公開日:2024-09-05  更新日:2024-09-10

実家を1000万円でリフォーム|工事範囲と価格目安、施工事例を徹底解説

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実家を1000万円でリフォーム|工事範囲と価格目安、施工事例を徹底解説

 

「古くなった実家をリフォームして住みたい」「相続した実家を改修して活用したい」という方へ、1,000万円でできるリフォーム工事の範囲や注意点を解説します。

 

戸建住宅とマンションそれぞれの施工事例も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

この記事のポイント

・実家を1,000万円でリフォームしたい場合は、部位別のリフォーム費用とフルリフォーム費用の目安を知りましょう。
・実家をリフォームする際は、注意点やチェックポイントを押さえてプランを検討してください。
・東京・千葉・神奈川で実家リフォームする際は、ローン相談などの資金計画からプランニング、施工まで相談できる施工実績豊富なSHUKEN Reへご相談ください。

 

 

 

■1000万円以下でできるリフォーム内容|戸建住宅・マンション

 

1000万円でできるリフォーム内容|戸建住宅・マンション

 

国土交通省の調べによると、既存住宅へのリフォーム投資額は戸建て住宅・マンションともに「300〜1,000万円」と回答し、以下の工事をした方が多い結果となっています。

 

  • ・住宅設備の変更
  • ・内装の変更
  • ・間取りの変更
  • ・段差解消
  • ・収納スペースの改善

 

(参考:国土交通省|既存住宅流通・リフォーム市場の現状

 

では、実際に1,000万円の予算でどこまでの工事ができるのか紹介します。

 

 

戸建住宅・マンション共通

 

内装や設備機器の劣化や故障をきっかけにリフォームを検討し始める方も多いでしょう。

 

内装工事や設備工事はリノベーションの組み合わせやプランによって1,000万円以内で一新できます。

 

 

【内装工事】

 

工事内容 費用目安
畳からフローリング 15〜50万円
天井・壁クロスの張り替え 6〜30万円
壁クロスから珪藻土へのやりかえ 18〜30万円
床暖房の敷設 50〜150万円
和室から洋室への改装 50〜100万円
DK+LからLDKへの改修

(間仕切壁撤去+内装工事)

100〜400万円
造作収納 40〜200万円

※和室6帖間の場合を想定

※実際のリフォーム費用は施工会社へお問い合わせください。

 

 

【設備交換】

 

工事内容 費用目安
トイレ交換 20〜50万円
トイレ改修

(設備交換+内装工事)

30〜80万円
洗面化粧台交換 15〜30万円
洗面室改修

(設備交換+内装工事)

40〜100万円
ガス給湯器の交換 30〜70万円
システムキッチン(I型)交換 60〜150万円
ユニットバス(システムバス)交換 100〜250万円
システムキッチン移動

(壁付けから対面やアイランドキッチンに)

150〜300万円
※実際のリフォーム費用は施工会社へお問い合わせください。

 

 

【その他】

 

工事内容 費用目安
内窓設置 6〜15万円/ヶ所

※実際のリフォーム費用は施工会社へお問い合わせください。

 

 

戸建住宅

 

戸建住宅の場合は、内装だけではなく外装のメンテナンスにも気を配らなくてはいけません。

 

劣化を放置すると雨漏りを引き起こし、柱や土台などの主要構造体や内装までダメージを受ける可能性があるからです。

 

また、耐震性能や断熱性能の向上は、不動産価値を維持して建物寿命を長くするために欠かせないリフォームです。

 

 

【外装・外構工事】

 

工事内容 費用目安
防蟻工事 15〜30万円
雨樋交換 20〜50万円
屋根塗装 50〜100万円
外壁塗装 70〜150万円
屋根重ね葺き 100〜250万円
サイディング上貼り 12o〜250万円
ウッドデッキ新設

(2帖程度)

60〜100万円
バルコニー・ベランダ交換 80〜200万円
太陽光発電システム新設 200〜300万円

※建坪30坪程度の住宅を想定

※実際のリフォーム費用は施工会社へお問い合わせください。

 

 

【その他工事】

 

工事内容 費用目安
耐震改修 60〜200万円
断熱改修

 

