公開日:2026-04-05 

65平米(㎡)マンションで3~4人家族が快適に暮らせる間取り実例|リノベーションで子育てしやすい住まいを実現

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65㎡マンションで4人家族で暮らすための間取りリノベーション術

 

子育て世代で現在、マンションなどの集合住宅に住んでいる方は、「これから家族が増えるけど、今のマンションで住み続けられるか不安」「子どもの学区を変えたくないのでできれば住み替えはしたくない」などのお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

 

特に、都市部に多い65㎡前後のマンションに住んでいる場合、「3人家族や4人家族になっても快適に暮らせるのか」と不安に感じるケースも少なくありません。

 

このコラムでは、65㎡前後のマンションで3~4人家族(夫婦+子ども1~2人)で快適に暮らせるマンションリノベーション事例を紹介します。

 

物件価格を抑えつつリノベーションで理想の住まいを手に入れたい方や、希望のエリアでコンパクトでも3~4人家族で快適に暮らせる住まいを実現したい方は参考にしてくださいね。

 

この記事のポイント
  • ・65㎡前後のマンションは、3~4人家族にはややコンパクトですが、リノベーションでご家族にフィットした間取りにすることで、快適な暮らしを実現することは十分に可能です。

  • ・コンパクトなマンションでは、開放感の演出と、デッドスペースを減らしてライフスタイルに合った適材適所の収納を作るなどの工夫で、狭さを感じさせない間取りと、散らかりにくい仕組みを作ることがポイントです。

SHUKEN Re 編集部


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住宅リノベーション専門家集団が、単に情報をまとめただけの簡易的な記事ではなく、真剣にリノベーションを検討している読者に役立つ、価値ある中身の濃い情報をお届けしています。

 

 

 

■65㎡のマンションに多い間取り

 

65㎡のマンションはどんな間取りが多いか

 

はじめに、65㎡前後のマンションはどんな間取りが多いのか、実際の取引データで確認してみましょう。

 

例として、世田谷区の直近1年間の中古マンション取引データ(※国土交通省不動産情報ライブラリ、2026年3月確認時点)を、専有面積別に統計すると以下のようになります。

 

専有面積

取引件数

15㎡

80件

20㎡

81件

25㎡

113件

30㎡

57件

35㎡

75件

40㎡

118件

45㎡

132件

50㎡

137件

55㎡

175件

60㎡

206件

65㎡

173件

70㎡

226件

75㎡

246件

80㎡

155件

85㎡

107件

90㎡

59件

95㎡

47件

100㎡以上

109件

 

(参考)国土交通省ウェブサイト「不動産情報ライブラリ」を参考に弊社で作成

 

上記のように、世田谷区では60㎡~75㎡の中古マンションが多く取引されていることが分かります。

 

このうち、65㎡のマンションの間取りを見てみると以下のようになっています。

 

間取り

取引件数

3LDK

63件

3DK

4件

2LDK+S

12件

2LDK

82件

2DK

3件

1LDK+S

3件

1LDK

6件

 

(参考)国土交通省ウェブサイト「不動産情報ライブラリ」を参考に弊社で作成

 

上記のように、専有面積65㎡のマンションで最も多い間取りは2LDK、次に多いのが3LDKとなっています。

 

次に、65㎡マンションに多い2LDK、3LDKはどんな家族構成やライフスタイルの方に適した間取りなのか、暮らしのイメージを紹介します。

 

 

2LDKの特徴

 

2LDKは、主寝室+個室1部屋で、3人家族に最もおすすめの間取りといえます。

 

主寝室以外の個室は、子ども部屋にするのはもちろん、お子さまが親と一緒に寝る小さい間は客間や収納スペースに、お子さまが独立後は書斎にするなど、ライフスタイルの変化に対応して使い方を変えて快適に住み続けやすい点も特徴です。

 

〈65㎡・2LDKの間取りの目安〉

  • ・LDK:16〜18畳
  • ・主寝室:6〜7畳
  • ・個室:5〜6畳

 

 

3LDKの特徴

 

3LDKは、主寝室+個室2部屋で、3~4人家族におすすめの間取りです。

 

ご夫婦+お子さま2人の4人家族の場合、個室2部屋をそれぞれ子ども部屋にすることで、家族それぞれのプライベートを重視した住まいになります。

 

また、1部屋を広めに作ってお子さまが小さい間はきょうだいで共有し、将来2部屋に分けるなど、各部屋の広さの配分によって家族構成やライフスタイルの変化に対応できるのが魅力です。

 

