:Case113「家族もペットもHAPPY」
愛犬との暮らしでは、ドッグフードやブラシ、洋服の他、トイレシートやウエットティッシュなどの消耗品を収納するスペースが必要になります。
リビングに適切なペット用品の収納場所がない場合、散らかりやすく不衛生な環境になってしまう可能性があるため、限られたスペースでも確保できる収納スタイルを工夫してみましょう。
リビングや玄関の近くに愛犬専用の部屋を設けて、収納と併用する使い勝手のいい設計も便利です。
〈関連コラム〉
マンションで犬と暮らす際のポイント|飼い方や間取り・音対策について解説
東京・千葉・神奈川エリアで約20年にわたり、8,000件超の施工実績があるSHUKEN Reでは、ペットと暮らせるマンション・戸建て探しやリフォーム・リノベーションに関するご相談を受け付けています。
▶︎ペットと暮らす家のリフォーム・リノベーションはこちらから
■愛犬と楽しむリビングの間取りアイデアと実例
SHUKEN Reが手掛けるフルリノベーションでは、愛犬と暮らすご家族の居心地やご希望のデザインに合わせた、快適でおしゃれなプランをご提案しています。
愛犬と楽しく過ごせる空間や安全でスムーズな動線、明るく開放的な間取り実例を参考にしながら、ご家族に合った理想の設計プランを検討してみましょう。
お手入れや掃除に便利な「リビング土間」
犬と暮らす家のリノベーション事例を見る:Case106「Happy Family Home」
愛犬と暮らす家で人気の土間リビングは、散歩帰りの足拭きや遊び場に活用できる玄関土間と同様におすすめの便利な空間の1つです。
土間は、耐水性や防汚性に優れ、掃除もしやすいため、愛犬のトイレやブラッシング場所として活用できます。
犬と暮らす家のリノベーション事例を見る:Case106「Happy Family Home」
フローリングの床とフラットにつながるため、愛犬の転落やつまずきも避けられる、おしゃれなスペースに仕上がります。
夏場は、ひんやりとした土間が愛犬の涼み場にぴったりです♪
愛犬が動きやすい「LDKの回遊動線」
犬と暮らす家のリノベーション事例を見る:Case145「Black & Airy」
愛犬が自由に動き回ったり、ご家族のそばに駆け寄ったりできる広い回遊動線が魅力のLDK。
犬と暮らす家のリノベーション事例を見る:Case145「Black & Airy」
アイランドキッチンの周りはもちろん、リビングダイニングも自由に行き来できる仕様で、ご家族と愛犬のつながりを守ります。
家具や植物が、愛犬の動線を妨げないよう工夫し、また凹凸のない造作家具や収納デザインを意識して、ペットも家族もストレスフリーで動ける空間を実現させましょう。
屋外とつながる「開放的なリビング」
犬と暮らす家のリノベーション事例を見る:Case113「家族もペットもHAPPY」
開放的な屋外スペースとつながる大きなリビング窓が印象的な空間。
愛犬とご家族がのびのびと暮らせる、日当たりのいいリゾートライクなリノベーション実例です。
犬と暮らす家のリノベーション事例を見る:Case113「家族もペットもHAPPY」
外の様子を眺めるのが好きな愛犬が屋内でくつろぐ場合も、掃き出し窓を開け放して自由にバルコニーを行き来する場合も、ご家族が見守れる設計に仕上がっています。
リビング以外の遊び場やドッグランをお考えのご家族におすすめの間取りプランです。
〈関連コラム〉
犬と暮らす家のリフォームアイデア♪おしゃれな間取り実例も紹介
マンションのおしゃれなリビング空間づくり|狭さ改善レイアウトとインテリア実例
■犬と暮らす家の内装・設備選びのコツ
犬と暮らす家のリノベーション事例を見る:Case68「カラフルにのびのびと」
愛犬との快適な暮らしや安全性確保のためには、内装や設備にも工夫が必要です。
耐久性を備えた内装設計
前にも触れた通り、リノベーションでペットと暮らす快適な家を実現させるためには、耐久性やメンテナンス性の高い床材や内装選びが大切です。
ペット特有のニオイや爪痕によって、不衛生で傷だらけのリビングにならないよう、内装に使われる建材や仕上げ材の耐傷性、消臭・防汚効果などをしっかり確認しておきましょう。
換気・空調管理に役立つ設備導入
