公開日:2022-09-28 更新日:2024-07-04
【間取りあり】水回りの動線が良い住まい|リノベで意識するべき3つのポイント
せっかくリノベーションで間取り変更するなら、意識してほしいのが水回りの動線です。
水回りの動線が良い間取りは、家事の効率が上がったり暮らしやすい住まいになったりと、メリットがたくさんあります。
今回は、水回りの動線が良い間取りを採用した実例と、リノベで意識するべき3つのポイントを紹介します。
リノベによってどのように暮らしの質が上がるのかも解説していますので、参考にしてみてくださいね。
・動線が良い間取りのメリットを実例を元に確認しましょう。
・リノベーションで水回りの動線が良い間取りを作るポイントを解説します。
目次
■どうすれば水回りの動線が良くなる?おすすめの間取り実例7選
「水回りの動線が良い」7つの住まいの間取り実例を紹介します。
①【キッチン・ダイニング】料理がはかどる間取り
キッチンとダイニングを横並びにして、配膳・下膳を楽にした間取りです。
ダイニングで子供が勉強したり料理をお手伝いしたりする際も、すぐそばで様子を確認できるため安心です。
横並びのダイニングは食材の一時置きの場所としても使うこともできます。
キッチンには腰壁を付けて、ワークトップの手元が見えない間取りにしました。
急な来客時も、キッチンを焦って片付けなくても手元を隠すことができます。
キッチンが1段上がっているので、より高い腰壁を採用できる点もポイント。
キッチン・洗面脱衣所が扉無しでつながる間取りのため、風が抜ける快適な環境で料理ができます。
②【脱衣所・ファミリークローゼット】洗濯がストレスなくできる間取り
脱衣所とファミリークローゼットを直結させた間取りです。
広々とした洗面脱衣所なので、家族が洗面台を使っているタイミングでもストレスなく洗濯ができます。
洗濯機周りにラックを置いて下着・タオル類をまとめて収納しました。
洗面所側の造作棚にはハンガーパイプを設置。
洗濯物やタオルをかけて室内干しできるスペースです。
脱衣所からは直接ファミリークローゼットへ行けます。
乾いた洗濯物をすぐにしまうことができるため家事の時短に♪
洗濯に関する動作を1ヵ所で完結できる家事動線の良い間取りです。
③【水回り全体】さまざまな家事を同時並行できる間取り
水回りとファミリークローゼットを間取りを中央に配置して、空間の行き来を楽にしたリノベーション事例です。
キッチンと洗面脱衣所が横一直線につながります。
洗濯物を回しながら食器洗いをしたり、オーブンで調理している間にお風呂掃除をしたりと、同時並行で家事を行いやすいです。
キッチン横にはミニパントリーを作りました。
ロボット掃除機の基地も作ったため、料理や洗濯の間に掃除を済ませることもできます。
夫婦それぞれの時間を大切にできる、家事効率を考えたリノベーション事例です。
④【洗面所・ファミリークローゼット】「朝の身支度」がストレスなくできる間取り
洗面所とファミリークローゼットを直結させ、朝の準備がストレスなく行える間取りです。
2人並んでも使えるような幅広い洗面台を採用しました。
通路幅にゆとりを持たせ、家族みんなが洋服選びをスムーズに行えるファミリークローゼットに。
洗面所とクローゼットの間には大きな姿見を付けました。
朝の準備をスムーズに完結できるようにしたリノベーション事例です。
⑤【洗面脱衣所・寝室・クローゼット】「寝る前の準備」がスムーズになる間取り
事例を見る:Case131「Living with Cats」
洗面脱衣所・寝室・ファミリークローゼットを一直線にまとめ、「寝る前の準備」をスムーズにできるようにした間取りです。
入浴して洗面台で身だしなみを整え、そのまま寝室へ行って休むことができます。
洗面台は最低限の収納ですが、クローゼットがすぐ近くにあるため、下着やパジャマをすぐに取りに行くことができます。
プライベートスペースをつなげて使い勝手の良い間取りにしたリノベーション事例です。
⑥【玄関・洗面所】帰宅後にすぐ洗面所へ行ける間取り
玄関と水回りを直結させ、帰宅後の動線にこだわった間取りです。
画像右側のドアから洗面所に入り、帰宅後すぐに手を洗うことができます。
浴室も一体になっている空間のため、汗をかいた日は同時に入浴もできてしまう便利な空間です。
トイレ横のドアからはLDK側の廊下に出られるため、わざわざ玄関に戻る必要がありません。
帰宅後の動線が考え抜かれたリノベーション事例です。
⑦【玄関・キッチン】買い出した荷物をスムーズにしまえる間取り
玄関とキッチンの近さを活かしたリノベーション事例です。
玄関寄りに冷蔵庫を配置したため、買い出した食材をすぐにしまうことができます。
食材を運ぶ負担を減らしたリノベーション事例です。
■リノベで意識するべき「水回りの動線を良くする」ための3つのポイント
リノベーションで意識するべき、水回りの動線を良くするための3つのポイントを紹介します。
①水回りの動線は近づける
水回りの間取り変更をできるなら、水回りをまとめて動線を短くしましょう。
水回りをまとめることで、空間の行き来が楽になり家事の効率が上がります。
さらに、水回りと玄関・クローゼットなどをまとめると、生活動線も良くなって暮らしやすい間取りになるでしょう。
リノベーションする物件を探すときは、水回りの空間が近い物件を探すことをおすすめします。
水回りが元々まとまっていれば、大きな配管の移動などが伴わないため、リノベ費用を抑えることができるからです。
また、マンションの場合は配管の移動が不可能なケースも少なくありません。
水回りの移動を希望するなら、事前にマンションの規約などを確認しましょう。
②複数の空間を一体化させることで移動距離を縮める
空間がコンパクトなため、動線が確保できないケースもあります。
また、リノベーションの場合は壁が撤去できなくて、動線が悪くなってしまうこともありますよね。
そのようなときは、複数の空間を一体化させた間取りも検討しましょう。
こちらの間取りは、トイレと洗面所を一体化させた間取りです。
トイレを独立させると、寝室からしか洗面脱衣所へ行けなくなりますが、一体化させることで玄関から直接行くことができます。
また、夜にトイレに行きたいときも、洗面脱衣所を通っていけるため楽です。
このように間取りが制限されがちなリノベーションは、柔軟な考えを持って動線が良くなる工夫をしましょう。
③設備の位置を少し変更するだけでも動線が良くなることも
リノベーション工事は物件の状況により、思ったような間取り変更ができない場合も少なくなりません。
そのようなケースでも水回りの設備の位置を少し変更するだけで、格段に動線が良くなることもあります。
こちらはキッチンの向きを変更したリノベーション事例です。
before
元々は縦方向にキッチンが付いていた物件。
after
リノベ後はキッチンを横向きに変更しました。
キッチンの向きを変えることでダイニングと横並びになるため、配膳がしやすい動線に。
さらに、ダイニングの反対側にはパントリーも作ることができました。
このように、設備の向きを変えたり少しの移動をするだけで、動線の良い間取りを作ることは可能です。
既存の間取りを活かして、暮らしやすい動線を考えてみてくださいね。
■まとめ:「水回りの良い間取り」を採用して暮らしやすい住まいを作ろう
水回りの動線を意識して間取りづくりをすると、暮らしやすい住まいになります。
自分が楽したい家事や重要視したい動線を考え、空間の配置を決めることが大切です。
また、物件の状況に合わせて動線を考えるのがリノベーションのポイント。
空間をまとめたり設備の向きを変更したりして、動線を良くする工夫をしましょう。
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