公開日:2020-03-20 更新日:2024-07-04
おしゃれな住まいを作るコツ
雑誌などで見かけるリノベーション事例は素敵なものばかりですが、いざ自分の住まいを考えると、どうやったらお洒落になるんだろう?と悩んでしまいますよね。
洋服や持ち物などと同じように、おしゃれな住まいづくりにはコツがあります。
今回は、おしゃれなリノベーション事例でよく使われるテクニックを中心に、おしゃれな住まいづくりのコツを紹介します。
■ おしゃれに見えるリノベーションテクニック
まずはおしゃれな住まいでよく採用される間取りやデザインをご紹介します。
採用例が多いということはそれだけおしゃれな雰囲気を演出しやすいということ。すべてを採用するのは難しいですが、ぜひ頭に入れて選択肢を増やしておきましょう。
・室内窓
外壁ではなく、室内の間仕切りに設ける室内窓は、おしゃれな住まいで採用例が多いデザインです。窓の開き方やガラスのカラーなどを変えることで、お部屋にアクセントを与えることができます。
外部の窓と違い、雨や風にさらされないため木枠の窓なども選ぶことができるため、独特なイメージが欲しい時にも便利です。
また、間仕切りと違い光を通すため、室内全体が明るく爽やかになるのも大きなメリット。空間を仕切りながら視覚的には隣の部屋とつながって見えるため、実際の床面積より広く見える効果も期待できます。
・アクセントウォール
室内壁の一部のカラー・材質などを変えるアクセントウォールは、好みの雰囲気を演出しやすいメジャーなテクニックです。壁紙のカラーを変えるなど、大きなコストをかけずに採用しやすいのもうれしいポイント。
濃い色や強い柄を部屋全体に配色すると圧迫感を感じるケースが多いですが、アクセントウォールならバランスを取れるため導入しやすいです。白ベースの単調なデザインを際立たせ、狙ったテイストに近づけることもできます。
レンガ・タイル・木材など別の材質をアクセントに持ってくるのもおすすめ。クロスにはない高級感や暖かみなどの雰囲気を演出できます。無垢の木材やタイルには吸放湿機能を持っているものもあり、きれいな空気の維持にも一役買ってくれます。
・ダクトレール照明
もともとは店舗などの照明器具として生まれたダクトレール照明ですが、最近はおしゃれな住まいで見かけることが多くなっています。
最も一般的な大型のシーリングライトに比べてスマートな印象で、器具自体がインテリアとしておしゃれさを演出してくれます。
細長いレールのどこでも照明器具を取り付けることができ、好みに合わせたカスタマイズ性があるのも人気の理由。照明の追加や移動、照らす向きなども自由に変更できます。
趣味のアイテムが増えたらスポットライトを追加して照らすなど、おしゃれな空間を簡単に演出できます。
レールと照明器具の接合部は統一規格のため、好みの器具を探すのも楽しみの一つ。季節の模様替えに合わせて照明を変えるのもおしゃれですね。
・無垢フローリング・建具
丸太から切り出したままの木材から作った無垢フローリングやドアなどの建具も、おしゃれな空間づくりに有効な材料です。
天然の木そのままの木目や節はナチュラルな高級感を演出します。木目プリントの合板フローリングと違い、一枚ごとに模様が違ってお部屋全体に変化が出るのもおしゃれに見えるポイントかもしれません。
木の材質や塗装方法はさまざまで、特にフローリングは面積が大きいためお部屋の印象をガラッと変えることができます。
ナチュラルカラーのパイン材で北欧テイストにしたり、ダークカラーのウォールナット材でお部屋の印象を引き締めたり。好みの無垢材を見つけて、それをベースにしてお部屋全体のテイストを決めていくのもおすすめです。
・コンクリート天井・壁
天井や壁の仕上げ材をはがし、あえてコンクリートをむき出しにするデザインもよく見かけますよね。
もともとはおしゃれなレストランや美容院などの店舗で使われることが多かったですが、最近はマンションでの採用例も増えています。
もともと見せるために仕上げられていない武骨なコンクリートの素材感は、レンガやタイルなどの素材との相性が抜群。
「工業的な」という意味を持つインダストリアルデザインもおすすめで、海外住宅のおしゃれな印象を与えられます。
クロス下地の石こうボードがあるマンションでは、むき出しにすれば天井高や部屋が広がる場合もあるため広々とした空間づくりにもつながります。
クロスと違い、張り替えなどのメンテナンスを気にしなくて良いのも大きなメリットですね。
・アイランドキッチン
最近のキッチンは高級感のある扉材が多く、存在感のあるアイランドキッチンはそれ自体がおしゃれなインテリアのようでとってもおしゃれ。
閉鎖的になりがちなキッチンがオープンになると開放的なイメージになり、LDK全体が広々見える効果も期待できます。
