公開日:2020-11-26  更新日:2024-07-04

リノベーションで快適なワークスペースを作るポイント|東京・千葉のリノベ実例

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造作カウンターと棚でつくられたワークスペース

 

コロナ禍で会社に出勤しないリモートワークが広がったことで、リノベーションやリフォーム、新築でテレワークなどを行うためのワークスペースを作る事例が増えています。

 

ワークスペースは書斎のような本格的な個室タイプから、リビングやダイニングなど共同スペース内にデスクを設けるタイプなど、様々なパターンがあります。

 

今回は、SHUKEN Reで手がけたリノベーションの実例から、本当に使いやすいワークスペースを作るポイントをご紹介します。

 

東京や千葉でマンションや一戸建てのリノベーションを検討中の方にぜひ参考にしていただきたいと思います。

 

 

 

■ リノベーションで使い勝手のいいワークスペースを作るには

 

・ワークスペースをつくる場所を決める

ワークスペースを作る際は、まずは「どのように使うのか」を考えてみましょう。それによって、ワークスペースを設ける場所がある程度絞れます。

 

ほどよく個室感のある書斎

事例を見る:Case67「家中に詰め込んだ好きのかたち」

作業中は長時間集中する必要があるなら、周囲の音がある程度遮断できるように他の空間ときっちりと分ける個室タイプが向いています。

 

仕事以外にも趣味に没頭する部屋としても使えます。

 

ダイニングキッチン内に設けたワークスペース

事例を見る:Case40「オトコマエイズム」

逆に、家事や育児の空き時間を利用して作業をするなら、ほかの家族がいる居間の様子が見えて話し声も聞こえるように、リビングの一部などのオープンな場所にワークスペースがあった方が便利ですよね。

 

とはいえ、細切れ時間で集中するためにはある程度の遮断された空間づくりも必要。

 

簡単なパーテーションや室内窓を利用して、周囲の音は聞こえるが程よく視界を遮る工夫をするなど、自分なりの集中できるポイントを考えた間取りにすることが重要です。

 

・ワークスペース内に必要な設備と仕様を決める

一口にワークスペースと言っても、そこでどんな作業をするかは人それぞれですよね。

 

パソコン作業、書き物や製図、クラフト系など、作業によっては一般的なカウンターでは奥行きや幅が足りないことがあります。

 

できるだけ具体的に想定する作業をイメージしてスペースを作りましょう。

 

・作業道具を配置するのに必要なスペースを把握する

ワークデスクを造作するときによくある失敗が「奥行き不足」です。

 

ノートパソコンを置くだけでデスクの奥行きがいっぱいの場合、パソコンの手前に書類やファイルを置くことができず作業の効率が下がってしまうことがあります。

 

リモートワーク用のパソコンデスクの奥行きは最低でも50cm以上がおすすめです。自分が行う作業が十分に行える広さを検討しましょう。

 

・コンセントの数と位置

快適なワークスペースに欠かせないのが配線計画です。床に延長コードや配線がたくさんあると、動きの邪魔になるだけでなく見た目にも美しくありません。

 

使用する電化製品をリストアップして、電源はいくつどの場所に必要かをしっかり見極めてコンセントの数と位置を決めましょう。

 

・照明の種類と数、位置

デスクライト、スポットライト、ダウンライト、間接照明など照明には様々な種類があります。

 

何気なく決めてしまうと収納棚など家具を配置した後で、デスクの位置が暗くなってしまう、逆に明るすぎるなど不都合が起きてしまうことも。作業の助けになる照明を選びましょう。

 

・収納スペース

パソコン作業にはプリンターやスキャナーなどの周辺機器も欠かせません。

 

書籍や書類、各種文具やファイル類など、仕事場には意外と多くのモノがあります。何気なく使っていた会社の事務机の収納力に改めて気づいた人も多いかもしれません。

 

そこで、自宅にリノベでワークスペースを作るなら、デスクやカウンターとともに、造作で棚をつくるのもおすすめです。

 

後からユニットシェルフなどを購入して備え付けるよりもスペースの節約になり、棚板の場所や長さ、奥行きをしっかり計画すれば自分が最も使いやすい位置に道具類を配置でき、作業効率もアップするでしょう。

 

 

■ おしゃれと利便性を兼ねた空間演出をしよう

 

ワークスペースは機能性とともに、自分の好きな素材やインテリアを内装に取り入れてリラックスできる空間にもしたいですよね。

 

木の質感や色味が好きな人は、壁面をOSB合板で仕上げるのもおすすめ。画鋲を差しても穴が目立ちにくく、実用性も抜群です。

 

