公開日:2021-02-11 更新日:2024-07-04
水回りの間取り変更リノベで家事ラク生活♪東京・千葉のリフォーム実例
お風呂やキッチンの水回り間取り変更は、ライフスタイルに合わせた暮らしやすい間取りをつくることができるリノベーションです。
今回は実際の水回り変更リノベーションを見ながら、暮らしやすい家事ラク間取りの作り方を解説します。
水回りの間取りでよくある失敗と対策もご紹介しますので、リフォーム・リノベーションの参考にしてくださいね♪
目次
■ 水回りは間取り変更できる?
キッチンやユニットバスの移動は大掛かりなイメージがあり、実際にできるのかどうか気になりますよね。
戸建て住宅・マンションそれぞれの、水回り移動事情を簡単に解説します。
・戸建て
一般的な木造の戸建て住宅については、水回り移動を含む間取り変更のハードルは高くありません。
構造上重要な柱や耐力壁を除けば間取りの自由度は高く、給排水管の移動も比較的やりやすい環境です。
特殊なコンクリート構造などを除けば、理想の水回りレイアウトを実現しやすいといえるでしょう。
・マンション
団地やマンションなどの集合住宅の水回り変更は、構造と管理規約の2点をクリアできるかどうかがポイントです。
鉄筋コンクリート造のマンションは、給排水管をコンクリートに埋設していると大きな移動が難しい場合があります。
管理規約によって水回りの移動が禁止されているケースもあるため、管理組合への確認・申請が必要です。
この2点をクリアできれば、水回りの間取り変更はそれほど難しくありません。
■ 水回りの間取り変更リノベーション実例
実際に水回りの位置を変更して、使いやすい間取りに仕上げたリノベーション実例をピックアップしました。
それぞれ住まい全体の間取り図やほかの写真も、詳細ページにご用意しています。
気になったお住まいは、ぜひ全体をチェックしてみてくださいね。
BEFORE
AFTER
壁に囲まれた独立キッチンを、開放的でおしゃれなダイニングカウンターレイアウトに変更。
リビングの日の光が届く、明るい空間に生まれ変わりました。
BEFORE
AFTER
基本的なレイアウトはそのままに、トイレの位置を変更して洗面所を拡張。
作業スペースたっぷりの洗面カウンターで、忙しい朝の時間帯も渋滞しません。
独立キッチンはリビングとつなげて、解放感のある縦長LDKに変更しました。
調理中も家族とコミュニケーションを取ることができ、お子さんも見守れるレイアウトです。
■ 使いやすい水回り間取りの作り方
・効率の良い家事動線を考える
せっかく水回りを移動するのなら、住まい全体の動線を考えて効率良く家事をこなせるようにしましょう。
例えば洗濯機置き場と物干しが近づけば、家事動線が短くなって効率化につながります。
玄関とキッチンも近い方が、重たい食材を運ぶ距離が短くなります。
水回りをただ一か所に集めるだけではなく、それぞれの家事を効率良くこなせる配置をいろいろ考えてみましょう。
・ショートカットを活用する
水回りをつなぐ動線を増やすショートカットは、効率の良い暮らしにつながるおすすめの間取りテクニック。
洗面所とキッチンをつなぐ定番ショートカットがあると、お料理の様子を見ながら洗濯物を取り出せてとっても便利♪
動線の選択肢が増えるため、結果的に最短ルートで複数の家事をこなすことができます。
ショートカットをうまく活用して、効率良く家事や身支度がこなせる水回りを考えてみましょう。
・収納を十分配置する
キッチン・洗面・トイレ・ユニットバスの水回りは、しっかり収納を設けることでより使いやすくなります。
例えば洗面所は、タオル・掃除用具・化粧品・ドライヤーなど複数のアイテムが集まる場所。
収納が不足するとモノがあふれてしまい、使い勝手が悪くなりお掃除の手間も増えてしまいます。
壁厚収納や天袋収納など、間取り変更の自由度を活かしてなるべく収納量を多く確保しましょう。
■ 水回りの間取りでよくある失敗例と対策
・夜中にトイレの音がうるさい
寝室とトイレの位置関係が近いと、ほかの家族が水を流したときの音が気になることがあります。
音に敏感な方は目が覚めてしまうケースもあるため、眠りの質にも関わる要注意ポイントです。
【対策】⇒トイレと寝室を隣接させず一部屋挟む
