公開日:2023-02-04 更新日:2024-07-04
マンションのリフォームスケジュールは?物件探しから引越しまでの手順を解説
新築マンションと並んで人気の中古マンションですが、購入コストを抑えた分、お好みに合わせてリフォーム・リノベーションしたいですよね。
しかし、一体どのような手順でどのくらいの期間がかかるのか、イメージできない方もいらっしゃるはずです。
そこで今回は、中古マンションをリフォーム・リノベーションして引越しするまでの手順について、期間の目安も含めて解説します。
これからマイホーム購入を検討する方は、ぜひ参考にしてください。
・引越しまでのスケジュールをコンパクトにしたい方は、物件探しからリノベーションまで相談できる会社がおすすめです。
・“SHUKEN Re”では、物件探しからローン相談、リノベーションの設計・施工、アフターメンテナンスまでをまとめてお任せいただける「ワンストップリノベーション」をご用意しています。
目次
■ リフォームスケジュールは物件によって異なる?
リフォームの工期についてインターネットなどで調べてみると、「平均1.5〜3ヶ月程度」という情報が目立つでしょう。
確かに、マンションの場合、着工から完工まで1.5〜3ヶ月程度な物件が多いのは事実です。
しかし、それを鵜呑みにしてスケジュールを立てるのは、少々リスクがあるかもしれません。
なぜなら、以下の要素によって工事期間は大きく異なるから!
- ● 物件の広さ
- ● 劣化度合い
- ● 工事範囲
- ● 工事内容(間取り変更の有無や、設備機器取り替え、内装工事など)
- ● 物件の周辺状況
- ● 工事時期
物件の床面積や劣化度合いは、工事のボリュームに影響します。
そして、フルスケルトンリノベーションなのか部分リノベーションなのか、それとも、内装だけやりかえる表層的なリノベーションなのかによって、工程は大きく異なります。
意外に盲点なのが、物件の周辺状況や工事時期です。
マンションですと、管理規約で工事が許される曜日・時間帯が限定されている物件もありますし、エレベーターの有無によって搬入出にかかる時間が大きく変わります。
また、リフォーム・リノベーションの業界は、引越しが集中する時期に先立って、3~5月と9~12月に工事が集中する傾向があるため、それらの時期に当たれば、施工スタッフの人員不足などの理由で、工期が長引く可能性もあるのです。
このように、リフォームのスケジュールは“ケース・バイ・ケース”で異なります。
ですから、転入居の希望時期が決まっている場合、平均の工期でスケジュールを検討するのではなく、施工会社などに早めに相談して、無理のない計画を立てることが重要です。
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■ 中古マンションの物件探しから引越しまでの手順は?期間の目安はどのくらい?
事例を見る:Case143「光あふれ、風に寄り添うワンルーム」
では、中古マンションを購入してリノベーションする場合、どのような手順を踏み、どのくらいの期間を想定しておけば良いのでしょうか。
ここでは、10のステップに分けて、それぞれ詳しく解説します。
STEP① 中古マンションの物件を探す
いざ、中古マンションの購入を検討する際、まず始めるのが「物件探し」。
最近は、インターネットで物件情報を簡単に検索できるため、昔ほど時間や手間はかからなくなりましたが、やはり1〜2ヶ月ほどかかる方が多いです。
今住んでいる場所から遠く離れたエリアや、土地勘のないエリアで物件探しをする場合は、最寄駅から検討しなくてはいけないため、さらに余裕をもったスケジュールにしておくことをおすすめします。
私たち“SHUKEN Re”が、リノベーションに適した中古マンション探しをお手伝いさせていただきます!
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STEP② 中古マンションを購入する
候補の物件が決まり、住宅ローン相談を行った後、内覧を済ませて購入に進みます。
この段階での期間目安も、1〜2ヶ月程度です。
ただし、購入すればすぐに工事に取り掛かれる訳ではありません。
売主の設定している引き渡し希望時期によっては、物件が決まってから数ヶ月間かかってしまう可能性もあります。
ですから、新居への引越し時期が定まっている場合には、購入する前に売主・不動産仲介業者と引き渡し時期を打ち合わせしましょう。
場合によっては、多少引き渡し時期を売主へ交渉できる場合もあります。
すると、引き渡しを受けてから工事が終わるまでの目安期間が分かります。
入居時期から逆算して、引き渡し時期に無理がないか確認してください。
STEP③ リノベーション会社を探す
物件を購入してからリノベーション会社を探す方も多いです。
その場合には、複数社の施工事例などを見て、あなたの理想的なイメージと合う会社を選びましょう。
ただし、この段階でリノベーション会社を選ぶとなると、じっくり会社選びができないかもしれません。
リノベーション前提で中古マンションを購入する方は、やはり物件選びの時点から並行して検討しておくことをおすすめします。
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STEP④ リノベーションの計画を立てる
無事に引き渡しを受けたら、リノベーション会社が物件の現地調査を行い、具体的なプラン・見積もり作成に入ります。
通常、プランや見積もりを作成してもらうのに2週間〜1ヶ月程度かかりますので、この期間もスケジュールに組み込んでおきましょう。
何度もプランを変更してもらえば、その分計画期間は長引きます。
プランを作成してもらう段階で、複数社に相談する方法もあります。
「断るのが気まずい」と感じる方もいるかもしれませんが、マイホームのリノベーションは人生の中でも“大きな買い物”!