キッチンカウンターを延長してダイニングスペースとして使うこともでき、スツールなどでさらにおしゃれな印象も演出できます。
壁と接していないため動線の選択肢が多く、多人数で調理しやすいのもメリット。お子さんと一緒に料理に挑戦したり、友人を呼んで料理パーティーをしたり、おしゃれなライフスタイルを楽しめます。
■ おしゃれな住まいを作るコツ
事例を見る:Case23「娘がやがて走り回る…思いを馳せる広々リビング」
美しさや心地よさの感覚は人それぞれですから、必ずおしゃれになるという正解はありませんが、正解に近づくためのコツはあります。
おしゃれな住まいに共通しているポイントをご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。
・テイストを統一する
同じ家で暮らす家族でも好きなデザインが異なる場合はありますが、住まいのデザインテイストはなるべく統一しましょう。
洋服選びと一緒で、素材やデザインのテイストをまとめるとすっきりおしゃれな住まいを作りやすいです。
パッと見たときに『おしゃれだな』と感じる住まいは、材質やカラーなどを揃えて全体の統一感を出しているケースが多いです。意識してチェックしてみてください。
キッチンは北欧、リビングはアメリカンなどバラバラなテイストを混ぜ合わせると、継ぎはぎ感が出てうるさい印象になりかねません。
お子さんの部屋や寝室など、部屋単体でテイストを変えるのは悪くありませんが、同時に目に入る空間のテイストは合わせるのが無難です。
・インテリアとのバランスも考える
どんなに素敵な空間をデザインしても、実際に暮らすにあたって置く家具や家電などがミスマッチだと台無しになりかねません。
リノベーションのデザインを考える際は、ソファやダイニングテーブル、テレビや冷蔵庫とのバランスにも配慮しましょう。
新しいお部屋に合わせてすべての家具を買い替えることだけが正解ではありません。今の住まいで使っているお気に入りの家具があれば、そのデザインに合わせたお部屋を作るのも一つの方法です。
お部屋をシンプルなデザインでまとめて、将来インテリアの好みが変わった時に対応できるようにするのもアリです。
既製品にイメージピッタリの物がなければ、家具や棚をオーダーするのも検討すると良いでしょう。デザインにマッチする世界に一つだけの家具は、使うほどに愛着がわいてくるのでおすすめです。
SHUKEN Reは家具のオーダーメイドにも対応しています。別の製作会社にイメージを伝え直す必要がないため、思い通りの家具がつくりやすくなります。お部屋にピッタリの家具が見つからない方は、ぜひご相談ください。
・しまう物と見せる物を分ける
毎日の生活を送るうえで、室内の目につくところに全く物を置かないのは難しいもの。しかし、物が乱雑に置かれていると生活感が出ておしゃれ度がダウンしてしまいますので、見せて良いものとしまうべきものをしっかり分別しましょう。
例えば雑誌やCD、ギターやテニスのラケットなど、趣味のアイテムはきれいにディスプレイすればおしゃれに見せることもできます。しかし、掃除機や洗濯かごなどの生活に直結する物は、見えるところにあると残念な印象になるケースが多いです。
人によって受け取り方が違うため基準が難しい部分もありますが、「これはテーブルにおいてもおしゃれかな?」など確認してみてください。
・照明にこだわる
お部屋に与える印象は照明によって大きく左右されるため、間取りやデザインだけでなく照明選びにもこだわりましょう。
おしゃれなレストランや雑貨屋さんなどをよく観察して見ると、照明の種類や照らし方に工夫があることが分かります。いろいろマネしておしゃれな空間を上手に演出しましょう。
前述したようにダクトレールは照明を後からカスタマイズしやすいためとてもおすすめです。レールの長さや配置などを間取りに合わせて調整しておけば、照明の模様替えも楽しめます。
お部屋のイメージに合わせた照明プランも併せてご提案しますので、好きなレストランやショップのイメージなどもお気軽にお伝えください。
■ まとめ:おしゃれリノベーションのサポートはお任せください!
事例を見る:Case16「オトナ夫婦は程好い距離感を楽しむ」
おしゃれな住まいづくりはハードルが高そうですが、コツを抑えれば難しいものではありません。
SHUKEN Reはプランナーが最初から最後まで二人三脚でお打合せを進め、施工も自社で行ってお施主様のイメージを形にするため、最後までしっかりサポートいたします。
どんなご要望も余すところなくお伝えいただくと、理想の住まいを作りやすくなります。住まいの相談会も定期的に開催していますので、お気軽にご相談ください。