この場合、もう1部屋を夫婦の仕事部屋や趣味スペースとして使えるほか、一時的にゲストルームとしてお客さま用の寝室にするなど、柔軟な対応ができます。

 

〈65㎡・3LDKの間取りの目安〉

  • ・LDK:10〜12畳
  • ・主寝室:6畳
  • ・個室:4.5〜5畳×2部屋

 

 

■65㎡マンションは4人家族だと狭いのか

 

65㎡マンションは4人家族だと狭いのか

 

結論からお伝えすると、65㎡は国の推奨基準(4人家族:95㎡)よりもコンパクトですが、都心ではリノベーションで間取りを最適化することで、4人家族で心地よく暮らすための『ちょうどいいサイズ』であると言えます。

 

参考に、都市居住型の誘導居住面積で示されている、家族人数別に推奨される延床面積を以下に紹介します。

 

家族構成

面積

単身

40㎡

2人家族

55㎡

3人家族

75㎡

4人家族

95㎡

 

(参考)国土交通省ウェブサイト「住生活基本計画(全国計画)

 

上記の都市居住型誘導居住面積水準は、「豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要」と考えられる住宅の推奨面積を示しています。

 

同じく国が設定しているもう1つの面積水準である「最低居住面積水準」をご紹介します。

 

家族構成

面積

単身

25㎡

2人家族

30㎡

3人家族

40㎡

4人家族

50㎡

 

(参考)国土交通省ウェブサイト「住生活基本計画(全国計画)

 

上記の最低居住面積水準は、健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅の面積の水準で、4人家族なら最低50㎡以上が最低限必要と示されています。

 

65㎡という広さは、4人家族の最低居住面積水準を大きくクリアしており、フルリノベーションで廊下などのデッドスペースを削れば、心地よく暮らせる「ちょうどいいサイズ」であると言えます。

 

実際に、都市部の中古マンション市場では65〜75㎡前後の物件でも、間取りと収納を最適化したリノベーションで快適な暮らしを実現されている方が多くいらっしゃいます。

 

ただし、お子さまが小さい間は4人家族で65㎡前後でもあまり気になりませんが、中学生以上になると、間取り次第では収納が足りなくなったり、プライバシーが気になったりする場合があります。

 

また、最近は個室だけでなく、書斎や趣味専用の部屋などを作りたいというご要望も増えています。

 

中古マンションでご自身にぴったりの間取りが見つからないという場合は、「フルリノベーションで条件が良い間取りに変える」のがおすすめです。

 

フルリノベーションなら、65㎡前後のマンションでも、3人以上で快適に暮らせるプランを実現できます。

 

〈関連コラム〉

4人家族で快適に暮らせる3LDKマンションのレイアウト実例|リノベーションアイデアも紹介

【東京の狭小マンション】3人家族で40・50・60㎡では狭い?リノベーションの間取り実例と広げる工夫

 

 

■65㎡で3~4人家族が快適に暮らせるマンションリノベーション事例

 

専有面積65㎡前後のマンションで実現した、ご夫婦+お子さまの3~4人家族で暮らしやすいリノベーション事例をご紹介します。

 

限られた空間を最大限に活用して部屋数の希望を満たしつつ、動線や収納、開放感にも配慮した、ご家族の暮らしにフィットする住まいづくりのアイデアをたくさんご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

4人家族のリノベーション事例

 

 

【63㎡・2LDK】縦の空間を活かして充実の住まいへリノベーション

 

【63㎡・2LDK】縦の空間を活かすリノベーション

 

独身時代に購入した63㎡のマンションに住む、ご夫婦+お子さま2人の4人家族のお施主さま。

 

2人のお子さまが成長し、手狭になってきたことから、住み替えと迷った結果、リノベーションを選択されました。

 

リノベーションのポイントは、専有面積63㎡で4人で快適に暮らすための工夫を盛り込むことや、片付けがラクになる収納を確保することでした。

 

リノベーションでは(二重天井の懐を活かして)天井高を最大約20cm上げ、縦方向の空間を有効活用しました。

 

なお、確保できる高さは構造体(スラブ)の位置や換気ダクトの経路によって物件ごとに異なるため、事前の現地調査が不可欠です。

 

物件項目

内容

築年数

17年

リノベーション後の間取り

2LDK + WIC + SIC + パントリー + ロフト

専有面積

63㎡

リノベーション費用

約2,000万円
※上記は施工当時の価格です。

 

 

リノベーション前間取り図

63㎡マンションのリノベーション前間取り図

 

リノベーション後間取り図

63㎡マンションのリノベーション後間取り図

 

ロフトベッドで子ども部屋のスペースを増やしたリノベーション事例

 

