公開日:2023-07-30 更新日:2024-09-26
足立区リノベーション物件の狙い目エリアは？中古マンション・戸建て価格をチェック！
この記事では、東京都足立区エリアで物件探しやリノベーション・リフォームを検討している方に向けて、中古マンション・戸建て・団地など物件の傾向と価格を詳しく解説します。
足立区内でもエリアによって中古物件の傾向や価格は変わるため、リノベーション総額も大きく変動します。
足立区全体の中古物件の傾向と平均価格、北千住・綾瀬・西新井・梅島・竹ノ塚など人気エリアごとのリノベーション費用総額の目安を紹介しますので、ぜひ予算の目安にお役立てください。
・北千住・綾瀬・西新井・梅島・竹ノ塚など、足立区の人気エリアのリノベーション費用総額の目安をチェックしましょう。
目次
■足立区リノベーションはどんな人におすすめ？
東京23区の北部に位置する足立区は、利便性・自然環境を備えつつ、リーズナブルな価格の中古物件を見つけやすいエリアです。
※足立区リノベーションが向いている人
- リノベーション総額を抑えたい人
- 間取りやデザインにこだわりたい人
- これから子育てに取り組む人
- 都心に通勤する人
中古戸建て・マンションともに平均価格が安く、リノベーション総額を抑えられる可能性が高いです。
物件購入費用を抑えて、その分リノベーションに予算を回すこともできるため、間取りやデザインを充実させたい方にもおすすめです。
東京都心では新築・中古マンションどちらも高騰していて厳しい状況ですが、足立区なら現実的な予算で検討できるかもしれません。
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また中古物件探しでエリアを選ぶ際は、通勤・通学やお買い物などの利便性に加えて、住環境も重要な要素になります。
かつては治安が悪いイメージが強かった足立区ですが、近年は改善されていると感じている方が多いようです。
足立区在住の満18歳以上の方を対象とした世論調査では、治安が悪いと感じている方が減り、良いと感じている方が増加して過去最高値を更新しています。
また大型の公園や荒川河川敷など自然を感じられるスポットも多く、子育て支援にも力をいれているためファミリー層にも人気です。
※足立区の路線
- 東京メトロ日比谷線
- 千代田線
- 東武伊勢崎線
- 大師線
- JR常磐線
- 京成本線
- つくばエクスプレス
- 日暮里・舎人ライナー
区内にまんべんなく複数の路線が通っていて都心へのアクセス環境も良好なため、通勤しやすいのも足立区の特徴。
■足立区リノベーション物件の傾向は？
具体的にリノベーション計画を立てる前に、足立区の物件の傾向をつかんでおくのがおすすめです。
中古マンション・戸建て・賃貸それぞれの傾向をチェックしましょう。
中古マンション
足立区の中古マンションは綾瀬・西新井・梅島・北千住など、区の中部・南側エリアに多く分布しています。
※足立区で2022年に取引された中古戸建て353件のデータ
- 平均価格：2,859万円
- 延床面積：50㎡
※出典：国土交通省土地総合情報システムを基に弊社集計
1～4LDKまでまんべんなく取引されていて、23区の中では価格も控え目なので、どのようなライフスタイルの方もマンションリノベーションを検討しやすいでしょう。
平均延床面積は小さいですが、60～90㎡の広い中古マンションも数多く見られます。
3LDK以上でも2,000万円前後のリーズナブルな物件が多く、お買い得な傾向です。
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中古戸建て
中古戸建ては足立区全体にまんべんなく分布していて、価格帯や延床面積のバリエーションも豊富なため23区内では選びやすい傾向です。
※足立区で2022年に取引された中古戸建て141件のデータ
- 平均価格：3,014万円
- 延床面積：85㎡
※出典：国土交通省土地総合情報システムを基に弊社集計
綾瀬・北千住など地価が高いエリアは、延床面積100㎡以下のコンパクトな物件が中心で価格も平均より少し高めです。
一方竹ノ塚・西新井・舎人など埼玉県の川口市・八潮市に近いエリアは、延床面積100㎡以上の広めの物件が多くなり価格もリーズナブル。
ファミリー・夫婦二人暮らし・一人暮らしなど、ライフスタイルを問わず戸建てリノベーションを検討しやすいエリアです。
リノベーション賃貸
デザイン性の高いリノベーション賃貸物件は、北千住・綾瀬・梅島など、都心方面の荒川区・葛飾区寄りに複数見られます。
