公開日:2023-08-20 更新日:2024-09-26
葛飾区に住むなら賃貸?リノベーション?中古物件選びから費用相場まで解説
下町情緒が色濃く残る「東京都・葛飾区」。最近は若い世代にも人気の注目エリアです。
交通の利便性が良いため、物件探しのターゲットエリアにしている方も多いでしょう。
しかし、家探しをする際に、賃貸にすべきか中古物件を購入してリノベーションすべきか悩んでいる方は少なくはいはずです。
そこで今回は「葛飾区」の特徴や、賃貸・分譲を決めるポイントを紹介します。
家賃や中古マンション物件価格相場、リノベーション費用相場も解説しますので、これからマイホーム計画を始める方は、ぜひ参考にしてください。
・葛飾区でマンションリノベーションをしたい方は、東京で実績の豊富なリノベーション会社へ相談しましょう。
・“SHUKEN Re”では、不動産・資金計画・設計施工・アフターメンテナンスまでをプロがサポートする「ワンストップリノベーション」をご用意しています。
目次
■ “本当に住みやすい街ランキング”第3位!葛飾区ってどんなところ?
発展性・住環境・交通利便性・コスパ・教育文化環境の5項目で審査してランキングを決めるARUHI(アルヒ株式会社)の「本当に住みやすい街大賞2023」の第3位に選ばれたJR総武線・新小岩駅のある葛飾区。
最近、若い世帯から注目が高まっています。
東京23区の北東に位置し、江戸川を挟んで千葉県と隣接しています。
都心方面にはJR総武線・京成本線・京成押上線・JR常磐線と複数ルートでアクセスできるため、通勤・通学にも便利です。
また、青砥駅や京成高砂駅からは、成田空港・羽田空港への直通電車も停まり、さらに区内には首都高速C2号中央環状線・首都高速6号向島線・外環自動車道の出入り口もあるため、旅行好きの方にも人気!
区内を荒川・江戸川・中川が流れ、都内で唯一水郷のある都立水元公園や、大型遊具・動物ふれあい広場・SL機関車展示など一日楽しめる上千葉砂原公園など、大きな公園も複数あることから、23区内でも生活エリアと自然エリアが隣接しているという特徴もあります。
このような立地から、主にファミリー世帯の方が葛飾区への移住を検討しています。
では、実際に葛飾区にはどのような世帯が住んでいて、どのような物件が多いのでしょうか?
【人口推移や取り組み】
葛飾区は、他の区と同様に近年高齢化が進み、全体としては乳幼児数が減少傾向であるものの、10年前と比べても、各年齢層において、大きな人口変動はありません。
(データ元:葛飾区|統計)
近年は、より一層若い世帯を誘致すべく、葛飾区では様々な取り組みを行っています。
その中の一つが、「待機児童問題の改善」です。
取り組みが功を奏し、葛飾区の発表によると、2021年より“待機児童ゼロ”が実現しています。(参考:令和4年度葛飾区の現況について)
【中古物件や地価の傾向】
東京23区別の公示地価を見てみると、葛飾区は最も安いことが分かります。(参考:東京都財務局|地価公示価格(東京都分))
葛飾区の調査によると、区内には圧倒的に戸建住宅よりマンションが多く、分譲マンション⼾数は、1998年から2018年 で、およそ2倍にまで増えており、売り出されている中古物件は少なくないため、選択肢が多い点もポイントです。
分譲マンションの各戸平均面積は、「72.20㎡」です。(参考:葛飾区|第4次 葛飾区住宅基本計画 P.31)
ここで注目すべきポイントが、葛飾区内にあるマンションの築年数です。
築年数 | 建築時期 | 構成比 |
30年以上 | 1990年以前 | 49.9% |
20〜30年 | 1991〜2000年 | 30.9% |
10〜20年 | 2001〜2010年 | 11.3% |
10年未満 | 2011年以降 | 7.9% |
およそ半数以上が築30年以上、20年以上となると、約70%ものマンションが該当します。
つまり、売り出されいてるマンションの多くは、何かしらのリノベーションが必要な可能性が高いということです。
■ 葛飾区の家賃・中古マンション物件価格・リノベーション費用の相場は?賃貸と分譲どちらがいい?