80〜150万円
玄関ドア交換 30〜60万円/ヶ所
窓交換 8〜25万円/ヶ所

※建坪30坪程度の住宅を想定

※実際のリフォーム費用は施工会社へお問い合わせください。

 

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3つのご相談窓口

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中古物件購入からのリノベーション相談
今住んでいる家や実家などのリノベーション相談
これから検討を始める方のリノベーション相談

■フルリフォームの価格相場|戸建住宅・マンション

 

フルリフォームの価格相場|戸建住宅・マンション

 

1,000万円のご予算でも、建物の規模によっては構造躯体以外を全て撤去して間取りを大きく変えられる可能性もあります。

 

戸建住宅とマンションそれぞれのフルスケルトンリフォームにかかる費用目安は以下の通りです。

 

建物種別 フルスケルトンリフォームの費用目安

(床面積あたりの単価目安)

戸建住宅 16〜22万円/㎡

53〜72万円/坪

(外装・外構工事等費別途)

マンション 15〜20万円/㎡

50〜67万円/坪

※実際のリフォーム費用は施工会社へお問い合わせください。

 

上記目安を踏まえると、建坪30坪・総2階建ての1階のみをスケルトンリフォームする費用は「800〜1,080万円」程度、専有面積70㎡のマンションは「1,050〜1,400万円」程度かかる計算になります。

 

ポイント

ご予算に合わせてフルリフォームする範囲と部分リフォームする部分を組み合わせるプランニングもできます。
重要なのは、リノベーション会社と計画を進める前に予算を明確に伝える点です。
ローンを利用したい方や予算の決め方を詳しく知りたい方は、リフォームローンや住宅ローンに詳しいファイナンシャルプランナーへ相談しましょう。

 

リノベーションに特化したファイナンシャルプランニング相談

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■実家をリフォームする際の注意点

 

実家をリフォームする際の注意点

 

ご実家のリフォームプランを検討する前に知っておいた方が良いポイントを紹介します。

 

 

築年数・建物寿命・ライフスタイルを踏まえてプランを決める

 

実家をリフォームする前に「リフォームしてから誰が何年暮らすのか」ご家族でじっくり話し合いましょう。

 

どなたが住むかによって快適な間取りや設備は異なりますし、何年住むかによってどの程度の予算をかけるかが決まります。

 

また、築年数が30年・40年・50年ではそれぞれ必要なリフォーム工事や優先的にメンテナンスした方が良い部位が異なる点も重要なポイントです。

 

「築40年を超えた実家はリフォームしても長くは住めないのでは」と心配な方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、大規模修繕を定期的に実施しているマンションや、屋根・外壁を正しく改修している戸建住宅は“寿命70年超え”も決して夢ではありません。(参考:国土交通省|期待耐用年数の導出及び内外装 設備の更新による価値向上について

 

 

耐震・断熱性能アップは重要

 

戸建住宅を限られた予算でリフォームする場合は、耐震性能・断熱性能アップを優先しましょう。

 

築40年を超える住宅は旧耐震基準が適用されており、現行の基準を満たしておらず地震の際に被害が大きくなるリスクは否めません。

 

また、古い戸建住宅やマンションは断熱性能が低く、壁内や窓に結露が発生するだけに留まらず、空調機器を長時間使う真夏や真冬には光熱費が高くなりがちです。

 

そのため、長く快適に暮らせるマイホームにしたい方は、まずご実家の住宅性能から見直してください。

 

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税金(贈与税)の仕組みを知っておく

 

リフォーム費用を負担する方と家の所有者が異なる場合は、贈与税が発生する可能性があるため注意してください。

 

民法上、リフォームによって付加された設備や内装は住宅の一部とみなされるため、建物所有者のものになるからです。(参考:民法第242条

 

【贈与税が発生する可能性のあるケース例】

  • ・子世帯が住むエリアを子世帯の費用負担でリフォームするが、建物所有者は親世帯である場合
  • ・実家が親子の共有資産であり、子世帯が住むエリアを親世帯の費用負担でリフォームする場合
  • ・実家の名義が既に子へ移行されていて、子世帯が住むエリアを親世帯の費用負担でリフォームする場合

 

贈与税は財産を“受け取った人”に課税されるため、親世帯が所有しているご実家を子世帯の費用負担でリフォームした場合は、その費用が子世帯から親世帯への贈与とみなされて、親世帯に納税義務が発生するため注意してください。

