公開日:2021-10-18 更新日:2024-07-04
リフォームで全面改装するならどの業者を選べばいい?
「リフォーム業者はどこまで対応してもらえるの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
完成イメージや必要な工事によって、リノベーション業者、リフォーム業者どちらを選ぶべきかも違います。
そこで今回は、リフォーム業者に全面改装を依頼するケースを解説します。
両者のメリット・デメリット、事例、費用などもわかるので、ぜひ最後までご覧下さい。
■全面改装でリフォーム業者はどう選べばいいの?
全面リフォームもリノベーションも「改装」という意味では明確な違いはありません。
でも実は、以下の点が明確に違います。
- ・リノベーション:新しい機能を加えて再生させる、刷新する
- ・リフォーム:既存の機能を改善する、交換する
例えばマンションの玄関を改装するとしたら…
- リノベーション:玄関土間のスペースを広げて、玄関&シューズクローゼットに改装する
- リフォーム:既存の靴箱を大型のものに交換する
自由な発想でイチから家をデザインしなおしたいと考えている方は、全面リフォームができるリノベーションを検討するのがおすすめです。
一方で、「今の家に満足しているけど改善したい部分がある」という場合は、リフォームを検討してみて下さい。
<関連コラム>
リノベーションとリフォームの違いとは?メリットデメリット・費用相場も解説!
■全面リフォームはなぜ人気なの?
家づくりの方法はさまざまですが、中古マンションや戸建てを買って全面リフォームをする方が増えています。
人気の理由は、以下のとおりです。
【全面リフォームのメリット】
- ・地価が高いエリアでも、築古の家つき物件は安いor値引き交渉しやすいケースがある
- ・既存の躯体を活用できるので費用をおさえられる(新築するなら躯体の工事費が高額)
- ・古い物件であっても、アイディアと業者の実力次第でデザイン性&機能性の高い家に再生できる
実際に築古の物件であっても、驚くほどおしゃれで快適な家に全面リフォームした事例がたくさんあります。
後ほど全面リフォーム事例と費用を紹介するので、ぜひチェックして下さい。
一方で、全面リフォームにはデメリットもあります。
【全面リフォームのデメリット】
- ・一般的に築古住宅を購入するため、売りたいときに買い手がつきにくい
- ・全面リフォーム後の間取りや設備が大衆向けではない場合、やはり売りづらいケースがある
- ・一般的に工期が長くて仮住まいが必要
- ・業者によっては、施工中に追加工事が必要になるケースがある
- ・家の構造、マンションの管理規約などの影響で、リフォームの範囲が狭まるケースがある
特に施工中の追加工事に関しては、高額な追加費用が必要になるケースもあるので注意が必要です。
例)
- ・床を剥がしてみたら、家の土台が腐食していた
- ・排水管を掘り起こしてみたら、水漏れがあった など
ただしこのようなデメリットは、責任を持って見積もり前の現地調査をする業者との出会いで解消できます。
ぜひ、信頼できる業者に全面リフォームを依頼して下さい。
SHUKEN Reには「見積もり前の現地調査」、「必要のない工事を提案しない」などのこだわりがあります。
費用や業者選びについてはこちらのコラムを参照ください。
リノベーション費用の相場は?プロが教える業者選びと費用を抑えるコツを徹底解説!
