2020-08-28
家事動線リノベでスッキリ暮らそう|時短&家事ラクテクニック事例
掃除にお料理、洗濯や買い出しと毎日の家事は住まいの中でも不満が出やすいポイント。
1日の中でも多くの時間を使うことだからこそ、間取りやレイアウトのアイデアで楽して楽しくこなしませんか?
今回は家事ラクリノベの考え方やメリット、実際の家事ラク間取り実例などをご紹介します。
今のお住まいに不満や使いづらさを感じている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
■家事動線リノベで時短&家事ラクハウスに
■家事動線リノベのメリット
■【部位別】家事動線リノベの考え方
■リノベ事例集で見る家事ラク間取り
■家事動線リノベで時短&家事ラクハウスに
・そもそも家事動線ってなに?
家事動線とは、お料理や洗濯などの家事をこなす際の移動経路のことです。
例えば洗濯の場合、洗濯機から物干し場まで、取り込んだ後の収納場所までが家事動線となります。
毎日のお掃除や料理など、住まいの中ではたくさんの家事をこなしていますので、家事動線も複数のルートが存在しています。
動線が交わりすぎていると家族同士で渋滞してしまい、長すぎると効率が悪く疲れる間取りになってしまうことも。
・リノベーションで家事負担を軽減して豊かな暮らし
家事のこなし方やルールはご家庭によって違いますが、新築の間取りは使い勝手にぴったりフィットしているとは限りません。
間取りの自由がない建売住宅や分譲マンションはたくさんの人の平均値を取っているため、細かい部分まで手が届かないのは仕方がないこと。
オーダーメイドで家事動線に配慮した間取りを作れるリノベーションは、ライフスタイルに合わせた使い勝手の良い住まいを目指すことができます。
便利な家電や設備のおかげで、昔に比べると家事の負担は少なくなりましたが、それでも毎日かける時間と労力は少なくありません。
間取りの工夫で家事効率をアップすれば、時間と労力を減らして趣味や家族とのコミュニケーションにあてることができます。
今のお住まいの使い勝手に不満がある方や、毎日時間に追われてリラックスできない方は、ぜひ家事動線について一度考えてみて下さい。
■家事動線リノベのメリット
リノベーションで家事動線を改善すると、どんなメリットがあるのか具体的に見ていきましょう。
・重いものを運ぶ負担軽減
リノベーションで家事動線を短くすれば、水やお米などの重たい買い物や、水を吸った洗濯物を運ぶ負担軽減につながります。
肉体的な負担にくわえて、精神的な負担軽減にもつながり、効率アップで家事時間の短縮も期待できます。
出入り口の幅を広げて通りやすくしたり、段差をなくして転倒リスクを減らしたりすることも物を運ぶ負担軽減になりますね。
・時間を有効に使える
複数の家事動線を近づけて同時に作業をこなせるようになると、効率が大幅に向上して時間を有効に使うことができます。
例えば忙しい朝の時間、キッチンから洗面所に抜ける動線を設ければ、湯沸かしをセットしてから洗濯機を回すといった動きができますよね。
洗面所からキッチンの様子が分かれば、お料理の様子を見ながらお子さんの身支度を手伝うこともできます。
家事動線を効率的に整えることで時間を短縮し、余裕を持った生活を送ることにつながりますよ。
・子育てと家事を両立しやすい
これから出産や子育てを迎える方にとっては、家事と子育ての両立は大きなテーマといえます。
特に赤ちゃん期から幼児期の目が離せない期間は、お子さんの様子を見ながら毎日の家事をこなさなければいけません。
家事動線リノベなら、お子さんの人数や子育てスタイルに合わせた間取りで、無理のない両立を目指すことができます。
うっかり目を離してお子さんがケガすることを防ぎ、家事もきれいにこなせるのは子育て期の大きな助けになるでしょう。
■【部位別】家事動線リノベの考え方
住まいの中でも家事に大きく影響するのはキッチン・洗面所・リビングダイニングの3箇所です。
それぞれの場所の家事動線リノベについて考えてみましょう。
・キッチン
事例を見る:Case0064「「ホテルライクな新築風」をあえて、リノベで叶える贅沢」
リノベーションでキッチンの家事効率を考える際は、レイアウトと配置を他の間取りや使い方に合わせることが大切です。
キッチンのレイアウトはI型・L型・ペニンシュラ型・アイランド型などたくさんのバリエーションがあり、それぞれ一長一短。