 

【1,000万円のリフォーム費用が贈与とみなされた場合の納税額目安】

[1,000万円 – 110万円(基礎控除額)] × 40%(税率) – 90万円(特例贈与財産用控除額)= 266万円

(参考:国税庁|No.4408 贈与税の計算と税率

 

ポイント

贈与税の基礎控除額である110万円以下のリフォーム工事をする場合や、110万円以下の金額を親からサポートしてもらう場合などは、不動産所有者と工事費を払う人が異なっても贈与税は発生しません。

 

実家リフォームに関する税金やリフォーム費用を抑える方法は、親名義の実家をリノベーション|住宅ローンや税金など“お金”に関する注意点をご覧ください。

 

 

リフォームに関する減税制度を知っておく

 

リフォームに関する減税制度について知っておくと、確定申告すれば一部の税金が控除されるため結果的にコストを抑えられます。

 

 

【住宅ローン控除(住宅ローン減税)】

 

一部の金融機関では、改修の場合でも住宅ローンを利用できるところもあります。

 

住宅ローンを使ってご実家をリフォームする場合、一定の条件を満たすと所得税(個人住民税)の一部が控除されます。

 

【住宅ローン控除の対象借入金額と控除期間(既存住宅の場合)】対象借入上限額:2,000万円(長期優良住宅、低炭素住宅、ZEH水準、省エネ住宅省エネ基準適合住宅などの省エネ住宅に該当すると3,000万円に引き上げ)

控除期間:最長10年

 

【住宅ローン控除の対象条件(既存住宅の場合)】

・不動所有者が申請者本人であること

・申請者本人が住むための住宅であること

・世帯収入が2,000万円未満であること

・既存住宅の床面積が50㎡を超えていること

 

(参考:国土交通省|住宅ローン減税の制度内容が変更されます!~令和6年度税制改正における住宅関係税制のご案内~

 

【リフォーム促進税制(所得税・固定資産税)】

住宅ローンを利用しない場合でも、一定の工事を行うとリノベーション後に住み始めた年の所得税と工事翌年の固定資産税が一部控除されます。

 

【控除額】

所得税控除率:標準的な工事費用相当額 × 10%(最高62.5万円/戸、太陽光発電導入を含む場合は67.5万円/戸)

固定資産税:固定資産税額の1/3(最高120㎡相当分)

 

【主な対象条件】

・税申告者本人が住むための住宅であること

 

【対象となるリフォーム工事】

・耐震リフォーム

・バリアフリーリフォーム

・省エネリフォーム

・同居対応リフォーム

・子育て対応リフォーム

 

 

リフォームに関する補助金制度を知っておく

 

減税制度と合わせてチェックしておいていただきたいのが、リフォームに関連する補助金についてです。

 

主に断熱改修や耐震改修、省エネ改修をした場合に対象となります。

 

ただし、減税制度のように要件を満たせばどなたでも利用できる訳ではありません。

 

それぞれの事業に予算額が設けられており、総申請額がそれに達した時点で受付終了となるため注意してください。

 

 

ポイント

減税制度や補助金を利用してお得にリフォームを実現させたい方は、リフォームプランが要件を満たしていないといけないため、制度に詳しい会社へ相談しましょう。

 

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■【実家ビフォーアフター】1,000万円台のフルリフォーム事例

 

SHUKEN Reは、東京・千葉・神奈川エリアで約20年にわたり8,000件超のリノベーション施工実績がある専門会社です。

 

その中から、戸建住宅とマンションのリノベーション事例を紹介します。

 

リフォームした時の築年数と間取り図も紹介しますので、ぜひご実家リフォーム計画の参考にしてください。

 

 

築50年戸建住宅リフォーム

 

築50年戸建住宅リフォーム

 

工期 120日
家族構成 ご夫婦
年代 40代
物件種別 戸建リノベーション
築年数 50年
間取り 1LDK + 蔵 + ワークスペース
広さ 44㎡

 

築50年戸建住宅リフォーム(ビフォー) 築50年戸建住宅リフォーム(アフター)

 

こちらは、築50年の平屋をモダンにフルリフォームした事例です。

 

