公開日:2020-10-30 更新日:2024-07-04
おしゃれ&快適な書斎でスムーズに在宅ワーク|リノベで手に入れる理想のワークスペース
2020年は働き方改革や新型コロナウイルスの流行を受けて、多くの方が緊急の在宅勤務を経験しました。
緊急的に在宅ワークに切り替わった状況から数か月経ち、今後も出勤せず自宅で働くスタイルを推奨する企業も出てきているようですね。
こうした背景を受け、自宅に本格的な書斎やワークスペースを検討する方も増えてきているようです。
今回は自宅の書斎スペースの快適性にスポットを当てて、働きやすい環境について考えてみましょう。
目次
■ 今後も在宅勤務が続くなら環境整備を
新型コロナウイルスの流行により緊急的に在宅ワークへ切り替わった方も、そろそろ今後の動向が見えてきたのではないでしょうか?
急な在宅勤務をダイニングテーブルやちゃぶ台で乗り切っている方も多いと思いますが、今後も続くなら働きやすい環境をしっかり整えたいところです。
普段の生活をするスペースは意外とデスクワークに向いていないことも多く、「集中できない」「腰が痛い」といった声も少なくありません。
毎日長い時間を過ごすワークスペースを整えることで、快適に効率良く在宅勤務をこなすことができますよ♪
■ リノベで作ったおしゃれ&快適な書斎事例
実際にリノベーションで作った書斎の事例をピックアップしてご紹介します。
ワークスタイルに合わせた使い勝手や快適性、おしゃれなデザインについても注目してみてください。
気になった物件は、詳細ページにあるお住まい全体の写真や間取り図もぜひチェックしてくださいね。
リビングの一角に設けたオープンタイプの書斎スペースですが、3方向を壁にして余計なモノが目に入らず集中できる環境です。
正面を落ち着きのあるアクセントウォールにして、仕事のスイッチを入れて切り替えられるのも特徴。
キャットウォークとデスクを融合させてネコちゃんの通り道を作っていて、お仕事中の何気ないときに癒してもらえそう♪
お子さんが巣立ったあとの夫婦2人暮らしなら、リビングのオープン書斎はおすすめの選択肢です。
リビングの反対側に設けた半個室レイアウトの書斎は、遊んでいるお子さんの様子を見ながらも仕事に集中できる環境。
デスク用のスポットライトと室内窓で、明るく解放感のある空間に仕上げています。
備え付けのデスクカウンターは家具を用意する必要がなく、仕事だけでなくお子さんの学習スペースやメイクスペースとしても活用できます。
ずらっと並んだ書籍やポスター、ギターなど趣味と仕事を両立させた書斎スタイル。
手前にある洗面スペースは、仕事中のリフレッシュにも役立ちます。
好きな物に囲まれたおしゃれな書斎で、モチベーション高く仕事をこなせるのは在宅ワークならではのメリットといえるでしょう。
カフェ風キッチンに隣接したオープン書斎は、おしゃれで開放的な空気の中、仕事がはかどりそうなレイアウトです。
アイデアが煮詰まったらカウンターでコーヒーブレイクして、リフレッシュすることができそう。
その日の気分や時間帯でダイニングテーブル、カウンター、デスクを使い分けるのも良さそうですね。
リビングの一角に設けた半畳ほどのスペースは、最低限の広さで余計なモノが目に入らず集中しやすい書斎に仕上がっています。
広いスペースが無くても設置できるので、パソコンだけでお仕事が完結する方にはおすすめのレイアウトです。
床面積が足りないと書斎の設置をあきらめている方は、ぜひマネしてみてください。
事例を見る:Case23「娘がやがて走り回る…思いを馳せる広々リビング」
リビングの反対側の一部屋の間仕切りを撤去し、オープンタイプの書斎に仕上げました。
小さなお部屋でデスクを設置すると狭く感じてしまうケースも多いため、あえてオープンレイアウトにするのも一つの選択肢です。
横幅の広いカウンターにすることで、将来的にお子さんの学習スペースとしても活用できるようになっています。
事例を見る:Case21「タイル・黒板・クロス・モルタル、それぞれの壁の主張」
ゴージャスな石材アクセントと照明器具でおしゃれに仕上げた書斎スペースは、演奏家であるご主人に合わせた仕様。
上品な雰囲気でお仕事と趣味の読書を両立できて、いいアイデアが浮かびそうな書斎に仕上がっています。
個室の書斎を作るなら、思い切り好みを反映して気持ち良く過ごせるお部屋を目指しましょう。
■ 簡易間仕切りの書斎とリノベどちらが良い?