ご家族や愛犬の健康、暮らしの快適性を守るためには、換気性があり室温が一定に保たれる空間づくりが大切です。
適切な換気・空調システムのある住まいでは、ペットのニオイがリビングやダイニングにこもるのを防ぎ、冷暖房の消費も抑えます。
外気の影響を抑える断熱リノベーションや家の中の空気が効率的に循環される間取り設計で、愛犬がお留守番の際も心地良く過ごせる、安全な環境を整えておきましょう。
リラックスできる優しい照明計画
犬は、ご家族と一緒に過ごす時間を好む一方、暗くて狭い場所で落ち着く性質も併せ持っています。
ご家族の気配が感じられるリビングで、愛犬専用のスペースを設ける場合は、リラックスできる照明デザインにも工夫しましょう。
例えば、ご家族にとってもくつろぎの場であるリビングでは、優しい光が広がる間接照明を夜間のメインにしたり、愛犬専用スペースには調光機能付きの照明を選んだり、シーンに応じて対応できると便利です。
〈関連コラム〉
中古マンションで「ペット可」の物件を探す方法|リノベーション実例やペット不可の物件で交渉できるかも紹介
ペット可の分譲マンション購入時の注意点やチェックポイント|ペットと暮らすリノベーション事例も紹介
■愛犬と家族に優しいリビング空間づくりの工夫
最後に、戸建てやマンションのリノベーションで、愛犬と暮らせる開放的なリビングを設けた場合のオープンな活用法とおしゃれなゾーニングの方法を紹介します。
ご家族が愛犬と快適に暮らすためには、一緒に過ごす場所と離れて過ごす場所の区別も大切です。
愛犬がのびのび過ごせる広々リビング
犬と暮らす家のリノベーション事例を見る:Case145「Black & Airy」
愛犬がご家族や他のペットと自由に走り回れる広々リビングをお考えなら、運動や遊びに適した回遊性のある間取りが理想的です。
行き止まりによる衝突やストレスが避けられる、ドッグランのようなスペースを計画してみましょう。
床材には、調湿・消臭効果のある天然素材を選ぶことで、愛犬の足に優しい、滑りにくい安全な空間が確保できます。
ペットゲートや間仕切りで安全性の高いゾーニング
犬と暮らす家のリノベーション事例を見る:Case129「シャープ&シックに」
愛犬の安全を確保するためには、階段やドア、水回りなどの危険なエリアに入らないよう、ペットゲートを設置するのがおすすめです。
他にも書斎や趣味室など、大切なものをしまっている部屋とリビングをゾーニングするためには、引き戸や間仕切りで、入れない場所を教えることも必要です。
しかし、リビングの一角を部屋として区切る場合は、お互いの様子が見えるガラス仕様の間仕切りを造作することで、安心してそれぞれの時間や作業に集中できるスマートな間取りが実現します。
〈関連コラム〉
ペットと暮らすためのマンションリノベーション|ポイントやおすすめ建材・設備機器を紹介
マンションで人気の横長リビングレイアウト|広く明るいおしゃれ空間の作り方【実例】
18畳〜30畳のリビングダイニング実例|広い空間のおしゃれなレイアウトを紹介
■まとめ
愛犬と暮らす家では、大切な家族の安全と快適な居心地を確保するための工夫が欠かせません。
ご家族のお好みや愛犬の個性を活かした、理想のリビングを実現させるためには、お互いの条件や過ごし方をじっくりと見直し、ライフスタイルに応じたプランを反映させることが大切です。
ぜひ、おしゃれな間取りやデザイン設計が得意なSHUKEN Reのペットリノベーションで、愛犬もご家族もストレスなく過ごせる開放的で自由な空間づくりを楽しみましょう。
SHUKEN Reでは、リノベーションに関する幅広い知識を持つスタッフが、物件探しはもちろん、愛犬と一緒に過ごせる素敵な住まいを実現させるプランをご用意しています♪
▶︎ペットと暮らす家のリフォーム・リノベーションはこちらから
SHUKEN Reは、東京・千葉・神奈川エリアで約20年にわたり8,000件超のリフォーム・リノベーション施工実績がある専門会社です。
経験豊富なスタッフが、リノベーション全般はもちろん中古物件探しやペットと暮らす家づくりに関するお悩みにも対応いたします。
浦安本店・世田谷店・青山店にショールームを併設、「完成見学会」「セミナー」「相談会」などのイベントも随時開催しています。
お気軽に、最寄りの店舗にご相談ください。