公開日:2021-01-17 更新日:2024-07-04
「造作家具」で自分らしいリノベを実現♪【千葉・東京のリノベーション実例付き】
マンションや一戸建てのリノベーションでよく聞く、
「収納が少ない」
「収納家具を増やすとお部屋が狭くなってしまう」というお悩み。
これを解決するのに役立つのが、既製品の収納家具ではなく、場所に合わせてつくる「造作家具」です。
「オリジナルの家具なんて高額になってしまうのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は、製作の依頼方法や作り方によっては、とてもリーズナブルかつ、便利な収納が実現できるんです。
今回は、造作家具の魅力とメリット、そしてリノベで上手に造作家具を取り入れる方法についてご紹介します。
SHUKEN Reのリノベーションでも頻繁に造作家具を製作し、ご満足いただいております。
実例もたくさんご紹介します。
■ 造作家具ってどんなもの?
造作家具とは、メーカーの既製品を使わず、その場所に合わせて造り付けられる家具のことです。
場所に合わせたサイズはもちろん、収納なら棚板の間隔など細かいところまで自分が使いやすいようにカスタマイズできます。
素材やデザインも一から決められるので、自分らしく暮らしやすいお部屋作りにぜひ取り入れたい要素です。
造作家具の代表的なものは本棚やTVボード、カップボード、キッチンカウンター下収納、キッチンや洗面所の吊戸棚収納、玄関収納など様々なものがあります。
■ 造作家具のメリット
・動きや体格、間取りに合わせた使いやすい家具
造作家具のメリットは、「自分仕様」の家具を作れることです。
普段、暮らしていて不便だと思っていた部分や、無駄な動きが多い…と思う部分を徹底的に洗い出してみましょう。
すると、「家具の位置が悪くて手が届きにくいキッチン吊戸棚」「物が探しにくいクローゼット」など、家具が原因で暮らしにくさを感じる部分が意外と多いことに気づく方もいらっしゃいます。
自分の身長や動きに、家具のサイズや仕様が合っていないと、様々な面で「ストレス」を感じやすくなります。
ストレスは意欲低下にもつながり、気づかないうちに仕事や家事など普段の生活に支障が出ているかもしれません。
逆に、使いやすい家具であれば、ストレスなく生き生きと暮らせますよね。
造作家具のおかげで「毎日が楽しくなった!」というお声をたくさんいただきます。
また、おうちの間取りや部屋の大きさを決めるときは、その部屋に配置する家具のおおよその検討をつけた上で決める必要があります。
このシミュレーションが不十分だと、家具を配置した後で「移動がカニ歩き」「人がすれ違う幅がない」など、不便を感じる点が出てきがちです。
でも、既製品の家具ではどうしてもゆとりができない…そんなときこそ、造作家具の出番です。
・収納するものに合わせてぴったりサイズで作れる
造作家具は、動線の良い間取りや身体に合うサイズ、位置に作れるという以外にも、収納するものに合わせて細かいカスタマイズができることも大きなメリットです。
例えば本棚を造作でつくるとしたら、主に収納する雑誌や本のサイズ、普段愛用しているメーカーのファイルボックスやレターケースなどのサイズに合わせて、1つ1つの棚板やユニットのサイズを決めることができます。
棚板の縦位置は、既製品でも調節可能なものは多いですが、ユニットの横幅をミリ単位でオーダーメイドできる既製品は限られています。
もし、理想としている収納棚の仕様があるならば、始めから造作でぴったりサイズを作ったほうが合理的です。
・配線類が隠せてスッキリ
もう一つ、造作家具の良い点として、「配線類を上手く隠せる」ということが挙げられます。
市販のTVボードやパソコンデスクにも、各種配線を通す穴がついています。
でも、ブルーレイレコーダーやプレイヤーなどから、ゲーム機、インターネットのルーターなどなど、各家庭によってTVボードに入れたい家電は違いますよね。
造作なら、どこから配線を通すかを決めて製作できますし、家具自体の好きな場所にコンセントをつけるということもできます。
工夫次第で外からは配線が全く見えない、お掃除もしやすいコンセント周りも実現できますよ♪
・地震でも倒れないので安全
意外と見落とされがちですが、造り付けの収納や棚は、壁面に直接棚板やキャビネットなどを固定するので、家具自体が倒れるという心配がありません。
大きくて重いカップボードや本棚は、地震対策としてホームセンターなどで売っている「転倒防止のつっぱりポール」で家具の上部と天井を突っ張って固定することが多いですよね。
こうした災害対策はとても重要ですが、つい面倒で後回しにしている人も多いのではないでしょうか?
