公開日:2022-09-20 更新日:2024-07-04
機能的なランドリールームの広さとは?|【実例】洗面間取りを無駄なく活用する方法
毎日行う洗濯家事、洗濯機から取り出した後の工程も多く、他の家事や育児の合間をぬって効率的にこなすのはなかなか大変です。
近年では、天候や時間帯に影響されない室内干しにいいサンルームや洗濯から収納までを1つの空間で済ませるランドリールームを検討する家庭が増えています。
そこで今回は、家事に便利なランドリールームのメリット・デメリットやおすすめ実例、間取り配分でお悩みの方向けに機能的な広さ確保の方法もご紹介していきます。
ぜひ、おしゃれで快適な暮らしづくりリノベーションの参考にしてみてくださいね♪
・ランドリールームをつくるメリット・デメリット、お得な対策アイデアを解説します。
・機能的でおしゃれなランドリールームのおすすめリノベ実例を見ることができます。
目次
■人気のランドリールームとは
事例を見る:Case78「COLORFUL×STYLISH」
ランドリールームは、洗濯物を洗う・干す・アイロンをかける・畳むといった一連の作業をスムーズに行うための空間です。
間取り次第では、洗濯家事だけでなく、サニタリーや収納の役割を持つ、便利な兼用スペースとして設計することも可能です。
まずは、人気のランドリールーム兼用空間のご紹介をしましょう。
・洗面所兼用のランドリールーム
人気のランドリールーム間取りの1つに、洗面所と兼用でランドリールームをつくるスタイルがあります。
「洗濯室を採用したくても間取りに余裕がない」「個室だと換気や動線に良くない」住まいの場合、約1~2畳分スペースを広げることで、洗面所もランドリールームも広く、風通し良く活用することができます。
・ファミリークローゼットとつながるランドリールーム
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
ランドリールームは、個室で確保してしまうとかえって使い勝手の悪い空間になってしまうケースがあります。
独立した間取りは、湿度がこもってしまったり、動線の往復回数が増えてしまったりします。
そこでおすすめなのは、ランドリールーム続きに、できた洗濯物を収納するのに便利なファミリークローゼットをレイアウトすることです。
そのまま、寝室やリビングに通り抜け可能な間取りにすれば、さらに効率的な家事動線の確保にもつながります。
■ランドリールームのちょうどいい広さ
次に、ランドリールームにちょうどいい広さをご紹介します。
・2~3畳を目安に設計
洗濯物を取り出して、干す、畳むの動作がしやすく、1~2本の物干し竿が設置できる広さとして、約2~3畳を目安に設計します。
前項で紹介した「兼用間取り」や「通り抜け間取り」の場合、必ずしもこの目安が適切とは限りません。
2~3畳は、あくまで洗濯スペースとして必要な広さで、個別にこの広さを確保する必要はなく、兼用で使える間取りの場合は、その方が便利なこともあります。
・兼用スタイルで広さを節約
前項で触れた「洗面所兼用ランドリールーム」のように、洗面所のスペースと洗濯室のスペースを兼用することで、全体として約1~2畳分のスペースを節約することができます。
例えば、マンションのリノベーション時に、ランドリールームが欲しいけど「間取りに限りがあって難しいかも…」という場合でも、洗面空間を約1~2畳だけ広げて設計すれば、どちらも広々と使い勝手のいい空間になります。
■ランドリールームをつくるメリット
ランドリールームをつくる基本的なメリットをご紹介します。
・家事効率がいい
洗濯機のある洗面所や脱衣所近くに、洗濯物を干す・畳む・アイロンがけなどの作業ができるランドリールームがあれば、重い洗濯物を持ってベランダやサンルームに移動する必要がなくなります。
・外干しによる心配不要
日当たりや風通しが良く、快適な室内干しのできるスペースがあれば、外干しの際に気になる、花粉や黄砂、PM2.5などの付着による外気リスクから洗濯物を守ることができます。
・天候・時間帯に左右されない
衣類乾燥除湿器のあるランドリールームをつくることで、天気の悪い日や夜間の洗濯家事も快適に行うことができます。
■ランドリールームをつくるデメリットと対策
事例を見る:Case2「海外のようなアンティーク感をまとう」
ランドリールームをつくる際の注意ポイントと対策アイデアも押さえておきましょう。
・通気性・湿気対策が必要
ランドリールームをつくる場合は、特に風通しに注意して、湿気のこもりによる「生乾き」を避けることが大切です。
風が通り抜ける配置を意識して、2か所以上の窓や換気扇を設けましょう。
また、夜間や湿度が高い時期のために、衣類乾燥除湿器やファンの導入を検討してみましょう。
・広さやレイアウトに工夫が必要
ランドリールームの広さは、広過ぎず狭過ぎないスペースの検討が大切です。
広過ぎて他の間取りを圧迫してしまったり、狭過ぎて使い勝手の悪い空間になってしまったりすることのないよう、家事効率や家事動線を意識した、無駄のないレイアウトを考えてみましょう。
■【実例】使い勝手のいい快適なランドリールーム
最後に、見栄えも使い勝手にもこだわったランドリールームの実例をご紹介しましょう。
・物干し場に工夫したランドリールーム
トイレの壁に描かれたアートが自由で個性的な、水回り集約間取りの実例です。
自分の行動パターンを知り尽くした快適なサニタリー設計で、アイロンがすぐできるカウンタースペースも造作しました。
入浴時以外は、洗濯物を掛けておける物干し竿も便利です。
・湿気対策もバツグンの洗濯室
明るい日差しと風通しのいい広い空間が贅沢な、洗面所兼用ランドリールーム。
天気のいい日には、洗濯機横の勝手口から外に出て、外干し&取り込みが楽々できるスマートな間取りです。
・キッチン⇔洗面所の距離感が絶妙
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
キッチンとT字につながる、こちらの洗面所兼用ランドリールームは、内装デザインのこだわりと機能的な動線に配慮したスタイルです。
キッチンでの調理作業の合間に洗濯家事をするのにも、サニタリーからファミリークローゼットに洗濯物を片付けるのにも便利なレイアウトに仕上げました。
・洗濯家事動線×収納で無駄なく空間活用
洗面所&ランドリールームに大充実の収納スペースを設けた実例です。
家事動線と収納を一体化させたスタイルで、ご家族の誰もが片付け&取り出しを進んでできる効率的なデザインに仕上げました。
■まとめ:家事効率を高めるランドリールームのある暮らし
実用的でもおしゃれなランドリールームをつくるには、まず住まいの間取り全体のバランスや家事動線のいいレイアウトを整理して考えることが大切です。
日当たりや風通しはもちろん、ランドリールーム自体の使い勝手や移動のしやすさをシミュレーションして、最適な広さや物干し竿の位置を検討してみましょう。
ぜひ、自由で快適な理想の間取りリノベーションを実現させてくださいね♪
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