公開日:2020-11-08 更新日:2024-07-04
2人暮らしにピッタリなマンション間取り事例集|東京でおしゃれリノベーション
新婚のご夫婦や子供が巣立ったあとの2人暮らしには、ジャストサイズのマンション間取りがおすすめ。
持ち家や中古マンションをリノベーションで思い通りの間取りにすれば、新築より価格を抑えて理想の2人暮らしが実現できます。
今回は1LDK・2LDKに分けて、2人暮らしにピッタリなお部屋を間取り図付きで掲載しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
■ 2人暮らし+マンションリノベのメリット
・老後も暮らしやすい
広すぎずワンフロアで生活が完結するマンションは、夫婦2人で老後まで暮らしやすい点が大きなメリット。
必要な物にすぐ手が届くジャストサイズの暮らしは効率がよく、体が衰えてくる老後の負担を減らせます。
エレベーター付きのマンションなら足腰が悪くなっても問題ありませんし、すぐ隣に人が居るのもいざというとき安心です。
戸建て住宅の場合、外壁塗装や雨漏れ点検など自分たちで手配する必要がありますが、年を取ってくると手配や見積もりなどが負担になってきます。
マンションの場合管理組合や自治会でまとめて管理してくれるので、劣化やトラブルを見逃してしまうリスクがありません。
また、賃貸住宅の場合高齢になったり持病を持っていたりすると契約や更新が難しくなるケースが多いです。
自己所有のマンションなら追い出されてしまう心配がないため、老後も安心です。
・理想の間取りを作れる
一般的な分譲マンションはギリギリのスペースに家族3~4人分の部屋をつくるため、広さや収納が犠牲になっていることが多いです。
自由な間取りづくりができるリノベーションなら、部屋数を減らして夫婦2人の理想のライフスタイルを実現できるのが魅力。
広いリビングや趣味・仕事用の書斎など、お子さんが居るときはできない理想の間取りもつくれちゃいます♪
■ 2人暮らしのマンションリノベ間取り事例
ご夫婦2人暮らしのためにリノベーションした実際の間取りをチェックしてみましょう。
2LDKと1LDKそれぞれの間取りをピックアップしましたので、それぞれの間取りの工夫もチェックしてみてください。
【2LDK編】
工期 | 70日 |
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エリア | 千葉県 |
年代 | 30代 |
物件種別 | マンション |
築年数 | 37年 |
広さ | 67.5㎡ |
リフォーム費用 | 約900万円 |
コンパクトながら使い勝手の良いL型のLDKは、夫婦2人にちょうど良い広さです。
部屋数を減らしてLDKを広げるのも定番リノベーションですが、あえてジャストサイズにとどめて部屋を残すのも一つの手です。
工期 | 60日 |
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家族構成 | ご夫婦 |
エリア | 千葉県 |
年代 | 40代 |
物件種別 | マンション |
築年数 | 16年 |
広さ | 80㎡ |
リフォーム費用 | 約1000万円 |
元の3LDKのうち一部屋は、大きなウォークインクロゼットへ大胆に改装。
寝室のクローゼットと合わせてたっぷりの収納を用意することで、使い勝手よく効率的な生活を送れます。
空間に広がりと明るさを与えている室内窓も、プライバシーが気にならない夫婦2人暮らしならではの間取り。
工期 | 45日 |
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家族構成 | ご夫婦 |
エリア | 東京都 |
年代 | 30代 |
物件種別 | マンション |
築年数 | 36年 |
広さ | 63㎡ |
リフォーム費用 | 約800万円 |
和室を一部屋なくしてリビングを拡張し、L型レイアウトの広々LDKになりました。
リビングの一角には4.5畳の間仕切り和室を残し、さまざまな使い方ができるようになっています。
オープンにして食後のお昼寝スペースにしたり、クローズにして在宅ワークをこなしたりと使い方は自由自在。