2020年に緊急的に始まった在宅ワークへの切り替えを受け、折りたたみ式のデスクスペースや簡易間仕切りの書斎なども登場していますよね。
費用を抑えて簡単に書斎スペースを作れる魅力的な選択肢ですが、今後も在宅勤務が続くのであれば簡易製品ではなくリノベでしっかり書斎をつくる方がおすすめです。
詳しくは次の項目で説明しますが、パソコンとチェアを置いて間仕切りを立てたデスクスペースだけでは、快適な仕事環境は完成しません。
自然光や空気環境も大切ですし、おしゃれな環境の方が仕事のモチベーションも高まりますよね。
一時的な在宅勤務への対応なら簡易書斎は良い選択肢ですが、今後も自宅で仕事をするならリノベーションで理想の書斎スペースを作りましょう。
お金と時間はかかりますが、仕事への投資だと考えれば高い買い物ではありません。
勤務先の方針を確認して、今後も在宅勤務が続くかどうかという点を判断材料にしてください。
■ 仕事がはかどる書斎づくりのポイント
在宅ワークをこなす書斎やデスクスペースづくりでは、間取りや収納の工夫に加えて環境面を整えることも大切です。
快適にすごせて仕事に集中できる環境づくりのためのポイントを見ていきましょう。
・室温/湿度を快適に保つ
快適な仕事環境には、室温と湿度の管理が欠かせません。
暑い夏や寒い冬はエアコンをつければ良いと考えがちですが、冷暖房空間に長時間いると体が冷えすぎたり頭がぼうっとしたりと弊害も多いですよね。
オフィスと比べて面積が小さな自宅の書斎はエアコンの風が直接当たりやすく、空気もすぐ乾燥するためできるだけ少ないパワーで適温を保つのが望ましいです。
少ない空調パワーで室温と湿度を適切に保つためには、窓の断熱が有効です。
暑さ寒さはほとんど窓から出入りするため、部屋の窓をぐるりと断熱処理することで、外気の影響を受けにくくなります。
いつもよりエアコンの設定温度を緩めることができ、身体にやさしく長時間使用する際の光熱費も削減できます。
窓断熱はペアガラスへの交換が一般的ですが、快適なワークスペースをつくるならさらに断熱性能が高い二重窓の設置がおすすめです。
既存窓の内側にもう一つ窓を設けることで厚い空気層ができ、外気の暑さ寒さを遮断して快適な室温を保てます。
外の環境音を減らす遮音性もアップするため、集中して仕事をこなす空間づくりにもつながりますよ♪
本格的な書斎をつくるなら、ぜひ窓断熱にも注目してみてくださいね。
・なるべく自然光を採り入れる
一日中家で過ごすことになる在宅勤務では、太陽の光を浴びる機会が少なくなります。
太陽光は健康を保つために欠かせず、一日のスタートに気持ちのスイッチを入れるためにもぜひ取り入れたいところです。
照明器具を使えばお部屋の明るさは確保できますが、気持ち良く働く環境を整えるためにも、なるべく自然光を採り入れる工夫をしましょう。
窓の近くに書斎を配置するほか、どうしても窓が遠くなってしまう場合は室内窓を利用して自然光を届けるといったテクニックもあります。
【関連コラム】室内窓で自然光たっぷりのおしゃれなリノベーション実例|マンションリフォームもOK
・余計なものが目に入らない工夫を
リビングの一角に書斎スペースを作る場合や、趣味のお部屋と共有する場合などは、なるべく余計なモノが目に入らないようにするのも大切です。
まわりに人が居ない在宅勤務では、読みかけの本や趣味のアイテムなど、つい手を伸ばしたくなる誘惑が少なくありません。
どんなに意思が強い方でも、目の前に好きな物があると集中力を欠いてしまいますよね。
収納を多めに作って余計なアイテムが目に入らないようにする、デスクの方向に配慮するなど、仕事関係以外の物に惑わされないように工夫しましょう。
■ まとめ:おしゃれで快適な書斎でカッコよく働きましょう♪
今後の在宅勤務を見据えるなら、ダイニングテーブルを卒業しておしゃれな書斎で快適&カッコよく働きませんか?
部屋数が足りないとあきらめている方も、リノベーションなら間取りの工夫で素敵な書斎スペースを作れるかもしれません。
SHUKEN Reはたくさんのワークスペースづくりをお手伝いしてきた経験をもとに、お住まいの間取りやワークスタイルに合わせたプランをご提案します。
オンライン相談も受け付けていますので「この間取りで書斎って作れるの?」といった疑問もお気軽にご相談ください。
東京世田谷と千葉浦安にはショップもご用意していますので、詳しいご相談をしたい方もぜひ遊びにいらしてください。
おしゃれな住まいづくりが大好きなスタッフがお待ちしております♪