2人のお子さまのための子ども部屋にはロフトベッドを造作し、下のスペースは収納としてもベッドとしても使える仕様にしました。

 

リノベーションで天井高を上げたことで、ゆとりのあるロフト空間になっていますよね。

 

小上がりにして収納を増やした寝室

 

主寝室も床を上げて、床下に大きな床下収納を3つ確保しているので、かさばるキャリーケースや布団もすっきり収納できます。

 

さらに、階段そのものも前面が引き出しになっているという充実ぶりです。

 

ファミリークローゼット

 

ご家族の衣類を一括収納できる大きなファミリークローゼットもあります。

 

収納を1か所にまとめることで、個室をより広く使えるようになったのもうれしいポイントです。

 

オープン棚で省スペースで収納力をプラス

 

また、生活スペースの収納は扉をつけず、なるべくオープンにしたこともポイントです。

 

以前は物を出し入れするたびに扉を開け閉めするのが手間でしたが、必要な物にすぐ手が届くようになりました♪

 

キッチンの欲しい場所に収納を生み出すリノベーション

 

キッチンの奥のパントリースペースにも、隣接している寝室の床下を一部取り込んで、調味料などを入れるワゴン収納を増やしています。

 

小さな工夫ですが、適材適所に収納を確保することで、整理整頓のしやすさが格段に上がり、きれいな住まいをキープできるようになりますよ。

 

〈お施主さまの声〉

広さは変わっていないのに、暮らしやすさは格段に良くなりました

「いちばんの違いは、やっぱり持ち物が収まるところに収まったこと。取り出しやすくて戻しやすいから、部屋がラクに片付くようになりました。いまは家事・育児・仕事で手いっぱいなので、このストレスがなくなるだけでも全然違うんですよ」

 

 

【67㎡・2LDK】対面→壁付けキッチンに変えてゆとりある住まいに

 

【67㎡・2LDK】対面→壁付けキッチンに変えてゆとりある住まいに

 

67㎡という限られた広さの中で、ご夫婦+お子さま2人の家族4人が心地良く暮らせるよう、収納や水回りのプランに工夫を盛り込んだリノベーション事例です。

 

水回りの位置から見直す大胆な間取り変更で、家族みんながゆったりと過ごせる、広々として明るいLDKが生まれました。

 

物件項目

内容

築年数

21年

リノベーション後の間取り

2LDK + WIC + パントリー

専有面積

67㎡

リノベーション費用

約1,300万円
※上記は施工当時の価格です。

 

 

リノベーション前間取り図

67㎡のマンションリノベーション前間取り図

リノベーション後間取り図

67㎡のマンションリノベーション後間取り図

 

お施主さまがリノベーション後の間取りで最も重視したのは、家族4人がゆとりをもって過ごせるLDKの広さでした。

 

家族4人でゆったり過ごせるよう、和室をなくしてリビングを広げ、天井高をぎりぎりまで上げて開放感を高めました。

 

壁付けキッチンに変更してLDを広くした事例

 

元々対面式だったキッチンは、コンパクトで省スペースな壁付けタイプに変更したことで、ダイニングテーブルを置くゆとりもできました。

 

壁付けキッチンは調理スペースとテーブルが近いのもメリットで、振り向くだけで配膳と後片付けができ、家事ラクにも貢献しています。

 

間仕切り壁をなくしてリビングと隣接させたプレイスペース

 

元々和室だった場所は、LDKに隣接した家族で自由に遊べるプレイスペースになりました。

 

天井の段差の向こう側にはロールスクリーンが設置されていて、将来はここを半分に仕切って、プレイスペースを奥さまの寝室にする予定なのだそうです。

 

LDKと水回りに隣接したファミリークローゼット

 

プレイスペースの隣には、奥さまの念願だったファミリークローゼットを配置しました。

 

ご家族全員の衣類を1か所でしまえるので家事の時短につながり、収納量も増えて大助かりとのこと。

 

ほかの部屋まで服を取りに行く手間がなく、さらに、右側の洗面室・脱衣所との距離も近いので、着替えのピックアップもラクになったそうです。

 

オープン棚と扉付き収納を設けた玄関

 

玄関にはオープンシェルフの他に、隣り合う個室の面積を削って傘からベビーカーまですっきりと収納できる扉付き収納をプラス。

 

既存の部屋の面積を調節して必要な部分に振り分けられることも、フルリノベーションならではの大きなメリットです。

 