引き戸で完全個室になるので、お子さんが生まれたときの子供部屋にも転用できます。
【1LDK編】
工期 | 90日 |
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家族構成 | ご夫婦 |
エリア | 東京都世田谷区 |
年代 | 30代 |
物件種別 | マンション |
築年数 | 48年 |
広さ | 57.0㎡ |
リフォーム費用 | 約900万円 |
夫婦2人暮らしにアジャストした、無駄のない効率的な間取り例です。
玄関からキッチンとリビングにダイレクトにアクセスすることができ、短い動線で家事や移動の負担を軽減。
玄関ドアからリビングが直接見えないようにして、宅配便の受け取りなどにも対応しやすくなっています。
水回りも極力扉をなくすことで狭さを軽減し、効率的な使い勝手を実現しています。
工期 | 約60日 |
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家族構成 | ご夫婦 |
エリア | 千葉県 |
年代 | 40代 |
物件種別 | マンション |
築年数 | 33年 |
広さ | 63㎡ |
リフォーム費用 | 約1200万円 |
寝室以外の個室を大胆に減らし、ぐるりと一周できる回遊性を持たせたユニークな間取りです。
リビングと寝室の間にあるウォークスルークローゼットや水回りの間は、何通りもの動線をチョイスすることが可能。
移動しながら用事をこなしていけるため、家事やお出かけの準備などを効率良く済ませることができます。
部屋数が必要ない夫婦2人暮らしならではの、おしゃれで便利な間取りですね。
工期 | 50日 |
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家族構成 | ご夫婦+わんちゃん+猫ちゃん |
エリア | 東京都目黒区 |
年代 | 30代 |
物件種別 | マンション |
築年数 | 49年 |
広さ | 106㎡ |
リフォーム費用 | 約1100万円 |
事例を見る:Case51「パーティースタイルのおもてなしLDK」
キッチンのレイアウトを壁付けから対面に変更し、使い勝手の良いパントリーを設置。
LDKの面積は拡張していませんが、2人で過ごすならオープンキッチンレイアウトでも狭さを感じません。
事例を見る:Case51「パーティースタイルのおもてなしLDK」
寝室もベッドを置くだけの最低限の広さにして、大きなウォークインクローゼットを作りました。
工期 | 90日 |
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家族構成 | 夫婦 |
エリア | 東京都江戸川区 |
年代 | 30代 |
物件種別 | マンション |
築年数 | 18年 |
広さ | 69㎡ |
リフォーム費用 | 約500万円 |
拡張したリビングはたくさんのテーブルやチェアを配置して、夫婦それぞれの時間を過ごせるようになっています。
独立キッチンはあえてそのまま活かし、リビングを生活感と切り離しています。
ボウルを2つ設けた広めの洗面台は、忙しい朝の時間に2人で同時に準備できる便利なデザインです。
■ 2人暮らしにおすすめの間取り
夫婦で暮らすならちょうど良い1LDK・2LDKそれぞれの特徴や、使い勝手の良い間取りをピックアップして解説します。
・1LDK
寝室1部屋とLDKのみのシンプルな間取りは、居住スペースを大きくとることができるのが特徴です。
部屋数を減らしてリビングを拡張するのが定番の間取り変更パターンで、新築では味わえない広さが大きな魅力。
ウォークインクローゼットなど、一般的なマンションでは作りにくい間取りも導入しやすいです。
注意すべき点は、家族の人数が増える可能性です。
お子さんが生まれたり、親と同居したり、一緒に暮らす人数が増える場合、1LDKだと寝室の用意が難しくなります。
今後も2人で暮らすことが確定しているご夫婦におすすめの間取りです。
・2LDK
寝室とは別に1部屋設ける2LDKの間取りは、ライフスタイルの変化に対応しやすいのが特徴です。
書斎・応接間・来客用寝室・収納など、さまざまな用途に使える便利な間取りになります。