間取りはワンルーム～1LDKが中心で、一人暮らし～カップルの方なら検討しやすいですが、3人以上のファミリーで住める物件は見つけにくいでしょう。
また家賃は10万円～と相場よりかなり高めなので、腰を据えて足立区に住むなら、中古物件をリノベーションしたほうがオトクになる可能性が高いです。
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■足立区リノベーション物件のねらい目エリア
ここからは足立区内の人気エリアごとに、中古物件とリノベーション費用の相場をチェックしていきましょう。
リノベーション費用はSHUKEN Reのスタンダードプラン、80㎡で1,300万円（1㎡あたり16.25万円）と平均床面積で算出します。
詳しいプラン内容についてはこちらをご覧ください。
北千住エリア：1～2LDKのマンションが狙い目
北千住駅・牛田駅などを最寄りとする千住エリアは都心に近いため少し費用は多めにかかりますが、1～2人暮らしの中古マンションリノベーションを検討しやすいエリアです。
※千住のマンションリノベーション費用相場
| 間取り：平均床面積 | 中古マンション平均価格 | リノベーション費用の目安 | 総額 |
| 1～2LDK（46㎡） | 3,386万円 | 747万円 | 4,133万円 |
| 3LDK（66㎡） | 5,180万円 | 1,072万円 | 7,324万円 |
※出典：国土交通省土地総合情報システムを基に弊社集計
1～2LDKのコンパクトなマンションは物件数が多く、平均価格も比較的リーズナブルです。
一方60㎡以上のファミリー向け3LDKマンションは、5,000万円以上の物件が中心で少しハードルは高くなります。
※千住の戸建てリノベーション費用相場
| 平均床面積 | 中古マンション平均価格 | リノベーション費用の目安 | 総額 |
| 58㎡ | 2,562万円 | 942万円 | 3,504万円 |
中古戸建ては平均価格が安いものの、昭和30～50年代の物件が中心のため大規模な補修や耐震補強費用がかかる可能性が高いです。
物件数も少ないので、戸建てリノベーションを検討するならほかのエリアがおすすめです。
綾瀬エリア：1～3LDKのマンションが狙い目
JR・東京メトロが乗り入れる綾瀬駅周辺エリアは、中古戸建てより中古マンションの方が豊富で価格も狙い目です。
※綾瀬のマンションリノベーション費用相場
| 間取り：平均床面積 | 中古マンション平均価格 | リノベーション費用の目安 | 総額 |
| 1～2LDK（32.5㎡） | 2,275万円 | 528万円 | 2,803万円 |
| 3LDK（62㎡） | 3,142万円 | 1,007万円 | 4,149万円 |
※出典：国土交通省土地総合情報システムを基に弊社集計
綾瀬駅周辺は1～2人暮らし向けのコンパクトな中古マンションが豊富で、総額3,000万円前後でリノベーションできそうです。
60～70㎡前後の3LDKマンションも3,000万円前後で見つけやすく、ファミリーの方も検討しやすいです。
※綾瀬の戸建てリノベーション費用相場
| 平均床面積 | 中古マンション平均価格 | リノベーション費用の目安 | 総額 |
| 58㎡ | 3,160万円 | 942万円 | 4,102万円 |
中古戸建ては60㎡前後のコンパクトな物件が中心で、1～2人暮らし向きのエリアと言えるでしょう。
西新井・梅島エリア：ファミリータイプのマンション・戸建てが狙い目
東武伊勢崎線沿線の西新井・梅島エリアは、中古マンション・戸建てどちらも豊富で検討しやすいです。
※西新井・梅島のマンションリノベーション費用相場
| 間取り：平均床面積 | 中古マンション平均価格 | リノベーション費用の目安 | 総額 |
| 1～2LDK（53㎡） | 3,025万円 | 861万円 | 3,886万円 |
| 3LDK（65㎡） | 3,636万円 | 1,056万円 | 4,692万円 |
※出典：国土交通省土地総合情報システムを基に弊社集計
西新井・梅島の中古マンションは60㎡以上のファミリー向け物件が中心です。
床面積が広い分平均価格は少し高めですが、リーズナブルな2,000万円台の中古マンションも見つかります。
※西新井・梅島の戸建てリノベーション費用相場
| 平均床面積 | 中古マンション平均価格 | リノベーション費用の目安 | 総額 |
| 72.25㎡ | 2,718万円 | 1,174万円 | 3,892万円 |