事例を見る:Case163「Smile Kitchen House」
待機児童問題の改善など、若い世帯の誘致にも積極的な葛飾区。
最近では、賃貸だけではなく、中古マンションを購入してリノベーションし、引っ越してくる若者世帯が増えています。
では、家賃・マンション価格・リノベーション価格それぞれの相場を見てみましょう。
【葛飾区のマンション家賃相場】
【2022年・葛飾区のマンション平均家賃】
- 2LDK:14.8万円
- 3LDK:16.6万円
- 4LDK:27.8万円
※複数情報ポータルサイトのデータを基に弊社で算出
※築年数・立地によって平均価格より大きく乖離する可能性があります
【葛飾区の中古マンション物件価格相場】
【2022年・葛飾区の中古マンション物件(未改装)平均価格】
- 55〜60㎡:2,814万円
- 61〜70㎡:3,445万円
- 71〜80㎡:3,750万円
- 平均床面積 62㎡:3,140万円
※国土交通省土地総合情報システムのデータを基に弊社で算出
※築年数・立地によって平均価格より大きく乖離する可能性があります
【葛飾区の中古マンションリノベーション費用相場】
- 60㎡:900〜1,200万円
- 70㎡:1,000〜1,400万円
- 80㎡:1,200〜1,600万円
※一般社団法人リノベーション協議会ポータルサイトを基に弊社で算出
※仕様や間取りによって相場より大きく乖離する可能性があります
東京都内で中古マンションをフルリノベーションする費用目安は、1㎡あたり15~20万円(参考:一般社団法人リノベーション協議会ポータルサイト)が相場。
ただし、以下の条件によって、工事費用は変動します。
〈金額が上がるケース〉
- フルスケルトンリノベーションにする場合
- 設備配管や電気配線などの隠蔽部も改修する場合
- 高性能な設備機器を導入する場合
- 内装材にとことんこだわる場合
〈金額が下がるケース〉
- 既存の間仕切り壁や内装材、設備機器を生かす場合
- モルタル躯体を内装に生かす場合
- 内装工事などをDIYで楽しみながら作り上げる場合
賃貸と分譲どちらがいいの?
賃貸と分譲で迷っている方も多いでしょう。
その際に知っておくべき点が、住み始めてからの固定費です。
マンションを購入すると、管理費・修繕積立金に加え、固定資産税を支払続けなくてはいけません。
一般的に、不動産にかかる毎年の税金は、「購入価格の2%程度」、管理費の全国平均は1戸あたり「月額10,862円(年額約13万円)」、修繕積立金ですと1戸あたり「月額12,268円(年額約15万円)」です。(参考:国土交通省|平成30年度マンション総合調査結果)
つまり、平均的に考えると3LDK(70㎡)のマンションを借りた場合は、年間でおよそ200万円前後かかるのに対して、中古マンションを購入してリノベーションしそれを仮に20年住み続けるとすると、年間でおよそ290万円(購入時の諸税・諸経費除く)程度かかる計算に。
これだけ見ると、賃貸の方がお得と思うかもしれませんが、中古マンションを購入すると、それが資産として手元に残ります。
転勤が多い方や、数年で引っ越して色々な物件に住みたい方、常に新しい部屋で暮らしたい方は「賃貸」の方がお得。
一方で、数十年住むことが前提の方や、思い通りの間取り・デザインの部屋に住みたい方は、「購入+リノベーション」がおすすめです。
リノベーションの場合には、工事費の一部を補助金でまかなえる可能性もあります。
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■ 東京都のマンションリノベーション事例
私たち“SHUKEN Re”では、東京・千葉・神奈川でデザイン豊富なマンションリノベーションを手がけてきた実績があります。
その中でも、イチオシの事例を紹介します。
ぜひ、間取り・インテリアデザインの参考にしてください。
【築23年・72㎡の中古マンションリノベーション】
こちらは、猫ちゃんのことを考えて様々な部分に工夫をこらした事例です。
リビングや寝室には、猫ちゃん用専用トンネルを。
