公開日:2022-09-17 更新日:2024-07-04
おしゃれな洗面台は造作設計がおすすめ|造作洗面台のデザインとリノベ費用
理想のキッチンやリビングを造作設計でデザインするように、ご家族だけが使う洗面室であってもおしゃれに使い勝手よく仕上げたいですよね。
毎朝の身支度や夜のヘアケア、スキンケア時間が楽しくなるような、自分好みの洗面台をカスタマイズして、こだわりの水回り空間を素敵にコーディネートしてみませんか?
今回は、リノベーションでつくるオリジナル造作洗面台の基本的なメリット・デメリットと洗面台のスタイルや価格相場、さらにおすすめ実例のポイントを見ながら解説していきます。
リノベーションで憧れの暮らしを手に入れて、「好き」にあふれた住まいを実現させたい方の参考になれば幸いです♪
・洗面台・洗面ボウルのスタイルや価格相場をご紹介します。
・おすすめ造作洗面台の実例とこだわりポイントの解説を見ることができます。
目次
■オリジナル造作洗面台のメリット
近年、家づくり雑誌やSNSでもおしゃれな造作洗面台を目にする機会が増えてきました。
洗面台は、水回り設備の中でも比較的安く造作設計のしやすい場所として注目されています。
それではまず、オリジナル造作洗面台をつくるメリットから見ていきましょう。
・リノベーション空間に合わせたサイズ調整
ユニット洗面台のような既製品は、一見すき間なく設置できる便利な設備のように思えますが、サイズのパターンや組み合わせが決まっているため「間取りにしっくり収まらない」というケースも少なくありません。
特に、間取りに制限のあるリノベーションにおいて、ちょっとしたデッドスペースや空間に圧迫感が出るのは極力避けたいところです。
リノベーション空間に合わてサイズ調整のできる造作洗面なら、洗面室の広さと洗面台の使い勝手にも考慮した快適設計で、住む人の希望に寄り添ったスタイルをつくることが可能です。
・自分好みのデザインに仕上がる
造作洗面を選ぶ場合、既製品にはない憧れの海外メーカーの洗面ボウルやホテルライクなダブル洗面など、デザイン性も機能性もワンランクアップした、こだわりの洗面台を自由にコーディネートすることができます。
近年では、デザイン性に富んだ洗面ボウルや水栓をすぐにネットで探すことができるので、リノベーション会社と一緒に仕上がりを相談しながら決めるのもいいかもしれません。
また、洗面台だけでなく、洗面まわりの鏡や照明、収納、クロスといったアイテムも自由に選ぶことができるので、よりオリジナリティの高い空間をつくりたい方におすすめです。
・使い勝手が自由に設計できる
造作洗面では、洗面ボウルや水栓だけでなく、洗面カウンターの仕様や洗面所の収納設計、鏡や照明といったインテリアのデザインも自由にコーディネートすることができます。
そのため、空間の見栄えはもちろん、ご家族の使い勝手を考えたボウルの数・大きさ、カウンターの高さ・長さ、収納の量・配置など、ライフスタイルや一人一人の希望に合わせて造作設計を進めていくのが理想的です。
■オリジナル造作洗面台のデメリット
続いて、造作洗面のデメリットも押さえておきましょう。
・デザイン設計が難しい
造作洗面を選ぶメリットの最後でも紹介したように、ご家族のライフスタイルや希望に合わせてデザインや仕様を設計していくので、当然既製品を選ぶより時間と労力がかかります。
しかし、近年では参考になる実例も増えてきているので、お好みのテイストや使い勝手の良さそうなデザインの写真を共有して、順調にプランを進めていくのがいいでしょう。
・費用が高くなるケースも
完全なオリジナルで造作するため、洗面室の広さや使用する材料、導入するアイテムによって総予算はピンキリです。
また、メーカーの工場でつくる既製品と比べて、さまざまな場所からパーツを取り寄せる造作設計の方が結果的に費用が高くなるケースもあります。
あらかじめ予算を施工会社と相談しながら、デザインを進めていくのがおすすめです。
・パーツの相性や保証をチェック
