公開日:2021-01-16 更新日:2024-07-04
マンションのキッチンこそコーディネートにこだわる♪おしゃれなLDKリノベーション事例を紹介
マンションのキッチンは条件が厳しいケースが少なくありませんが、だからこそデザインと使い勝手にこだわるべきです。
キッチンをしっかりコーディネートすると、LDK全体がとってもおしゃれに仕上がります。
今回はおしゃれなマンションキッチンリノベ事例を見ながら、こだわるべきポイントをチェックしていきましょう。
マンションキッチンでよくあるギモンについてもお応えしますので、ぜひ参考にしてください♪
目次
■ キッチンでLDKがおしゃれになる?
最近はキッチンデザインに力を入れているメーカーが多く、好みに合わせて選びやすくなっています。
マンションで多い一つなぎのLDKレイアウトではリビングからキッチンが見えるため、デザインにこだわるとおしゃれなお部屋に仕上がります。
キッチン単体だけで考えるのではなく、LDK全体のトータルコーディネートを考えてみましょう。
■ おしゃれなマンションキッチンリノベ実例
実際のリノベーションでつくった、おしゃれなマンションキッチンレイアウトをご紹介します。
詳細ページに全体の間取り図とおうち全体の写真も掲載していますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
LDKの中にオープンタイプのステンレスキッチンをチョイスし、空間全体をおしゃれに仕上げました。
扉なしのキャビネットで圧迫感を無くし、奥の棚で収納力はしっかりカバー。
最近は対面レイアウトが主流ですが、シンプルな壁付けキッチンもおしゃれに仕上げることができます。
キッチンから直接ダイニングテーブルにアクセスできるため、動線効率も良好です。
家族とのコミュニケーションも取りつつ、生活感は見えにくいバランスの良いLDK配置です。
広いワークスペースでシンクとコンロの距離が近いL型キッチンは、お料理効率の良さが魅力♪
カウンター越しにリビングが見えるため閉塞感がなく、生活感を見せずにおしゃれな空間をキープできます。
シンクとコンロを分けた二列型キッチンは、お料理効率抜群のレイアウト。
前後に配置したワークスペースを使い分けながら、ひろびろお料理できる理想のキッチンです♪
シンクがリビングから直接見えないため、お客さんが来たときもスッキリしているのもgood。
事例を見る:Case51「パーティースタイルのおもてなしLDK」
おしゃれなペニンシュラキッチンの奥に、たっぷり収納のパントリーを配置。
吊戸棚のない開放的なオープンキッチンですが、背面のカップボードと合わせて使いやすい構成になっています。
パントリーの入り口はアール開口にして可愛らしいアクセントに♪
事例を見る:Case51「パーティースタイルのおもてなしLDK」
■ マンションキッチンリノベでこだわるべきポイント
・収納の量と使い勝手
スペースが限られることが多いマンションのキッチンは、特に収納にこだわりたいところ。
収納の量が不足するとキッチンにモノがあふれてしまい、使い勝手やお掃除効率の低下を招きます。
キッチン本体の収納量はもちろん、カップボードも検討しながら必要な物がすべて納まる収納量を確保しましょう。
常温の食材と調理器具が多いなら、キッチンパントリーの間取りもおすすめ。
ちょっとしたスペースでもかなり収納力がアップするため、意外とマンションでも採用しやすい間取りアイデアです。
・コンセントの数と位置
炊飯器・電子レンジ・電気ケトルなど、キッチンで使う家電製品は意外と多いです。
コンセントが足りないと延長コードだらけになってしまいますので、使いやすい場所に必要な数配置しましょう。
・家事動線とリビングダイニングとの連携
キッチンのレイアウトではよくシンク・冷蔵庫・コンロの3点が重要視されますが、リビングダイニングへの動線にも注目しましょう。
配膳や飲み物・調味料を取りに行くときなど、キッチンとダイニングの行き来は意外と多いです。
動線効率が悪いと一つの動作に時間がかかり、毎日の積み重ねで大きなストレスになり得ます。
キッチン・ダイニングテーブル・リビングのソファとの連携にも注目して、レイアウトを考えてみましょう。
・高さ
キッチン作業のしやすさに大きく影響するカウンターの高さもこだわるべきポイントの一つ。
キッチンの高さはよく「身長÷2+5cm」という計算式が使われますがこれはあくまでも目安。
手足の長さやお料理スタイルによって変わるため、必ず実際の高さを体験してピッタリの高さを割り出しましょう。
履いているスリッパやまな板の厚みでも感覚はかなり変わります。
ショールームで高さを確認するときは、自宅でのお料理スタイルをなるべく再現して確認しましょう。
・ゴミ箱の位置
マンションキッチンのお悩みとしてよく挙がるのが、ゴミ箱の収納場所。
せっかくきれいに仕上げたキッチンに、ゴミ箱が露出しているのはちょっと悲しいですよね。
キャビネット下やカップボードの中など、きれいに収納できてサッと取り出せる場所を確保しましょう。
■ マンションキッチンのよくあるギモン
・位置変更はできますか?