ご飯とお水のスペースは、掃除しやすいタイル仕上げにしました。
そのほかにも、ベランダに面していない部屋にも自然な風を通せる「室内窓」や、使わない時は隠せてしまう造作デスクなど、住む方のご要望をとことん取り入れました。
全体を北欧モダンにまとめ、明るくすっきりとしたインテリアに仕上げた点もポイントです。
こだわりの照明器具は、全て施主様にご用意いただきました。
このように、マンションリノベーションを成功させるコツは、リノベーション会社とお客様で密にコミュニケーションを取ることです。
気持ちよく打ち合わせができる会社を選んでください。
【築23年・65㎡のマンションリノベーション】
元々はキッチン・ダイニング・リビングと3部屋に分かれていたエリアを、LDKとして広々とした空間に。
大きな収納は寝室に設けず、家事楽なファミリークローゼットにしました。
子供室はありませんが、将来的にLDKの一部を個室にできるような可変性もプラスし、お子さんの成長に合わせて、最小限の工事で間取り変更できるようにした点もポイントです。
インテリアは、ナチュラルでランダムな木目が特徴のラスティックテイストのものをチョイスし、ドアノブや室内窓をブラックで統一して、インダストリアルな雰囲気に仕上げました。
このように、2LDKから1LDKなど、敢えて部屋数を減らして、その分ゆとりある空間にするのもおすすめです。
また、家族構成の変化に合わせた“次回のリノベーション”を想定しておけば、コストを最小限に抑えてずっと住み続けられるマイホームになります。
【築43年・70㎡のマンションリノベーション】
こちらは、築40年超のマンションをフルリノベーションした事例です。
完成後の写真からは、古さを微塵も感じませんよね。
元々はよくあるベランダにDK+洋室が面していた3LDKの間取りでしたが、各個室を狭くして、その分広々としたLDKと玄関を実現。
リビングの一角には、お子さんもご両親も一緒に作業ができる大きな造作デスクを配置しました。
リビング学習、在宅ワーク、息抜きのネットサーフィンなど、ご家族みなさんでお使いいただけます。
少々コンパクトな個室には、室内窓を設けて圧迫感を軽減し、プライバシーを確保しながらも、家族の気配を感じられる作りにしました。
インテリアはホワイトと明るい木目を基調に、ブラックをバランスよく配置してスタイリッシュな雰囲気に。
限られたスペースを無駄なく快適に使うためには、どこの空間を主役にするのかをイメージしてください。
空間配分こそ、住みやすい部屋作りのポイントです。
■ 東京・葛飾区でリノベーションするならSHUKEN Reの“ワンストップリノベ”
“SHUKEN Re”は、東京・千葉・神奈川で、住宅や商業施設の物件探しや設計施工、アフターメンテナンス、造作家具の製作、スマートエネルギーの導入に至るまで、全てを手がける「秀建グループ」の住宅リノベーション部門となる専門会社です。
1998年から約20年間で8,000件超のリノベーションやリフォーム実績があります。そのため、幅広い視点からあなたのリノベーション計画をサポートできます。
一生に何度もないマイホーム計画だからこそ、実績豊富な“SHUKEN Re”へご相談ください。
東京の青山・世田谷、千葉の浦安の各店舗や、オンライン相談もご用意しています。
スタッフ一同お待ちしております。
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TEL:03-6413-1325
FAX:03-6413-1326
営業時間:9:00〜18:00
定休日:水・木・祝日 ※完全予約制
◎電車
小田急線/経堂駅 徒歩約5分
<駐車場1台※要予約・車高制限あり>
<キッズスペースあり>
■ まとめ:葛飾区の物件探し・リノベーションならSHUKEN Re
葛飾区は、交通アクセスが便利な上に、自然豊かで、23区内でも比較的物件価格が安い点が魅力です。
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