造作洗面では、お好みのパーツを組み合わせて設計していくので、素材によっては相性が良くなかったり、使い勝手に支障が出たりするケースも考えられます。
施工会社との設計時に、組み合わせ方や各パーツの保証などを確認すると同時に、プロの目線で素材・アイテム選びのアドバイスを受けるのもおすすめです。
■造作洗面台の費用相場と人気のボウル設置スタイル
造作洗面台の工事費用相場は、1台約6万円~15万円と幅があります。
これは、施工費と材料費を合わせた価格で、グレードの高いメーカーの既製品20~40万円(材料費)と比べると安価ですが、一つ一つパーツ価格によっては造作設計の方が高くなる場合もあります。
また、パーツ自体の耐久性や掃除性、造作洗面台全体の施工性やメンテナンス性、安全性にも考慮する必要があります。
そこで、ここでは洗面台のメインとなる「ボウルの設置3スタイル」について見ていきましょう。
ぜひ、水栓の取り付け方にも注目してみてくださいね♪
・ベッセルスタイル
カウンターの上にボウルを置いたスタイルで、個性的な印象とボウルの深さによってはカウンターへの水はねを軽減させる効果が出ます。
ボウルの大きさによっては、高さ調節が難しいケースもあるので注意が必要です。
実例写真の洗面台では、デザイン性があって、カウンターまわりの掃除がしやすい「壁付け水栓(ハイバックタイプ)」を採用しています。
・半埋め込みスタイル
ボウルを半分ほど、カウンターに埋め込んだスタイルで、ホテルやマンションでよく採用されています。
ボウルと水栓のデザインをスッキリとおしゃれに見せることができます。
実例写真の洗面台では、施工性が高く、メンテナンス時にも便利な「カウンター面設置タイプ」を採用しています。
・埋め込みスタイル
ボウルが、カウンターの下に埋め込まれたスタイルで、掃除のしやすいフラット設計です。
主張し過ぎないスッキリとした印象で、実用性も備えています。
埋め込んだボウルを隠すためのカウンターの厚みや下部収納スペースへの圧迫に注意が必要です。
■【実例】造作洗面台のデザインとインテリアのポイント
最後に、造作洗面台のおしゃれなリノベーション実例とこだわりポイントをご紹介しましょう。
・使い勝手のいい高さと広さにこだわる
清潔感と温かみのある造作洗面台。
使い勝手のいい洗面台の高さ「身長÷2」を参考に設計して、身支度をしたり、洗濯物を畳んだりするのにも便利な作業スペースも確保した、ナチュラルで快適な洗面カウンターです。
・ミラーの大きさとデザインも大切
アンティークにこだわる大人の男性にぴったりの造作洗面台。
空間に合わせて造作した広い洗面カウンターとワイドな鏡がかっこいいデザインです。
モルタルの床に合わせたグレーのタイル壁が空間全体の印象を引き締めています。
・水栓の種類選びも重要
施工性・メンテナンス性・安全性を考えてシンプルなボウルを採用する場合、こだわりの水栓選びでアクセントをつけるのもおすすめです。
白と金の2色コーディネートが、高級感のある洗練された洗面空間を演出しています。
・造作設計ならではの収納配置
リノベーションで造作洗面台をつくるなら、収納動線にこだわるのもおすすめです。
実例の住まいでは、洗面室の横に着替えスペースつきのファミリークローゼットをレイアウトして、朝の身支度や入浴後の着替えにも便利なアクセスしやすい間取りを確保しました。
■まとめ:おしゃれで機能的なリノベ洗面室
リノベーションでつくる造作洗面台は、理想のデザインや便利な機能を自分好みにカスタマイズして実現させる自由度の高い設計です。
高い料金をかけて既製品を導入するよりも、こだわりと暮らしやすさを間取りや空間にフィットさせる、柔軟なリノベーションならではのスタイルを楽しむ魅力が詰まっています。
ぜひ、自由で快適なオリジナリティのあふれる住まいをリノベーションで実現させてくださいね♪
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