公開日:2020-09-25 更新日:2024-07-04
おしゃれ&快適なリビング間仕切りの間取り|千葉・東京のリノベ事例集
今回取り上げるリビング間仕切りは、多目的に使えておしゃれに仕上げやすい、とっても便利なレイアウトです。
建売住宅や分譲マンションだと見かけることが少ない間取りですが、リノベーションを考えている方にはとてもおすすめ。
実際にリノベーションしたおしゃれなリビング間仕切りの写真を見ながら、使い勝手やデザインをチェックしてみましょう。
目次
■ 幅広い暮らしにマッチするリビング間仕切り
日本の基本的な住宅の間取りは、一人一部屋でそれぞれのお部屋に一つの役割を持たせるのが一般的です。
しかし、在宅ワークやリモート学習など、住まいに求める役割が多用化する現代では、1つのお部屋をいろいろな用途に使うことも増えてきています。
そこでおすすめなのは、リビングとつなげたり、個室にしたりと多目的に活用できるリビング間仕切りレイアウト。
詳しくは後半でご説明しますが、ワークスペースや趣味のスペース、子供部屋や家事部屋など様々な目的に転用できるとても便利なお部屋になります。
リビング空間のおしゃれなアクセントに仕上げることもできるため、デザイン性を求める方にもおすすめです。
現代の暮らしにマッチする非常におすすめな間取りですから、リビングリノベーションの選択肢の一つとしてぜひ検討してみましょう。
■ おしゃれなリビング間仕切りリノベ事例集
まずはSHUKEN Reがリノベーションでお手伝いしたリビング間仕切りの事例を見ながら、どんな間取りなのかつかんでいきましょう。
使い勝手やデザインに注目しつつ、気になる物件は詳細ページで間取り図やほかの写真もチェックしてみてください。
事例①
リビングと隣接する間仕切りスペースは、在宅勤務に使えるデスクスペースと趣味のお部屋を兼ねた多目的な間取りに。
普段は開けておいてリビングに開放感をプラスして、パソコン作業に集中したいときは閉めるといった使い分けが可能です。
リビングに来客があったときは閉めて、生活感の見えないスッキリ空間に切り替えられる点も便利です。
デスクスペースの奥は大きなウォークスルークローゼットになっていて、廊下にもつながっているため動線効率もアップしています。
事例②
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
元の水回りを移動してつくった間仕切りスペースは、移動できない大きな柱を無垢材で仕上げておしゃれなシンボルに。
開口幅を大きくとれる3枚式の引き戸で下レールもないため、リビングとつながって解放感のある空間にできるのが特徴です。
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
リビングの隣にあるので、お子さんが小さいときも目が届いて安心できる遊び場になり、エアコンも設置してあるので寝室としても活躍。
お子さんが成長して巣立ったあとも、趣味やデスクスペースなどに転用できて無駄のない間取りです。
事例③
リビングと隣接する間仕切り内を畳で仕上げた和モダンレイアウトのお家です。
リビング全体をブラウン系でまとめているため、間仕切りをオープンしても畳との違和感がありません。
間仕切りを閉めればコンパクトな和室になるため、来客時の応接間や落ち着いて読書するスペースとしても活用できます。
気軽に横になれる畳の間取りは、リビング横にあるとお昼寝やストレッチなどさまざまなシーンで使える便利なお部屋になります。
事例④
事例を見る:Case45「ブルーのキッチンがポイント!北欧インテリア」
間仕切りの開閉でリビングの広さを調整できるようにして、さまざまな使い方に応用できるスペースとして仕上げました。
事例を見る:Case45「ブルーのキッチンがポイント!北欧インテリア」
エアコンはありませんが、ドア上に空気が抜けるランマを設けてシーリングファンをつけているため、リビングと同じ室温で寝室にしても快適。
扉は大型のウォークスルークローゼットにつながっているため、居室にしても使い勝手の良いお部屋になります。
事例⑤
大きな開口幅を確保した引き戸は、収納すると袖壁に隠れるためリビング側がスッキリ納まります。
クローゼット・扉・壁をホワイトに統一しているので、明けても閉めても圧迫感がなく広く見えるのも間取りのテクニック。
大型のクローゼットがあるため寝室としても活用できて、隣のお部屋と背中合わせのクローゼットで防音性能が高いため、別のことをしていても快適に過ごせます。
事例⑥
コンクリートとステンレスキッチンの武骨なイメージがあるリビングと、ホワイトの壁と畳で仕上げた間仕切りスペースの対比が遊び心を感じさせます。
扉を閉めれば完全な洋室になり、開けると雰囲気を調整できるのも面白さを感じさせるポイント。
奥の扉の先は大型のウォークイン収納になっていて、居室として使ったときの実用性も確保。
食後のリラックススペース、寝室などさまざまな用途に使える便利スペースに仕上げました。
事例⑦
事例を見る:Case20「効果抜群!丸い廊下でアクセスフリー!」
最近はキッチン・ダイニング・リビングを一つなぎにした大きな間取りが主流ですが、間仕切りでリビングを切り離せるようにするのも便利なレイアウトです。