くつろぐスペースや収納スペースを確保するために、一部をスキップフロアにして現代の生活様式に合う間取りへ改修しました。

 

築50年戸建住宅リフォーム

 

ホワイトを基調としながらも造作階段や板張り天井などバランスよく木目を取り入れ、ナチュラルな印象に仕上げました。

 

 

築41年マンションリフォーム

 

築41年マンションリフォーム

 

工期 60日
家族構成 ご夫婦+お子様1人
年代 40代
物件種別 マンションリノベーション
築年数 41年
間取り 1LDK + WTC + SIC + ロフト + ワークスペース
広さ 76㎡
リノベーション費用 約1,000万円

 

築41年マンションリフォーム(ビフォー) 築41年マンションリフォーム(アフター)

 

こちらは、昔ながらの独立型キッチンと細かく区切られた間取りを広々としたLDKへフルリフォームした事例です。

 

できるだけドアはつけず、回遊性のある間取りにしました。

 

築41年マンションリフォーム

 

ご夫婦の寝室とお子さまの部屋をコンパクトにレイアウトするために、二重構造の造作ベッドを採用した点も見所です。

 

こちらはSHUKEN Reの施工チームが手がけた世界で一つだけのオリジナル家具です。

 

 

築25年戸建住宅リフォーム

 

築25年戸建住宅リフォーム

 

工期 約100日
家族構成 ご夫婦+お子様2人
エリア 千葉県
年代 30代
物件種別 戸建リノベーション
築年数 25年
間取り 3LDK + WIC + パントリー + ワークスペース + ランドリールーム
広さ 116㎡
リノベーション費用 約1,500万円

 

築25年戸建住宅リフォーム(ビフォー) 築25年戸建住宅リフォーム(アフター)

 

こちらは1階にご両親が暮らす二世帯住宅の2階部分をフルリフォームした事例です。

 

既存の柱や梁は間取り変更の障壁になるケースもありますが、こちらは表し(あらわし)にして、インテリアのアクセントとして活かしています。

 

築25年戸建住宅リフォーム

 

キッチンの位置やサイズも変更し、開放的なリビングに向かってご家族との会話を楽しみながら料理できるようにしました。

 

既存の構造を生かしつつ、子ども室2部屋と夫婦の寝室、ワークスペース、ファミリークローゼットとご要望のスペースを全て盛り込んだ点がポイントです。

 

 

築37年マンションリフォーム

 

築37年マンションリフォーム

 

工期 60日
家族構成 夫婦+お子様1人
エリア 東京都江東区
年代 40代
物件種別 マンションリノベーション
築年数 37年
間取り 2LDK + WIC + SIC
広さ 61㎡
リノベーション費用 約1,000万円

 

築37年マンションリフォーム(ビフォー) 築37年マンションリフォーム(アフター)

 

こちらは61㎡のコンパクトなマンションをご家族3人で快適に暮らせるプランへリフォームした事例です。

 

無駄のない間取り構成によって、お客様のご要望であった広い玄関土間やパントリー、ファミリークローゼットまで作ることに成功しました。

 

築37年マンションリフォーム

 

縦長形状のマンションは、奥の部屋まで陽の光や自然な風を取り入れにくい点が弱点ですが、室内窓を設置して窓に面していない部屋にも採光と通風を確保しています。

 

ポイント

「予算以内で理想の住まいを手に入れたい」「マイホームづくりをとことん楽しみたい」という方は、施工事例が豊富なSHUKEN Reへご相談ください。

 

SHUKEN Reのリノベーション事例集

▶︎SHUKEN Reのリノベーション施工事例はこちら

 

 

■まとめ:ご実家のリフォームは施工実績が豊富な会社へ相談を

 

ご実家をリフォームしたい方は、工事の優先順位を見極めて予算額だけではなく費用配分までじっくり検討しましょう。

 

「古い実家をおしゃれで快適に暮らせる住まいにリフォームしたい」という方は、施工実績が豊富でローン相談などの資金計画からリノベーションまで安心して任せられる会社がおすすめです。

 

SHUKEN Reは、東京・千葉・神奈川エリアで約20年にわたり8,000件超のリノベーション施工実績がある専門会社なので、ぜひ安心してご相談ください。

 

「将来的なリノベーションを検討したい」という方向けの相談会も実施しております。

 

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