レイアウトの関係で寝室とトイレが近くなってしまう場合は、必ず隣接させず一部屋挟むようにしましょう。
間の部屋が防音層となることで、かなり水の音を軽減してくれます。
廊下・収納・洗面所・お風呂など小さなお部屋でもOKなので、なるべく隣接を避けましょう。
・洗面所で家族が渋滞する
家族の人数が多いと、朝の洗面所が混雑するのは定番の悩みポイントですよね。
せっかく水回りリノベーションしても、前と同じサイズの洗面台だと結局一人ずつしか身支度ができません。
【対策】⇒造作洗面台で同時に使えるようにする
登校や出勤の時間帯がかぶる場合は、オーダー可能な造作洗面台で同時に身支度を整えられるようにしましょう。
カウンタータイプの洗面台でワイドミラーを選べば、横並びで同時にメイクやヘアセットをこなせます。
カウンター下の収納量も増えて、使いやすい洗面所になるのもgood。
・通気が悪くすぐカビが生える
マンションなど気密性の高い構造や日当たりが悪い水回りは、毎日お掃除してもカビが生えやすい環境になってしまうことがあります。
特に湿気の影響を受けやすい洗面所、水が露出しているトイレは、カビが生えやすい間取りです。
【対策】⇒調湿建材を活用する
日当たりの悪い北側などカビが生えやすい状況が予想される場合、程よい湿度を保ってくれる調湿建材を使うのがおすすめ。
タイルなどの調湿建材は、湿度が多いときに水分を吸い込み、乾燥すると吐き出す作用があります。
カビの原因となる湿気や結露を防いでくれるため、結果的にカビの発生を軽減しやすいです。
・キッチンの生活感が丸見え
開放的なオープンキッチンは、リビングから内部の生活感が丸見えになってしまうケースが多いです。
特に食事回数が多い赤ちゃん期~幼児期のお子さんが居ると、常にシンクをきれいに保つのが難しいため失敗したと感じる方が多いようです。
【対策】⇒LDKレイアウトや壁配置に工夫する
オープンキッチンを採用する場合は、リビングからの目線に配慮したレイアウトを考えましょう。
例えば直線的な縦型リビングより、ダイニングを挟んだL型リビングの方が生活感は見えにくいです。
対面キッチンの立ち上がり壁を少し高くしたり、ハーフオープンの間取りにしたり、壁配置に工夫するのも有効です。
お料理効率やデザインも重要ですが、リビングからキッチンへの目線にも配慮してみましょう。
・お客さんがいるとお風呂に入りにくい
脱衣所の出入り口がリビングに面していると、来客時にお風呂から出るのが気まずいと感じるケースが多いです。
親戚や良く知った友人なら気にならないかもしれませんが、来客が多いご家庭では気になるポイントです。
【対策】⇒脱衣所の出入り口を2つつくる
リビングと脱衣所が隣接する場合は、廊下や居室などもう一つの出入り口も設けると来客時も気兼ねなくお風呂を使いやすいです。
各部屋へのショートカットにもなり動線効率が良くなるため、利便性がアップするのもメリット♪
特に洗面所は複数出入り口を設けるとメリットが大きいため、積極的にショートカットを考えてみてください。
■ まとめ:水回りの間取り変更リノベは理想のマイホームへの近道♪
キッチンや洗面所を移動する水回りの間取り変更リノベは、家事動線を作り変えて理想の間取りに近づけることができます。
いまのお住まいの家事効率に不満を感じている方は、水回り設備を移動して暮らしやすい間取りを考えてみましょう。
わたしたちSHUKEN Reはたくさんの水回り変更リノベーションをお手伝いした経験をもとに、理想の間取りプランをご提案します。
一戸建て・マンションともに水回り変更可能かどうかの診断も受け付けていますので、図面をお持ちになってお気軽にご相談ください。
千葉県浦安の本店・東京都世田谷区のショップでの対面相談のほか、オンライン相談も実施しています。
お家づくりとお話が大好きなスタッフと一緒に、楽しみながら理想の住まいを考えてみませんか?
このコラムを見た人におすすめ
・マンションのキッチンこそコーディネートにこだわる♪おしゃれなLDKリノベーション事例を紹介
・おしゃれな洗面カウンターは造作でつくる♪東京・千葉の洗面リノベ実例
・リノベでつくった広いキッチン実例【千葉・東京版】|おしゃれに楽しくお料理♪
・おしゃれで清潔なステンレスキッチンのメリット・デメリット|千葉のキッチンリノベ実例