造作家具なら、始めから家の壁に固定されているので安心です。
■ リノベーションで造作家具を作る、依頼する方法
では、「造作家具」をリノベで使いたい!というときは、どのように依頼すればよいのかを解説します。
・リノベ会社に相談する
最も確実なのは、「造作家具の実績が多いリノベ会社に依頼する」ことです。
自社で様々な造作家具に対応可能なところもあれば、造り付けでも決まった仕様の収納しか選べない会社もあります。
リノベ会社のHPの施工事例をチェックして、オリジナル造作家具の実績があるか、自社で家具を製作する環境があるかなどを確認してみましょう。
・造作家具は現場大工工事か工場での家具製作の2パターンある
ところで、オリジナルの造り付け家具の製作は大きく分けて、リノベの施工をする職人(大工さん)が現場でつくる「大工工事」と、「家具工場などで家具職人が製作」する2パターンがあります。
オープン棚や枠、ポールをつけるだけのクローゼットなどシンプルな設計なら、リノベの施工と同じ職人さんに現場でつくってもらうことができます。
逆に、複雑な仕様や凝ったデザインの家具の場合は、精密な作業や専用の機械が必要になるため、専門の家具工場で家具職人が製作することになります。
デザインにこだわるのであれば造作家具はコストアップしやすくなりますが、シンプルなつくりなら、現場で同じ職人さんの作業になるため新たな人件費がかからず、既製品を購入するよりもコストカットになる場合もあります。
ただし、リノベーションを依頼する会社によってどの程度の造作が大工工事に含まれるかの線引きは異なるので、事前に確認しておきましょう。
■ 既製品も上手に使おう!
造作家具をつくるときは、既製品を上手に組み合わせるとより使いやすくなります。
造作のオープン棚は、棚板ごとに設置するBOXと寸法を合わせて製作するのもおすすめです。
システム収納向けのBOXは、プラスチックやボール紙製など様々なバリエーション、デザインがあります。
また、吊戸棚やキッチンユニットなど、設置型で大きめの収納も様々な既製品があります。
例えば、IKEAはリーズナブルでおしゃれなキッチン収納、クローゼット収納ユニットなどが有名ですよね。
お気に入りの既製品を使うことを前提に、その家具のサイズに合う空間デザインをするのも賢い方法です。
■ まとめ
造作家具は、「自分らしく、快適に暮らせる家」づくりにとてもおすすめの要素です。
特にリノベーションは、単なるリフォームに収まらず、「今の物件をより自分にとって暮らしやすく、快適にカスタマイズする」という側面が大きいものです。
私たちSHUKEN Reがお手伝いしたこれまでの経験から見ても、より「自分仕様にカスタマイズ」された内装デザインを求めて中古+リノベを選択されたという方がとても多いです。
あらたな物件へリノベして住み替え、又は今の住まいのリノベーション。
どちらの場合でも、住まい心地を重要視するなら間取りや設備の更新に加えて、家具やインテリアをもっと使いやすくできないか?ということもぜひ考えてみていただきたいと思います。
千葉県、関東圏で造作家具を取り入れたリノベーションはSHUKEN Reにお任せください。
私たちSHUKEN Reは、お客様のご要望に合わせたオーダープランのリノベーションを得意としています。
デザインや設備など、どんなご要望も私たちスタッフにお話いただければ、イメージづくりをお手伝いさせていただきます。
今回ご紹介した「造作家具」を取り入れたリノベーションをしたいというご要望も、デザインや建材選びはもちろん、ライフスタイルに合わせた使いやすい収納づくりなど柔軟に対応します。
東京の世田谷と千葉の浦安には、造作キッチンのデザインも体感いただけるショップもご用意しています。
興味のある方は、ぜひ遊びに来てくださいね♪
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