夫婦ゲンカしてしまったときのクールダウンスペース、なんて使い方も意外と役に立つかもしれません。
もしお子さんが増えても対応できるため、家族の人数やライフスタイルが変化する可能性があるなら2LDKがおすすめです。
・リビング間仕切り
事例を見る:Case45「ブルーのキッチンがポイント!北欧インテリア」
可動式の間仕切りをリビングにつけておくと、さまざまな利用シーンに対応できます。
「大きなリビングをつくりたいけど個室も残したい」という場合も、間仕切りの開閉で使い分けられるのが大きなメリット。
夫婦2人とも在宅勤務がある日やどちらかの友人をリビングに招くときなど、プライベートスペースを確保できるのはとても便利です。
1LDKの間取りでお子さんが増えたときの子供部屋にするなど、ライフスタイルの変化にも対応できます。
間仕切りを設置する費用は掛かりますが、費用対効果が大きいおすすめの間取りテクニックです。
・ウォークスルークローゼット
3~4LDKだと難しいウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットも、2人暮らしなら設置しやすいです。
特に通り抜けが可能なウォークスルーの間取りは、住まい全体の回遊性がアップして家事や移動の効率にも有利。
単なる収納ではなくデザインにもこだわれるため、おしゃれなアパレルショップのように仕上げることもできます。
普通のクローゼットより使い勝手も良いので、2人暮らしに積極的に取り入れたい間取りです。
■ 2人暮らしの間取りを考えるポイント
夫婦2人で暮らす住まいは、子供と暮らす間取りとは少し違う考え方が必要です。
快適な2人暮らしの間取りを考えるときのポイントを、部屋ごとにピックアップしました。
・収納
たっぷり収納を作れる二人暮らしの間取りでは、夫婦で共有する収納のほかにそれぞれの収納を設けると便利です。
例えば寝室に共有のクローゼットを設けて、お互いのおしゃれ着や趣味のアイテムなどをしまう別のスペースを設けます。
お互いのアイテムが混ざらず自分で管理しやすいため、「あれはどこへ行ったかな?」と探す手間が省けるでしょう。
自分好みの使い勝手にカスタマイズできるのもいいですね。
・寝室
気兼ねなく過ごせる夫婦2人だけの生活なら、寝室は寝るだけにしてリビングを広くつくるのも一つの考え方です。
趣味のアイテムやデスクスペースはLDKに置けるため、寝室を広くする必要はあまりないでしょう。
テレワークの普及などでライフスタイルが自由になっている現代では、夫婦で生活時間帯が異なるケースも少なくありません。
寝起きの時間がずれることがあるなら、小さな寝室を2つにしてそれぞれ寝られるようにするのもいいですね。
・リビングダイニング
来客が少ないご家庭なら、ダイニングテーブルをなくしてLDKの間取りをスッキリさせるのもいいかもしれません。
最近は少し高さのあるテーブルとソファを組み合わせて食事もこなす「ソファダイニング」用のインテリアも増えています。
ダイニングテーブルがなくなった分、ソファを大きくすれば来客時もゆったり過ごせます。
・ワークスペース
令和時代はテレワークの普及によっておうちで仕事をする方が増えています。
いまは通勤している方も今後は在宅ワークに切り替わる可能性がありますので、共働きの場合2人ともストレスなく働ける環境づくりを見越しておくと良いでしょう。
隣り合って仕事しても問題なければ広いデスクがあればOKですが、WEB会議があるなら区切られた個室空間が必要です。
お互いのワークスタイルを検討し、将来の変化も見据えてワークスペースを考えましょう。
■ まとめ:リノベーションで理想の間取り、素敵な夫婦2人暮らしを♪
お子さんが巣立ったあとの夫婦2人暮らしなら、リノベーションで理想の生活を実現してみませんか?
家族の人数が多いと難しい間取りも、夫婦2人で暮らすなら叶えられる可能性が高いです。
思い通りの便利でおしゃれなマイホームをつくって、毎日の生活を素敵にバージョンアップしましょう♪
SHUKEN Reはたくさんのリノベーションをお手伝いしてきた実績をもとに、お二人の暮らしにピッタリの間取りをご提案します。
ご自宅のリノベーション・住み替えどちらにも対応していますので、お気軽にご相談ください。