シンプルな内装でも、OSBが加わると木の風合いがアクセントになり柔らかい雰囲気になりますよ。

 

マグネットも貼り付けられる壁面

事例を見る:Case63「今まで、イマ、これから」

また、壁面の一部をブラックボードやホワイトボードにすると、文字を書いたりメモをマグネットで貼り付けたりすることができます。

 

お仕事以外にも、お子様が楽しめるスペースとしても使えそうですね。

 

■ リノベーションで作ったワークスペースの実例

 

・キッチンの横に造作カウンター「集中できる小さな空間」をプラス

キッチンを移動したことで生まれたスペースと、マンションの構造上動かせないPS(パイプスペース。上下水道やガスなどの配管スペース)を利用して、

 

見えすぎず隠れすぎない「集中できる小さなワークスペース」を新しくつくった事例です。

奥まった間取りで扉がなくてもプライベート感が得られ、なおかつリビングやキッチンの音も聞こえるので必要な時に家事や育児、家族とのコミュニケーションができますね。

 

L字のカウンターに合わせて作られたデスクライト付きの造作棚は、十分な明るさでしっかり作業に集中できます。

 

キッチン横のスペースを利用したワークスペース

事例を見る:Case63「今まで、イマ、これから」

明るいデスクライトのついたワークスペース

事例を見る:Case63「今まで、イマ、これから」

 

デザインリノベ

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・開放的に気持ち良く作業!ダイニングのワークスペース

明るい自然光が入るワークスペース

事例を見る:Case59「Carpenter’s house」

 

ダイニングの後ろの壁際に設けたワークスペース。

 

掃き出し窓からの自然光が心地よく、息苦しくなりがちなパソコン作業のストレスも軽減しそうですね。

 

ダイニング、キッチン、リビングとつながっているので、作業の合間に食事や休憩をとりたい時スムーズに動けるのもメリットです。

 

カウンターと一体化した造作収納

事例を見る:Case59「Carpenter’s house」

 

・通り抜け自在、アクセスしやすいワークスペース

ウォークスルークローゼット、勝手口とつながったワークスペース

事例を見る:Case58「ぐるり一周」

廊下からの他に、リビングからウォークスルークローゼットを通ってアクセスできるようにしたワークスペースです。

 

反対側には勝手口もあり、家中行きたい場所にすぐに行ける回遊動線ができています。

 

集中しやすい半個室ワークスペース

事例を見る:Case58「ぐるり一周」

背面には間仕切りも兼ねたオープンシェルフを設置。大容量で大型の雑誌やファイル、分厚い書籍もラクラク収納できます。

 

 

 

・室内窓でリビングの様子を見ながら作業ができる

キッチンを中心にワークスペースとリビングがよく見える

事例を見る:Case57「溶け合うテイスト」

 

マンションとは思えない吹き抜け&ロフトが印象的なお家。リノベーションでリビング、ロフト、キッチンを見渡せる位置にワークスペースをつくりました。

 

ポイントはデスクに座った時正面に来るリビングやロフトが見えるように室内窓を設けたことです。

 

室内窓からリビングとロフトの様子が見えます

事例を見る:Case57「溶け合うテイスト」

お子様のお勉強する様子がキッチンから見えて安心です。そして、リビングにいる家族とは室内窓を開ければすぐに会話ができます。

 

家のどこにいても常につながりを感じながら過ごせるよう工夫された間取りです。

 

スペースにジャストサイズのデスクも造作ならでは。既製品では実現できないオーダーメイドの家具も、SHUKEN Reのリノベーションなら可能です。

 

 

 

■ まとめ

 

リモートワークの広がりで、「書斎やパソコンコーナーを作りたい」というご要望が増えています。

 

これまでマンション暮らしで特別ワークスペースが必要なかったという人も、これからの暮らし方を見据えた上でぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

「スペースが確保できるの?」と心配される方もいるかもしれませんが、無駄なスペースや部屋数を減らすことで実現可能な場合も多いです。

 

フルリノベーションならではの間取り変更術で、ぜひ自分だけの快適なワークスペースを実現してくださいね。

 

私たちSHUKEN Reは、お客様のご要望に合わせたオーダープランのリノベーションを得意としています。

 

デザインや設備など、どんなご要望も私たちスタッフにお話いただければ、イメージづくりをお手伝いさせていただきます。

 

東京の世田谷と千葉の浦安には、造作キッチンのデザインも体感いただけるショップもご用意しています。

 

興味のある方は、ぜひ遊びに来てくださいね♪

 

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    SHUKEN Re 編集部

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