公開日:2022-10-23 更新日:2024-07-04
築30年リフォームビフォーアフター|戸建て・マンション
この記事では築30年前後の戸建て・マンションリフォームを考えている方に、ビフォーアフター事例をたくさん紹介します。
実際の間取り図や仕上がり写真を見ながら、築30年の住まいをおしゃれに・暮らしやすくリフォームするテクニックを吸収しましょう。
・持ち家、中古住宅どちらでも、築30年はリフォームのちょうど良い時期です。
・築30年前後のビフォーアフター事例を、戸建て・マンションともに複数紹介します。
■築30年リフォームはちょうど良いタイミング
マイホームはちょうどメンテナンス時期
自己所有の戸建て・マンションは、築30年前後が大規模なメンテナンス時期にあたるため、まとめてリフォームするのに良いタイミングです。
給水管やユニットバス・キッチン・洗面・トイレなどの水回りは、30年前後が交換時期の目安です。
いっぺんにリフォームすれば床下や壁裏の給水管も一新できるので、水漏れの心配なく暮らすことができます。
また戸建て住宅の場合は、屋根・外壁などの外回りも30年がちょうど交換時期となります。
適切なタイミングでリフォームすることで雨漏れリスクを防ぎ、住まいの長持ちにつながるのです♪
まとめてリフォームすると費用がオトクになるので、築30年前後の家はトータルメンテナン計画を立ててみましょう。
中古住宅は価格と状態のバランスが良い
中古の戸建てやマンションを購入してリフォームする場合も、築30年は建物の状態と価格のバランスが良くねらい目です。
築古だと建物の状態や管理組合の存続など心配事が増えますし、築浅だと価格が高い物件が多くなります。
築30年前後の物件なら1981年以降の新耐震基準で建てられているので、耐震補強費用が不要なのもうれしいポイント♪
中古マンションも第五次マンションブームのころなので、バリエーション豊富な物件から選びやすいです。
建て替え・住み替えより費用を抑えやすい
住宅ローンの返済の終わりが見えてくる築30年前後は、老後を見据えた建て替えや住み替えの検討を始める方も居ます。
しかし新築マンションや建て替えは2000万円以上になることが多く、年齢によっては住宅ローンを組むのが難しいケースも。
対して今の建物を活かすフルリフォーム・リノベーションは、1000万円台で建て替えより費用を節約できることが多いです。
■築30年戸建てリフォームビフォーアフター
間取りの自由度が高い木造戸建て住宅はビフォーアフターの変化が大きく、理想の住まいをつくりやすいのが特徴です。
お部屋のデザインや開放感、動線の変化による暮らしやすさの工夫などに注目してみてください。
戸建てビフォーアフター① 築34年
築34年の間取りを活かして費用を節約し、懐かしい雰囲気をおしゃれなレトロ感にアレンジしたビフォーアフター事例です。
LDKは新築同様に仕上げるのではなく、パーケットフローリングやレトロ感のある照明器具でおしゃれにコーディネート。
シックな塗装仕上げの建具やキッチンのタイルなど昔ながらのデザインも多いですが、イヤな古さはなく上品にまとまっています。
住まいの顔となる玄関は、広い土間とオープン棚でアパレルショップのようなおしゃれ空間に♪
階段下のデッドスペースを活用したロードバイク置き場も、リフォームならではの間取りアイデアです。
戸建てビフォーアフター② 築35年
水回りの間取り変更をメインに、築35年の間取りを現代の暮らしに合わせてアップデートしました。
北向きの独立レイアウトだったキッチンは、南側に移動して明るく開放的に生まれ変わりました♪
リビングダイニングとの位置関係も近くなり、配膳効率やコミュニケーションしやすさも大きくアップ。
もともとキッチンがあったスペースは、在宅ワークから趣味まで広く活躍する書斎に変身。
利便性の高いリビング横和室はあえて残し、客間やキッズスペースなど多目的に活用できます。
既存間取りを活かすことでコストダウンになるのもうれしいですね♪
戸建てビフォーアフター③ 築36年
昔ながらの独立間取りを一つなぎにして、ビフォーアフターで大きくデザイン・動線が変化したお住まいです。