家族みんなで食事をとったりコミュニケーションを取ったりするときは開放して、映画やお料理などそれぞれのことをするときは別のお部屋に早変わり。
事例を見る:Case20「効果抜群!丸い廊下でアクセスフリー!」
来客があったときにリビングに通して、ダイニングやキッチンの生活感を隠すことができるのも使い勝手が良いポイント。
■ リビング間仕切り検討のポイント
デザインやレイアウトが自由なリノベーションの場合、リビング間仕切りの作り方も十人十色。
ライフスタイルや使用目的に合わせて細かくカスタマイズすることで、使いやすい間取りに仕上げることができます。
リビング間仕切りを検討するとき、特に注目して考えるべきポイントを3つご紹介します。
・広さ
第一に考えるべきは、間仕切りスペースとリビング全体の広さバランスです。
広さについては、間仕切りを閉めたときの使い方をよくシミュレーションして考えましょう。
間仕切りスペースを広くとりすぎるとリビングが狭くなってしまいますし、狭すぎても使い勝手が悪いです。
ワークスペース・寝室・応接間など使用目的をはっきりさせて、設置する家具や過ごし方を細かくシミュレーションして必要なスペースを割り出しましょう。
・プライバシーの確保
お部屋の使い方によっては、間仕切りスペース内のプライバシーを確保しなければいけません。
例えばリビングでテレビを見ているときに間仕切りスペースで仕事をするなら、音漏れの無い造りにする必要があります。
寝室にする場合も、家族のライフスタイルが違う場合は光や音を遮って静かに過ごせる空間にする必要があります。
家族それぞれの過ごし方とお部屋の使用目的を考えながら、どれくらいプライバシーを確保すべきか検討しましょう。
・間仕切りの構造
リビングとの空間を隔てる間仕切りにはたくさん種類があり、必要な開口幅や使い勝手に合わせる必要があります。
引き戸は扉の枚数を選べる場合があり、扉の枚数が多くなるほど開口幅が広くなるので開けた時の開放感が出ます。
扉もガラスの有無が選べて、ガラスタイプだと間仕切りを閉めてもリビングの明かりを採りこめます。
下レールの無い上釣りタイプは開けたとき見た目がスッキリしますが、すき間が空くため防音性はあまり高くありません。
たくさん種類があってスペースの関係で全部説明するのは難しいですが、使用目的に合わせて適した構造を私たち施工店がご提案します。
■ リビング間仕切りの使い方バリエーション
上でご紹介した事例にもさまざまな用途のリビング間仕切りが登場しましたが、改めて使い方のバリエーションをまとめてみましょう。
・ワークスペース
間仕切りを閉めてコンパクトな個室にすれば、在宅ワークに集中できるワークスペースとして活躍します。
リビングやダイニングの生活感が写らないため、WEB会議に出席する際背景を気にしなくて良いのもgoodポイント。
リビングで仕事をすると気分がなかなか切り替えられない方も、扉を閉めて気持ちをリセットできるのでとてもおすすめです。
・応接間
リビングにお客さんを通すと、ダイニングやキッチンの生活感が気になって事前の片付けタイムが大変ですよね。
間仕切りスペースがあると、お客さんを通して個室化できるため慌てることがありません。
日本の住まいだと専用の応接間を設けるのは難しいですが、お客さんが気を使わずに済むスペースに活用できるのは便利ですね。
・お子さんの遊び部屋
リビングから目が届いてコミュニケーションを取りやすい間仕切りスペースは、小さなお子さんの遊び部屋にもピッタリ。
兄弟がケンカを始めたり、危ない遊びを始めたりしたときにすぐ止めに入れて安心ですね。
遊び場にするとおもちゃが散らかりがちですが、間仕切りを閉めて隠せるので急な来客があっても大丈夫。
おもちゃ専用の収納を設けておけば、お子さん自身が片付けを勉強するのにも役立ちます。
・幼少期の寝室
赤ちゃんから幼少期の数年間はパパママと一緒に寝るケースがほとんどですから、子供部屋を作っても使わないことが多いですよね。
寝るときは間仕切りを閉めて、簡易的な親子寝室として活用するのも一つの手です。
畳の間取りにしておけばベッドを置かなくても布団を敷くだけで眠れるので、スペースを取らずに他の使い方と併用しやすくておすすめです。
・簡易和室/畳スペース
畳の間取りは欲しいけど、1部屋和室をつくるのは難しい…というときにもリビング間仕切りレイアウトはおすすめです。
4.5畳前後の和室だと狭く感じてしまいますが、間仕切りスペースなら開け閉めして広さを調整できるので、小さなスペースで畳を設置できます。
最近はヘリなし畳など洋間に合うデザインもありますので、間仕切りを開けても違和感なく仕上げることができます。
■ まとめ:さまざまなライフスタイルに対応するリビング間仕切り
在宅ワークや子育てなど、さまざまなシーンで活躍するリビング間仕切りは、これからの住まいづくりでぜひ検討したい選択肢です。
使用目的に合わせた広さや構造、全体間取りとのバランスも考えて、おしゃれで便利な住まいに仕上げましょう。
SHUKEN Reはリノベーション専門店として、お客様のライフスタイルに合わせたピッタリの間取りづくりをお手伝いしています。
家づくりが大好きなスタッフが、お客様のご希望や理想をカタチにしますので、どんなこともぜひお気軽にご相談ください。
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