■リフォームをおすすめするケース
設備の不具合や故障、外壁や内装の劣化など、特定の部分を改善する必要がある場合は、リフォームがおすすめです。
リフォームのメリット・デメリットも確認しておきましょう。
【リフォームのメリット】
- ・家の一部改装なので、費用が安くて工期が短いのが一般的
- ・家全体のデザインを変更せず、必要な部分だけ最新の設備に交換できる
【リフォームのデメリット】
- ・住宅設備の交換時には、既存の家のデザインと新しい設備のデザインが合わないケースがある
- ・リフォーム業者の専門外の工事を依頼すると、高くつく可能性がある
一般的なリフォーム業者の役割は、既存の家の不具合を解消することです。
業者の専門外の工事を依頼すると、外注が必要なため高くつく可能性があります。
デザイン性も重視して家のあちこちをなおしたい場合は、自社施工業者に依頼をするのがおすすめです。
SHUKEN Reは、自社施工のリノベーション会社です。
デザインへのこだわりに定評があり、キッチンや家具の造作も可能です。
■おしゃれな全面改装リフォーム事例を紹介
全面改装リフォームで家がどの程度変化するのか、費用はいくらなのかが気になりますよね。
SHUKEN Reが手掛けた事例を、価格帯ごとに紹介しますので参考になさって下さい。
【〜1000万円】
こちらは70㎡(約21坪)のマンションを、ペットとの暮らしを中心に全面リフォームした事例です。
費用は800万円でした。
玄関土間を広げて、ベビーカーやペットカートがおける十分なスペースを確保しました。
こちらはペット専用ルームです。
フロアタイルはクッション性のあるコルクで、ワンちゃんの脚に負担がかかりにくいのが特徴です。
また巾木を30センチほどの高さにし、ワンちゃんたちが壁によりかかっても汚れが目立たない&掃除がしやすい素材を採用しています。
※巾木とは、床と壁のつなぎ目を隠すための内装材です。
キッチン背面には、ペットルームの様子をのぞける室内窓がありますよ。
ワンちゃんたちと一緒に、のびのび暮らせる家が完成しました。
次に、50㎡(約15坪)の戸建てを住居兼仕事場に全面リフォームした事例です。
費用は800万円でした。
植物で空間デザインをしている施主様は、デザインの方向性がハッキリしていて、建具や家具の収集品もたくさんお持ちでした。
時代物の建具は、現代の一般的な家の規格に合わないケースもあります。
自由に空間をデザインして好きなものを配置できるのは、全面リフォームの醍醐味です。
【1000万円〜2000万円】
プランナーが施主様の好みや持ち物を詳しく伺い、造作収納、家具、お取り寄せなどあらゆる手段で希望を実現した事例です。
費用は1100万円、工期は50日でした。
マンション1階の専用庭付きのお宅です。
集合住宅とは思えない開放感ですよね。
壁のレンガ、ヘリンボーンの床も、味わいがあります。
開放感の秘密は、マンション特有の圧迫感のある天井を可能な限り撤去したことです。
電気配線や配管があらわになり、ご夫婦お好みのインダストリアルな雰囲気のお住まいが完成しました。
キッチンのタイルは、奥様のご希望を伺ってたくさんのサンプルを用意。お好みの、渋い色味のタイルが見つかりました。
寝室とリビングをむすぶウォークスルークローゼットは、洋服の数をヒアリングして、オリジナルで設計しました。
トイレ・洗面所は、ホテルライクな仕上がりです。
次に115.3㎡(約34坪)のヴィンテージマンションを、リゾートのような空間にリノベーションした事例です。
費用は1500万円、工期は60日でした。
幅7mの大きな窓は、リゾート感を演出する最高の材料になりました。
窓内側に採光をコントロールできるウッドシャッターを設置しています。
造作洗面台や広くつくりなおしたバスルームも、リゾートホテルのようです。
マンション規約のような制約がある場合でも、アイディア次第で理想の家を実現できます。
マンションの全面リフォームについては、↓こちらでも事例やお客様の声などを紹介しています。
【2000万円〜】
196.94㎡(約59坪)の戸建て(3階+地下室)を、全面リフォーム前提で購入した事例です。
ホームエレベーター撤去、間取り変更などを含む全面リフォームで、費用は2000万円、工期は75日でした。
事例を見る:case078「COLORFUL × STYLISH」
ホームエレベーターを撤去したスペースに、来客用洗面台を設置しました。
ご家族のセンスが光る、ゴージャスな空間ですね。
事例を見る:case078「COLORFUL × STYLISH」
キッチンにパントリーを設置。
パントリーの扉は鏡になっていて、空間が広く感じます。
事例を見る:case078「COLORFUL × STYLISH」
ダイニングキッチンから続くお部屋は、シアタールームです。
事例を見る:case078「COLORFUL × STYLISH」
ご家族専用の洗面所は、ランドリースペースも兼ねています。
雨の日も、ストレスフリーで洗濯物を干せます。
事例を見る:case078「COLORFUL × STYLISH」
この他にも規模、テイストが違う事例がたくさんあります。
全面リフォームプランの参考になるので、ぜひチェックしてみて下さい。
■まとめ:改装の規模に合わせて使い分け
リフォームは家の一部を改善しますが、全面リフォームでは家を丸ごとデザインしなおせます。
建売物件を見て「もっと自分好みのデザインにしたい」、現在のご自宅で「もっと楽しい暮らしがしたい」などと感じているなら、全面リフォームを検討してみて下さい。
ただし全面リフォームには工期が長い等のデメリットもあるので、まずはどんなプランニングが可能かを業者に相談するのがおすすめです。
SHUKEN Reには、デザイン性、機能性ともに高い満足感を得られる全面リフォーム実績が多数あります。
家づくりが大好きなプランナーが長期的な視野で提案いたしますので、具体的なイメージが無い段階でもお気軽にご相談下さい。