独立していたダイニングキッチンと和室をつなぎ、家族のコミュニケーションが生まれる開放的な空間に。
キッチンは壁付けから対面レイアウトに変更し、お子さんを見守りながらお料理もできます。
玄関ホールと洗面所の広さを調整して、ひろびろ使える造作洗面台も実現しました。
■築30年マンションリフォームビフォーアフター
床面積が限られるマンションリフォームでは、効率の良い間取りづくりが大きなポイントとなります。
間取り図のビフォーアフターで、30年前の間取りを現代のライフスタイルにマッチさせるポイントをつかんでみてください。
マンションビフォーアフター① 築30年
フルリフォーム前提で中古マンションを購入し、リーズナブルに思い通りの間取りを実現したお住まいです。
寝室をコンパクトにして拡張したキッチンは、半個室のおしゃれなレイアウト。
前後に壁があるので収納をつくりやすく、ダイニング方向に開けているので圧迫感もありません。
鉄筋コンクリートむき出しのスケルトン天井で、ラフなイメージと大きな開放感をプラスしています。
マンションビフォーアフター② 築32年
お子さんの誕生を機に、3LDK中古マンションを買ってフルリフォームした事例です。
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
全体的に水回りの位置を入れ替えて、大きな掃き出し窓の開放感が強調されました。
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
キッチン⇒洗面⇒クローゼット⇒寝室までの動線は、移動しながら複数の家事をこなせる暮らしのアイデア。
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
玄関横の大きなシューズインクローゼットは、リフォームならではの費用対効果が大きい間取りアイデアです。
マンションビフォーアフター③ 築32年
典型的な田の字型3LDKの間取りを、自由な発想でご夫婦二人暮らしにフィットさせました。
玄関から土間続きのシューズインクローゼットは、寝室の位置と広さを調整して生み出したスペースです。
窓が無くなってしまった寝室は、室内窓を活用して明るさ確保&圧迫感を軽減。
独立キッチン・和室・リビングの3部屋を一体化し、現代風のおしゃれで開放的なLDKに変身しました♪
マンションビフォーアフター④ 築33年
2LDK⇒1LDKの間取り変更で、オリジナリティあふれるデザイン&間取りのお住まいにリフォーム。
玄関⇒キッチン⇒リビングの動線は、回廊のような造りでワクワクするような雰囲気です。
細長い間取りですが奥行きがあるので、奥行きが強調されて床面積以上の広がりを感じさせてくれます。
寝室もアンティーク調の建具やコンクリート天井がマッチして、素敵な雰囲気に仕上がりました。
■築30年リフォームのお客様の声
最後に、築30年のお住まいを素敵にリフォームしたお客様の声をご紹介します。
BEFORE
新築マンションに引っ越すのが夢だったというT様夫妻。築30年を過ぎて設備の老朽化や間取りの不便を感じるようになり、最初は新築マンションを探し始めたのだそうです。
しかし自宅よりアクセスや広さなどの条件が良い新築物件に出会えず、費用面の負担が少ない自宅リフォームに気持ちが傾いていきました。
そんなときたまたま近くで見つけたSHUKEN Reの完成見学会をご覧になり、自宅とほぼ同じ築年数のマンションリフォームを見て心が動いたのだそうです。
工事中毎週現場に足を運んでいた奥様は、徐々にできあがっていく様子にわくわくしていたそうです♪
「確かに2回の引っ越しは大変だったけど、あと味がとっても良い!」と笑顔の感想をいただきました。
■まとめ
築30年は戸建て・マンションともにリフォームに適したタイミングなので、メンテナンスとともに素敵な間取りアイデアも盛り込んでみましょう。
今回ご紹介した以外にも100件以上のリフォームビフォーアフターを掲載しているので、こちらも参考にどうぞ♪
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