中古戸建ては床面積50～150㎡までさまざまな物件が取引されていて、幅広いライフスタイルの方が検討しやすいでしょう。
竹ノ塚エリア：ファミリータイプのマンション・戸建てが狙い目
東武スカイツリーライン沿いの竹ノ塚エリアは、マンション・戸建てどちらもファミリー向け物件が狙い目です。
※竹ノ塚のマンションリノベーション費用相場
| 間取り：平均床面積 | 中古マンション平均価格 | リノベーション費用の目安 | 総額 |
| 2LDK（58㎡） | 2,300万円 | 942万円 | 3,242万円 |
| 3LDK（63㎡） | 2,942万円 | 1,007万円 | 3,949万円 |
※出典：国土交通省土地総合情報システムを基に弊社集計
竹ノ塚の中古マンションは60㎡以上のファミリー向け物件が中心で、平均価格以下のリーズナブルな物件も見つけやすいです。
コンパクトな1LDKマンションは取引実績がないので、一人暮らしの方はほかのエリアを検討するのが良いでしょう。
※竹ノ塚の戸建てリノベーション費用相場
| 平均床面積 | 中古マンション平均価格 | リノベーション費用の目安 | 総額 |
| 94㎡ | 2,825万円 | 1,527万円 | 4,352万円 |
中古戸建ては100㎡前後の物件が多く、築年数も平成10～20年前後と比較的新しい傾向です。
平均価格も比較的リーズナブルなので、戸建てリノベーションを検討しやすいエリアですね。
足立区周辺エリアの中古物件価格・リノベーション費用相場も解説していますので、こちらも参考にどうぞ。
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■足立区のリノベーション物件選びのコツと注意点
最初に総額予算を把握しよう
ここまで見てきたように、リノベーション費用はエリアや物件選びで大きく変動します。
最初にローン計画を含めた総額予算を把握してからエリアや物件選びに取り組むと、予算オーバーや失敗を防ぎやすくなるのでおすすめです。
リノベーションには住宅ローン・リフォームローンが使えるので、それぞれのメリット・デメリットも踏まえて資金計画を立てておきましょう。
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リノベーション向きの中古住宅を選ぶ
リノベーション向きの中古住宅を選ぶのも、予算内で理想のマイホームをつくるポイントです。
例えば中古マンションの場合、管理状況・構造などリノベーション向きの物件を選ぶとプランの自由度が高くなり、費用も抑えやすいです。
中古戸建でも、雨漏りやシロアリ被害、耐震性不足などの物件を回避すれば、ムダな出費を抑えられます。
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購入時の諸費用に注意
中古戸建て・マンションどちらの場合も、購入時に現金で支払う必要がある諸費用の存在に注意しましょう。
例えば中古住宅の手付金は5～10％が相場で、契約時に現金で支払う必要があります。
仮に2,000万円の中古住宅を購入する場合、100～200万円の手付金が必要になるわけです。
ほかにも印紙代・住宅ローン手数料など様々な諸費用がかかりますので、事前にしっかり把握しておきましょう。
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■足立区のリノベーション会社選びのポイントは？
足立区でリノベーションを検討する際は、おしゃれな施工事例が豊富で、物件選びもワンストップサポートしてくれる会社を選びましょう。
中古住宅と言えば不動産会社のイメージがあるかもしれませんが、最近は物件探しもサポートできるリノベーション会社が増えています。
デザイン性の高い施工事例が豊富なリノベーション会社は、ヒアリング力や提案力が高く、理想のマイホームをつくれる可能性が高くなります。
また物件選びから相談できる会社なら、総額費用を確認しながら選べるので予算オーバーの心配がありません。
理想のマイホームから逆算して物件を探せるので、よりクオリティの高いリノベーションができるのもワンストップ体制のメリット♪
SHUKEN Reはリノベーション・不動産スタッフが連携し、物件選びから理想の住まいづくりまでワンストップでお手伝いする専門店です。
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