【回答】⇒マンションの構造と規約によります
給排水管が移動できる構造で、管理規約で禁止されていなければ、マンションでもキッチンの移動は可能です。
過去に移動した事例があるマンションなら移動できる可能性が高いため、管理組合に聞いてみるのがおすすめです。
マンションの図面や管理規約をお見せいただければ私たちでもある程度判断ができますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
・今のキッチンの替えどきは?
【回答】⇒寿命で考えると20~30年が目安
キッチンの耐久性目線で考えると、給排水管の寿命目安となる20~30年が替えどきといえます。
水栓金具のパッキンや給水管のつなぎ目などが劣化すると水漏れの原因となるため、トラブルを予防する意味でもキッチン交換する意味は大きいです。
ただし使いにくいキッチンを我慢するストレスを抱えて生活しているなら、早めのタイミングで交換する方が良いケースもあります。
・引き出しと扉はどちらがおすすめ?
【回答】⇒お料理道具のサイズによります
シンク下のキャビネット収納は引き出しと扉を選べますが、一長一短ありますのでお料理のスタイルと調理器具に合わせましょう。
引き出しキャビネット | 扉キャビネット | |
メリット | ・上下段に分かれるので収納量がアップする | ・ずん胴や背の高い鍋を収納しやすい |
デメリット | ・背の高いお鍋をしまいにくい
・作業スペースの奥行が必要 |
・無駄なスペースが生まれる
・奥の物を出し入れしにくい |
例えば煮込み料理などで使う背の高いお鍋があるなら扉キャビネット、細かい調理器具の種類が多いなら引き出しキャビネットが向いています。
カップボードなどほかの収納とのバランスも考えながら、実際の利用シーンをシミュレーションして選ぶようにしましょう。
・食洗器って必要ですか?
【回答】⇒本当に必要かしっかり考えましょう
システムキッチンのオプションで悩む方が多いのが、ビルトイン食洗器のオプションです。
スイッチ一つで洗い物が終わるのはとても便利ですが、収納スペースが減ってしまうため悩みますよね。
今はお子さんが居て洗い物が多い場合も、巣立って食器が減ると手洗いの方が早いケースもあります。
お米が付いた食器や油汚れなどは予備洗いが必要なメーカーもあるため、食事スタイルによっては手洗いとさほど変わらない可能性もあります。
便利なイメージだけで選ぶのではなく、食洗器の性能や利用シーンをしっかり考え、本当に必要な場合はつけるようにしましょう。
■ まとめ:マンションのキッチンはデザイン&使い勝手にこだわる♪
広さの制限があり難しいマンションキッチンのレイアウトですが、使い勝手はもちろんおしゃれなデザインにもこだわりましょう。
キッチン一つでLDKをよりおしゃれに仕上げることができますので、トータルコーディネートに挑戦してみてください。
私たちSHUKEN Reは、キッチンと内装を含めたトータルコーディネートのリノベーションプランをご提案しています。
ここではご紹介しきれないおしゃれなマンションキッチン事例もたくさん公開していますので、ぜひご覧ください。
東京・千葉エリアを中心に住まいづくりをお手伝いしていますので、どんなリノベーションのご相談もお待ちしております。
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