リビングダイニングへの動線やお買い物から帰ってきたときの玄関からの動線にも配慮し、ライフスタイルに合わせたレイアウトを考えましょう。
アイランドキッチンのように2方向に抜ける動線があると、動作に合わせて効率の良い移動ができます。
家族みんなで料理を楽しむときも、行き止まりがないためぶつかることなくスムーズに取り組める間取りになります。
・洗面所
朝の身支度、洗濯、お風呂の出入りと、こなすことが多い洗面所は動線が混み合って使い勝手が悪くなりやすいポイント。
廊下・キッチン・寝室など複数の出入り口があると回遊性がアップし、朝の混雑を避けることができます。
回遊性が高い間取りだと目的に合わせて効率の良い動線を描くことができるため、家事効率アップも見込めます。
・リビング/ダイニング
最近の主流になっている一つなぎのLDK空間は、配膳や食器を下げるときの動線選択肢が多く家事ラクにつながる間取りです。
また、リビングに隣接して家族全員分の洋服を収納するウォークインクローゼットを設けるのも家事ラクアイデアの一つ。
バルコニーから取り込んだ洗濯物をリビングでたたんで、そのままクローゼットに収納すれば、各部屋に衣類を配る手間がかかりません。
大きなウォークイン空間なら室内で着替えもできるため、思春期のお子さんが居ても大丈夫です。
居室とリビング両方にドアを設けて、回遊性をアップさせるのもおすすめの家事動線間取りです。
■リノベ事例集で見る家事ラク間取り
SHUKEN Reがお客様のご要望に合わせてお手伝いしたリノベーション事例から、家事ラク間取りをピックアップしてご紹介します。
それぞれの間取り図や工事にかかった期間など細かいデータや他の写真もありますので、気になる事例は詳細もチェックしてみてくださいね。
【事例1】子育てとお料理を両立
もともとの和室をリビングの一部として拡張し、お子さんが遊べるクライミングウォールを中心に回遊性を持たせた間取りになっています。
廊下が短くなってリビングからトイレや洗面に直接出入りできるようになっている点も、家事動線効率のアップにつながっていますね。
さらに独立タイプのキッチンを開放的な対面キッチンに変更して、お料理中もリビングで遊ぶお子さんの様子を眺めることができます。
お料理する姿を見せることで自然と興味が生まれ、自然にお手伝いやお料理を学べるのもうれしいですね。
【事例2】便利なパントリーで収納力と回遊性アップ
独立タイプのL型キッチンを開放的な対面スタイルに変更し、大型のパントリーで収納力と家事効率をアップ。
パントリーには洗面につながるドアも設置し、複数の家事を同時にこなせる回遊性の高い間取りになっています。
全体をぐるりと回れる行き止まりのない間取りは、こなす家事によってルートを変えて効率よく取り組むことができそうですね。
【事例3】作業効率の良いオープンキッチン
事例を見る:Case0062「LDKで過ごす ”家族時間”」
リビングに面した対面キッチンは、左右どちらからも出入りできて効率のよい家事動線を描けます。
事例を見る:Case0062「LDKで過ごす ”家族時間”」
キッチン背面のカップボードには炊飯器や電子レンジなどの調理家電を配置し、移動の少ない動線で作業時間を短縮。
手の届く場所に必要なアイテムをまとめることで、お料理の負担を減らして楽しむことができそうですね。
■まとめ:家事ラクリノベーションはSHUKEN Reにおまかせください
今回は家事動線リノベーションによる、毎日の家事負担軽減について考えてみました。
リノベーションによるオーダープランで家事効率アップを目指すには、ライフスタイルに合わせた私たち施工店の提案力が欠かせません。
せっかくお金と時間をかけてリノベーションしても、カタログやショールームのプランをそのまま当てはめるだけでは使い勝手は良くならないでしょう。
SHUKEN Reはたくさんのリノベーションをお手伝いしてきた経験から、お住まいの不満や負担を解消するピッタリの家事ラクプランをつくります。
「マンションだけど間取りを変えられるの?」「リノベーションでどこまでできるの?」といった疑問についてもお応えしますので、お気軽にご相談ください。
オンライン相談もご用意していますので、ちょっとした疑問についてもぜひご活用ください。
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