〈お施主さまの声〉

「以前の住まいでも一度リフォームを経験していますが、リフォームとリノベは全然違う!と今回はじめて実感しました。ただきれいになるだけじゃなく、間取りから自分たちの暮らしに合わせているから、毎日の生活が劇的にラクになったんです。

特に収納動線が短くなったこと、水回りが近くなって子どものお世話がしやすくなったことが大きいですね。もちろんインテリアが素敵になったのもうれしい!外に出掛けても帰ってくるのが楽しみな家になりました」

 

 

3人家族のリノベーション事例

 

【61㎡・2LDK】部屋数を減らして開放的LDK&収納力アップ

 

【61㎡・2LDK】部屋数を減らして開放的LDK&収納力アップ

 

ご主人が独身時代に購入した61㎡・3DKのマンションにご家族3人で暮らすお施主さま。

 

ひとり暮らし→ご夫婦2人暮らし→お子さまが誕生して3人暮らしと家族が進化していくうちに、キッチンの狭さや収納の使い勝手の悪さなどが気になるようになったそうです。

 

娘さんの小学校入学前に、子ども部屋を設けてこれまで感じていた住まいの不満も解消したいとリノベーションに取り組むことになりました。

 

物件項目

内容

築年数

37年

リノベーション後の間取り

2LDK + WIC + SIC

専有面積

61㎡

リノベーション費用

約1,000万円
※上記は施工当時の価格です。

 

 

リノベーション前間取り図61㎡マンションリノベーション前間取り図

リノベーション後間取り図

61㎡マンションリノベーション後間取り図

壁を取り払ってワンフロアLDKにリノベーション

 

見晴らしのいいバルコニー側はリビングと和室の2部屋が並んでいましたが、間仕切り壁を取り払ってワンルームの広々としたLDKに一新。

 

LDの天井は躯体あらわしにして、白でまとめた空間のカッコいいアクセントにしています。

 

リノベーションで広く使いやすくなったキッチン

 

さらに、以前は東西の方向に壁付けで配置されていて、間口が狭く使いにくさを感じていたキッチンを、90度回転させて南北にゆったりと配置しました。

 

冷蔵庫が入るパントリー

 

広さはもちろん、キッチンで作業しながらリビングのテレビが見られるようになり、パントリーも設置することができて、使い勝手も大きく改善しました。

 

造作机のある子ども部屋

 

玄関を入ってすぐ左手には、ヘリンボーンの柄のフロアタイルがおしゃれな子ども部屋があります。

 

お子さまの成長に合わせて長く使えるようにと、デスクは市販の学習机ではなく造り付けにしました。

 

大容量のファミリークローゼット

 

子ども部屋の隣には、洋服があちこちに分散して使いにくかったというお悩みを解決するため、ウォークインクローゼットを設けて、洋服を一括収納できるようにしました。

 

掃除機やスーツケースなどもラクラク置ける便利なスペースになりました。

 

収納力の高い玄関土間スペース

 

狭くて靴を置ききれなかった玄関は、リノベーションで個室を少し削って玄関土間を大きく広げたことで、収納力が大きくアップしました。

 

お子さま用自転車もラクラク置ける広さで重宝しそうですね♪

 

壁面の有孔ボードには、旅行先で購入したプレートなど、思い出の品も楽しくディスプレイできます。

 

〈お施主さまの声〉

「すごく住みやすいです。やっぱり、キッチンが使いやすくなったのがいちばんですね。料理をするにも食器を選ぶにも、テンションが上がるというか…(笑)。ダイニングで勉強する娘を見守りやすくなったのもうれしいです」と奥さま。

リノベ前の悩みや不満が全部解消されたのがよかったですね」とおっしゃってくださったのはご主人。「少ない収納スペースにたくさん物を詰め込んでいて、取り出すのが大変だからと、使わなくなってしまった物がいろいろとあったのですが、そんなこともなくなりました」

 

 

【65㎡・2LDK】フレキシブルな小上がり空間のある家

 

【65㎡・2LDK】フレキシブルな小上がり空間のある家

 

お子さまを授かったことをきっかけに、中古マンションを購入して夫婦ふたりでリノベーションに取り組まれた事例です。

 

リビングに隣接した和室をLDKとつなげて、多目的に使える小上がり空間を作ったことで、さまざまなシーンやライフスタイルの変化にも対応できる、長く快適に暮らせる住まいが完成しました。

 

物件項目

内容

築年数

22年

リノベーション後の間取り

2LDK + WIC

専有面積

65㎡

リノベーション費用

約1,700万円
※上記は施工当時の価格です。

 

 

リノベーション前間取り図

 