テイストやアプローチの異なる複数のプランを提案してもらい、そこから本当に納得できるものを選んでも良いでしょう。
ですから、相談する会社数は、多くても2〜3社程度に抑えると良いでしょう。
STEP⑤ リノベーションの工事契約をする
リノベーションプランが8〜9割程度固まったら、リノベーション会社と工事請負契約を結びましょう。
この際、契約金として工事費用の一部を支払うケースがほとんどなので、資金計画もしっかり立てておいてください。
工事契約自体は1日で完了します。
なぜなら、新築とは異なり、解体が進んでいくうちに多少の工事内容変更が発生するかもしれないからです。
契約時と内容が変わった場合は、都度、施工会社と変更契約を交わします。
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STEP⑥ リノベーションの着工準備をする
マンションの場合、工事契約が済んでも、すぐに着工はできません。
工事する前に、着工準備をしなくてはいけないからです。
主な準備内容は、以下の通りです。
- ● 施工スタッフ・資材の発注手配
- ● マンション管理組合への工事申請
- ● ご近所への工事挨拶
- ● 着工前の詳細打ち合わせ
まず、正式に工事契約が締結されたら、施工会社が施工のための人員とリノベーションに必要な資材を手配します。
システムキッチンやシステムバスルームは、発注から納品まで2週間〜1ヶ月程度かかるものも多いので、それらに合わせて工程を組まなくてはいけません。
着工を踏まえて現地で詳細を打ち合わせる機会も設けられます。
そして、マンションですと、管理組合への工事申請が必要で、工事内容やプラン、仕様を所定の書式に記入して提出するのが通常です。(参考:国土交通省|マンション標準管理規約|第17条「専有部分の修繕等」)
管理組合から正式な許可が得られてからでないと工事は始められません。
工事許可が下りてから、ご近所へのご挨拶も済ませておくと良いでしょう。
リノベーション会社との契約内容によっては、着工前に工事費用の一部を支払う場合もあります。
STEP⑦ リノベーションの工事打ち合わせを繰り返す
「工事が始まれば、あとは施工会社にお任せできる」と考える方もいますが、できれば工程の区切りがいいタイミングで、現地を訪れて進捗状況や仕上がりを定期的に確認しましょう。
すると、「こんなはずじゃなかった」「イメージと違う」などの失敗がありません。
また、解体してみて予想していた状況と異なり、プランの変更を余儀なくされることも少なくありません。
その場合も、施工会社との打ち合わせが必要です。
STEP⑧ リノベーションの完工検査に立ち会う・是正工事
工事が大体仕上がったら、施工スタッフ・リノベーション会社担当者・施主の三者が立ち会い、完工検査を行います。
この段階で、契約と違う部分や工事中についたキズ・汚れが見つかれば、手直ししてもらわなくてはいけません。
入居時期を早めに明確にしたい場合は、はっきりと引き渡しまでのリミットをリノベーション会社へ伝えましょう。
途中の現場チェックをしないと、施工店・施主様の間で思い違いが起こりやすく、直すのにかなりの期間がかかってしまうかもしれませんので、気を付けましょう。
STEP⑨ リノベーション工事の引き渡しを受ける
事例を見る:Case131「Living with Cats」
無事に完了検査をクリアしたら、いよいよ工事の引き渡しを受けます。
引き渡し自体は1日で完了し、一般的には以下の書類などを受け取ります。
- ● 工事完了(完成)引渡書
- ● 施工保証書
- ● 設備機器・内装材などの製品保証書
- ● 設備機器・内装材などの取扱説明書
引き渡しを受ける時点で、最終残金の支払いをしますので、その準備も整えておきましょう。
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STEP⑩ 引越しをする
引越し会社は、通常予定日の約1ヶ月半~1ヶ月前に選定し、事前に下見や契約を済ませておくとスムーズです。
繁忙期(3月中旬から4月中旬)や長期連休、土・日曜などは、引越しが集中する可能性もあるので、工程の進み具合を確認しながら、できるだけ早めに手配しておくことをおすすめします。
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■ スケジュールをコンパクトにしたい方には「ワンストップリノベーション」がおすすめ
一般的に、中古物件探しからリノベーション着工まで3〜4ヶ月かかる方が多く、さらに工事期間が加わり、長い方ですと新居へ引っ越すまでに10ヶ月以上かかる方もいらっしゃいます。
「そんな前から始められない」「もっとスケジュールを縮めたい」という方におすすめなのが、私たち“SHUKEN Re”の「ワンストップリノベーション」です。
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- ● 「物件購入+リノベーション」のトータルコストを把握しやすく、予算オーバーになりにくい。
- ● 物件探しの段階からリノベーションに適した中古マンションを探せる。
- ● 物件探しとリノベーションのプラン作成を並行して進められる。
- ● 住み始めてからの住宅に関する問い合わせ先を1本化できる。
新居へ引っ越すまでの期間も、住み替えにかかる費用も、トータルで把握できる点が最も大きいメリット!
計画的に“マイホーム計画”を進めたい方は、ぜひ私たちまでお気軽にご相談ください。
■ まとめ:リノベーション成功の鍵は「焦らず・着実に」進めること
中古マンションのリノベーションは、着工してみてから状況が変わることも決して少なくありません。
ですから、リノベーションの手順を理解して、「焦らず・着実に」スケジュールを進めていくことが大切です。
多少の遅延や延長も踏まえて、ある程度余裕を持ちながら引越しまでの計画を立てることもポイント!
「何からどのように始めたらいいか分からない」そんな方は、まず私たち“SHUKEN Re”へご相談ください。
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