65㎡のマンションリノベーション前間取り図

リノベーション後間取り図

65㎡のマンションリノベーション後間取り図

 

広々としたリビングにリノベーション

 

リノベーションでは、住まいの奥まった場所にあったキッチンをバルコニー側に移動して、リビングと一体の広々使えるスペースに変更。

 

リビングに隣接した小上がりスペース

 

リビング隣接の和室は、LDKとつながった小上がりスペースに一新しました。

 

 

寝室やキッズスペースなど多用途に使えるだけでなく、下部が収納になっているので、来客用の布団や季節家電などをすっきりとしまっておけます。

 

造作の収納付きベンチ

 

小上がりの脇にある、造作のベンチシートの内部は大容量の収納スペースになっています。

 

お子さまのおもちゃが増えても安心ですね♪

 

明るく風通しの良いダイニングキッチン

 

バルコニー側に移動して、明るく風通しの良い空間に生まれ変わったダイニングキッチンです。

 

ダイニングテーブルは、内装に合うデザインとスペースにぴったり収まるサイズで造作しました。

 

左右の通路にも余裕があって、快適に使えそうですよね♪

 

パントリー

 

キッチンのすぐ隣にはパントリーがあり、そのまま洗面室&廊下へと抜けられるつくりになっています。

 

上の写真の右側の棚はキッチン家電に合わせた奥行きになっているので、通路に凹凸ができず、動線もスムーズです。

 

ウォークインクローゼット

 

こちらは、両側に枕棚とハンガーパイプを設置した大容量のウォークインクローゼットです。

 

元々の物件の天井が高めだったため、枕棚のスペースがたっぷりとれ、ハンガーパイプも上下2段にできました。

 

対面側には脱衣室があり、ランドリールームも兼ねているので、室内干しした衣類をウォークインクローゼットにしまう動線がとてもスムーズです。

 

収納扉と出入口扉を兼ねた引き戸

 

脱衣室の出入り口の扉は引き戸にして、引き戸を閉じると、タオルやインナーなどをしまえる収納棚が表れる、出入り口の扉が収納扉も兼ねる仕様にしました。

 

引き戸にしたことで脱衣室を広く使えるようになり、さらに、洗濯物を畳む場所としまう場所が同じなので、片付けがとてもラクになったそうです。

 

〈お施主さまの声〉

「朝起きてカーテンを開けると、明るくて開放感があって本当に気持ちいいんです。住み心地は大満足で、“早く帰りたいと思える家”を作ることができたのがうれしいです。」

 

まだまだ紹介しきれなかったマンションリノベーション事例がたくさんありますので、ぜひチェックしてくださいね。

 

 

専有面積ごとのリノベーション事例が見たい方は以下のコラムからどうぞ♪

 

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■リノベーション前提で中古マンションを選ぶポイント

 

リノベーション前提で中古マンションを選ぶポイント

 

リノベーション工事の規模や難易度は、どの物件を選ぶかによって大きく変わるため、たとえ物件価格を抑えられても、リノベーション費用がかさんで結果的に予算オーバーになってしまうという失敗につながる可能性があります。

 

そのため、リノベーション前提で中古マンションを購入する場合も、家族の人数や欲しい部屋数、理想の暮らしが実現しやすい物件を選ぶのがベストです。

 

この章では、リノベーション前提で中古マンションを選ぶ場合のポイントを紹介します。

 

 

できるだけ理想に近い(近づけやすい)間取りを選ぶ

 

マンションの間取りには「田の字型」「センターイン型」「ワイドスパン型」など、いくつかのパターンがあります。

 

それぞれの特徴を理解しておくことで、希望するリノベーションが実現できるかどうかを判断しやすくなります。

 

 

分譲マンションの主な間取りパターンとメリット・デメリット

 

 

田の字型(たのじがた)

田の字型マンションの間取り図

日本の分譲マンションで最もスタンダードな間取りで、玄関からバルコニーまで1本の廊下が通り、その左右に部屋が配置されている様子が「田」の字に見えることからこう呼ばれます。

 

プライバシーを重視する方や、ベーシックな住みやすさを求める方に向いています。

 

メリット

  • ・玄関側とバルコニー側の両方に窓があるため、光や風が通りやすい
  • ・各個室が廊下を挟んで分かれているため、家族間でもプライバシーを確保しやすい
  • ・構造がシンプルで間取り変更(2LDK→1LDKなど)しやすい

デメリット

  • ・中央を貫く廊下に面積を割かれるため、居住スペースがやや削られる
  • ・共用廊下側に個室の窓が面することが多く、外を通る人の気配や視線が気になる場合がある

 

 

センターイン型

センターイン型のマンション間取り図

住戸の中央付近に玄関が配置されているタイプの間取りです。

 

効率的な面積利用を重視する方や、高級感のある空間づくりを求める方におすすめです。

 

メリット

  • ・玄関から左右に振り分ける形で各部屋へアクセスできるため、廊下が短く、居住スペースを広く取れる
  • ・片方をリビング(公)、もう片方を寝室(私)と明確にゾーニングしやすい
  • ・玄関を挟んで両側にバルコニーを設けている物件が多く、開放感が高い

デメリット

  • ・構造上、1フロアあたりの戸数が限られるため供給数が少なく、物件価格が高め

 

 

ワイドスパン型

ワイドスパン型のマンション間取り図

バルコニーに面した間口(スパン)が、一般的なマンション(約6m)よりも広い、7〜8m以上あるタイプを指します。

 

明るさと開放感、リビングの広さを重視する方におすすめです。

 

メリット

  • ・多くの部屋がバルコニーに面しているため、日当たりと眺望が良い
  • ・センターイン型と同様に廊下を短く設計できるため、同じ平米数でも部屋を広く、または収納を多く作れる
  • ・リビングの奥まで光が届きやすく、キッチン周りも明るい空間になりやすい

デメリット

  • ・リビングを中心に各部屋が配置されることが多いため、家族の動線が重なりやすく、個室の独立性が低くなる場合がある
  • ・窓が多いため、家具(大型のテレビ台や本棚など)を置くための壁が不足するケースがある

 

リノベーションでは部屋の配置や水回りの位置などを変えることはできますが、住戸の形自体は変えられません。

 

また、水回りを大きく移動したい場合、物件によっては難しかったり工事費が高額になることもあります。

 

できるだけ理想に近い間取りを選ぶ方が、大がかりな工事が減って無駄なコストを抑えられますよ。

 

65㎡前後という限られた面積を活かすなら、廊下を短くしやすい「センターイン型」や「ワイドスパン型」を選ぶと、数字以上の広さを感じられるリノベーションが実現しやすくなります。

 

 

LDKの形状や天井高もチェック

 

同じ2LDKのマンションでも、「LDKが縦型か横型か」、「LDが長方形と正方形どちらに近いか」などによって、置きたい家具を置けるか、置いても動線に余裕があるかなど、住み心地が大きく変わることがあります。

 

また、床面積だけでなく、天井の高さや、リノベーションで天井を高くできるかどうかも、物件ごとに異なるため必ずチェックしたいポイントです。

 

天井が高い住戸は壁面収納やWICの収納量が増える、スキップフロアにしやすいなどのメリットがあります。

 

 

築古でも満足度の高いリノベーションがしやすい物件の特徴

 

専有面積が65㎡だと少し狭そう、もしくは希望通りにリノベーションしやすい物件が希望エリアにない、という場合は、70~95㎡くらいまで範囲を広げて探すのも一手です。

 

築年数などによっては、面積が広めでも相場よりリーズナブルなマンションが見つかる場合もあります。

 

東京23区内でも、ファミリー層に人気が高い世田谷区、杉並区、江戸川区などでは、70~95㎡の中古マンションも多く流通しているため、選択肢も豊富です。

 

もちろん、耐震や断熱などの基本的な性能はチェックする必要がありますが、物件の状態がよければ補修や配管更新など、高額になりがちな工事費用がある程度抑えられる可能性もあります。

 

〈築古マンションのリノベーション費用の傾向〉

 

費用を抑えやすい

費用が高くなりやすい

  • ・管理組合がしっかりしていて、共用部の配管更新が済んでいる
  • ・元の施工品質が高く、下地が健全
  • ・排水経路がシンプルで、水回り移動が容易
  • ・二重サッシや断熱材が元々入っている
  • ・配管が全て古い(共用部も含む)
  • ・下地の劣化が激しい(床の傾き・腐食がある)
  • ・壁や床、天井に断熱材が入っていない

 

このように、マンションのスケルトンリノベーションは、物件の構造・配管・劣化状況で費用が大きく変わるため、リノベーション会社に同行してもらうのがおすすめです。

 

SHUKEN Reは、リノベーション前提のマンション選びからもサポートします。

 

構造や配管のチェックや、築年数や劣化度合いによる解体後に必要な修繕工事費用の予測など、予算内で間取りやデザインを実現できるか、プロの目でアドバイスいたします。

 

 

■65㎡で3~4人家族が快適に暮らすためのマンションリノベーションのポイント

 

65㎡で3~4人家族が快適に暮らすためのマンションリノベーションのポイント

 

夫婦2人にお子さま1人、2人の3~4人家族の暮らしを考えている方に、お子さまがどの時期(年齢)になっても暮らしやすく対応できるリノベーションのポイントを解説します。

 

 

65㎡で4人家族が快適に暮らすための条件

 

65㎡で4人家族が快適に暮らすための条件

 

65㎡のマンションで家族4人が暮らす場合、一般的な3LDKの間取りでは面積が限られますが、以下の3条件を満たすことで、基本的な快適性を確保しやすくなります。

 

 

①LDKを10畳以上確保する

 

子育ての時期は、親の目が届く場所で宿題や作業ができる環境づくりが大切です。

 

家族の拠点となるリビングは10畳以上確保し、お子さまの学習や遊びの空間としても使えるようにしましょう。

 

 

②個室は5畳前後を目安に効率良く

 

主寝室を5〜6畳子ども部屋を4.5〜5畳程度に設定し、その分を収納や共有スペースに充てることでゆとりが生まれます。

 

個室の収納やベッド、お子さまの学習机などは造作を取り入れるなど、できる限りデッドスペースを減らすことで、ゆとりのある室内空間を維持しやすくなります。

 

 

③廊下を短くする

 

廊下を短縮し、生活動線をコンパクトにまとめることで、実質的に有効面積が広くなり、暮らしやすさにつながります。

 

 

効率良くスペースを使うためのコツ

 

65㎡前後で3~4人家族で暮らす場合、スペースを効率的に使って狭く感じないようにしながら、収納もしっかり確保して、物が空間を圧迫しない間取りにする必要があります。

 

効率良くスペースを使うための間取りのコツを紹介します。

 

 

縦の空間を活用する

 

ロフトやスキップフロアを作ることで、その部分の空間を上下に活用でき、収納や居住スペースを増やせます。

 

リノベーションで天井を今より高くできる場合もあるので、施工会社と相談しながら物件選びをするのがおすすめです。

 

 

回遊動線を作る

 

回遊動線のあるマンションリノベーション事例

 

65㎡前後のコンパクトな床面積では、洗面脱衣所、キッチンなど水回りは1か所にまとめるのが基本になります。

 

生活動線をスムーズにするには、水回りからリビングや玄関への距離も近くして、なおかつそれぞれの場所を通り抜けできるような回遊動線を作るのもおすすめです。

 

洗濯などの家事効率が上がって時短につながり、外出や帰宅時の動線も良くなるので快適に暮らせるようになりますよ。

 

 

フレキシブルに活用できる場所を作る

 

家族が多目的に使えるスペース

 

リビング横の畳スペースのような、1か所でシーンやライフスタイルの変化に合わせて柔軟な使い方ができる場所を作るのもおすすめです。

 

リビング隣接のスペースなら、お子さまが小さいうちはキッチンからも見守れる遊び場として活用し、お子さまが個室を持ったら夫婦の寝室にするなどの活用もできます。

 

アイデア次第では、多目的スペースに収納付きベンチやスキップフロア、床下収納などを取り入れることもできますよ。

 

 

造作家具や造作収納を使う

 

子ども部屋の造作デスクカウンター

 

限られた面積の住まいでは、既製品がぴったり収まらないデッドスペースが多くなりがちなため、造作(造り付け家具)を取り入れることで収納力を高められます。

 

造作家具なら、お部屋のスペースにぴったりのサイズで、収納付きのベッドや階段、ソファ(ベンチ)、小上がりなども実現できます。

 

さらに、内部の仕切りを収納したい物やケースなどのサイズに合わせて作れるのはもちろん、造作なら新しく家具を買う必要がなく、地震で倒れる心配がないこともメリット。

 

コンパクトなマンションでは、棚などをオープン収納にすると、扉の開閉スペースが不要になり、出し入れもしやすく効率的になります。

 

オープン収納の場合はすっきり見せられるように、お気に入りのボックスなどを上手く活用して、おしゃれに演出するのがおすすめです。

 

 

扉を増やしすぎない

 

オープンスタイルの脱衣所収納

 

リビングと廊下の間や水回りなど、部屋間のドアを作らずオープンにすることで、ドアの開閉スペースがいらなくなり、空間を広く使えます。

 

ただし、個室や脱衣所など、プライバシーへの配慮も必要なエリアもあるので、要所で取り入れるのがポイントです。

 

省スペースを重視しながら空間を仕切りたい場合は、引き戸を選択しましょう。

 

また、ロールスクリーンアコーディオンカーテンなど、必要な時だけ使える仕切りを付けておくのもおすすめですよ。

 

 

子育てしやすい間取りのポイント

 

子育てしやすい間取りのポイント

 

お子さまがいるご家族の場合、「子育てしやすいか」という視点も間取りづくりに取り入れたいポイントです。

 

物理的な広さを確保するだけでなく、親子のふれあいとプライバシーのバランスを考慮した間取りのアイデアを紹介しますので参考にしてくださいね。

 

 

①リビングを中心とした見守りや学習スペースの工夫

 

乳幼児期のお子さまがいる場合は、見守りのためにキッチンからリビング全体が見渡せる配置にするのがおすすめです。

 

あわせて、リビングやダイニングの壁面にカウンターを造作した学習スペースを設けることで、お子さまの成長後もリビング学習の場所として使えます。

 

 

②育児負担を軽減する就寝スペースと動線の工夫

 

 

乳幼児期は親子が同じ空間で寝られる広さの寝室が必要です。

 

夜間の授乳やオムツ替えを想定して、寝室からトイレやキッチンへ最短でアクセスできる動線を確保すると、育児の負担軽減につながります。

 

また、乳児期や幼児期の赤ちゃんはお昼寝も多いので、ご家族が日中過ごす場所(リビング)やその近くに、畳コーナーなどのお昼寝スペースを作るのもおすすめです。

 

 

③お子さまの成長に合わせた個室の確保を考える

 

お子さまが個室を必要とする時期は限られているため、はじめは広い一間として利用し、小学生の高学年ごろに、可動間仕切りや収納家具で2室に分割できる間取りにすると、ライフスタイルが変わっても対応しやすくなります。

 

あらかじめ、将来間仕切り壁を設置しやすいように壁下地を補強しておいたり、コンセントやスイッチを分割後の間取りに合わせて配置したりしておくことで、将来のリフォームコストを抑えられます。

 

マンションリノベーションで空間を有効活用した事例は、以下のコラムでもたくさん紹介していますので合わせてごらんください♪

 

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■65㎡前後のマンションのリノベーションに関するQ&A

 

65㎡前後のマンションのリノベーションに関するQ&A

 

最後に、東京・千葉・神奈川エリアで約25年にわたり8,000件超のリノベーション設計・施工実績があるSHUKEN Reが、65㎡前後のマンションのリノベーションに関する、良くある疑問にお答えします。

 

 

 

 

■まとめ

 

65㎡前後のマンションは、3~4人家族にはややコンパクトですが、リノベーションでご家族にフィットした間取りにすることで、快適な暮らしを実現することは十分に可能です。

 

コンパクトなマンションでは、開放感の演出と、デッドスペースを減らしてライフスタイルに合った適材適所の収納を作るなどの工夫で、狭さを感じさせない間取りと、散らかりにくい仕組みを作ることがポイントです。

 

中古マンションで理想の間取りが見つからない、65㎡前後の住まいで将来、住み心地に不安があるという方は、ぜひ一度SHUKEN Reにご相談ください。

 

お客さまのライフスタイルに合わせた最適なリノベーションプランをご提案し、快適な住まいづくりをサポートします。

Q リノベーションで「3LDK」から「2LDK」に変更しても後悔しませんか?

A

リビングの広さや開放感を高めるために、3LDKを2LDKにするケースは多いですが、4人家族の場合、将来お子さまが個室を必要とした際に対応しづらくなる可能性もあります。

 

将来、お子さまの個室を作りたい場合は、壁を立てて再度3LDKに戻せるように下地をあらかじめ作っておく、可動間仕切りを設置するなど、可変性のあるプランニングがおすすめです。

Q 65㎡のマンションフルリノベーションにかかる費用相場を教えてください。

A

65㎡前後のリノベーション費用は、一般的なフルリノベーション(スケルトン状態からの改修)の場合、1,000万〜1,500万円前後がボリュームゾーンとなります。

詳細は、施工事例と費用相場をまとめた『60平米マンションリノベーション』の記事で詳しく解説しています。

工事内容や築年数によって大きく変わるため、まずはお見積もりをご相談ください。

Q リノベーションで収納不足を解消する効果的な手法は何ですか?

A

コンパクトなマンションの場合、部屋ごとにクローゼットを作るのではなく、家族全員の荷物を一箇所に集約する「ファミリークローゼット」や、廊下を通路兼収納とする「ウォークスルークローゼット」がおすすめです。

 

扉を設けないオープン収納にすれば、開閉スペースを削減できるとともに、視覚的な圧迫感も軽減されて空間を広く使えるようになりますよ。

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    SHUKEN Re 編集部

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